22.初めて見たのは大学卒業した頃・・というと年がばれます。英国の美青年が大量に出てくる作品と聞いていましたが、最初の方でガイ役のるパートのアップを映画館で見た時、おおっこれかと思いました。内容は今思えばこれといった盛り上がりが少ない、静かな作品ですね。でもイギリスに憧れていた私にとって、画面の一つ一つが宝石の様に輝いていました。そしてコリンファースに恋をして、密かに思いつづけて幾年月・・陽の目を見るのはいつか。地道に活躍してたんですよね。見られる限りの作品は見ました。でも高慢と偏見・シェイクスピア・イングリッシュペイシェント・そしてブリジットジョーンズと、このところメインストリームに足がかかって、20年来片思いしてた私はうれしいような複雑な気持ちです。それもこれも最初はアナザーカントリーでした。こんなに思い入れした俳優さんはただ一人なんです。もうついでにこの先も応援しちゃおう。あの頃はまた高価だったビデオテープも買って、台詞ひとつひとつまでくまなく何十回も見ましたっけ。あのビデオももうカビてしまったかしら。私今はビデオデッキ持ってないんです。 【ミュニックキント】さん 8点(2003-05-31 05:27:12) (良:2票) |
21.トラッドファッションがたまらない映画。エゲレスに憧れました。当時好きだったコリン・ファースを兄に見せたら「何?このオッサン」と言われた(笑)「アパートメントゼロ」の頃ならまだしも…。ついでに作中に流れる「木星」の曲がとても好きでした。すごく合っていた。(こういう名曲を、勝手に日本語の歌詞をつけて売ったらアカンと思うよ。) 【水玉】さん 7点(2004-02-01 19:41:43) (良:1票) |
20.念願叶って初鑑賞、スターチャンネルEX様様であります。 お目当てコリン・ファース24歳映画デビュー作に於いて既にニヒルな雰囲気が漂う姿に大満足。+4点 売国奴ケンブリッジ・ファイブの一人の回顧録学園生活が描かれています。上流は家柄だけである下衆の極みおぼっちゃま達のあれやこれやの日常を見せ場も無しにタラタラ見せられても「アホか!」としか言いようなく。お貴族様の品があるのと人としての品性がある違いを見せつけられたところです。 |
19.美麗な英国男子総動員ということで当時の腐女子の間で大騒ぎになってたもんです。ブリティッシュな様式美は感じ入るばかりで、わーキレイ、美しいーといったミーハー目線でしか捉えられず、舞台となる英国のその時代背景や貴族社会の特性を浅いながらも学んだのはずっと後のことでした。 時は1930年代、大陸ではファシズムが台頭し、英国では政治はまだまだ貴族が仕切るものであり、一方でケンブリッジ・ファイブと呼ばれるスパイの存在も不穏に影を落とす。特権階級の主人公らにとっては価値観が大きく揺らぐ時代だったのは間違いありません。 狭い貴族社会の中でパブリックスクールの十代ですら出世競争に神経をすり減らす美しきボーイズ。繊細で悩み多い季節をきらきらと演じた若き俳優陣の瑞々しさは普遍の青春群像と言えましょう。 ああそしてやっぱり特筆すべきはコリン・ファースの美貌。キングスマンも好きだけど、この映画に出て若い輝きを永久に残してくれたことに誰にか分からないけどとても感謝したくなるのでした。 【tottoko】さん [DVD(字幕)] 6点(2019-07-15 23:57:43) |
18.《ネタバレ》 どこまで実話なのかわからないが、同性愛者故に変態扱いされて排除され、エリート街道が歩めずにスパイの道へ。自分を受け入れなかった国家・社会への復讐なのでしょうが、ただの学園ドラマで終わらせるではなく、もうちょっと長尺にしてその後を描いてもよかったのでは?LGBTの権利もようやく認められつつあるようですけど、最近もどっかの地方議員が同性愛者を異常者とか発言して辞職勧告されてましたが、保守派からみれば許しがたい存在なのは現代でも変わらないような。かといって、リベラルが台頭するわけでもないというのが、日本の現状ですけど。 |
