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スペル

[スペル]
Drag Me to Hell
2009年上映時間:99分
平均点:5.76 / 10(Review 84人) (点数分布表示)
公開開始日(2009-11-06)
公開終了日(2010-04-23)
ホラーサスペンスオカルト映画
新規登録(2009-09-25)【すぺるま】さん
タイトル情報更新(2017-07-02)【+】さん
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監督サム・ライミ
キャストアリソン・ローマン(女優)クリスティン・ブラウン
ジャスティン・ロング(男優)クレイ・ダルトン
ローナ・レイヴァー(女優)シルヴィア・ガーナッシュ
デヴィッド・ペイマー(男優)ジム・ジャックス
アドリアナ・バラザ(女優)シャウナ・サン・デナ
チェルシー・ロス(男優)レオナルド・ダルトン
モリー・チーク(女優)トラディー・ダルトン
レジー・リー(男優)スチュー・ルービン
テッド・ライミ(男優)医者
オクタヴィア・スペンサー(女優)銀行の従業員
クリストファー・ヤング(男優)カップケーキを持って歩く人
小島幸子クリスティン・ブラウン(日本語吹き替え版)
片岡富枝シルヴィア・ガーナッシュ(日本語吹替版)
星野充昭ジム・ジャックス(日本語吹替版)
滝沢ロコシャウナ・サン・デナ(日本語吹替版)
脚本サム・ライミ
アイヴァン・ライミ
音楽クリストファー・ヤング
作曲ラロ・シフリン"Rock Ballad"
エンニオ・モリコーネ"Non Rimane Piu Nessuno"
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン「ピアノソナタ第8番」
編曲クリストファー・ヤング
撮影ピーター・デミング
製作ロブ・タパート
サム・ライミ
アイヴァン・ライミ(共同製作)
ユニバーサル・ピクチャーズ
ゴーストハウス・ピクチャーズ
製作総指揮ジョー・ドレイク
ネイサン・カヘイン
配給ギャガ・コミュニケーションズ
特殊メイクグレゴリー・ニコテロ(特殊メイク監修)
ハワード・バーガー(特殊メイク監修)
ノーマン・カブレラ
K.N.B. EFX Group Inc.
特撮ノーマン・カブレラ(特殊効果)
ティペット・スタジオ(視覚効果)
K.N.B. EFX Group Inc.(特殊効果)
美術ジョナサン・ブロック(3Dアニメーター:タイトル・デザイン)
振付ノーマン・カブレラ(パペット操演)
グレゴリー・ニコテロ(パペット操演)
編集ボブ・ムラウスキー
あらすじ
銀行の融資担当者で次長の椅子も近いポジションにいるクリスティン。セレブな家の出である恋人もいて、その人生には追い風の予感が。ところがある日、返済期日の延伸を懇願する老婆を拒否したことから、恨みを込めた謎の言葉を浴びせられてしまう。そして、その時から恐ろしい現象が彼女を襲い始めるのだった。そう、彼女は呪われてしまったのだ。果たして呪いは解けるのか? サム・ライミ監督が送る恐怖の世界。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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84.《ネタバレ》 何故サム・ライミ監督が支持されるのか理解しました。娯楽性豊かなアクションにコメディ&グロテスクのエッセンスがベストマッチ。執拗に汚物を飲まされ、髪の毛を引きちぎられるヒロインに、歯無しババアの噛み付き攻撃。オモシロ気持ち悪い。これはクセになります。そして忘れてならないのは、カメラワークの巧みさ。奇抜なアングルを用いなくても、印象に残るシーンを随所に作り出していました。役者のイイ表情を逃さず捉えるのも上手いのでしょう。人物造詣もお見事です。とりわけヒロインのキャラクターが気に入りました。ババアを車外に蹴りだし勝ち誇る人間臭さ。霊媒師に払う大金を自力で工面しようとする責任感。イイですね。それに呪いのボタンの処分の時のこと。もし彼女が躊躇無く同僚を地獄に蹴落とせるタイプの人間ならば、共感出来なかったでしょう。かといって復讐を考えない程お人好しなら手に負えない。彼女の良心は、私たちが持てる標準的なもの。だからうんと肩入れして物語に望めました。ラストがまた秀逸です。このままの無事のハッピーエンドを望めない事くらいは、物語の流れを見れば分かります。でもここまで後味の悪い結末が待っていようとは。突き放した感じにピリピリ来ます。情状酌量、社会的制裁、本人の反省等々、量刑を手加減する言い訳に慣らされている自分に気づきました。この結末に慈悲はありません。でも道理には適っています。そこにある種の心地よさ感じるのは何故なのか。最悪と爽快さの同居。自分でも知らない感情を引き出されては、褒めない訳にはいきません。サム・ライミ監督、恐れ入りました。
