65.《ネタバレ》 私事ですが離婚が決まりまして…(>´A`)> 昔観たときあんなに面白かったのに、あんなにミッキーもジョンもかっこいいと思ったのに… ミッキーの奥さんがかわいそうでかわいそうで˚‧º·(˚ ˃̣̣̥⌓˂̣̣̥ )‧º·˚ そこに感情移入する俺が悲しくて悲しくて5点 【JF】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-09-12 16:20:18) (笑:1票) |
64.《ネタバレ》 それぞれの信念をもとに行動する、若い刑事と、若いマフィア。 二人が望んでいるのは既存権力の打破であり、改革。 立場は違えど、本当に似た者同士の二人。 この二人に、なんとなく政治家の橋本さんがかぶってしまうのは僕だけでしょうか。 しかし二人は周囲に理解されることなく、次第にそれぞれの組織の中で孤立していきます。僕には正直この孤立が一番見ていて恐ろしかったし、この二人にもう少し幅広い視野を持って欲しかった。 これでは勢いだけの底の浅いマフィアもの映画と思われても仕方がない・・・ それから、スタン、奥さん、記者の三角関係に力を入れすぎてしまったのも、この映画について言えばプラス効果よりマイナス効果のほうが大きい気がします。 映画の軸がぶれてしまっているように見えます。 中盤からはまったく両者に感情移入できず、醒めた目でしか見ることができませんでした。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 4点(2012-12-06 12:34:43) (良:1票) |
63.学生時代にレンタルビデオを2台のビデオデッキをつなげてダビングした数少ない作品の1本(先輩に貸したまま返ってこなかったいくつかの作品の1本でもある)。主人公の男と敵対する男の対決というマンガチックな構造が男心をくすぐる。『天国の門』の興行的な大失敗の影響なのかとにかく二人をメインに撮る。組織からはみ出した男と組織をぶっ壊そうとする男。強引さがかっこいいミッキー・ロークとクールさが様になるジョン・ローン。何度も見た。そして時を置いて久しぶりに見た(といっても数年前だが)。なんか違う。『ゴッドファーザー』や『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』のような不変の貫禄がない。なんか時代を感じる。その時代が禁酒法の時代ならば様になるのだろうがいかんせん見かけゴージャスで中身スカスカな80年代。服装とかサングラスが80年代臭を撒き散らしている。その時代の最中にあってはわかるはずもないのだろうがなんとももったいない。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-03-08 14:49:42) (良:1票) |
62.《ネタバレ》 ニューヨークの華僑ギャングをヤンキー刑事がやっつける話ですが、公開当時、一番のみどころはTVレポーターのお姉さんが住んでいるマンションでした。広さ・見晴らし・インテリア。目を見張りましたね。特に壁に仕切られていないお風呂。そんなもの、本作以降では見たことがない。若い女性レポーターの年収で買えるのかと不思議でしたけどね。そのお姉さんも妙に色気があって良い脱ぎっぷりだったけど、こちらも本作以降は見かけなくて残念です。公開から25年の月日が流れ、当時に観たときと微妙に印象が違いました。その昔は、正義感を振り回すミッキー・ロークが子供のような純粋さで無茶をやっているように思えたんだけど、今回は黄色に対する人種偏見を感じました。「俺の国から出て行け」って声が聞えそうな雰囲気。でも、ジョン・ローン側の対抗策もワイロで釣れないと分かるや、ミッキー・ロークの奥さんを巻き添えにするとか、先述のTVレポーターを強姦するとか、遣り口が単純で低脳。遣られたら遣り返す、がエスカレートして行く。完全にガキの喧嘩ですね。その対決の図式がシンプルで、最後はタイマンを張るあたりが本作の見応えにもなっています。現在のチャイナ・タウンのことは分からないけど、どちらかというと中国にヤンキー・タウンが出来そうな時代。上海にヤンキー・マフィアがはびこって、中国人刑事が取締るような映画があったら、きっとそちらも異物を排除するような見え方になることでしょう。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-12-08 20:54:00) (良:1票) |
