パニック・トレインのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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パニック・トレイン

[パニックトレイン]
Last Passenger
2013年上映時間:97分
平均点:5.93 / 10(Review 14人) (点数分布表示)
アクションサスペンス
新規登録(2014-09-28)【鱗歌】さん
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キャストダグレイ・スコット(男優)
リンゼイ・ダンカン(女優)
編集ジョー・ウォーカー〔編集〕
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1
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14.この映画、褒めたくないんです。と言ってもつまらない訳ではなくって、その逆、私は大いに楽しんだのです。しかしこの作品、決して派手な作品ではなく、どっちかというと低予算、いわゆる掘り出し物の類です。登場人物も少ないし、舞台も限られているし。なので、あまり期待を持たせるようなことは書きたくなくって。まちがっても何やら娯楽超大作であるかのような期待をもって観てしまうと、それはそれは失望するんじゃないかと思うのです(でも、DVDのパッケージを見ると、何だか派手そうに見えるわなあ)。えーと、まず断わっておくと、登場人物がとても少ないので「パニック」は起こりません、ハイ。とある父親と息子が乗った列車、夜がふけるに従って乗客も減ってゆき、ま、減り過ぎるくらい減っちゃうのですが(笑)、そのわずかな乗客を乗せた(しかもちょっとクセのあるヤツも交じってる)列車に異変が起こる。停車駅に止まらない。車掌も行方不明。何が起こったのか、この先どうなるのか。という訳で、事態がつかめないまま引っ張っていくサスペンスのうまさが、本作の見所。いいえ、この先意外な展開が待ってるなんていう変な期待をもってはいけません。「先」を期待するのではなく、「今」のサスペンスを楽しむ。何が起きているのかわからない不安、その気持ちをひたすら、開かないドアにぶつけ続ける焦燥感。映画終盤が近づくにつれ、何だか過去のアノ映画やらコノ映画を彷彿とさせたりして、その辺りからも色々ケチがつきそうな気もしますが、そういう失望するかしないかの危ういバランスも含め(笑)、この不安定感こそ、サスペンス。さあ、どうです、面白くなさそうでしょ。では、作品の方をぜひご覧くださいませ。
鱗歌さん [DVD(字幕)] 8点(2014-09-30 23:19:29)(良:1票)
13.《ネタバレ》 7年前の映画なんですが、70年代後半から80年代前半のパニックものみたいなんです。
列車内の雰囲気も登場人物も映像の質感もなんだかローテクな感じで、携帯電話に違和感さえ感じるような。
ところで子供が遊んでるだけで走行中にドアが開いちゃう列車ってなによ?暴走云々の前にそれこそ大問題、危険過ぎなんですけど。
そんな古い映画の雰囲気ではあるし、あんまり医者には見えない主人公ではあるんですが、
誰が何のために暴走させているのかは語らず、大半の乗客は降りてしまって最小人数での暴走する列車内での密室劇。緊張感も徐々に高まっていく。
登場人物も世代や事情、性別も凝縮されている感じで人間ドラマもちゃんと成立してる。低予算の中でこれがやりたい、見せたいというものが詰まっていて、熱意を感じる映画。熱い映画を観るのは久しぶりでした、面白かった。
envyさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-06-25 13:38:49)
12.《ネタバレ》 まったく予備知識なしで鑑賞。息子連れの医師のほかはバカ騒ぎする若者集団やマナーが悪い非英国人と思われる男などの乗客集団、これは『ある戦慄』風のストーリーなのかと思いきや、どんどん客は降りていって残るは医師親子を含めて六人の男女。そこからいきなり『激突!』の列車バージョンに突入、追っかけられるんじゃなくて謎の犯人と一緒に暴走させられて降りれないというところが新パターンです。それでも子供を除く五人の誰かに謎の暴走を操る奴が隠れてるんじゃと当然のごとく疑いますが、結果から言うとみんなただの巻き込まれた被害者、ここが本作でのある意味最大のサプライズとなりましょうか。つまり、伏線なんかまったく張らずに暴走する列車の乗客たちのサバイバルを単純明快に観客に見せることに徹した映画だったというわけです。犯人像がまったく不明なだけに、まさかこんな単純なお話しとは予想もしない観客の疑心暗鬼がかえってサスペンスを生むという皮肉な効果を生んでいます、これは製作サイドの意図したことなのか単なる怪我の功名なのかは謎ですけど。列車がひたすら飛ばしまくる疾走感だけは上手くとらえていて、なんか初期のピーター・イエーツが撮ったかのような感じがしました。B級映画としては良くできている部類ですが、これをわざわざクラウドファンディングまでして製作する意義は果たしてどうなの?どうせならもっと独創的な企画の方が良かったんじゃない? それにしてもロンドンの鉄道車両の汚いことと言ったら、せめて窓ぐらい綺麗にしとけよ!
