黒い牡牛のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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黒い牡牛

[クロイオウシ]
The Brave One
1956年上映時間:100分
平均点:5.20 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
ドラマファミリー
新規登録(2005-03-08)【うらわっこ】さん
タイトル情報更新(2022-04-24)【イニシャルK】さん
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監督アーヴィング・ラパー
キャストマイケル・レイ(男優)
菅谷政子(日本語吹き替え版【TBS】)
千葉順二(日本語吹き替え版【TBS】)
原作ダルトン・トランボ
脚本ダルトン・トランボ(ノン・クレジット)
音楽ヴィクター・ヤング
撮影ジャック・カーディフ
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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5.《ネタバレ》 最後の闘牛のシーンのみ。ワタシ、闘牛のルールなど知らないのですが、リベロの美しいしぐさとヒタノのたたずまいを堪能したと思いました。しかし。60年以上前には、少年と牛の美しいキヅナの物語として扱われていたんのでしょうか?今見ると、非常に危険なものをねだり、そして親はそれを簡単に子に与え、たいしたしつけもせずに、管理もしない。しまいには大統領にまでダダこねる、なんだこれの展開。無垢を装い、えらく無神経だよな、お前。延命が許されたヒタノに駆け寄るレオナルドの姿をみて、ああこのクソガキが最後ひどい目にあう映画かと思ったオレは今、あんまり良くないかも知れない。
なたねさん [DVD(字幕)] 3点(2022-05-23 11:52:44)
4.《ネタバレ》 西部劇との先入観で見たら、全然違っていてびっくり。
ヒヤヒヤするが、ヒリヒリはしない映画。長くはない映画なのだが、どうも退屈。
闘牛に着目して見るならば、今となっては闘牛はいけませんなあと感じさせる映画。闘牛における人間側の勝手な解釈が痛々しい。
なんなんだこの手のひら返しは、て感じ。生かすも殺すも観客次第の闘牛場。
そういう所に何らかの皮肉や比喩を示しているかもしれないが、内容がこうもつまらなくては目も当てられない。
強い陽光に力強いカラーがまぶしい。メキシコシティーのPR映画とも言える。
ほとはらさん [DVD(字幕)] 3点(2022-04-17 19:55:57)
3.《ネタバレ》 ヒターノが烙印を捺される姿にアカ狩りで反米の烙印を捺されたダルトン・トランボが重なります。大人の事情など知らないひたむきな少年レオナルドが一見主役のようですが、主役はヒターノ。私的に人間がよってたかって牛をなぶり殺しにするイメージを持つ闘牛において、不屈の闘いぶりで生を勝ち取った姿に感動。牛にひれ伏す事となった秀作。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 7点(2019-01-26 23:51:06)
2.《ネタバレ》 ダルトン・トランボの偽名、ロバート・リッチのアカデミー最優秀ストーリー賞受賞で有名だが、
ジャック・カーディフ撮影の蒼空と積乱雲が鮮やかに映えてより印象に残る。
様々な動物たちの駆け回る雄大な放牧地から、後半は車が走り回るメキシコ市内へ。
クライマックスの闘牛場はさらに華々しい色彩に彩られ、悲壮を引き立てる。

少年が間一髪で牡牛を救うものと思いきや、さにあらず。
大統領に嘆願するため街中を彷徨い歩く少年と、闘牛場を駆けまわる牡牛が対となるが、
牡牛自身の尊厳と勇敢が勝利する、というストーリーがやはり泣かせる。
二人が寄り添いながら出口へと向かうシルエット、そのラストショットが素晴らしい。
ユーカラさん [ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 7点(2016-08-25 23:59:43)
1.《ネタバレ》 すべてネタバレですので、心して読んで下さい。

昔々のその又昔私が中学生の頃(2015年現在60歳デス)テレビで放映されていて後半で涙が止まらず今はもうこの世からいない父親から変な目で見られた記憶が未だに残る映画である。個人的には傑作だと思う。

スペインの闘牛用の牛の飼育を任された少年とその牛との物語。牛の飼育を任されて少年は一生懸命に牛を育てるがそれは闘牛用の牛の運命、成長してその牛は闘牛場に連れて行かれ闘牛士からナガ〜い剣で眉間を一突されて殺される運命である。その闘牛場に少年は連れて行かれ運命の時を待つ事になる。この設定はどうしてもおかしいのだがそれはあえてココには書かない。だって少年が自分の愛する牛が殺される現場に行きたいなんて思わないだろう?でもなぜかソコに少年はいるのである。見せ場は最後の場面、闘牛の戦いぶりに感激した観客が「インドールト(牛を殺すな)」と叫び始めるのである。ボクも知らなかったが観客がこの言葉を言い出して闘牛管理委員会?のお偉いさんが闘牛場にいて観客の意思が強いと判断した場合、牛は闘牛士から殺される事から免れるのである。九死に一生を得た牛が闘牛場にたたずむ。少年がたまらず塀を乗り越えて牛に向かって走り出す。興奮した牛は少年に向かって走り出す。何にも知らない観客は少年が牛に轢かれるのではと危惧するが牛は自分を育ててくれた主人である少年に甘える様にさえずる。牛と少年は闘牛場から歩き出しエンディング、涙、涙のエンディング、良かったです。

https://www.youtube.com/watch?v=KQ59PTyRB6M

今、冷静に観れば6点かな、観た45年前なら満点を付けてます。

2019年11月1日コメント
リンクのYouTubeでは現在視聴不可になっております。
アマデウスga好きさん [地上波(吹替)] 6点(2015-08-19 18:37:17)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 5.20点
000.00%
100.00%
200.00%
3240.00%
400.00%
500.00%
6120.00%
7240.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

【アカデミー賞 情報】

1956年 29回
脚本賞ダルトン・トランボ受賞(原案賞)
編集賞 候補(ノミネート) 
録音賞 候補(ノミネート) 

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