68.《ネタバレ》 1作目よりかなり面白くなっていたと思います。 こーゆー『毒を以って毒を制す』みたいなの好きです。 オープニングからつかみはばっちり。法で裁けない悪党を有無を言わさず成敗する。いいじゃないですか。スカッとします。 でもその場に居合わせた人間や目撃者も、バンバンバンって見境なし。この辺から『あれ?あれれ?』ってなってきて、そこへハリー・キャラハン登場。う~ん、いいですね。 最近の映画のほうがミスリードは上手。だからチャーリー・マッコイのいかにもってキャラは、出た瞬間にミスリード要員とまるわかり。チャーリーは惜しいキャラでした。もっと共感できる人物だったら・・・。あるいはチャーリーに関するエピソードをもっと丁寧に描けていたら・・・。復讐に燃えるキャラハンという構図もできていたかもしれません。 もちろん、それを言うなら相棒の死だって同じこと。キャラハンが相棒を救えなかった後悔と悲しみをもっと表現するようなシーンはほしかった気がします。 で、そーいったものを全く描かなかったので、一番盛り上がるべきラストの決戦が、何とも無味乾燥なものとなってしまいました。 序盤~中盤くらいまではすごく良かったのになぁ。 残念。でも1作目よりかは面白いですよ。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2023-08-31 01:56:57) (良:1票) |
67.多くの方がおっしゃる様に、1と2ではハリーのスタンスが違う様に観えますが、いえいえ変わってないと思いますよ、ハリーを怒らせた奴の負けなんです(笑)きっとそうなんです。作品としては1よりスタイリッシュで観やすかった。昔の白バイの格好好きなんです。それにやっぱりイーストウッドがカッコイイ! 【movie海馬】さん [地上波(吹替)] 6点(2015-02-15 18:30:29) (良:1票) |
66.イントロの音楽だけでしびれる。たまらん。かっこよすぎる。ひょっとすると燃えよドラゴンのイントロよりも渋い。 それに引きかえ、シリーズ3以降のイントロのダサいこと。ハリーキャラハンが年をとるごとにイントロが若くおかしな方向になっていく(´・ω・`) 【JF】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-09-12 10:28:18) (良:1票) |
65.《ネタバレ》 明らかにシリーズ化を考慮していなかった第一作だったので、脚本やプロットは仕切り直しみたいな自由度があったはず。その結果が、“お汚れハリー”vs“街の処刑人”というお話しになったと言うのはまあ納得がゆくところです。ハリー・キャラハンのキャラ付けが違いすぎるんじゃないかとの意見もありますが、私はハリーの人物像に一本筋を通したように思えて賛成です。でも人類の味方になったゴジラやガメラみたいに感じる違和感も理解できます(笑)。 本作がシリーズ五作品の中で最長の上映時間なんですが、緊張感がない描写が多くてとにかく冗長です。監督が、『猿の惑星』の続編を撮ってオリジナルを粉々に打ち砕いたテッド・ポストなんだからあきらめるしかないのでしょう。ジョン・ミリアスが脚本書いただけあって銃撃戦やガン・アクションはさすがに迫力がありました。でも初めて観たとき、白バイ警官デイビスがなんで海に落ちただけで死んじゃったんだろうと不思議だった想い出があります。ここら辺がいかにも70年代の映画っていう感じですね。 【S&S】さん [映画館(字幕)] 5点(2014-04-18 00:14:22) (良:1票) |
64.《ネタバレ》 本作のハリーの敵は、法に代わり悪に死の裁きを下す、例えるなら必殺仕事人のような連中です。警察の捜査や法の抜け穴をかいくぐり、のさばる悪を許せないという点では両者の思いは同じではある。 しかし裏の稼業に手を染めてしまった敵と、あくまでも警察官として市民の安全を守るハリーとの違いは明白で対立の構図も分かりやすい。前作以上にアクションシーンや派手な撃ち合いといった見所を随所に挿入し、前作とは違うアプローチでしっかり前作同様ハリー・キャラハン=イーストウッドのカッコよさを際立たせています。 もう一人、仕事人の黒幕も出てきますが、彼の正体がちょっと分かりやすすぎたかな・・・。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-12-03 22:43:57) (良:1票) |
