プリティ・ベビーのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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プリティ・ベビー

[プリティベビー]
Pretty Baby
1978年上映時間:109分
平均点:6.32 / 10(Review 19人) (点数分布表示)
ドラマ
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2012-07-06)【ESPERANZA】さん
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監督ルイ・マル
キャストブルック・シールズ(女優)ヴァイオレット
キース・キャラダイン(男優)ベロック
スーザン・サランドン(女優)ハティ
アントニオ・ファーガス(男優)教授
ダイアナ・スカーウィッド(女優)フリーダ
バーバラ・スティール(女優)ジョゼフィーン
フランセス・フェイ(女優)マダム・ネル
原作ルイ・マル(原案)
ポリー・プラット(原案)
脚本ポリー・プラット
撮影スヴェン・ニクヴィスト
製作ルイ・マル
パラマウント・ピクチャーズ
ポリー・プラット(製作補)
配給CIC
字幕翻訳高瀬鎮夫
その他ジュリエット・テイラー(キャスティング)
あらすじ
アメリカ南部、ニューオリンズの赤線地帯にある娼館で、娼婦の子供として産まれた少女ヴァイオレットが辿る運命と、彼女の成長を描く。超美少女ブルック・シールズが12歳の少女娼婦というセンセーショナルな役柄を演じ、世界中に衝撃を与えた。
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【クチコミ・感想】