17.《ネタバレ》 1984年公開のイギリス映画。まったくの予備知識なしに見始めたら亡命者っぽいジジイの回想から突如として繰り広げられる薔薇展開に唖然。基本的には1930年代のパブリックスクールの寮生活におけるエリート学生達の人間模様を描いた内容なのだが、公開当時には英国男子萌えの腐女子の皆様方がキャーキャー騒ぎ立てたという伝説的なBL作品でもあるらしい。更に主人公のモデルはのちに「ケンブリッジ・ファイブ」と呼ばれる旧ソ連に仕えた実在のスパイの一人であり、2011年のサスペンス映画『裏切りのサーカス』の前日譚的な話でもあるという事をあとで知ってびっくりした(その両作ともにコリン・ファースが結構重要な役回りでキャスティングされているのは偶然ではないのかも)。主人公達は同性愛や共産主義といった「異端者」である事を理由に寮内におけるポスト争いからパージされ、それを契機に更に革新思想にのめり込むようになった彼等はやがて祖国を裏切るスパイへと身をやつしていく。そこには上流階級出身でかつ性的マイノリティであるというコンプレックスが根底にあったという事なのかな。全英を震撼させたスパイ疑獄事件にこんなホモホモしい背景があったとは…いやーとても勉強になりました。 【オルタナ野郎】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-09-07 17:50:01) |
16.綺麗な同性愛モノで、当時としては結構話題になったのかな。でも見せ場が無くこの点数。 【noji】さん [地上波(字幕)] 4点(2011-08-30 19:58:56) |
15.《ネタバレ》 パブリックスクールの青春。ブラナーやデイ=ルイスも出演した舞台劇の映画化。 モデルであるイートン校での撮影がかなわずオックスフォードでロケされたのは、名門にマイナスイメージは不要というところか。 派閥に分かれるスクールの生活は英国上層社会の縮図のようだが、自由気儘な策士ガイ(ルパート・エヴェレット)は学内の権力闘争の中で危険分子と見なされるも行動を改めようとはしない豪胆さ、同室のガイに言い寄られてもなびかないクールな共産主義者ジャド(コリン・ファース)の思想は違っても友人として彼を見守る立ち位置が好ましい。 ハーコート(ケイリー・エルウィズ)への思慕を隠そうともしない無防備さゆえに、自身のものと疑わなかったエリートコースから永久に外れたガイが選んだ道は。 老ガイ(メイクアップの出来がよくない)の回想として語られる日々、モデルがある2人を結んで織った物語は英国の裏の歴史でもある。 デカダンなエヴェレットはブルジョワ学生に嵌り、早い時期から老成していたファースは今と変わらぬ声を聞かせる。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-05-18 07:00:01) |
14.《ネタバレ》 80年代のロシアを現代としてそこから30年代の英国パブリックスクール時代を振り返る。というのが冒頭部。物々しく登場するインタビュアーが老いた主人公になぜスパイになったのかを取材しているのだから、当然その後の映画の舞台となるパブリックスクール時代にその答えがあるということになる。なかなかに興味を持たせる冒頭部なのだが、終わってみると、インタビュアーの質問から時代を遡ってゆくこと自体はいいのだがそこまでの物々しさは不必要だったんじゃないかと。物語はファシズムが頭をもたげようとする30年代。スクールに充満するブルジョア、エリート社会の内ゲバが描かれる。トップエリートを目指す主人公はゲイであることを暴露されて道を閉ざされる。簡単に言っちゃうとそんな話。スパイになった原因は、ファシズムの台頭、ブルジョアの退廃、そして自分を受け入れなかった社会への復讐。ならば冒頭の物々しさもありかもしれない。が、最大の理由は老いた主人公の部屋に飾ってある写真にある。共産主義者という異端者として堂々と生きる親友の存在があったからこそ主人公は逃げずに鞭打ちの罰を受けゲイという異端者として生きることを選んだのだと思う。共産主義に殉じた親友への純愛こそがスパイとなった理由。このあたりの多くを語らないさらりとした演出と冒頭部の物々しさが全く合わないように思ったのだ。冒頭部に合わせるなら多く語ったほうがいいし、さらりといくなら冒頭部もさらりといったほうがいいと思うのだが。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-06-17 16:48:41) |
13.《ネタバレ》 聖書から「アナザーカントリー」がつけられているようですが、主人公ガイは敵国のロシアにアナザーカントリーを求めてしまいました。クリケットが楽しすぎるとそれだけはやり残したことのように晩年振り返っている。実話に基づいた映画、パブリック・スクールの厳しいルールと美しい校舎、子供たちの澄んだ歌声が幻想的で美しかった。コリン・ファースは昔からあの渋い声だったんですね。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-02-26 22:56:06) |