目隠シストさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2010-11-15 18:27:13)(良:4票)
83.《ネタバレ》 サム・ライミという監督が登場した当時のUNIVERSALのロゴマークで始まる本作は、彼がこの映画で何を描きたいのかということの表明だ。「死霊のはらわた」が処女作の彼は、ホラーというジャンル映画の監督の枠で収まることなく、西部劇や野球ものを描き、そして「スパイダーマン」という大衆向け商業映画を大成功に導いた。そうやって培ってきた映画的感性を自分の原点にフィードバックさせた、原点回帰がこの映画である。

風や物音、カーテンに映るシルエット、蠅などの虫や、体内から吹き出るどろどろな液体の数々など、もはや使い古された手段ばかりがスクリーンを駆け巡るが、彼の円熟の域に達した演出力は決してそれを飽きさせない。
白い封筒の中に丸い何かが入っているというそれだけでラストのサスペンスを盛り上げていく巧さなど見事だ。車中でアリソン・ローマン演じるクリスティンが誤った封筒を手にした瞬間、誰もがそれに入っているのはボタンではないくコインであると気付く。その真実を知るのは観客のみであるというところにサスペンスの巧さがある。つまりコインは重要で、だからこそ、ジャスティン・ロング演じるクレイと彼の父親との会話の中にもさりげなく登場させ、その存在を決して観客に忘れさせないのだ。
またクリスティンがローナ・レイヴァー演じるガーナシュ老婆の口に白い封筒を突き刺す泥々のシーンを雨で浄化させていき、そのままフェードでシャワーシーンに移行するところから始まり、彼女のハッピーエンドを期待させるような明るいシーンの連続はホラー映画だけを撮り続ける監督では出来ない晴れ晴れしさであり、また、地獄への素晴らしい前ふりであった。
そして彼女がいきなりコートを買う。これがおかしい。このシーンを見ているとき、何故ここでこんなシーン挿むのか不思議でならなかった。確かにとても大切な旅行だ。しかし突拍子もない。だがそれは、ボタンが入った封筒を出すきっかけへの絶妙な伏線だったのだ。あざとさをまったく感じさせない巧さだ。

そして謝れば許されるという結論には決して辿り着かせない潔さ。何があってもクリスティンを守ると誓ったはずなのに、彼女を守れなかったクレイのクロースアップ。そしてスクリーンいっぱいに映し出される「DRAG ME TO HELL」の文字。「俺も地獄に連れて行ってくれ!」素晴らしいではないか。
真のアメリカ映画とはこういう映画のことだ。
すぺるまさん [映画館(字幕)] 8点(2009-11-29 01:47:24)(良:4票)
82.《ネタバレ》 男性なら、となりに、美女や美少女が座ったら嬉しいものです。
でも! 実はオカマとわかった瞬間、嬉しくないものでしょう。
さて、この映画はサムライミ監督作です。それを前提に観たかどうかで評価が大きく変わります。
原題は「私を地獄へ連れて行って」です。
観る前にタイトルでネタバレしてる馬鹿映画、コメディ映画なんですね。

さてあらすじ。
主人公は、老婆の住宅ローン延期(三度目)を断ります。
その理由は、いま出世争い中で、上司から決断力を試されているからです。

私の知る限り日本の会社員は、主人公と同じ事をして出世していくものでしょう。
だから主人公はごく普通の会社員であり、何も悪い事はしていない、そのはずなのです。
って、アメリカが舞台の映画ですが。

がっ! 老婆は死の呪いをかけました。三日後に確実に死ぬ恐ろしい呪いです。
ひでェ~婆ァです。

ところで主人公は結婚前の若い女性です。
金持ちで優しいフィアンセもいます。
そんな将来ある主人公を、老婆はものすごく苦しめたあげくに殺したわけです。
ラミアの呪いを知った上でかけたのだから、殺したと同じことです。
だから老婆は徹底的に悪人です。
主人公は何も悪くないのです(現代社会的には)。

主人公は子猫を殺しましたが、命が助かるなら誰でも同じことをするはず!