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-06-21 21:36:25)
11.《ネタバレ》 これ、ネットで資金を募っての制作だったんですって。観る前に知っておいて良かった。低予算で若手有志が撮ったのだと分かっていれば、派手な演出やド迫力映像なんて期待はハナからしないで済みますもんね。でもこれお金が無いんだなあと思わせることなく、健闘していると思いますよ。少なくとも「シベ超」では全然ありません。ちゃんと客車動いてますもん。
外からの救出映像など撮れっこないので、車内にいる人間らのドラマ一択。6人全員のキャラもしっかりしているし、お約束の「縮まる心の距離」描写も抜かりありません。
遭遇した不条理な危機をどう乗り切るか。「こうしたらいいんじゃないか」→失敗、が何度か繰り返されるプロットも見ごたえあります。その場にいるつもりで鑑賞するのがコツですね。希望を言うと、全員助かってほしかったなあ。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-05-31 23:33:18)
10.《ネタバレ》 サスペンスに重点を置いた話ではなく、暴走する列車を、みんなで力を合わせて止めることができて、最後はめでたしめでたし・・・。 えぇっ、これで終わり? 犯人は? 動機は・・・?
自分の鑑賞ポイントがズレていたため、まったく楽しめず、かといって、もう一度観ようと思えるほどのクオリティでもなく、観終わって一日も経っていないのに、 内容はもうほとんど記憶に残っていません・・・
ramoさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2020-01-18 21:12:35)
9.《ネタバレ》 多分1年後はどんな映画だったか記憶に残らないだろう。ただ、サクッとB級を見たいとき箸休めにちょうどよい。
登場人物もスリルもクライマックスも全てが可も無く不可も無い。
あえて出さない犯人の顔や動機が逆に刺激的。
mighty guardさん [映画館(字幕)] 5点(2019-02-18 23:23:19)
8.登場人物がヤン以外魅力的でなく、ストーリーも不条理さは伝わるけどいまいちかな。普通あの状態ならトンネルで止まるよね。
nojiさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-02-13 08:41:24)
7.結構面白い。この手のテーマはよく使われていると思うが、特に凝りすぎることもなく、それでもハラハラ感もそこそこあって、楽しめる。
simpleさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-01-20 20:09:01)
6.《ネタバレ》 ただ走ってるだけの電車内でどんどん人が減っていく訳ですよ。決定的な殺人シーンも無いのに。ミステリーのような、サスペンスの様な。とてもB級ですが、最後に列車がイカれるシーンはなかなかCG頑張ってると思います。怪しげな手品師が最後までいい味出してて、何よりヒロインを演じるカラ・トイントンが可愛いんだなこれが。貴重な加点ポイント。
にしきのさん [CS・衛星(吹替)] 7点(2017-12-11 06:37:45)
5.2013年の作品ですが、もうちょっと前の映画に見えるし、低予算の香りが漂うイギリス製の暴走列車モノです。
この手の映画にしては登場人物が少なくキャストも地味で華や派手さはない作品ですが、なかなか健闘していると思います。
動機も正体も、風貌も不明。犯人の姿もほとんど見せない。列車を乗っ取り暴走させ、操縦する腕などを時折一瞬とらえるのみ。
スピルバーグの「激突!」のトレーラーのドライバーを思わせますが、
犯人の意思や思惑が明確ではないので「激突!」のような不気味さは感じません。
100分足らずの作品ながら、あれ?この列車、ちょっとおかしいぞ・・・。と気づく頃には30分以上が経過していた。
スロースタートではあるのですが、乗客が力を合わせ、知恵と勇気を振り絞り列車を止めようとする後半のアクションはなかなかの見ごたえ。
それだけに、暴走する列車に残された数少ない乗客は全員が助かってほしかったですけどね。
とらやさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-08-07 16:28:56)
4.《ネタバレ》  こういったジャンルの品で「犯人の正体が不明」のままで終わるパターンは、意外と多いように思えます。
 ただ、不明のままでも納得させられる作品と
「結局、犯人の正体って何? 目的は?」
 と疑問符が残ったままになってしまう作品がある訳で、本作は残念ながら後者であるように感じられました。

