【センブリーヌ】さん [インターネット(邦画)] 5点(2021-04-15 00:06:11) (笑:1票) |
42.《ネタバレ》 この女主人公はどう見てもただ格好良さそうというだけで救助隊入りを志望しているし、使命感や動機や責任感、そしてチームワークによる事態の対応能力や処理能力など微塵も感じられない。しかも、命令無視、口頭のやりとりでの反抗(=一分一秒を無駄にしている)、自分の技術や体力と比較して達成できる見通しのない行動への突入など、人的・物的リソースも時間も極限まで限られた状況においては「絶対にやってはいけない行為」のオンパレードなのである。そしてそれをこの作品はヒロイックに描いてしまっているし、しかもその着地点は「天候が回復して救助されてめでたしめでたし」という醜悪さ、陳腐さ。そんな安直な視座しか持っていないから、山岳救助の厳しさや原動力など、毛ほども描かれていないし、伝わってこないのです。輪をかけて最悪なのが、随所で予定調和的に炸裂する絶叫情緒演出であり、こんなことをいくらしていても見る側は「またか」「あー、やっちまった」としか思わないことにいい加減気づきましょう。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 1点(2013-06-01 02:41:31) (良:1票) |
41.《ネタバレ》 山になんて行かないことだよ。 毎年毎年、素人が(プロでも)遭難しまくってるじゃないか。危なすぎる。 あんなの登ってそれの何がいったい面白いんだ。お前ら死にに行くのか?死にたいのか? ・・・と思わせるには充分な映画。 しかし映画としての面白さとなると何かが足りない。 【虎王】さん [地上波(邦画)] 5点(2012-09-26 06:20:38) (良:1票) |
【どぶん子】さん [地上波(邦画)] 3点(2012-09-24 01:20:21) (笑:1票) |
【ケンジ】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2012-01-27 22:53:39) (笑:1票) |
38.《ネタバレ》 山の雄大さと気高さを感じさせる、佐藤直紀氏の音楽が素晴らしい。また、雪山をはじめ、山の空撮・自然の景観も美しくダイナミック。 しかし人間のドラマの方は、何故だか感動しないんだな。それが、どうしてだか判らないが、一つ気になった事がある。 救助隊長さんは、「撤退する勇気」を力説し、ヘリの操縦士も「これ以上無理」と一人残したまま撤退の判断をする。長澤の成長を語るシーンでも出てくるこの言葉は、彼女の成長を描くこの物語の重要なテーマにつながっていると思ったのだが、長澤はそれを受け入れず、ヘリから飛び降りるように、救助に向かう。小栗旬もプロが踏み込まない吹雪の山に入り、救助に向かう。驚いた事に、隊長さんも、小栗の救助を黙認して、あまつさえ「あとどのくらいだ?」などと尋ねている。やらせる気まんまんじゃねえか。それでも部下は行かせない。 結局、この二人が要救助者を助け切って、メデタシメデタシ。という、言う事とやる事が、合ってない物語が、感動をもたらさない一因なのだと思う。 また演者がビッグネームであるからか、彼らが死んだり遭難したりする気が全くしないのもイタイ所。長澤まさみは絶対に目を開けると確信できたし、小栗旬は雪崩から救われると思っていた。(それにしても、あんなに簡単に雪の中から出てこられるのかね?何でもできるコナン少年だって、雪崩に埋もれて自力で起き上がんないぞ) 【Tolbie】さん [DVD(邦画)] 4点(2012-01-07 06:48:13) (良:1票) |
37.《ネタバレ》 山が怖い。プロならビバークじゃない?それにしても、「また、おいでよ」って、いや、ちょっと遠慮します。 【あげどん】さん [映画館(邦画)] 5点(2011-06-13 12:58:00) (笑:1票) |