みんな、牛豚鶏の身体を食べてるでしょ? 何が悪いんでしょう? 仕方なかったのです。

もし私が老婆と同じような立場なら……、主人公をすごく怨むことでしょう。
が、殺すなんてとんでもない。せいぜいが、一週間寝込む程度の呪いで充分です。

これはあくまで映画で、面白ければ良いのです。
私は最高に楽しみました。だから10点満点なのです!
激辛カレーライスさん [DVD(字幕)] 10点(2016-06-27 16:20:56)(良:2票)
81.《ネタバレ》 傑作ホラーといわれている「死霊のはらわた」が個人的に全く合わなかったので、無理を承知で鑑賞してみたが、やっぱり合わなかった。
極端につまらないとは思わないが、どうにもノリ切れない。
ホラーともコメディともいえない独特な路線がサム・ライミ監督の持ち味なのかもしれないが、自分にはどちらにも振り切れていないと感じられて、中途半端にも映った。
それほど怖くもなければ、それほど笑えるわけでもないという生煮え状態が続く。
追いつめられていくような心理的な圧迫もなく、単に“突然さ”と“音”だけで誤魔化しているのではないかと感じられるところもチラホラと見受けられる。
冒頭の車内バトルは楽しめたので、あのようなテンションが続けばもうちょっと楽しめたと思われるが、あとは基本的にはワンパターンにも感じられた。
作り物のグロさには耐性があるので、あの程度ではビクともしない。
冒頭を過ぎれば、肝心のババアとのバトルも盛り上がりはない(死体に髪を引っ張られるだけのシーンは“お約束”と笑えばいいのか)。
ラストの落としどころは誰でも分かるように製作されている。
それはそれで「そのネタをいつ明かしてくれるんだ!」というワクワクするような期待感を抱くことができるものの、ノリ切れない者にとっては「バレバレなんだよ。早くしろよ!」という“萎え”という感想も抱くことにも繋がる。
完全に見る者を選ぶ映画といえそうであり、自分はもちろん選ばれなかったようだ。
こういう作品を心から楽しむことができないのは、自分はちょっと損をしているかもしれない。
六本木ソルジャーさん [映画館(字幕)] 4点(2009-12-01 23:39:27)(良:2票)
80.《ネタバレ》 ライミ、久々にホラーを撮ってたんですね。スパイダーマン・シリーズで名声を浴びたため、もうコッチ側には来ないかと思ってました。 主人公に呪いをかける老婆は「死霊のはらわた」シリーズの死霊を思わせる形相、序盤の主人公との肉弾戦なんかもホチキスで顔面を止められても、定規を口の中に突き立てられても向かって来りと大活躍だったな。ヨダレ垂れ流しで入れ歯を何個も入れてるくせに動きは俊敏で飛んだり跳ねたり強いわ、振りかえると婆、朝起きたら彼氏が婆とお約束満載。主人公が口に入ったハンカチを一生懸命引っ張り出すトコなんか、ドリフで志村が「あぁ~あ~?」と言いながらずっと出てくる万国旗のシーンを思い出しちゃいました(もうちょっと長くやってたらもっと面白かった)。ホラーと笑いは紙一重と言いますが、やっぱライミは変わってないんだなぁと思わせてくれる作りで喜ばしい限り。またスパイダーマンに取り掛かるみたいだけど、はらわた4なり違うホラー作品なり楽しみに待つとしますか。 しかし主演のアリソン・ローマンは割と名も売れてるのに、よくこんなヨダレだの入れ歯だの血しぶきだのとぶっ掛けまくられの映画に出たわ。
ロカホリさん [映画館(字幕)] 7点(2009-11-10 21:45:07)(良:2票)
79.《ネタバレ》  コメディタイプのホラーとしては及第点。しっかり怖がらせながらも、鼻血ブーや悪霊のダンスでちょっと休憩。びびらせすぎない、悪ふざけし過ぎない。シリアスとユーモアのバランスが良い。これが中途半端と受け取られる場合もあるでしょうが・・・。
 個人的にはしっかりホラーとしてドキドキしながら鑑賞し、それなりに楽しい時間を過ごしました。