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1
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19.《ネタバレ》 美しい映画だった。
昔の売春宿はこれほどまでに上品で格式高かったのだと知った。
優雅さと妖艶さが素敵過ぎる。
売春宿では人々の戯れそして営みが生き生きと描かれる。
少女バイオレットはそこで無邪気に生活する。
蝶が舞うかのように。
衣装の美しさと、その他もろもろの美しさ、そして最終的には少女の美しさは「僕が映画に求めるもののすべてがそこにあった」と思った。
少女バイオレットの恋、映画において「少女の恋」とはどうしてこうも破滅的に描かれることが多いのだろう。
少女を失った男は破滅し、少女はどちらかというと移り気な気がする。
最後のバイオレットの表情が観客の男を悩ませる(かもしれない)。
写真家との恋というのがまたどことなく美しい気がする。
ゴシックヘッドさん [DVD(字幕)] 8点(2013-05-03 01:34:15)(良:1票)
18.《ネタバレ》 さすが、ルイマル。ハリウッドで創られたのだろうけど、ちゃんとヨーロッパ映画になっている。ホント、この監督、すごいわ。特殊な環境におかれた人物を見事な想像力で描写していく。ここでも主人公の少女が、裸一貫で生き抜いてきた売春婦たちの中で育ったからだろう、何事にもけろりと経験していく、逞しさが見事に描かれている。売春婦たちには爽やかさすら感じられる。車が沼にはまった時、彼女らは裸になって笑いながら沼に入っていく。もう、それは無敵、という感じだ。やがて少女と結婚する写真家の青年が神経質にいじっていたカメラ。それがラスト、母親の再婚相手が駅で簡単に操作するカメラを見て、この少女は何を思ったのだろう。映画もそこで終わる。ルイマルの映画って観終わるといつも、手元に置いておきたくなって、DVDが欲しくなる。困ったもんだ。
トントさん [DVD(字幕)] 8点(2010-08-17 15:03:24)(良:1票)
17.数年前ニューオーリンズが洪水に見舞われた時、実在のヴァイオレットがいた館も水に沈んだのだろうかとふと思った。 12才の少女と娼婦の写真を撮り続けた写真家ベロックを結びつけ物語を織り上げたのはルイ・マル、アメリカ映画ながらフランス映画の佇まい。 娼館にロートレックのような画家、そしてこのベロックのような写真家ら芸術家が入り込み、日々彼女らの姿を二次元に写しとる作業を行うと、そこは濃き香り漂う美的空間に変貌する。 「芸術家と女たち」はそれほどそれ自体が絵になるのだ。 スヴェン・ニクヴィストの撮るアンティークな色合いにブルック・シールズの子供と女が共存する美しさが映え、その母として遜色ない妖艶なスーザン・サランドンと陽気な娼婦たち。 マルはこの世界を悲惨なものとして描かなかった、こういう世界があったとだけ。 この少女は何も恐れない、新参者ベロックが自分を愛さぬこと以外は。 自分が値打ちのある商品であることに自負さえ持つ屈託なさ。 「教授」(「スタハチ」のアントニオ・ファーガス)がサロンで弾くピアノがメランコリックに流れ、彼が可愛がっていた彼女が水揚げされ、値をつけられていくのを聞きながら顔を歪める場面が印象的だ。 彼にどう出来よう? 彼女の稼ぎも彼の生活を支えるになくてはならぬものなのだ。 ヴァイオレットに近づきすぎたせいで破滅に陥るベロックのものとはまた違う、彼が小さなコケットに注ぐ眼差もこの作品中で忘れがたい。
レインさん [映画館(字幕)] 9点(2007-07-21 12:09:20)(良:1票)
16.スーザン・サランドンの脱ぎっぷりに驚いていたところ、負けじとばかりにサンドラ・ブロックもきれいさっぱり脱ぐ。役の上でも実年齢でも12歳という少女に対して、こういうことをさせる、する、できるというのは驚くほかない。写真屋ベロックは単なるロリだったのか、結末があっけない。
ESPERANZAさん [映画館(字幕)] 6点(2012-06-28 21:26:37)
15.内容が内容なだけに、今でもブルック・シールズに対してトラウマが・・・。
それでも作品自体の出来はよく、ブルックが魅力的に撮られていて、おませで背伸びしがちな
時期の少女の描写もしっかり描かれてます。ストーリーは特別何があるというわけではないけど、
監督さんの腕がいいのか、78年製作という古さは感じさせないし、映像も比較的きれい。
じめじめした暗さはなく、どちらかといえば洗練された作りといった印象を与えてくれる佳作。
MAHITOさん [DVD(字幕)] 6点(2012-06-02 10:47:31)
14.娼館を舞台にしながら陰惨な感じがないことにほっとする。というより何よりこの作品はブルック・シールズ。彼女の信じがたい美しさといったら一枚の絵のようで。この迫力、レオンのN・ポートマンの比ではない。一時停止そしてコマ送りで何度も見入ってしまった。その後成長するにつれ輝きがどんどん失われていって悲しかった・・。12歳にして頂点だったのだなあ B・シールズは。
tottokoさん [ビデオ(字幕)] 5点(2011-07-17 18:16:07)
13.各登場人物の心理の綾を突っ込んでいけばもう少し表現の余地がありそうな内容なのだが、娼館で育った少女という設定のインパクトが先行して、その先の部分が見えにくくなっているように感じる。落ち着いた中にも華麗さを込めた画面の色彩感覚に+1点。
Oliasさん [DVD(字幕)] 6点(2010-02-08 03:14:05)
12.ブルック・シールズ・・・かわいい・・。設定が12歳だけども実年齢も12歳か13歳ぐらいだから今で考えると普通に作れないですよね、こんなのは。「青い珊瑚礁」よりキツイんじゃねぇか。今と違って淫らな雰囲気だしまくりのスーザン・サランドンにビビりましたけど、やけに裸が多いので大画面のテレビで見てる自分がなんか恥ずかしくなってました(笑)
M・R・サイケデリコンさん [DVD(字幕)] 6点(2008-07-13 11:05:14)
11.それほど過激な描写もなく、少し肩透かし。
でも、ルイ・マルはほんと、佳作の名手だと思いましたね。
極端につまらない作品はほとんどないです。
にじばぶさん [地上波(字幕)] 5点(2007-11-08 23:19:16)
10.いちばん印象に残ってるのは、アレはなんだったろう、みんなでピクニックみたいなのしてるシーン。女たちは皆真っ白のペチコート?下着姿だったような。それがすごく可愛かったです。娼館で娼婦の子として娼婦に囲まれて育ったヴァイオレット、男に対して当たり前のように媚を売る姿がなにか痛々しかったなぁ。彼女たちは奔放に見えるけど、実はカゴの鳥なのよね。結局、結婚した母親がヴァイオレットを迎えに来るわけですが、ラストの清楚なワンピース姿を見て、安堵感よりも大人の都合で振り回されるヴァイオレットがやっぱり痛々しかったです。でもさすがルイ・マルですよね、色っぽくて好きな作品です。
envyさん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-10-29 20:04:28)
9.間違いなくこの時代でしかもフランス人監督だったからこそ撮れたハリウッド映画(もちろん、規制の跡はあるが)。ストーリーだけ取り出せば、小悪魔的な少女に一人の男がたぶらかされ、悲劇を迎えるという典型的なファム・ファタールと捉えられる。しかし、少女に全く悪意がなく、見ようによっては両者にとって悲劇的な結末を迎えたとも解釈できるのがこの手の話の複雑なところ。それにしても本作以外のブルック・シールズの代表作は数えるほどしかないのが悲しい。
マイカルシネマさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-10-28 22:46:19)
8.《ネタバレ》 この作品は超美形と妖艶さと幼さを同時にかもし出すあの時期あの一瞬のブルック・シールズを起用したというただそれだけで映画が成り立ってしまうくらい彼女の魅力が映画を支配している。12歳の娼婦、そして少女のヌードというセンセーショナルな話題先行によって正当に評価されていないような気もしますが、センセーショナルさを奪えばストーリーそのものも活きてこないのでしょうがないところでしょうか。愛を売るという環境の中で愛を求めてしまう、そして本当に求める愛は男からの愛ではなく母からの愛という結末を納得させるだけの少女の少女たる子供っぽさを大人びた美貌の中に確かに映し出していた。そういう繊細な描写がルイ・マルの映画であり、話題づくりに脱がせる安易な作品とは異にする作品であることを物語っていると思う。
R&Aさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-07-19 14:44:05)
7.この映画はもっと見たいのだが、諸般の事情で見る機会がなかなか得られない。
ブルック・シールズがきれいでかわいい。
猫とミルクを飲むシーンなどデビッド・ハミルトンの写真のようだ。
12歳でデビューは西鶴によると日本でもそうらしい。
娼館で育った少女と出会いまじめな青年写真家がだんだんと壊れていくところなんかは
なかなかリアルだと思った。
ラストも切なくていい。とにかく耽美的な映像だけでも見る価値があると思う。
それから俺の女神スーザン・サランドンがまたいいのだ。
もうねなんともいえない色香がいいのです。