61.表面的には、ギャングに立ち向かう刑事アクション映画。チャイナタウンの中国人社会を色眼鏡で見ているということで、抗議も受けたらしい。だが、そのような観方をするには、あまりにもジョン・ローンの側の描写に重点が置かれすぎているのである。これは、ミッキー・ローク演じる刑事と、中国系マフィアの中でのし上がろうとする青年の、二人の物語だ。二人の対比。ベトナム帰りのコンプレックスにさいなまれる刑事は、妻との間も破綻寸前、周囲ともうまくいっていない。映画の中では、彼は常に、フラフラ歩き回る姿で描かれ、寄る辺無い姿が強調される。一方の中国系マフィアの青年の颯爽とした姿と、その野心。二人は対象的でありながら、社会の中ではどちらもマイノリティであり、どちらも、米国社会の中であがき続ける存在である。その二人のクライマックスにおける対決に満ち溢れる苦味。そこには悶えるような苦しみがあり、「橋の向こう」に見える「光」には、決して手に届くことがない。それだけに、映画のラストにおけるハンパな希望には、妥協を感じざるを得ない。葬儀のシーンとラストで流れるマーラーの「復活」。陳腐だと思う(まー正直言って、この曲自体が好きになれないんですけどねー、えへへ)。 【鱗歌】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2008-04-13 09:55:45) (良:1票) |
60.《ネタバレ》 当時ミッキーローク大好きだった俺様ちゃん。 コレ、TVでやってるのを何気なく観てたんだけどグイグイ引っ張られた。 暴力の描き方がそれまで(俺様ちゃんが観た範囲)の映画と全然違っててビビッた記憶が… 物凄く、犯罪を結構リアルに描いてると思うよ。 設定って意味じゃなく人間の暴力性をね。 なんつーか人間に対しての陵辱ってのをよく判ってる監督だな、と思った。 それと、ミッキーロークって、あの当時やっぱり女が護ってあげたいと思う仕草が上手いなーとも思った。 妻を殺された後の葬式のシーン。 色んな後悔とか悔しさが混じって泣いてるあの場面… 男の俺でもキュンとしちゃったもんなー。(因みにホモじゃないです) あ、そういえばTVの時って、ジョン・ローンの声が池田”シャア”秀一だったんだ。 凄くカッコよくてマジでアレでファンになった記憶がある。 で、後日速攻でLDを購入しようと店にいったが無くて、どこでも売り切れだった。 それでも友人と一緒に大阪中を回って発見したときは感動したなー。 ま、後日調べたら単にメーカーがあまり作ってないらしく、人気があって売り切れじゃなかったんだけど。 …で、家でワクワクしながら観ようとしたら…さ。 ジョン・ローン、広東語なんだもんよ!!!! …………よくよく考えたら当たり前か。(汗) 更に〆が中国語の歌で気が抜けて放屁した(マジで) 洋画劇場じゃ、中国人のキャスターに介抱されて2人でスローモーションで終わるトコだったのに… ちょっと騙された気分になった。(誰に?) なんか、TV放映って微妙に本物より良くなってるのあるよね。 ブルース・リーの「死亡遊戯のOP」とかジャッキー・チェンの「酔拳の歌」とか。 あ、酔拳スゲェ観たくなってきた。(馬鹿) 【映画の奴隷】さん [地上波(吹替)] 7点(2007-04-16 11:36:15) (良:1票) |
59.ずっと前に見たので名場面だというラストの対決も「なんか橋の上?」程度でしかない。が、チャイニーズの女の子が襲われるシーンだけはしっかり記憶に残っている。 なんと彼女の部屋には真ん中には円形のフロがある。そしてこの子は男の子みたいな短髪なのよ。んで貧弱なアジア体型でしょう。その子がものすごく暴力的にレイプされるわけよ。なんか…監督の趣味なんだろうか。いただけない、と当時から思っているので、私の中の映倫ブザーが鳴り響いた一品としてリポートしときます。 【パブロン中毒】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2006-07-23 23:00:34) (良:1票) |
