44.《ネタバレ》 訳がわからないまま1時間半が経過し、結局よく判らないままラストまできてしまいました。キャストは豪華だし雰囲気も良いしプロットもなかなか興味深いものでしたが・・ 監督さんを調べて妙に納得しました。キーラナイトレイの「プライドと偏見」も撮っている人なんですね。雰囲気はとても良いのに「プライドと偏見」同様「ハンナ」も全体の流れがちと散漫でした。 映画的には微妙ですが雰囲気的にはとても良かったと思います。この雰囲気(空気感)がなかったら3点程度ですが、裏を返せば雰囲気だけで6点は立派です。。オープニングとエンディングに同じカットと台詞を持ってきてもイマイチ「なるほど!」とは感じられませんでした。むしろ、心の成長があったとするならば別の台詞のほうが良かったような気が・・ ちなみに音楽的に高評価の方もいらっしゃいますが、ちとウルサイ音楽が多くて邪魔に感じました。 【アラジン2014】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-10-12 11:26:04) (良:1票) |
43.《ネタバレ》 「心臓外しちゃったみたい」で拳銃ズドーン。その刹那、血を連想させる赤の背景に「HANNA」のタイトル。物語冒頭と末尾の2度繰り返されます。つまり獣も人間も、食糧も親の敵も、ハンナにとっては同じという意味。旅での交流を通じて、人間らしい心を手に入れたかに見えた主人公。果たして彼女の本質は、本当に何も変わっていないのでしょうか。枕を並べて少女と語った夜。約束の地グリムの家でマジシャンと交わした楽しい会話。それが無意味だったとは自分には思えません。養父と2人だけの生活では得られなかった何かを、旅を通じて少女は感じ取ったはずです。同じ台詞だとしても、同じ意味ではありません。いや、自分がそう思いたいだけなのかも。2つのシーン、彼女の表情に明確な違いは認められませんでした。言葉の裏に隠された彼女の思いとは一体何か。人の心を読むという作業は、実は自分の心をなぞる行為である事に気づかされます。ハンナという“人形”に、心を入れるのは観客自身なのだと思いました。観客を突き放した感覚が心地良い、スタイリッシュなサスペンス。でもお洒落だけが取り得ではない映画だったと思います。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-08-03 12:47:33) (良:1票) |
42.ジョー・ライト監督の作品の中では文学作品の映画化よりも映画らしい内容でいいと思います。シンプルにこの映画の魅力を言いますと主人公のハンナ(シアーシャ・ローナン)がかわいくて強いということに尽きますね。アート風味を利かせているだけで内容はただのアクション映画でしかないんですが、とにかく絵作りと編集に凝っているので常にどんな画面が出てくるか先が読めない楽しさがあります。タイトルの出し方もカッコいいです。冒頭の雪原ではらわたを取り出すのは帝国の逆襲でモロッコのロケーションも妙にスターウォーズっぽかったり、ラストはグリムの家だったりと神話やおとぎ話を連想させるようなところがまたいいんですよね。登場人物に感情移入させるような作りになっていないのも意図してのことではないでしょうか。全体的にストーリーよりも雰囲気を楽しむタイプの作品なのでそこは好き嫌いが分かれるのでしょうけれど私は気に入りました。ケイト・ブランシェットの役はなんだか間抜けでコミカルなところがあります、血まみれの歯磨きとか何なんでしょうか(笑)。 |
41.全体的な雰囲気は悪くはないんだが、ムダにスタイリッシュ?にしてしまったために緊張感が欠如し、サスペンスとしてちょっとズレてしまい、なんだか惜しいなあという印象。 |
40.《ネタバレ》 電灯のスイッチに興味を示し、電気ポッドにビビるハンナ、そこに昔見た映画のブッシュマン的なものを連想したのだが、いつの間にやら、お茶の子さいさいでパソコンなんて使いこなしてらっしゃいましたし、彼女の近代文明機器に相対する設定がブレブレなのがどうにも解せない。 中略、他にもいろいろと分かりにくい点が多かった事などたくさんありますが、最後、マリッサがなぜ急に逆さでずり落ちていったのかがよく分からない。というか、そこ何度も巻き戻して確認してみたのですが、結果なんだったのやらさっぱり分からない。ひとりズッコケだったのだろうか 自爆? 世話のやけるこったな だとしたなら、アクションムービーとは言えないでしょうね ひとりで勝手にずり落ちてったんだから。 思うにこれ、サスペンス調に撮るでなく、ただひたすらファンタジー調で撮ればよかったんじゃないかと思さえてしまいます。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-08-24 21:22:21) |
