111.《ネタバレ》 名作ですね。次男坊の存在が作品の質をグッと高めてると思う。名優です。父と子でお送りするスタンドバイミーインチャイナ、仕事編、山の郵便局員バージョン(よく分からん)。 「道が悪いね」「いい道もある」「大して変わらない」「後悔してるのか?」「道のことは知らなかったな。こんなに悪いとは誰も言ってくれなかった」「言うこともない」。 歩いていくことというのは、人生そのものなんだろうなあとか考えた。 【MARTEL1906】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-10-01 15:21:53) (良:2票) |
110.こんないい映画を作る国なんだからさ、もっと仲良くしようよ 【MILA】さん [DVD(字幕)] 10点(2012-10-09 13:15:20) (良:1票) |
109.郷愁とか心の琴線とか、口にするのが恥ずかしい言葉がいっぱい詰まった優しい優しい映画。 【mimi】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-06-10 23:03:17) (良:1票) |
108.日本人のメンタリティ-にググッとくる映画ではないでしょうか。古来、日本人が歌に読み、愛しつづけてきた原風景、朝靄、霞、かぎろい、風、夕焼け、山道、井戸、棚田、祭り、水車、渓流、風、雲、月・・・を見事なカメラワークで表現しています。親と子と村人との会話や交流も、暖かく心和みます。犬の「次男坊」の演技は特筆もの!!表情が賢こくやさしく、仕種が可愛く、動きが機敏で軽やかで滑稽です。 「那山 那人 那狗」の原題にも、実に趣きがあります。 【チャターBOX】さん 10点(2004-07-30 13:44:01) (良:1票) |
107.この映画は私のツボにはまった。 父親をお父さんと呼ばない息子。 そういう息子に対して、あの情けなくて頼りない笑顔の父親は、見返りを求めない無条件の愛情を息子に降り注いでいる。 それが痛いほど分かった。 人は誰かを好きになると強くなると言われるが違うかもしれない、人は好きになればなるほど弱くなる─。 ・・こういうぎこちない2人の親子と次男坊の面白くも哀しい3日間の郵便配達は、平凡だけど、親子関係に問題を抱えている人が見ると胸を打たれるのではないだろうか。平凡だからこそ、風で郵便物が飛ばされただけで、声を上げたくなるほど驚くこともある(笑) ハリウッド映画に侵され続けているとそういう感覚が分からなくなるのかもしれないが、私はこの映画を純粋に楽しめる自分に気がついた。それがうれしい。 【花守湖】さん 10点(2004-06-06 21:52:50) (良:1票) |
106.じんわりと心に染みました。見ていると自然に涙が出てきて、何気ないシーンでも泣いたりして見事に涙腺がやられました。ところどころの父親の表情がたまらなかったです。すごく好きです、この映画。 【もみじプリン】さん 10点(2002-08-02 16:02:35) (良:1票) |
105.ここで描かれる郵便配達は日本で言えば「特定郵便局」。日本の特定郵便局長も世襲制の国家公務員。赤字を作っていながら税金を搾り取り、そこから作った献金という名の賄賂で自民党への影響力を行使している、公務員試験には絶対受からないであろう既得権益にまみれた人達です。そんな人達も半世紀前はこの映画のような感じだったのでしょうか? ここは一つ全国特定郵便局長会で、文部省特選ならぬ郵政事業庁特選映画として(自民党議員の下らない講演を取り止めて)是非上映して欲しいと思います。きっと薄汚れた心と黒く染まった腹の中を綺麗に洗い流してくれることでしょう。全然話は変わりますけど、この郵便父子、揃って超面食いですよねぇ。血は争えん、7点献上。 【sayzin】さん 7点(2002-06-28 19:50:49) (良:1票) |
104.心が温かくなるいい作品でした。 陽に輝くトンボ?のシーンが美しかった。 【へまち】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2024-08-14 21:24:12) |
103.いやあ、この作品、公開当時映画館まで観に行きましたよ。 正直なところ、その当時だと中国っていう国は作品通りの、まだまだのどかでのんびりした国だと思っていたんですけどねえ... あっという間に発展して日本を追い抜いて行って、今じゃその陰すら踏めない状況ですよ。 さて作品ですが、何がイイかって訊かれると、『何となく』としか返答できません。 とにかく、ゆったりとした画面と時間の流れが、何かほっこりするんです。 久々にBSで見直しましたが、やっぱり、妙に惹かれる作品です。 【ミスプロ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2024-07-21 20:16:12) |