36.《ネタバレ》 良い部分も多かったけど、イマイチだなぁ。 特にロケーションは頑張ってたので、大自然の迫力は出ていたと思う。山で命を失う事のシビアさもきちっと描かれていて、死者を「フォール」する所はビックリした。あれはマジなのか・・・? しかしね、長澤まさみのぶりっこ演技は、そろそろキツイ。「ロボコン」の頃はそれでも可愛すぎるほどだったが、最近老けてきたまさみちゃんは、そろそろ大人の女になるべきだ。飄々としてる小栗君が意外と良かっただけに、久美ちゃん(長澤まさみ)が邪魔くさくて、ウザくてしょうがなかった。「お前、むいてないから帰んな!」って8回くらいは思った。 あと、よろしくないのは、分散されたキャラクター達の位置関係が全然分からない事。 そのミッションがどれくらいインポッシブルで、どのように解決させたのかが全然見えない。「40分くらいでいける!」とか超大雑把。 ゴーゴーと凄い吹雪の中で、みんな死にそうな顔で頑張ってるからとんでもなく絶望的な状況なんだなーと、一応伝わってくるんだが・・・。 具体的には、どこから、どれだけの距離を歩いて、どうやって居場所みつけたのかがサッパリ。 奇跡なの? 超能力なの? もっとも、この映画は超人三歩のスーパーパワーがなければ成立しないんだけどね。 だから、クライマックスも全然気持ちが入らない。テンポ悪いし。ストーリーが、和ドラマのテンプレートをなぞっているかのようにベタベタだし。 ホント、山登って遭難する人って迷惑じゃない?そんな危ない山なら免許制にした方が良いのでは?なんで「また来てほしい」って思えるのかが分からん。 とりあえず、これだけは伝わった。 山超怖い! 【すべから】さん [映画館(邦画)] 5点(2011-06-04 11:24:28) (良:1票) |
35.《ネタバレ》 小栗旬を起用したのは失敗だった気がします。表情に出る爽やかさみたいなものが、三歩の持つ爽やかさではなくて、単なる無邪気にしか見えなかったりするんだよね。それは確かに原作の三歩に通じるものではあるのだけど、三歩の本質を見抜いた上での表情には見えないんだよね。だから一々言葉が軽く聞こえてしまう。「良く頑張った」という言葉に全然頑張ったという気がしてこない。他にもうちょっと適役がいなかったのかなぁ? うーん、やっぱり脚本がいけないのかなぁ?「岳」という漫画の本質が脚本や演出から物語として見えてこない気がするんだよね。確かに映画的な演出としては三歩の友人が滑落する際に手を伸ばすというのは分かるのだけど、本質的な事を言えば、あそこはやっぱり、身を伏せる筈なんだよね。アルピニストの野口健がエベレスト登頂の際の話として遺体の話とかを気楽に話すというのが物凄くこの物語に近いと思うのだけど、そうなっていない所がやっぱり本質を捉えていないという気がしてなりません。そこが理解できていない気がするんだよね。 長澤まさみは…彼女は演技が変らないのね。いい意味でも悪い意味でも。あたし的には最初の頃の三歩を非常に蔑む表情というのが物凄く良いと思ったのだけど、それ以外は全然駄目だと思いました。特に酷いのは雪渓で三歩に滑落される場面。ああ、遊んじゃってるな、という表情が露骨に見えるのにはガッカリ。滑落の経験者(と言っても、7m弱の崖から落ちたぐらいだけど)から言わせて貰えば、滑落の瞬間って表情が凍るんですよ。それに比べたら長澤の表情のまぁ豊かな事。ジェットコースターじゃないのだから、あんなにキャアキャア言えないし、もうちょっと監督が演出してやらなくてどうするんだよ、と言いたかったですね。 【奥州亭三景】さん [映画館(邦画)] 4点(2011-05-13 15:36:25) (良:1票) |
34.ひどいなぁ...なんか見ててイラつくのは何故だろう...。 なんか、全てが白々しくて...苦手です。山の美しさだけを楽しみましょう。 【lalala】さん [ブルーレイ(邦画)] 2点(2022-08-14 06:08:22) |
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33.《ネタバレ》 原作未読なのが幸いしたのかもしれません。悪くなかったです。 『退屈で地味そう。』これが見る前の印象。山にも興味なし。でも長澤まさみが出ていたのでなんとなく・・・。 序盤から展開がスピーディでスリリング。更には三歩というヒーローの存在がエンターテイメント性を強くしています。 エピソードも盛りだくさん。ただし山岳救助のお話なので、どうしても辛いエピソードが多くなりがち。 特に前半は結構きつい。立て続けに二人も亡くなってしまう。 父と死に別れてしまう息子。息子と死に別れてしまう両親。泣き崩れる親族はたとえフィクションでも見ているのがとても辛かったです。 その一方、三歩と久美のやりとりはコメディタッチで面白い。辛いエピソードの合間に入れる二人の漫才のような掛け合い。緩急のつけ方が上手。ただ中盤から後半にかけてはシリアスな展開が多く、二人のやりとりも真面目な話ばかりになっていきます。ずっと雰囲気が重くて疲れちゃいます。そしてそのせいか、二人のシーンが前半は楽しかったのに、後半になるとややだれるんですよねー。 最後にこの映画を見た感想ですが、 『山なんて登るもんじゃねーな。』この一言に尽きます。 『また山においでよ。』はクレイジーの一言に尽きます。 【たきたて】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2022-04-12 09:15:15) |