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12.イギリスのパブリックスクールって何でこんなに素敵なんだろうか。日本のビーバップハイスクールとは違うわな。そしてこれも「ロックストック」に続き、超マイナー俳優ニコラス・ロウが見たくて見ました!チョイ役どころかサブリミナルのようなチョイ写りでスローで何度も再生する羽目になるも、レア映像に満足。そしてオマケの映画がとても良かったので満足です。ルパート・エヴェレットはいい顔してるね。 【餅】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2010-01-16 00:33:23) |
11.映像の雰囲気は良い感じで、学院全体の何となくじめっとした空気がよく表されていると思うが、冒頭でスパイ云々と言った割には中身はほとんど関連性がなく、そもそも話自体が平坦で単調だったりする。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-04-30 00:38:09) |
10.点数が低いのはお話しのほうがたいした内容じゃないので。どうしてスパイになったかというのがよくわからない。説得力にかけるわけです。けれどこれが日本で公開されたころ、英国美青年俳優総出演とでもいう感じで話題になりました。 ルパート・エヴェレットは私ダメ。とにかくコリン・ファースの美しさに圧倒されました。撮影地ケンブリッジの素晴らしい風景とコリン。これに尽きる!ファッションもよかった。チェックのガウンの着方のおしゃれなことよ。あれから約20年、このあいだDVDを購入し再見しましたが、若き日のコリンを眺めながらラブコメでヒューとへっぴり腰の取っ組み合いを演じるとは誰がこの時想像しただろう、と感慨深いのでした。 【envy】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2003-11-24 23:02:18) |
【のりまき】さん 3点(2003-11-06 00:21:34) |
8.当時ホモ好きな女の子たちがこぞってみていました。ホモ葉きれいなものだと思うような映画ですね。コピーがはずかしかったです。 【omut】さん 4点(2003-08-06 01:31:09) |
7.当時、映画館に2回足を運びました。全体的に暗く見終わってスッキリという映画ではないけれど、コリンファースにはまってました。コリンが出る作品観たさにレイトショーに行ったり、イギリスに行けばイートン校に行ったり(でも実際の撮影現場はケンブリッジ?だったのに...)と。私の大事な思い出の映画です。 【こがね】さん 8点(2003-05-30 03:19:06) |
6.個人的には、ルパートの恋人役?のケーリー・エルウイス?に目がいっていた・・。 【ポンポン】さん 7点(2003-02-26 23:10:04) |
5.公開当時、ミニシアターで観ました。英国のパブリックスクールを舞台に、美少年の同性愛を描いた作品ということで、場内は女性ばかり満員でした。かく言う私も、興味本位で見に行ったのですが、細かいストーリーは、全く思い出せません。ただ、主演のルパート・エベレットと、コリン・ファースは、後に“恋におちたシェイクスピア”に出演していて、“2人ともおじさんになったナ~”(当たり前ですが)としみじみ感じました。 【リリー】さん 5点(2002-12-11 17:07:56) |
4.学生の頃何度も見ました。(イギリスものに凝ってましたね)美しくていいじゃないですか。 【ビビンバ】さん 7点(2002-11-23 13:51:50) |
3.ちょっと、ちょっと!今日、NYの映画館で予告見てたら、ぬぅわ~んと、あの美しきアナ・カンコンビ、ルパート&コリンの二人がオスカー・ワイルドのコメディ、”The Importance of Being Earnest”の主演で出ているのを見た!キャー!ガイとジャドの名コンビがもう一度見れるぅー!と、一人で大コーフンしちゃいました~...けれど、ルパートは美しく年をとっているが、コリンのあのオヤジぶりはちょっと...あの美しき時代を知ってるだけに、お姉さんはちょっぴり悲しくなりました... 【セラフィータ】さん 8点(2002-04-11 13:09:59) |