58.↓え、ラジー賞ノミネート?しかも5部門?大好きな映画なのでビックリです。ジョン・ローンよりも、私はミッキー・ロークの方がかっこいいと思います。自暴自棄なんだけど、マイルールをしっかり持ってるキャラって好きなんですよ。ハリー・キャラハンやマーティン・リッグス(第1作のみ)と同系統ですね。彼らは決してナイスガイではないんですけど、感情の先にはちゃんと筋が通ってるというか、「そらそうだわなぁ」と思わせるものがあるんです。このスタン・ホワイトもしかり。仕事に打ち込むあまり家庭をぶち壊し、さらにはマフィアとの戦争に周囲を巻き込んでしまうわけですが、私は違和感を感じませんでしたね。ここで納得できるかどうかが、作品の評価を分けるポイントなんでしょうね。これは正真正銘の男気映画なんです。男気とはかっこよさや倫理観、マイルールが優先される世界。理屈は二の次なんです。ラスト、向かい合うミッキー・ロークとジョン・ローンが叫びながら撃ち合うシーンが、この映画のほとばしる男気を示しています。そんな男気の世界だからこそ、家庭より何より、敵を倒すことが優先されるんです。ジョン・ウーイズムにも通じるこの倫理観、男気賛成派の私は熱烈に支持します。そして、ミッキー・ロークの適度なうらぶれ加減、かっこよさは、この映画の男気にピッタリきてましたよ。とくに奥さんを殺されてブチキレるシーンなんて、あまりのかっこよさに私も大興奮。画面に向かって、「チョウ・ユンファだ。チョウ・ユンファに仇討ちを手伝ってもらえ!」とマイプランを提示してしまったほどです。 【ザ・チャンバラ】さん 8点(2004-08-02 02:17:39) (笑:1票) |
57.《ネタバレ》 個人的にこの手のジャンルがあまり好きではない理由は、マフィア同士の縄張り争いや、国家権力との軋轢、身内の裏切りによる内部分裂、と言ったようなお決まりの展開にしかならない事と、その戦いも結局はヤクザ者としての非合法な行為の結果でしかない訳で、その生き方や死に様をあまり美化したくないという気持ちが少なからず働いてしまうから(もちろん、その過程における人間ドラマにも、なかなか胸を打つものはあるけど)。 今作も上記のパターンを踏襲したオーソドックスな作品で、まさに「マフィアもの」としての見本のような作り。 ただ、抗争に関わってくるミッキー・ローク演じる刑事の人間像や背景描写が中途半端なため、「何故あそこまで徹底してマフィアを潰そうとするのか」という部分に説得力がなく、ひたすら無謀な人間としか思えなかった。その場で殺されてもおかしくないほど挑発的な行為を繰り返しているのに、身内に対する気配りがまるっきり無いし、普段の行動も一人で街を平気で出歩いたりと、あまりにも考えが無さ過ぎ。その結果、妻を殺されたり、女性記者が乱暴されてしまうが、あんな無茶な事をやってたら当たり前。 刑事の精神的葛藤を描きたかったと思うけど、彼自身の過去を含む人間描写がほとんど無いため、彼の行動原理がさっぱり分からず、結果、その自暴自棄としか思えない無謀さだけが目についてしまい、共感は出来なかった。 【FSS】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2004-07-16 21:01:04) (良:1票) |
56.《ネタバレ》 これは反戦映画です。理由はまずミッキー・ロークのチャイニーズ・マフィアとの闘いに、次々と巻き込まれて行く女性記者や潜入捜査をする人、奥さんなどの姿が、上官の命令で已む無く戦場に飛び込み、やがて無残にも傷付き朽ち果てて行く他の戦争映画の兵士達と、あまりに良く似ているからです。まるで彼らは、もし戦争が現代の私達の生活の中で身近に起こったらこんなにも残酷なものなんだと、観る者に訴え掛けて来ているようです。それから「これは戦争なんだ!」と言って周囲の人々を自分の闘いに巻き込んで行くミッキー・ロークも、戦争に恐れをなして震えている一人の傷病兵を罵りその兵士を最前線にまで送ってしまうという「パットン大戦車軍団」のパットン将軍と似ています。さらに奥さんが、普段仕事あるいはチャイナタウンという戦場に行っているミッキー・ロークに、「あなたはいつも不在で子供も出来ず」と嘆いたり、女性記者がチャイニーズ・マフィアに乱暴されたりする所では、戦争に対する女性の、あるいは一人の人間としての悲しみも描かれています。よって上記の点、それから非常に衝撃的で、かつ美しく火花散る、男同士一対一のガンファイトを最後に観れるという点で、私はこの映画に高得点を付けます。但しもう少し詳細に描かれるべきだったという点もいくつかあります。まずチャイナタウンに来る以前からミッキー・ロークは元々忙しい自分の仕事により奥さんとは不仲になってしまっていたという設定と、映画が始まってから彼は益々その寂しさを紛わす為に仕事、特にチャイナタウンなのでチャイニーズ・マフィアとの闘いに没頭して行くといったストーリーである事は、観ていて分かります。しかし具体的に、では①いったいなぜチャイナタウンに着任した事がすぐ彼に、チャイニーズ・マフィアを特別厳しく取締ると考えさせたのか、②偶々チャイナタウンを任された彼が実は誰よりもチャイニーズ・マフィアに固執する傾向があったのはいったいどうしてか、③ベトナムでいったいどのような経験をしたので彼はチャイニーズ・マフィアとベトナムとを重ね合わせてしまう所があったのか、④チャイナタウンに来る前までの彼と奥さんとの関係またはブルックリンでの二人の様子はいったいどのようなものであったのか、といった点がはっきりと分からないまま、この映画は終ってしまいます。これでは所詮B級と思われても仕方ありません。残念です。 【teruhisa】さん 8点(2004-01-26 22:32:54) (良:1票) |