 ただ、『怖がらせる』というよりは『びっくりさせる』ことでそれを怖さと錯覚させるちょっと卑怯な感じ。そもそもアメリカ製のホラーはお化け屋敷的演出が多いんですが、今作は特にその傾向が強いように感じられます。
 それから、グロいのは平気なんですが、気持ち悪いのはちょっと苦手。おばあさんの登場シーンとか。ハエinノーズとか。ハエinマウスとか。生理的な嫌悪感が半端ない。
 批判を並べちゃいましたが、そんなことを含めながらも見ている間はずっと面白い。理屈抜きで楽しめる感じ。あまりに理不尽すぎる逆恨みに、運が悪すぎる主人公をずっと応援できたのが良かった。
 他の人に呪いを押し付けることもできない主人公。大口案件を潰したライバルにさえ情けをかける主人公。気は強くとも根は優しい。そんな主人公が『ブス』という批評がある中、私はちょっと好みのタイプだったりするわけで。うん、かわいい。そんな主人公が死の呪いをかけられちゃうあまりに理不尽すぎる導入。そしてあまりにひどい数々の仕打ち。ラストくらいはハッピーエンドで終わっても良かったんじゃないかと思うわけです。こんな心優しいチャーミングな女性を地獄に落としてバッドエンディングにするような映画かね。バッドエンドが受け入れられる映画とそうでない映画がありますが、これは完全に後者。
 あとついでに言うと、ボタンの入った封筒が車の中に置き去りになっちゃっているのは容易に想像できるわけですが、てっきり彼氏にボタンをあげたことになって、彼氏が犠牲になっちゃうのかと思っていましたが、そうならなかったのは逆に驚きです。
たきたてさん [DVD(字幕)] 7点(2020-10-01 12:08:38)(良:1票)
78.《ネタバレ》 ”まともな仕事”をやりすぎて、ここらで毒抜きを図って精神バランスを取ったサム・ライミでありますね。もうやりたい放題。女の子に粘着物を浴びせ、虫を這わせて鼻血大噴射。作り手の高揚感がまるごと作品に反映し、この映画そのものが活き活きしている。あり得ないほどの馬鹿ホラーに脱力しつつも退屈しないで観られたのは、この変な活力のせい。
バッド・エンドが好きな監督の意地の悪さも炸裂だ。緊張して出席した彼氏の実家にて、気難しい母親を前に”飾らず素で勝負”に出るクリスティン。計らずも身内の恥を晒す正直さが受けて好感触を得たのもつかの間、絶妙なタイミングで奴がやって来る。来るとは思っていたが。取り乱すクリスティン、奇行中の奇行に及び、全て台無し。監督性格悪し。
汚いのも虫も好きじゃないので、好みのタイプのホラーではなかったのだが、笑ったのはヤギのとこ。連れてこられたヤギさん、円卓で女の子の隣に置かれて、天然に彼女をひょい、と見上げるあの一こま。そりゃヤギは演技できないからね。これから展開するであろうおどろおどろしい雰囲気と真逆の動物の振る舞い、可愛かった。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-07-12 23:55:57)(良:1票)
77.《ネタバレ》 ありとあらゆるものが口からジョバババ婆ーーッ。鼻からもジョババババーーッ!目からもビヨヨヨヨヨ~~ン。
ナイス婆さん、ナイスヒロイン、ナイスたらい。 んぁっ? たらい? たらいじゃなかったっけ あれ。 残念、鉄塊だったか 惜しいな~
3737さん [地上波(吹替)] 7点(2014-04-13 21:11:14)(笑:1票)
76.《ネタバレ》 サムライミのB級ホラー映画が帰ってきたと言う感じで、それなりに楽しめました。
ただ、あまりにもバッチい描写が多いんで、人には勧めにくい作品です。
結局覚えているシーンはあの鼻血がドピューッと吹き出るシーンくらいだし「お前は谷岡ヤスジか!?」と思わず突っ込んでしまいました。
古き良き(?)サムライミのファンなら押さえておいて損はないでしょう。
ぴのづかさん [映画館(字幕)] 6点(2013-04-08 22:33:12)(良:1票)
