38.《ネタバレ》 スカーレットヨハンソンの体がエロすぎる、とか、主人公格のジジのmisono感が強すぎる、てかもうこの女misonoでいいじゃん!とかいろいろ些末な点が気になる本映画ですが、一番気になるのは「邦題」でしょうか。
原題の「He's Just Not That into You」は、要するに「彼は貴女に興味ないだけです」という、この映画中で何度かジジに対して語られるセリフそのものであり、ジジが一応主人公格であるこの映画にはわりとふさわしいタイトルになっています。
しかし邦題は「そんな彼なら捨てちゃえば?」で、あれ、これって映画の中の誰目線かと考えると、ジェニファーコネリーのものです。
なんと邦題だと主人公自体を別の女性に変えちゃってるわけですね。
てかこれじゃテーマもスタンスも変わっちゃってます。真逆です。
いやいやそれだめだろ!
確かにこれは群像劇であり、明確に誰が主人公だと言えるものではないのでしょうが、しかしストーリー中の扱いと何より原題を見て明らかなように、この映画の主人公格はmisono…じゃなくてジジ。
にも拘わらず邦題で主人公どころか映画のテーマすら変えちゃうってのはいかがなものなんでしょう?
やはりジジのmisono感が強すぎて日本人には耐えられなかったのでしょうか?
うん、そうなのかもしれません。
洋画の邦題で意味まで変えさせちゃうとは!おそるべしmisono!!
あと、この映画を観ていて痛感したのですが、私、ほんとに女性にしか興味がありません。
女優さんは(ある意味これだけの豪華キャストでは当然なのですが)名前も顔もよくわかります。
間違いようがありません。
しかし男性の区別がほとんどつかないんです。
特にありがちな白人2枚目俳優はまったくわかりません。
ブラッドリークーパーだのベンアフレックだの、有名俳優が出てるにも関わらず「えっとこれは誰だっけ?誰の彼氏だっけ?」状態。
いろんな洋画を観ていてちょくちょくそんな気はしてましたが、ほんと私2枚目系男優には興味ないんだという事がよくわかった映画鑑賞でした。
だってこのブラッドリークーパー、たとえば10クローバーフィールドレーンにも出てたらしいんですが、あの映画観ててどこに出てたか最後まで全然わかんなかったくらいなんですから…って、電話の声だけの役なの??
そんなんわからんわ!!