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55.泣く子も黙るチャイニーズ・マフィア相手に闘いを挑むのに礼儀正しい優等生警官では返り討ちにされるだけ。ミッキー・ローク演じるホワイト署長のような感情移入できないほどいい加減で荒っぽい男でなければいけないのだ。マフィアというのは、敵対する相手のみならずその家族まで皆殺しにしてしまうほど恐ろしい組織なのである。「スカーフェイス」といいい本作といいまさに血の匂いが漂ってきそうな作品である。余談だが中学生時代にこの映画を見てロークのファッションに憧れた。 |
54.バイオレンス映画としての、「執念」と「熱」は今でも色褪せていない。 俺もこの映画については、執念と熱を持って言わせてもらう。 傑作だーっ!!! 【Beretta】さん 10点(2003-11-14 16:30:32) (良:1票) |
53.ハリウッド映画が幼稚化する以前の“心揺さぶられる”佳作。“心~”なんて陳腐な言い方だが、“総漫画化”している昨今の映画には、ここまでの苛烈さはない。ラスト、互いにボロボロのロークとローンが声にならない叫びを発しながら、相手めがけて走り銃を撃つ。これほど切ないガンファイトはない。考える映画ではなく、感じるべき映画。 【KAMEWO】さん 9点(2003-04-30 19:57:59) (良:1票) |
52.潜入捜査させた若い警官を結局死なせてしまうんだけど、それはハードボイルドゆえではなく、単に“無計画”でって感じが否めない。どうもミッキー・ローク演じる親分は頭が悪い気がしたし、ミッキー・ロークに銃を向けて逃げずに撃ち合おうとするション・ローンも大丈夫だろうか?ハードボイルドしたかったんだろうが、その計画性の無い男たちの生き様に共感出来ずにいた。決して悪い映画じゃないし、安っぽくはないんだが、「ゴッドファーザー」中国マフィア版と言う期待はしない方が良さそう。勿論、作りは警官の側に視点を置いているんでそれとは全く違う作風なんですが。それにしてもラスト、奥さんを殺されても若い女といちゃついて・・・やっぱり助平なミッキー・ロークを許すことができませんでした。 【イマジン】さん 7点(2001-05-18 12:46:15) (良:1票) |
51.《ネタバレ》 “Year of the Dragon”『辰年』おぉ、偶然にも今年ですね。干支って考えは中国が発祥のようです。昔の中国は“眠れる獅子”なんて言われてましたが、'70年代くらいから中国=龍ってイメージが定着してきたようです。ブルース・リーの影響もあるのかな。ただ、映画公開年(米)は丑年。原作の小説は酉年でした。 当時の若者には、なんか結構、知名度の高い映画です。セクシーでハンサムなミッキー・ロークと、東洋人でありながら負けないくらい男前なジョン・ローンの共演で、中身は男臭いカリッカリのマフィアものときた。お洒落で、オトナな雰囲気がたまらなくカッコよかったです。 ミッキー・ロークは本作以外にヒット作が数作あるけど、ジョン・ローンはほぼコレ一本のみ。コレの次がラストエンペラー、以上。なので、これだけ(世代的に)有名人だったのに、意外と言えば意外でした。 この当時のハリウッド映画は、どこかしらアジアン(ジャパン)・テイストを入れてくることが多かったと思う。スシとかホンダとか。でも本作は、国外からやって来るジャパンと違い、西部開拓時代から国内に浸透して、自分たちの街を形成していたチャイナが、我々アメリカ(ってか白人)にとって、見過ごせない脅威になってきているって映画に思えました。 スタンリーはろくでもない男です。彼の中国人敵視は、ベトナム戦争が影響しているようだけど、敵にも味方にも威圧的な態度です。特に中国人への扱いはどうなんだろう?って思います。レストランが襲われて、トレイシーが怖がってるからってキスするか?普通。いくらミッキー・ロークでもあの展開は変だわ。トレイシーに拒否られても強引に抱くし、彼女の家を勝手に捜査本部にするし。新人ハーバートを無理っくり訓練終わらせて潜入捜査させて、挙げ句殺されて。中国人はヤり捨ての使い捨てって感じ。 