75.《ネタバレ》 さすがサムライミ監督といった感じだった。
エンターテイメント性の高い迫力満点のホラー映画だった。
しかし最近のサムライミはスパイダーマンなど万人向けエンターテイナーなので
今の彼がホラー映画をやるにしてもアングラ臭に欠け、描写はファンタジックに傾倒してるなと思う。
しかしお婆さんの迫力は凄い。
このお婆さんの存在感だけは死霊のはらわたの正当な続編といっていい。
スティーブンキング(リチャード・バックマン)の小説に「痩せ行く男」という小説があったが、
その内容を思い出す。
この”スペル”の「呪い」というものが”痩せ行く男”にある「呪い」とそっくりである。
それからジプシーのような連中も出てくる。
”痩せ行く男(の映画化)”に出てきた毒々しいケーキも、この作品で似たようなものが登場する。
そしてこの映画のヒロインは昔太っていたが今は痩せている。
その設定が「痩せ行く男」の主人公から来ているのではないかとさえ思う。
この映画にはスプラッタは少ないが
ジェットコースターのように人をビックリさせる恐怖演出で責めてくる。
この作品では恐怖がお化け屋敷のようにエンターテイメントだ。
汚物描写も出てくるがそれほどには重くドロッとしてない。
でもお菓子をつまみながらこの作品を観賞してるとウゲッってなると思う。
猫好きは見ないでほしい。子猫が可愛いだけに。自分もヤダなと思った。
サムライミお得意?の爆笑スプラッタもあったのでまぁ満足。
死霊のはらわたを思い出させるホラーファンタジーも少しみられる。
さすがサムライミ監督作品は最後の最後まで観客を楽しませる。
ゴシックヘッドさん [DVD(字幕)] 7点(2013-01-09 23:56:16)(良:1票)
74.《ネタバレ》 ただただ不快な映画ですね(笑)こーゆー生理的に無理な感じが狙いなのはわかりますが。
きったねぇババアはとことん不快。タンに入れ歯に逆ギレと。
かわいい主人公もいろんなもん掛けられて、まぁブッサイクな画ヅラに。
そーいえば昔ダウンタウンのごっつええ感じで東野が頭にあんかけ掛けられてたのを思い出しました。あれも呪いだったなぁ(遠い目)
ろにまささん [地上波(吹替)] 6点(2012-12-07 23:46:39)(良:1票)
73.《ネタバレ》 久々に戻ってきましたね、あのB級テイストのサム・ライミが。「スパイダーマン」で一気にメジャーになってしまったけれど、彼の持ち味はやっぱりこれ、この「どうしようもなくお下品でお下劣で馬鹿馬鹿しくてそれでも最高に笑えて面白い」でしょう。始まりのあり得ないほどの婆さんの気持ち悪さから一気にテンションが上がっていく展開は爆笑しました。個人的に、自分の命を救ってくれる霊媒師に払うお金が足りなくて断られた次のシーンで、主人公の女の子がどでかいアイスクリームを馬鹿食いしてるところがツボでした。おまえは初恋の人にふられたティーンエイジャーか(笑)。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 7点(2012-09-23 16:39:15)(笑:1票)
72.《ネタバレ》 一言で言えば、口や鼻にいろんなものが入ってくる映画です(笑)。「スパイダーマン」シリーズでもはや大御所となったサム・ライミですが、彼の処女作はあの「死霊のはらわた」つまりは、やたらと元気良くて下らなくてお下劣で頭の悪いことをこれでもかとやりまくるその精神こそが、彼本来の芸当だったわけで、ここ最近大作を撮り続けてきた彼が、ここは一度原点に戻って自分の好きなものを撮りたいということで作られたものなのでしょう。バアさんがが出てくるシーンはどれも爆笑ものですが、特に駐車場でのクリスティンとバアさんの肉弾戦はこの作品随一の見どころ。腹抱えながらゲラゲラ笑っちゃいました。もちろん、これでもかこれでもかと音とドアップで驚かせようとするシーン連発ですが、これももはやお約束。あ、サム・ライミ作品を知らない人は、そもそもホラーだと思ってみないで下さいね。彼の作品は、ホラー的なるものはあくまでも下衆な笑いを生み出す為の一つの要素でしかないのです(笑)。