63.《ネタバレ》 自分にとってのハリー・キャラハンはこの「2」が最初だった。実家の近所の名画座で「燃えよドラゴン」との二本立てだった。「1」と比較すると、ハリーのスタンスが変わっている。言及されている方は少ないが正反対に変わっている。「1」では法律や警察機構の弊害で裁けない凶悪犯を自らの手で始末する。死刑の執行だ。この「2」では、それを上司や交通課の新人巡査が組織的に行っているが、ハリーは否定する立場を取る。えっ、それって「1」で君がやってたことじゃんと思うのだが「行政組織が司法機能までを包含するといずれ必ず暴走が起こる」と、とてもインテリな発言までする。でも、自分にとってはこのハリーが初見だったこともあり、信念で正義を説く姿勢に「1」より好感が持てる。「デスノート」でキラを否定するエルのスタンスです。ラストの皆殺しは正当防衛の範囲でしょう。じゃあ、どこがダーティなんだと云うと、自分の記憶の範囲だと本作中では一度もダーティーハリーとは言っていない。原題にもダーティの文字は無い。シリーズ化に際して軌道変更したようだ。とは言え、凶悪犯がいる現場では逮捕より銃殺が先行するし、上司たちは苦々しく批判を続けるので「1」と印象は変わらない。ヒールの風味を保ち法律は守るハリー・キャラハン。シリーズ中で最も好きな作品だ。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-05-26 01:43:34) (良:1票) |
62.続編という事であまり期待していなかったのだが、予想以上に面白かった。 法に代わって悪を裁くという点では、犯人グループもキャラハンも同じ。 信念、やり方の違いだけだと思った。 その辺はキャラハン自身も自覚していて、少なからず葛藤があったのではないかなぁと考えさせられた。 ただ、前半のハイジャックシーンを初め、前作より突っ込みどころが目立つ。 こういう映画はいちいち突っ込んじゃダメなんだろうけれど・・。 前半部で一見社会派よりになったかと思いきや、全体を見ると前作よりエンターテイメント性が高い作りになっており、前作を覆っていたアウトローな雰囲気は少し陰を潜めている。その辺で好き嫌いが分かれると思う。 何はともあれイーストウッドは変わらずとにかくカッコイイ。 続編がつまらない作品が多い中、充分見応えある作品に仕上がっていると思う。 それと、オープニングが絶品です。 【おーる】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-01-14 11:11:53) (良:1票) |
61.《ネタバレ》 単純にクリントイーストウッドいいですね~。ストーリー展開や最終的なオチ(警察内部の犯行だった)も良かったです。ただ最初のハイジャックのシーンはちょっと無理があるような…。途中の射撃大会でミス(警官のパネルを撃つ)はやっぱりすでに犯人がわかっていた…からなんでしょうかねぇ。職務に対する考え方がなかなかかっこいいなと思いました。70年代初頭の街や車など 雰囲気も○です。 【Kaname】さん [インターネット(字幕)] 6点(2009-01-25 17:57:12) (良:1票) |
60.《ネタバレ》 続編の割りに前作に負けず劣らず良い作品を作ったと思う。内部犯と言う設定も良い材料になっているし、チェイスシーンや銃撃戦も結構頑張っていると思う。1つ不満を言うとすれば、最後はデイビスと銃で対決して欲しかったかな。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-03-30 00:06:53) (良:1票) |
