4.《ネタバレ》 グイ・ルンメイは相変わらず魅力的。
話としては、前半はベタな恋愛劇、後半はうってかわって時空を超えたファンタジーという構成。
前半のベタな恋愛劇のまま通してくれたらと、現代の台湾映画に無理な願いをこめたのも虚しく、やっぱり後半は突飛な展開へと発展していく。
日本映画もそうだが、台湾映画は、もはや最初から最後までベタな恋愛映画で通すのは不可能な模様。
観客側がそれを望んでないからなんだろうが、別に普通の恋愛ドラマでいいじゃないか!
少なくとも、私はそれを望む。
監督・主演・音楽・脚本を手がけたジェイ・チョウだが、音楽だけは素晴らしい。
それ以外は、どうもなぁ。
今後のジェイ・チョウの活躍には目を離せない、どころか、興味がない。