でも奥さんに対しても公平に酷い。仕事に没頭して妊活オザナリにするし、敵視するマフィアの中華料理屋で奥さんと待ち合わせするし。マフィアに奥さんを殺されたのが、スタンリーの怒りの引き金なんだろうけど、追い出されて即トレイシーに手を出してる時点で、怒りの度合いが弱く感じるんですよね。奥さんの死は怒りの口実に使われただけみたいな。 『毒を以て毒を制す』とでも言いたいのか?『スタンリーは酷い刑事だけど、中国人がデカい顔するよりマシだろ?』とでも言いたかったかのごとく、スタンリーはロクデナシでした。 エンディングの中国歌謡曲がホンワカしていて、映画の内容にそぐわない気がする。そしてアメリカでモヤシがどう作られてるか、この映画で知りました。 【K&K】さん [地上波(吹替)] 6点(2024-02-05 22:19:19) |
50.《ネタバレ》 「ディア・ハンター」が好きなので見ましたが、ミッキーロークがあまりにも嫌なヤツでした。 妊娠を願った、幸せを願った奥様の死が残念過ぎる。 チャイニーズマフィア一掃は大そうなことだが、家庭を犠牲にして中国人女と結ばれて好感は持てない。 果たしてそこに正義はあったのかい?と思わず言いたくなる。 |
49.《ネタバレ》 マイケル・チミノが亡くなった。好きだったなあ、この映画。確か初めて観たのは日曜洋画劇場だったような。。それ以来今日まで数年に一度の間隔で観直している。ニューヨークのチャイナタウンを舞台に繰り広げられる、若き中国マフィアのボスとニューヨーク市刑事の対決を描いたバイオレンス・アクション。この映画の持つ独特の雰囲気が好きだ。大島渚監督ではないが、自分の中では「男騒ぎのする映画」の筆頭である。男の強さを描く監督は多いが、恐らくマイケル・チミノは男の弱さ、脆さを描く事に長けた監督であっただろう。この作品のスタンリーも、そしてジョーイ・タイも強さ以上に非常に弱く、脆い存在として描かれている。そして両者共に破壊的な思考の持ち主で、それが故に周りの人間をどんどん不幸に巻き込んで行ってしまう。この辺りの「男の弱さ」の描き方は人によって抵抗があるだろう。しかし自分は非常にリアルだと思う。男って、強いだけじゃないよねえ。。と。脚本はチミノと、「スカーフェイス」と同時期の脂ののりまくっている頃のオリヴァー・ストーンの共同執筆である。(主人公の破壊的思考の根っこにはベトナム戦争の影があることも触れられている。) とにかくこの作品はバイオレンス描写が凄い。映画が始まって5分足らずで二人も人が死ぬ。最後の橋の上での対決シーンも素晴らしい。そしてジョーイ・タイのレストランに刑事が覆面潜入した事がばれて、従業員全員並べられるシーンの緊迫感。ジョン・ローンの目線。初めて見たとき、心臓が止まるかと思った。 |
48.《ネタバレ》 ○主演3人の関係こそ見応えありだが、軸となるストーリーは強引でついていけず。○チャイナタウンの雰囲気とミッキー・ロークが見事にマッチしていた。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-11-07 19:23:50) |
47.多感な時期に、そして主演のお二人が今をときめくスターの時期に劇場で観たので、思い入れは強いです。80年代アメリカンスタイリッシュ・アクション。でも面白いかと言われると、、、とにかくハチャメチャで強引な刑事とチャイニーズマフィアとの攻防戦。ケガするところがそれまでにあまりない感じの箇所で痛々しいんだよねぇ。で、中国系女性リポーター役のアリアーヌ・コイズミさん(実際は日系アメリカ人モデル)がめちゃキレイなんだよなぁ。住んでる家も豪華!まるでトレンディドラマみたいな部屋。 80年代後半の独特の色を見せてくれる作品。 【movie海馬】さん [映画館(字幕)] 6点(2014-11-13 15:51:00) |
46.《ネタバレ》 何かと評価が低い映画ですが。私は大好きです。80年代の影というか闇の部分がよく描かれていたと思います。キャスティングがあまりにもはまっていたため、ミッキーロークは実際もあんな感じなんだろうかと思ってしまいそうです。これほど人物像が描かれたアクション映画は無いのではと思います。難を言えば、ミッキーロークがあれほど中国人を嫌う理由がよく分からないことと、ジョンローンの家族の背景が描かれていなかったことでしょうか。 ゴッドファーザーⅡのように二人の過去を盛り込みながら描けばもっと奥の深いドラマになったんではと今になって思います。 【金田一耕助】さん [地上波(吹替)] 10点(2014-11-08 23:41:22) |