アホをどりさん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-06-15 19:44:02)
6.本当にあんなもの見せちゃって良いの?という感じ。エグい世界だなぁ。ただそれだけのものを撮るからには、しっかりとそれなりの映像に仕上げているルイ・マルも流石。
はっきり言ってそれだけだと思いましたが。キース・キャラダイン演じるおっさんはあのストイック振りがなかなか好きだったのだけれど、後半はまるでリミッターが外れたかのようでしたな。
かんたーたさん 6点(2004-12-29 00:22:12)
5.ブルックの頑張りはわかる。そして最後のお迎えシーンにも何か救われた。でもさ、やっぱ12歳だよ。あんまし見たくなかったね。こんな世界。それに裸のシーンは要らないよ。どうかしたら、あそこで全身にモザイク入れてもらってもいいぐらい。あ、でもさ、そんな事したら余計に卑猥に見えてしまうか。困ったもんだね。参ったね。
3737さん 3点(2004-03-16 22:19:06)
4.ロリってあんまり好きじゃないんですが、ブルック・シールズがほんとに美少女でうっとりしました。11歳ですか。犯罪ですね。ラストはちょっとかわいそう。
YUさん 5点(2004-01-16 19:23:02)
3.世間がブルック・シールズばかりに注目してしまうのはもう仕方のないことなんだけど、私はこの映画で異常にイロっぽかった母親役のスーザン・サランドンに惚れた。とにかくもう、目の毒と言うのはこういうのを言うのね、と思うほどの淫らな感じ。この人の清潔なエロティシズムは、後に「さよならゲーム」や「イーストウィックの魔女たち」で思いっきり開花して行くのだが、この作品ではもう、やられました。残念ながらあまりにもブルック・シールズが美しすぎるためにストーリーが誰にもわかんなくなってしまったが、無知であり、美貌であることがどれほど罪なことなのか、っていう話なんですよね、たぶん。本来男性の側から描かれるべき物語を、単にブルッキーがさらってしまったという。でもまあ、過去最高に美しかった映画の1つではあります。監督ルイ・マルだし。私はこの映画大好き。
anemoneさん 8点(2003-11-30 02:01:46)
2.キース・キャラダインはこの役は合わないんではないでしょうか?「ナッシュビル」みたいな役どころだとすごく魅力的だったんですが。ブルック・シールズは人形みたいですね。
omutさん 4点(2003-07-28 03:00:24)
1.まだはっきり言って子供のブルック・シールズにこんなことさせているルイ・マルが、何故か悪党に見えてしまいます。ストーリーはほとんど無いに等しいのですが、とにかく綺麗なシールズを観れただけで幸せです。
イマジンさん 8点(2001-03-16 17:14:42)
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【点数情報】

Review人数 19人
平均点数 6.32点
000.00%
100.00%
200.00%
315.26%
415.26%
5315.79%
6736.84%
715.26%
8526.32%
915.26%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 4.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 5.00点 Review1人
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【アカデミー賞 情報】

1978年 51回
作曲賞(ドラマ) 候補(ノミネート)歌曲・編曲賞

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