59.実は第一作よりも白バイ警官の出てくる本作の方が好きです。前作で法の番人以上の行動に出たハリーの前に、今回は彼の上を行く白バイ集団が出てくるわけですが、その背後にいる人物や、彼の目的を暴く過程がとてもスリリングに描かれています。今の目で見ると、もう少しキャラハンに葛藤を見せて欲しかったかな。 【オオカミ】さん 8点(2003-11-17 01:30:49) (良:1票) |
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58.あきらかに主人公のハリー・キャラハンよりも、法の網をかいくぐる悪党をブチ殺して回る”必殺仕置き人”の白バイ警官グループの方にこそ肩入れしているあたり、さすが「武闘派右翼(?)」ジョン・ミリアスの脚本。もう1人、マイケル・チミノも脚本としてクレジットされているけど、たぶん、いつもながらに皮肉なユーモアたっぷりなハリーの台詞とかのリライト程度だったんじゃないかな。それくらい、この作品にはミリアス臭がプンプンする。もっとも、『1』ではあくまで法や警察という枠からハミ出してまで悪を倒す一匹狼ぶりゆえに「ダーティ」だったハリーが、今回は、はからずも”体制側”に立ってしまうあたりのパラドックスが、ちょっと不満かな。ドン・シーゲルの圧倒的な迫力あるタッチには比べるべくもないけど、TVの演出家だったテッド・ポスト監督も健闘。もちろん、現場じゃイーストウッドが仕切っていたんだろうけどね。 【やましんの巻】さん 7点(2003-10-31 16:24:36) (良:1票) |
57.最高のハッタリをかますオープニングでつかみはOKでやんす!あちらと思えばまたまたこちらと八面六臂の大活躍!チミノとミリアスの最強タッグでパート2としては大成功でやんす!毎回違う役でお出ましのアルバート・ポップウェル、女の殺し方が、はぁ~、えげつないわぁあああん。 【モートルの玉】さん 8点(2003-07-25 03:00:49) (笑:1票) |
56.私は前作よりこちらが好きです。本筋の事件以外にもいくつか事件が起こり、それをハリーが解決するところも描かれていて、前回よりも多くハリーの活躍が見れて良かったです。今回はハリーと同じく悪を憎むモノがハリーと敵対するところが意外でした。私には両者ともやっていることは同じように見えたので(汗)ハリーを仲間に誘うシーンなどはハリーがもしや仲間入りするのではないかと思いドキドキしました(笑)しかも後半は少し意外な展開が待っていて、ハリーが言う「ガラにもないことをやるからそうなるんだ」の言葉にはシビれました。 【はがっち】さん 7点(2003-06-21 17:10:38) (良:1票) |
55.周りの映画仲間の間でもこの作品に対する評価が分かれました。1作目はかなり小さい世界でのお話。決して容疑者も強い訳ではないんだけど、この2作目のようにドンパチを派手にやれば良いと言う訳でもない気がする。個人的には既製のスタイルに拘らないハリーは素晴らしいし、シリーズ化を成功させた最大の要因である本作を高く評価したい。 【イマジン】さん 8点(2001-03-20 15:50:17) (良:1票) |
【TERU】さん [地上波(吹替)] 5点(2023-09-10 21:26:22) |
53.《ネタバレ》 〜Magnum Force〜桁違いの力。ハリーのM29マグナムとデイビスの357マグナムの対決も表してそう。 完結したダーティハリーの人気に押されて作られたっぽい作品で、邦題のように正式タイトルに“ダーティハリー”は付かない。 前作の続きかって言うと繋がりは薄く、市川崑の金田一シリーズみたく、ハリー・キャラハンというキャラ設定だけを引き継いだ作品だと思っていた。 でも1の同僚チコの話(2週間組んで今は教師をしている)がチラッと出てたのに今回気が付いた。 そもそも1の銀行強盗(アルバート・ポップウェル)が、ポン引き役で出てくるからややこしいんだ。…同一人物役かもしれないけど。 ハリーは最初、職務に不満を見せる友人チャーリーの犯行と疑うが、真犯人は間違った思想を持った新人警官達だった。前作で法律で裁けない悪党を始末し、バッジを捨てたハリーはどう思ったろうか。 