39.面白かったけど、なぞが多すぎ。彼女は何と戦ってたの? 【海牛大夫】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-06-11 16:39:40) |
38.《ネタバレ》 まず感じたことは、スタイル、作風が中途半端ってことです。 CIA絡みですけどCIAをまったく感じない、武器や機密情報を盗む犯罪組織みたいだ ケイト・ブランシェットの悪役ぶりは童話に出てくる魔女みたいです。 冒頭の一面の雪景色と山小屋のとこはよかったんです、これから何がどうなるかわりとワクワクするんですけどね。 シアーシャ・ローナンの透明感は尋常じゃないですね、ケイト・ブランシェットもその点では負けず劣らずです。 透明度の高い女優二人が美しくかっこいい映画。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2021-05-05 16:25:12) |
37.《ネタバレ》 前半は引き込まれました。 雪深い山奥での戦闘訓練の様子や、砂漠にある政府の施設からの脱出。 可憐な少女が凄く強くてカッコいい。 でも、見終わってみれば疑問だらけのストーリー。 何故スイッチを押して居場所を知らせる必要があるのか。 マリッサって、あの施設から一歩も出ない人なの? わざわざ中に入り込む必要性がありません。 父親は何故、一般常識や文明社会についての知識を与えなかったのか? 電気やテレビにそこまで驚くって、こっちがビックリです。 なのに後半では、いつの間にかパソコンを使いこなしてました。 ファミリーとの旅が、何かハンナに影響を及ぼすのか? 年相応の青春ちょっと味わえたけど、他は特に無いようです。 だったら尺を取って描く必要があったのかどうか。 少女の出生の秘密はDNA検査の段階で予想がつきます。 マリッサが二人を抹殺しようとする理由が、本当に証拠隠滅のためでしか無かったので拍子抜け。 他に何かありそうな雰囲気だったのに。 突っ込みどころが多すぎるので、「心臓外しちゃった」で始めと終わりを締めて上手いこと言ったみたいにされても、何も響かないまま。 ただ、ハンナ役の少女がとても綺麗でずっと見ていられたのと、ケイト・ブランシェットの冷酷な演技は良かったです。 【nanapino】さん [CS・衛星(吹替)] 4点(2020-08-08 17:24:19) |
36.結構ツッコミどころ満載だな。よく走ること!シアーシャはこんなアクションもできるっていう映画でしたね。電気も知らないのにDNA操作についてネットで調べられるとはね、ふーーーん 【HRM36】さん [インターネット(字幕)] 4点(2020-01-31 10:04:41) |
35.少女が格闘するスタイルの映画ってなかなか少ないが、少ないわけだな・・・。シアーシャ・ローナンの外見だけに惹かれたが、逆に言えばそれ以外特に映画に強調すべき部分がない。ケイトの悪役ぶりも良かったが、映画の出来は結構悪い 【ラスウェル】さん [インターネット(字幕)] 2点(2020-01-02 18:05:32) |
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34.《ネタバレ》 シアーシャちゃんは演技も雰囲気も悪くないのだが、アクション俳優じゃないのでアクションにはパワーやキレが感じられず、この面は正直出来が良くない(これで改造人間ですとか言われてもピンと来ない)。その他の面々のアクションもごく普通なレベル。中盤の展開運びが結構にダルいが、話の内容は悪くはない、がごく普通(確かに本作時点では導入編的な内容なので、この先の話をドラマ化したのは正解かも)。結局一番存在感があるのはいつものケイト・ブランシェット(知的ながらの凶悪ぶりは流石のハイレベルな仕事)。全体としてはかなり微妙な出来だが、シアーシャちゃんが好きなら観てもイイかも… 【Yuki2Invy】さん [インターネット(字幕)] 4点(2019-12-07 17:23:49) |
33.《ネタバレ》 シアーシャの透明感に負んぶに抱っこに羽交い締めな映画。 音楽を初めて聴いたハンナの驚きや喜びをもう少し演出して欲しかった。 身体能力に優れたハンナを、パンプスのケイトが追っかけられるのか?など、かなり気になった点があるものの、シアーシャの透明感で薄まるのだから、彼女の存在感は抜群。 …なだけにもったいない感が拭えない映画でもある。 |
32.《ネタバレ》 スタイリッシュな映像であるが、アクションに切れがない。若きローナン嬢の魅力も不発。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 6点(2019-01-29 22:48:18) |
