俺は都会の山男のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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俺は都会の山男

[オレハトカイノヤマオトコ]
1961年上映時間:83分
平均点:4.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
アクションコメディモノクロ映画
新規登録(2013-11-09)【S&S】さん
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監督小野田嘉幹
キャスト吉田輝雄(男優)朝日奈七郎
三条魔子(女優)山代美弥子
万里昌代(女優)五井ルリ子
星輝美(女優)宮本ミキ
宮田文子(女優)大川銀子
国方伝(男優)関口刑事
小川虎之助(男優)五井五左衛門
中村虎彦(男優)亀谷社長
大原譲二(男優)浅川人事部長
新宮寺寛(男優)ザギンの政
川部修詩(男優)中川編集長
由利徹(男優)裁判官
南利明(男優)書記
江戸家猫八[三代目](男優)クリーニング屋
谷村昌彦(男優)ハイテーン夫
広瀬康治(男優)ひさごの主人
コロムビア・トップ(男優)社会評論家
音楽宅孝二
配給新東宝
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【クチコミ・感想】

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1.《ネタバレ》 公開されたのが新東宝倒産の半年前ということもあってか、タイトルクレジットには大蔵貢の名前が消えています。この映画は“山”や“登山”とはいっさい関係がなく、吉田輝雄の演じる乱暴男のキャラが“山男”と言うわけです。 この男、就職面接で居眠りをした挙句人事部長をぶん殴ってとうぜん就活は失敗、チンピラと組んで“喧嘩商会”なる商売を始めます。要は腕っ節の強さを活かして喧嘩の仲裁(というか助っ人)でカネを稼ごうというわけですが、この“山男”が超硬派なのに女には滅茶苦茶モテて若いのから熟女まで七人もの女が金魚のフンみたいにまとわりついてきます。まあそこは“ハンサム・タワーズ”の吉田輝雄ですから納得しましょう。彼は菅原文太や宇津井健と違ってアクション演技にキレがあってボクサー役でも務まりそうな身のこなしです。 本作は新東宝には珍しいドライでC調なギャグが連発され、ひょっとして東宝の喜劇シリーズより可笑しいんじゃないかと思わせるところもあります。豪華と言うか、コロムビア・トップ・ライトや江戸家猫八といった当時のお笑いのスターたちがワン・シーンずつ登場する構成なのが新東宝にしては珍しく、中でも由利徹の裁判官と南利明の書記のギャグには笑ってしまいました。警察を徹底的にバカにしたり当時の池田政権の政策を名指しでおちょくったりするアナーキーなところもプログラム・ピクチャーとしては珍しいところです。 さて実はこの映画には奇妙な部分があります。留置場の担当警官というホントのチョイ役なんですけど、制帽をま深に被っていてアップショットもないので判りにくいのですがどうも丹波哲朗みたいなんです。その警官にむかって「お前最近トップ屋なんかして稼ぎやがって」なんて言う楽屋落ちなセリフがあったのでこれは丹波だと確信しちゃいました(彼は当時TVドラマ『トップ屋』で活躍してました)。とすれば、そのころは大蔵貢と喧嘩して丹波は新東宝をクビになってたはずで、大蔵貢に無断でノン・クレジット出演させたってことでしょうか。なんか新東宝末期の混乱が透けて見える様な気がします。
S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2013-11-29 20:40:17)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 4.00点
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200.00%
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41100.00%
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 1.00点 Review1人
2 ストーリー評価 3.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review1人
4 音楽評価 4.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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