あろえりーなさん [DVD(字幕)] 6点(2011-03-25 20:52:20)(良:1票)
71.《ネタバレ》 ホントはもっと高得点を献上したい作品ですけれど、なんとも中途半端なのが納得いかなかった…残念だなぁ。
もし「最終絶叫シリーズ」をこのレベルで作ったら大爆笑間違いなし。あちらがチープと下ネタ過ぎて今ひとつなのに対して、こちらはきちんと作り過ぎていて今ひとつ。ネタの一つひとつは相当面白いんだけど、何にしても真面目過ぎるんです。
ヒロインがゲロされたら、ヒロインも周囲の人間にキチンとゲロ返しするとか、ヒロインが鼻血ブー(あぁ懐かしいフレーズ)したら、他の社員も上司に寄ってたかって鼻血吹きまくるとか、ヒロインの頭に十字架が当たったら、ヒロインは白目むいて首クラクラさせながら泥水にブクブク泡立てて沈んでいくとか。そんでもって、冒頭の少年地獄行きシーンと最後の地獄行きシーンだけは超シリアスに撮り上げる、なんてのが好みなんだけど。
あ、それじゃサム・ライミ作品である必要なくなっちゃうのかなぁ?
それと、邦題も中途半端。原題のふっきれたストレートさが良い。
タコ太(ぺいぺい)さん [DVD(字幕)] 6点(2011-01-10 16:02:27)(笑:1票)
70.《ネタバレ》 グロさが笑えるサム・ライミらしいホラーの復活、なのかな? まず、オープニングの「GHOST HOUSE」マークが笑えました。分かりやす過ぎ。唐突に「花やしき」のお化け屋敷が浮かびました。その連想はあながち間違っておらず、オーソドックスさが微笑ましいホラーです。入れ歯とか、ハエとか、義眼とか、汚い爪とか、レアもののコインとか…。撒き散らしたオブジェクトを上手く回収してまとめる手腕はさすがベテランって感じです。駐車場での乱闘で、入れ歯が吹っ飛んだ自覚がなく噛み付くババアに大笑い。しかも、入れ歯をはめ直してもう一回チャレンジするもんね。不条理な呪いを掛けられたお姉ちゃんが、ババアの墓を暴いて死体の口に呪いを突き返す逆襲には力が入りました。そんなシーンに力を入れる自分が可笑しかったりもする。この人、某シリーズで「力と責任」なんて真面目なテーマを探求するより、本作のような気楽に観られて笑えるホラーを作るほうが才能の有効活用だと思う。「地獄へ引きずり込め!」ってシンプルで愉快な原題に対して「単語の綴り」って邦題が不可解で調べたところ「呪文」って意味もあるのね。でも、原題のノリが感じられない。邦題にも「死霊のはらわた」レベルの創作力がほしいところ。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-11-08 22:39:28)(良:1票)
69.《ネタバレ》 正直な所楽しめなかった。 随所に「死霊のはらわた」を彷彿とさせる描写が見られるが押し付けがましく感じられ終盤は苦笑してしまった程。サム・ライムの原点に近いノリの作品なのかも知れないが、過去の蒸し返しの様な作品より私はスパイダーマンを経た新しいライミ映画が見たかったのだと鑑賞後に気が付いた。ヒロインが呪われる設定も理不尽すぎ、最後も可哀想すぎる。 ホラー映画なので仕方ないのかも知れないが、全般的にどうも納得が行かないです。
たくわんさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-11-03 13:00:53)(良:1票)
68.《ネタバレ》 いや~・・・婆さん気持ち悪いわ。入れ歯を出し入れしたり、あごをガブガブ噛みつかれたり・・・生理的に気持ち悪いわ。無理。脅かし方も古典的で、ビクっとはするけれど、怖くない。イマイチかなと思っていたけれど、後半30分のスピード感は良かった。降霊の辺りからは、すごい盛り上げよう。最後のオチは気付いていたけれど、実際に映像で見ると、救いが無さ過ぎて可哀想過ぎるわ。『テキサスチェーンソー』の様なあからさまな残虐映像は無く、見やすいホラーだった。