102.《ネタバレ》 自分ももうすぐリタイアする年齢になって、そんな時に見た作品だから、父親にとても感情移入してしまいます。 「あんなに辛い仕事なのに」と言う母親に、 「信用できるのは息子しかいない」と、後を継がせる父親の言葉。 このオチは見ていて辛くなってしまいました。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-09-10 18:37:49) |
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101.大事件もドラマティックな展開も起きない。ただ、手紙を届けるだけなのに、緑が映える山々のように情感豊かに紡がれていく。80年代当時の一人っ子政策で次男坊が犬であるあたり、中国のお国事情を覗かせながらも、素朴で忘れかけていた人々の繋がりがそこにあった。スマホやメールで一瞬で繋がる現代だからこそ、長い道のりを越えてきた手紙で想いを受け取ったときの感慨も深い。あれから30数年、急激に成長していく中国において、その社会から取り残されたような世界に住む彼らは今でも心を失わずに郵便配達をしているのだろうか。 |
100.《ネタバレ》 実直そのものの父親と、ラジオ音楽を手放さない現代っ子の息子プラス”次男坊”のわんこ。バランスのよいトリオが織り成す普遍的な親子の姿。父は大人になった息子に涙し、息子は背負った父の軽さに時の流れを知る。ベタといえばベタ。でも控えめな演出と広くて深くて圧倒的な中国の自然に中和された。 訥々と、村人らの素朴さを描きつつ、都市から帰ってこない若者と置き去りにされる祖母という現実や、親子で小声で役人批判をするといったビターな視点も交ぜてほのぼの一辺倒を避けている。 「いい話なんだろうなー」と予想しながら観て、やっぱり予想通りいい話で、なあんだと思いながらも涙が流れているのだった。ぐすっ。 【tottoko】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-05-17 23:18:40) |
99.ただ山道を歩いてるだけと言ったら失礼かも知れないけど、ほんとそれだけ。 中国の美しい風景の中で交わされる父と息子の会話がしみじみと心に沁みる。 あと、わんこもお利口さんで可愛い。 手紙が風で飛ばされたときのお父さんの俊敏さには驚かされました。 【もとや】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-01-18 17:09:52) |
98.山と川と田んぼに素朴な日常生活。美しい映像とのどかな物語ですが厳しさと不便さの上に成り立っていることも実感できます。しばらくは癒されますが、延々と見せられると、いかにも作り物感が増してきます。 【ProPace】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2016-01-07 22:52:32) |
97.《ネタバレ》 何がいいかよく説明できないけどいい 何年経ってもじわじわとこころに沁みる映画 |
96.父親と息子を中心に、母親を含めた三人の親子愛を描いた作品。 冒頭の状況設定から滑らかな流れでロードムービーへと通じ、とても観易い。 雄大な山の自然がとても美しく、見ていて気持ちが清々しくなるんだけど、 道先案内人役の犬もいいアクセントになっていた。 ドラマとしては少々物足りなさも感じるけど、ベタな演出もほとんどなく、 父親の息子に対する愛情がひしひしと伝わってきて、思わずじ~んとさせてくれる。 とにかくお父さん役の役者さんがよかった。優しくて温かくて、時には厳しくて、 まさに理想のお父さん像。素直にいい映画だった。 【MAHITO】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2011-08-22 12:23:11) |
95.心のミットに直球勝負! 決しておしゃれな映画ではありません。 でもじわじわきます。 【棘棘棘棘棘棘棘】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-01-23 13:55:27) |
94.メールは便利ですが手紙のありがたさにはかないません。それがどこでも一通一通人の手で届けられているのを、父子二代の心情と中国の山河とともにしみじみ見せてくれます。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-12-02 02:03:59) |
93.《ネタバレ》 ○メッセージ性も分かるが、抑揚がなく退屈な映画であった。○露骨なスローモーションや終盤の音楽は抑揚のないこの映画ではあまりにも不自然。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-10-04 19:35:37) |
92.次男坊が賢いなっ! 我が家の犬を見ていると、この次男坊が人間以上に思えてきます。それにしても、ものすごい山道が多いですね。日本人観光客なんかが詰めかけたらえらいことになりそうです。 【きのう来た人】さん [レーザーディスク(字幕なし「原語」)] 7点(2009-09-01 05:39:57) |