エリート・スクワッド(2007)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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エリート・スクワッド(2007)

[エリートスクワッド]
TROPA DE ELITE
2007年ブラジルオランダアルゼンチン上映時間:115分
平均点:7.75 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
アクションドラマシリーズもの犯罪もの
新規登録(2012-05-07)【8bit】さん
タイトル情報更新(2013-10-21)【8bit】さん
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監督ジョゼ・パヂーリャ
キャストワグネル・モウラ(男優)ナシメント
脚本ジョゼ・パヂーリャ
製作ジョゼ・パヂーリャ
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【クチコミ・感想】

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1
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4.《ネタバレ》 単純な内容だけど緊迫感がすごい。
あの訓練は実際にあるんだろうか。
俺なら泣いちゃうかも。

そして主人公も心を病んでて薬でなんとか仕事を続けれている所も良い。
黒人がいつ殺されるかハラハラして観てましたがこう続くとは・・・
次回作が楽しみ。
Dry-manさん [インターネット(字幕)] 8点(2021-01-09 23:32:05)
3.リアルな現場、とでも言えるがかなりハードな現場だ。
物語はあるようで無いが、鬼気迫る展開で目が離せなくなる。救いがない状況が凄まじく描かれる。
simpleさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-01-09 21:05:15)
2.《ネタバレ》 最近、テレビドラマの『ナルコス』にハマってしまい、ジョゼ・パジーリャ監督作品を後追いして本作に辿り着きました。ベルリン映画祭金熊賞受賞作品にして、本国ブラジルでは子供たちがBOPEごっこをするほどの国民映画となったという評価はダテではなく、社会性と娯楽性が高いレベルでブレンドされた名作として仕上がっています。
手のつけようのないほど凶悪なギャング、私腹を肥やすことのみに精を出して公僕としての機能を失った警察、違法行為に手を染める市民と、各自が好き放題をしてメチャクチャな状態となっているリオデジャネイロにおいて、唯一、高い規律と目的意識を持って行動しているのが特殊警察作戦大隊BOPEです。BOPEは「ボッピ」と読むらしく、えらい可愛らしい名前の特殊部隊があるもんだと思ったのですが、その実態はわが目を疑うほどの壮絶さです。『フルメタル・ジャケット』や『GIジェーン』をも超えるしごきで入隊の儀式を済ませると、治安組織というよりもむしろクライムファイターのような振る舞いで街の悪人たちを成敗して回ります。女子供だろうが容赦なく拷問して必要な情報を聞き出し、犯罪者を見かければとりあえず射殺。生け捕りにした犯罪者には容赦のない暴行を加え、仲間を殺った悪人はその場で処刑と、「逮捕→裁判→投獄」という一般的な司法制度をまったく意に介さないリアル・ジャッジドレッドな集団なのですが、これが実在する部隊であり、本作の脚本には元BOPE隊員が参加しているという点で二度驚かされます。
こうして振る舞いのみを書き出すとBOPEは悪者であるかのような印象を受けるのですが、本作は前半にてリオの現状がいかに腐っているかを描きだすため、そのカウンターとしてBOPEほどの極端な暴力装置が必要であることを観客に納得させてしまいます。この辺りの構成は実に見事だと思いました。BOPEが全力でギャングを潰しにかかる終盤の爽快感はなかなかのものであり、本作はエンターテイメントとしても非常に優れているのです。
唯一不満だったのは、「遊び人」と呼ばれる大学生がしれっと生き延びたこと。この人物は、表面上は慈善活動を目的とする左翼系サークルを主催しているのですが、同じく表面上は貧困層の支援を目的とするNGOを介してスラムを仕切るギャングとのコネクションを持ち、キャンパス内に麻薬を持ち込んで利益を得ているクズ野郎です。ギャング達にはギャングにならざるを得なかった不幸な生い立ちがあるのですが、一方でこいつは恵まれた環境でぬくぬくと育ちながら、ロクな覚悟もなく軽い気持ちで悪事に手を染めるという、一番同情できないタイプの悪人。こいつのせいでネトは死んだのですが、マチアスが真剣に尋問してもヘラヘラと受け答えをするような腐った性根を持っており、ギャングの世界がいかに怖いかを思い知ってからエライ殺され方をして欲しいところでした。
ザ・チャンバラさん [インターネット(字幕)] 8点(2016-05-23 17:34:05)
1.《ネタバレ》 ”シティ・オブ・ゴッド”の姉妹編のような本作は観るのにかなりの覚悟を要求される。観客は首根っこを掴まれ、顔を張られ揺さぶられ、足蹴にされる。猛烈に理不尽な暴力だが、ブラジルの現実だというんだから言葉も無い。
スラムの荒廃ぶりはシティ・オブ~でも克明に描かれていた。さらには警察の腐敗まで手の施しようが無い状況だと踏み込んだことが、今作のエッジをより鋭くした。死体を管区で押し付け合い、市民からピンハネした取り分を仲間内で奪い合い、車の部品はドロボーする。こんなことあっていいのか。
こんな警察にスラムのギャングなんか取り締まれる訳がない。そこへ登場するのがBOPE。ほぼ軍隊だ。治外法権並みの強権だ。ギャングとどっちが恐ろしいかって、どっちもどっちだ。こんなことあっていいのか。
頭がお花畑の金持ち大学生のNGO活動など、スラムの理屈(=暴力)にあっさり焼き殺された。これが現実だよ、と情け容赦の無さは限度を知らない。
とにかくすさまじいまでの重量級の圧を感じる、ハードムービー。
「偽善者め」と学生に叫ぶマチアスと気持ちが一致したのは、あまりの暴力のやり切れなさに私も半分キレていたからだろう。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-05-01 18:26:56)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 7.75点
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600.00%
7125.00%
8375.00%
900.00%
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