ガンファイターの最後のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ガンファイターの最後

[ガンファイターノサイゴ]
DEATH OF A GUNFIGHTER
1969年上映時間:100分
平均点:6.50 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
公開開始日(1969-12-09)
アクションドラマウエスタン
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タイトル情報更新(2022-05-02)【イニシャルK】さん
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監督ドン・シーゲル
アラン・スミシー(監督名義)
キャストリチャード・ウィドマーク(男優)
ジョン・サクソン(男優)
キャロル・オコナー(男優)
大塚周夫(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
滝口順平(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
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4.《ネタバレ》 これは、「アラン・スミシー監督」の実質的なデビュー作、と言っていいんですかね。ダメか。
リチャード・ウィドマーク演じる主人公の保安官が、とにかく周りから嫌われまくってて、もうほとんど笑っちゃうくらいに嫌われてるんですが、なにせこんな怖い顔だから、それも仕方がないのです。また、多少の誤解もあるとは言え、もちろん本人も悪い。やたら短気だし。顔は怖いし。
という嫌われ者なもんで、映画が始まって間もなく、襲撃を受けてしまう。この夜の馬小屋の場面、二階の暗闇から襲撃者の声だけが聞こえてくる不気味さが印象的です。
はたまた、若造の襲撃に始まりクライマックスへと繋がっていく終盤の一連の流れ。ドア越しの銃撃がバイオレンスを感じさせ、さらにクライマックスの追跡などは、ダーティ・ハリーの執念なども思い起こさせます。ダーティ・ハリーと本作との間に何か関係があるのかどうかはさておき。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2023-05-28 08:37:33)
3.《ネタバレ》 良心とは何か。

利にさといだけの政治家の皮を被った商人、確固たる思想はなくなんとなく
世間の空気にのるだけの新聞屋、安全な場所でおびえるだけの小市民、
己の欲に従順なだけの小悪党、力まかせだけの前時代的保安官、
見て見ぬ振りするだけの聖職者。そして性に多感な青年。

反戦気運が高まりつつある1969年のアメリカという時代背景を考えると、
この作品は当時の現代風刺にありふれている。
保安官が法やペンではなく銃で撃たれたところが、とくに皮肉が効いている。
結局は力だろと。

観るのは2度目で、1度目は昼のBSでお決まりの西部劇くらいしかなかったが、
監督がドン・シーゲルで作られた時代が60年台後半と思うと、
ただならぬ気骨のある作品だ。
michellさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-04-28 15:32:38)
2.《ネタバレ》 とりあえず、電車や自動車も発達する中で、時代に取り残された昔ながらのガンマン保安官、というのがテーマのようなのですが、そもそもこの主人公、周りが言うほどそんなに無茶だったり乱暴だったりするわけでもないのですが・・・。最初の事件はただの正当防衛ですし、その次は相手が勝手に自分を撃っただけでしょ?ラストのところも、死を覚悟して現場に赴く主人公、というのがやりたかったっぽいのですが、そのように事が運ぶ理由も分かりません。●一方でこの作品、アラン・スミシー名義を確立した(?)ものとしても有名なようなのですが、そこまでひどいわけでもないです。●で、ラストと冒頭が対応しているところだけは美しいので、+1点。
Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2022-05-30 00:00:13)
1.《ネタバレ》 撃つ者と撃たれる者が縦構図の中におさまり、
撃つ瞬間と撃たれる瞬間、双方のアクションが
同一画面の中に展開する。
ガンアクションの醍醐味溢れる秀逸なショットに痺れる。

落下スタントを織り交ぜた冒頭の暗い納屋での対決や、
リチャード・ウィドマークが部屋に飛び込みざま
手前に滑り込みながらドアの背後の若者を銃撃する、
レナ・ホーンの部屋での対決などだ。

物語自体は時代の反映もあってか陰鬱でアクションシーン自体も少ないが、
そうした瞬発力の高い銃撃ショットが強烈な印象を残す。

乱打、乱射を細分化したカッティングで見せる昨今のアクションフィルムとは
比較にならないシンプルなワンショットの何と活劇的なことか。

「列車の到着」で幕を開け、緩やかな列車の出発で幕を閉じる。
その夜の深い黒がよく映える。
ユーカラさん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2015-07-08 15:10:13)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 6.50点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4125.00%
500.00%
600.00%
7250.00%
8125.00%
900.00%
1000.00%

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