はりねずみさん [DVD(字幕)] 6点(2010-10-30 14:30:01)(良:1票)
67.サム・ライミがまたご自分でホラー撮ろうってんだから、よほどロクでもないコト思いついちゃったんだろう、と期待してしまう訳ですが。しかしどっちかというと、かつてのオカルト映画を思い出させる、懐かしい雰囲気の映画になっております。その雰囲気を出しつつも、どこかユーモラスでパロディ的。昔話でよく、老女の魔法使いだの、ヤマンバだのが出てくるのは、要するに、“年寄りは醜くて””醜いのは悪だ”という身も蓋もないキメツケがあるのだけど、この映画もちゃっかりそういうのに乗っかって。で、やっぱオカルトと言えば『エクソシスト』だよね、『エクソシスト』と言えばゲロだよね、と。と言う訳で、この映画、暇さえあればババアがウギャーと襲ってきて、その餌食となるヒロインはゲロだかなんだかをひたすら浴び続け、面白いほど鼻血を出し、とことんヨゴレ役をやらされる。彼女をサポートする彼氏ってのがいるにはいるけど、これまた生贄のヤギそっくりのまるで緊張感のない顔立ち。いくら映画に懐かし感覚があるとはいえ、いささか鈍重な感じもして、少々気が滅入ってくる部分も無いでは無いけれど、クライマックスのヒロインの大暴走とか(自分が掘った穴から出られなくなるなんて・・・)、待ってましたと言いたくなるほど典型的な「どんでん返し」モドキとか、ま、観終わってみれば何だか結構、楽しかったかな、と。 ただ、コケオドシの音楽の連続、これはさすがに過剰で、も少し減らしてもらえたら懐かしオカルト映画テイストもさらにアップしたんではないですかね。
鱗歌さん [DVD(字幕)] 7点(2010-10-24 23:40:42)(笑:1票)
66.凄いよね、あのおばあちゃん。おばあちゃんも凄いけどヒロインのタフさもハンパないね。顎をがっつり噛まれたり、汚物かけられたりと、俺だったら初日から鬱になっちゃうわ。
真尋さん [DVD(吹替)] 8点(2010-09-19 21:29:02)(笑:1票)
65.《ネタバレ》 フェイク・ドキュメント流行りの昨今、職人サム・ライムが50年代怪奇映画の匂いをプンプン撒き散らしながら帰ってきた! 冒頭3分30秒で「これは最近のホラーとは違うんだぜ!」と高らかに宣言し、OPタイトルで「これから始まるのは昔懐かしの怪奇映画だぜ!」と観客を引っ叩き、ババア登場シーンから「こいつぁ只者じゃねーぞ」と観客に釘を刺し、駐車場乱闘シーンで「サム・ライミのリアルはこーゆーことだ!」と大暴走! 俺はフェイク・ドキュメントなんかより、職人のやりたい放題が大好きなんだってことを確認させてくれた一本です。
伊達邦彦さん [DVD(吹替)] 8点(2010-07-04 03:39:21)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 84人
平均点数 5.76点
000.00%
133.57%
211.19%
367.14%
41011.90%
51517.86%
61821.43%
71720.24%
8910.71%
933.57%
1022.38%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.38点 Review13人
2 ストーリー評価 5.81点 Review11人
3 鑑賞後の後味 5.18点 Review11人
4 音楽評価 7.25点 Review8人
5 感泣評価 5.25点 Review4人
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