4.《ネタバレ》 タイトルに惹かれてみたモノです。そうと知っていたなら、まず観ないスラッシャー映画なワケです(スプラッターは観るのですが)。いい年こいて、覆った手の指の隙間から画面を見るような始末。終幕後しくじったなと思いましたが、監督は単に「経歴に書くためだけに留学するような人たち」をどうにかしてしまいたいだけだったのかも知れん、とも思いました。 【なたね】さん [DVD(邦画)] 3点(2014-03-31 16:36:38) |
3.《ネタバレ》 保冷庫で吊るされている肉牛や、天日干しされている鯵の開きを見ても、別段可哀想だとは思いません。しかし、牛や鯵に我が身を置き換えてみたらどうでしょう。こんな残酷な光景もないはずです。“共感スイッチ”が切れている状態なら、どんな惨い事が起きていようとも、耐えられる(気にしない)のが人間。本作で展開された阿鼻叫喚の地獄絵図も、感情移入していないキャラクターの災難だから、受け流せるのだと考えます。日本人留学生たちが“嫌な奴”として描かれていた点には、こんな効果があったかと。自分とは関係ない、知らない誰かの悲惨な体験。ところが強制的に当事者にさせられた人物が一人いました。それが盗賊弟。イエローと見下し、女だからと蔑んでいた偏見の対象に、まさに自分が成り替わった悲劇。いかに自分が本人だと主張しても、実兄からは取り合ってもらえず、オヤジからは襲われる始末。自我の崩壊+屈辱のダブルパンチです。偏見という名のしっぺ返しが自分自身に戻ってくる、悪夢のお伽噺でありました。そしてふと気づくのです。盗賊弟の立場は、興味本位で他人の不幸を覗き見ていた私たち観客と何ら変わらないことに。お前たちも他人の不幸を喜んでみていただろうと。そのうちしっぺ返しを食らうぞと。これが監督のメッセージ。こちらの方が、残虐描写よりも余程悪趣味な気がします。ところで、人格入れ替わりのギミックについて。日本人にとっては大林宣彦監督の某偉大な前例がありますから、“男女2人が抱き合って坂を転がれば人格が入れ替わることがある”と素直に納得できますが(笑)、欧米の観客はどうなのでしょうか。結構クレイジーな設定だと思いますが。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-03-06 18:59:20) |
2.《ネタバレ》 多国籍だったり、転校生だったりと一風変わった要素はあるんだが、トータルでみると平凡よりちょっと下ぐらいの面白さかと。人体破壊描写には、そこそこ力を入れているんだろうけど、それ以外のシーンは見ていて特にドキドキもワクワクもしない。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 4点(2013-12-15 12:42:41) |
1.《ネタバレ》 〝息もできない〟のキム・コッピと ムカデ人間で関西弁ヤクザのオニーさん役をやってた北村昭博の日韓コラボでロケ地はLA、監督:アメリカ滞在の日本人女性監督という内容。(ただし北村昭博は限界見えてきたか 大した役どころではない) その仲間達がピクニック先で鬼畜殺人鬼に出会い すったもんだの末に起こる悲劇の様子。さてと、生き残るのは誰なんだ? と、ここまでは主演:確実にキム・コッピ。ところがどうして、後半、最後のほうでは主演のキム・コッピを完全に食ってしまう形になった女子キャラが出現。結局、これがやりたかったことだったのだろうか監督は。と、なんとなく察してしまった。(まあね、悪くはないんだけど。) 以上。 キーワードは⇒ 息もできない/ムカデ人間/ワリカン要員/留学してる意味がNOTHING/仲間が行方不明になっても全然平気/日・韓・英・言葉の3P/日韓やはり他人/転校生/キチガイ狂喜乱舞/鎌でスパッ/膝から下の微塵切り/栗原類。 【3737】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-11-20 20:43:24) |