31.《ネタバレ》 バスターミナルのところとか印象的なシーンが散見された。心臓はずしちゃったからの最後の終わり方のかっこよさで1点プラス笑 【rothschild】さん [インターネット(字幕)] 6点(2018-03-19 01:45:54) |
30.《ネタバレ》 戦うことを運命づけられた少女ハンナ。彼女が父のもとを離れる時、それは宿命の敵との戦いの火ぶたが切られた瞬間でもある。その敵とは、彼女の「母」ともいうべき存在、ケイト・ブランシェット。という、「母」と「娘」の対決、みたいなオハナシで(もう少し複雑な裏事情はありますが)、そう思って観ると、何だかエリック・バナが、絵に描いたようなダメパパにも見えてきてしまうのですが、そうは言わせじと、見事な長回しの(疑似かも知れないけど)格闘シーンを見せてもくれますが。 いずれにせよ、ハンナ役のシアーシャ・ローナンの、何とも言えぬ透明感、そしてカッコよい走り。彼女が旅する中で出会う、アメリカ人の少女、まあこちらは何という俗世まみれ感(笑)。2人の人生がそこでクロスする訳ですが、この対比は、いやはや、なかなか・・・。 それでもハンナは走り続ける。映画の冒頭がいきなりなら、ラストだっていきなり。対決の決着がついた瞬間に映画は終わります。このスピード感。 ところで、トム・ホランダーの悪役はなかなかユニークでしたが、少し「時計じかけのオレンジ」魂が注入されてましたかね。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-09-30 12:44:44) |
29.《ネタバレ》 施設の脱出シーンなどはなかなかスリリングだったのですが、そこで制作側が力尽きてしまいました。あとの見所は、バスを降りてから地下フロアでの戦いまでの長回しくらいでしょうか。あと、音楽が最悪です、というか中身に全然合ってません。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-07-02 02:20:23) |
28.《ネタバレ》 <よかった点> ・人を殺す場面を間接的に表現しているところ。エログロを売りにしていない清廉さ。 ・全体の雰囲気というか空気的なもの。アメリカ映画らしくないところ。どこか東欧の国の映画のよう。 ・(皆さんとは逆評価ですが)主人公が超人的でないところ。なんかリアルっぽく見えた。 <よくなかった点> ・観客への説明が圧倒的に不足しているところ。これは皆さんと同じ意見。ストーリが腹落ちしていないモヤモヤ。 ・ただ者ではないオーラをまとったオカマがとっても期待はずれだったこと。 で結論は5点。 【la_spagna】さん [地上波(字幕)] 5点(2016-06-16 00:43:38) |
27.《ネタバレ》 謎になったままのことがあるんで、観終わった後にモヤモヤ。 まず、なぜ、エリックは、ハンナにCIAの女エージェント・マリッサを殺させようとしていたのか? 母の復讐の手助け? それにしちゃ、ハンナに説明をしてなさすぎ。 エリック自身の復讐? だったら、凄腕エージェントなのだから、自分だけでやればいい。 そもそもCIAが打ち切った作戦で、マリッサが血眼に追っていたわけでもない。 そして、マリッサが雇ったオカマ暗殺軍団。 リーダーのオカマはわかるんだが、その手下が総勢何人かわからない。 最初はモロッコから追いかけてきた総勢3人なのかと思いきや、 後半のグリムの家以降、東ベルリンではスキンヘッドが増えてる。 最大の謎は、ハンナは遺伝子操作された強化兵士という割には、どこらへんが凄いのかわからない。 体力があったり、殺人技術にも長けているが、それは森林でのエリックの鍛錬によるものとしか思えない。 躊躇なしに人を殺せる精神? だったら、オカマやマリッサのほうがよっぽど優れてる。 なにか、観客をアッ!と思わせるような、独特の能力を映像で見せて欲しかったなあ。 (ちなみに、助けてくれたあの家族は、皆殺しなんだろうなあ……と推測してます) 【伊達邦彦】さん [DVD(字幕)] 5点(2015-10-14 03:39:59) |
26.グリム童話のセットや幻想的な雰囲気は良いが、ストーリーやキャラの行動理念が解りづらい。友達家族ってあの後どーなったんでしょうね。 【真尋】さん [DVD(吹替)] 4点(2014-07-20 19:58:24) |
25.思っていたような殺人マシーンではなく、感情や少女らしさが垣間見える分、逆にチョットした恐さも感じられ、けっこう面白かった。ハンナ役の女の子も良かったし、続編が見たい。 【フラミンゴ】さん [DVD(吹替)] 5点(2013-11-14 06:33:50) |