32.予告編に釣られ 鑑賞..期待はしてなかったので、そこそこ楽しめました.. 【コナンが一番】さん [DVD(邦画)] 7点(2019-01-06 15:48:57) |
31. 原作既読者です。まあ、映画なんで主人公のイメージやとか世界観が変わるのは仕方ないですが、三歩が軽すぎで残念です。あと、いちいち叫ぶ感情表現とか、止血しないとか。とりあえず無線するとか。いろんな細かいことが気になってしまいまいた。映像はきれいでした。 【木村一号】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-12-25 11:00:07) |
30.《ネタバレ》 まぁ、海猿の二番煎じですよね。夏に観るべき映画であって、決して季節が冬に移り変わろうとしている時期に観るべき映画ではないですね。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-11-28 00:45:12) |
29.《ネタバレ》 いくつかのケースでもって構成されており、そのなかでは悲しい結末のものも。 もちろんそのどれもに三歩が絡みます(主人公だからね)。 いろんなケースの順番を変えると映画の印象もだいぶん変わるのかな、なーんて考えちゃう珍しい作品でした。 最後はまぁ、過酷な状況に陥りながらも助かってハッピーエンドになるんですが、大切なキーワード『命令遵守』を無視した行動が発端になってしまっています。 この点が惜しかったなぁ。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-03-22 04:21:27) |
28.《ネタバレ》 原作読んでました。なんかイメージが違ったので、小栗旬以外での続編を期待します。長澤まさみは可愛くて良かったです。 【山椒の実】さん [地上波(邦画)] 5点(2014-05-16 01:23:43) |
27.《ネタバレ》 いくら主人公とはいえ、ボランティアである三歩一人に頼りすぎだろう。ヒロインの勝手な行動も山をなめてるしか思えず興ざめ。結局三歩一人の活躍で事件を解決という展開ばかりだし、それに無理矢理ヒロインをからめようとしてくるので如何にもステレオタイプな邦画の見本といった感じ。もっとこう、救助隊の連繋プレーとか現実感のある展開が見たかった。 【ヴレア】さん [DVD(邦画)] 3点(2013-10-15 08:37:01) |
26.《ネタバレ》 空撮をはじめ、山の雄大さと厳しさなどの迫力はヒシヒシと伝わってきた。 しかし、「海猿」の匂いがプンプンしてきたところからイヤな予感が的中。人間描写があまりに安っぽい。 とくに終盤、遭難者の生存確認をしてハイタッチで喜んでる場合じゃないだろ、とツッコミどころも満載。エピソードもぶつ切りでまとまりにかける。 山の映像や三歩のキャラクターは良かっただけに、冬山遭難→三歩が救助という極端なワンパターンが繰り返されたのももったいなかった。 【mhiro】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2013-06-18 22:14:40) |
25.《ネタバレ》 原作は途中まで読みました(内容はうろ覚え)。映画の方は別に詰まらないわけじゃないけれど、最後のほうは安直にドラマチックでヒロイックな展開。2匹目の海猿狙いという感じで残念だった。原作はもっと淡々としてるイメージだったんだけどな。作り手は「それじゃ映画にならない」と思ったのかな。「じゃあ別に映画にしなくても、別にこっちは構いませんよ」と思います。 【ゆうろう】さん [映画館(邦画)] 5点(2013-06-01 03:07:57) |
24.《ネタバレ》 原作既読者の視点でレビューします。原作既読な人が見るとがっかりするでしょう。主に三歩役の彼に。なんというか、豪放で優しい三歩らしさがないのは映画化した意味がないと思う。元気を貰える気がしない。軽いのだ。幾人もの死を受け止め、また救ってきたような山の男に見えない。厳しさに裏打ちされた笑顔に見えない。個人的に楽しみにしてたので残念だった。しかし、小説や漫画のように登山を映画で描写するのも難しいのかも知れない。との思いから4点です。 【よこやまゆうき】さん [地上波(邦画)] 4点(2013-01-22 03:35:46) |