一連の犯行がチャーリーのものと思わせるミスリードが、上手く機能したとは思えない…というか、20年ぶりに今回見直すまでチャーリーの存在を忘れてた。 転倒した白バイ警官は自警団グループの誰かで、仲間割れか何かで殺されたんだと思ってたよ。 OPの44マグナムのアップや射撃場での弾丸の説明、スピードローダーを使った華麗なリロードシーンはガンマニア歓喜だが、最後の対決が射撃の名手同士のマグナム対決じゃないのは、リアルさを出す演出だろうか? あの空母から海面までは9mくらいらしく、デイビスがアッサリ転落死してしまうのは、何とも消化不良に思った。 昔テレビで観て大好きだったシリーズで、1〜4はみなクオリティが高いと思っていたけど、吹替と編集(程よいカット)が良かったのかなぁ?今見ても充分面白いんだけど、こんなんだったかなぁ?って。 【K&K】さん [地上波(吹替)] 6点(2021-03-24 21:34:25) |
52.《ネタバレ》 あろうことか、数十年ぶりに昼のテレビ(BSではない!!)で、しかも!あろうことか、東京12ちゃんで!なんと”ダーティーハリー2”をみてしまった、、、。ダーティハリー2といえば、、デビッドソールかテッドポストか、トライアンフか、ってなもんで、わらひの世代では連想ゲームもできちゃう。しかも、なんとなんと、期待しましたよ!何を?って?そりゃもう、もうこの時代まさか、吹替ってことはないだろーな、とみていたら、、、ナントいうことでしょう!!しっかりと吹替!しかも、当たり前のように”山田康雄”が悪態ついてる!!うーーん!これだから12ちゃんはやめられない。(まあ30年前くらいにタイムスリップ!) しかいカッチョいいなあ!今更ながら”テレビ創成期の、その人材の厚さ” に舌を巻く始末。あとね、思ったのが、なんかね、セリフがわざと、ふざけてるというか 不謹慎というか、軽いノリというか、モウ、ホント、今風にいうと”クール!”んで、なんか何から何まで、なんか、”大人”って、感じなんだよね。でもなんかふざけている。”失礼ですが操縦できるんですか?ぜーんぜん!!”(ホンマオモロイ吹替)あとね、何といっても、60年代70年代のアメリカの普通の風景は暮らしはいいねえ。つい先だって、学生時代以来でアメリカをドライブしてまわったんだけど、普通の街並みは、昔とあまり変化ないようにみえる。これと同じ時間に放送してた、現代のテレビドラマ”ハワイ5o"なんか見ると、モウ、ホント、現代!クソおもろくない。まあ多分、現代の製作者たちと、”視点”が違うんだろうな。(あたりまえか)ホント、昔の物事が、今のものより”良く見える”ことがホント、増えてきた。(これが、歳をとったってことか)内容はなんども見てんだから、、、相変わらず、山田康雄のクリントイーストウッドでした。あああ!失敗した!録画しとけばよかったなあ、、、、、、。あんた、口臭いぜ! 【男ザンパノ】さん [地上波(吹替)] 6点(2018-03-03 00:35:37) |
51.《ネタバレ》 ハリーは法で裁けぬ悪をぶっ殺す白バイ仕事人たちと同じスタンスだと思うんだけど、そりがあわないので敵対しちゃったと解釈。 【ガブ:ポッシブル】さん [ブルーレイ(吹替)] 10点(2017-12-12 11:05:32) |
50.今回のハリーはそんなにダーティではなかった!!仕事にプライドを持っている男はカッコいいね!! 【さわき】さん [地上波(吹替)] 6点(2016-11-17 22:39:36) |
49.《ネタバレ》 世の中の悪を誅する警官を始末する主人公という、漁夫の利的もしくは弁証法的なストーリーがちょっと新鮮。「ザル法」が大きなテーマだった「1」への〝返歌〟としても、「よく考えてるなあ」という印象です。 しかし、全般的に退屈。主人公がクールすぎて、感情のブレが感じられなかったから。警官の正義感に対する共感や同情もないはずはないと、少なくとも「1」を見ていれば思うのですが…。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-10-29 23:32:42) |