2.《ネタバレ》 「怒霊界」とはまた凄まじいタイトル。
フルチ御大晩年期の作品なのでゴア描写はあれどちょっと控えめ。
殺人シーンは幻覚が主なので仕方ないけれど、フルチ御大のゴア描写を目当てに観るとちょっと肩透かし。
だけどそれぞれのシーン、というより件のカタツムリのシーンはやはり特出していて、ちょっと夢に見るレベルです。
ストーリーに関しては相変わらず「展開早くね?」だったり「さっきと言ってること違くね?」だったり「一体どういうこと!?」みたいな感じで、語りたいことはわかるけどなんだかかよくわからない支離滅裂な部分が多いのですが、それを言ってはフルチ作品は観られないので気にしたら負けということで。
しかし、ストーリーを差し置いてもあり余る魅力的なゴア描写が少ないので、そこが残念な部分です。