 理由を分析してみるに「こいつが犯人じゃないか?」というミスリードが多過ぎたのではないでしょうか。
 こんな事を言い出すと、疑り深い自らの性根が嫌になったりもするのですが、まずヒロインが怪し過ぎました。
 シングルファザーの主人公にも、その息子にも極めて親切であり、美人。
 そして列車の中で出会ったばかりにも拘らず、主人公に積極的にアプローチを掛けてきて、恋仲となる事が暗示される……とくれば「彼女が一連の事件の犯人」「そうでなくとも、何らかの目的があって主人公に近付いた訳アリの人物」と推理してしまいます。
 そして、彼女以外にも色々と胡散臭げな人々が登場する訳ですが、それらは全て、主人公の仲間となってくれる良い人達ばかりだったというオチなのです。

 結局、冒頭にてチラッと画面に映ったヘルメット姿の人物が「正体不明の犯人」のまま、映画の最後まで居座る形となったのですよね。
 的外れな考えをする自分が愚かだったというだけなのですが、どうしても肩透かし感が強かったです。

 作中にて主人公達が
「きっと犯人は列車を暴走させて、乗客を道連れに自殺するつもりだ」
 と動機を推測するのですが、これに関しても明確な答え合わせは行われないまま。
 もっと終盤で明かされたのであれば(まぁ、そういう動機も有り得るか……)と納得出来たかも知れませんが、情報として作中で提示するのが、あまりにも早過ぎたように思えますね。
 それ以外は動機に関する描写が無いまま、どんどんストーリーが進行して、結局そのまま終わったものだから(えっ? まさか、あれが真相だったの?)と戸惑うばかり。

 結局、この映画は犯人だの動機だのといった謎解きではなくて
「個性豊かな乗客達が、如何にして暴走する列車から脱出するか」
 を描く事がメインだったのでしょうね。

 いがみ合っていた乗客達が、一致団結して事態の解決に当たる姿は、上述のような疑心暗鬼の雰囲気もあっただけに、意外性があって痛快でした。
 また、息子役の少年も可愛らしく(この子を守ってあげたい…)と感じさせられる存在であるだけに、その父親である主人公に、素直に感情移入出来た点なども良かったと思います。
 燃え盛る先頭車両から主人公が脱出してみせるという、アクション要素の強いクライマックスの後に、ハッピーエンドを迎えてくれる点なども好み。
 そちらの方面から集中して観賞すれば、きっと楽しめる代物だったのだろうなと、勿体無く感じられる映画でした。
ゆきさん [DVD(吹替)] 5点(2016-05-18 09:52:46)
3.《ネタバレ》 こういった閉鎖された空間での物語は登場人物も少ないことからストーリーが大事になるが見事に引き込まれた。冒頭にあんなにほのぼのとしていたのがこれだけスリリングな展開になるのは面白い。タイムリミットがある分どうやって脱出するのかドキドキしながら観てられる。今回は乗客がメインなのはわかるが、ここまで犯人が注目されず謎のまま終わるのも新鮮に思えた。ただ、口しか動かさず大して役に立ってない爺さんが最後に活躍したと思ったらそのままフェードアウトしってたのには笑ってしまった。
ぷるとっぷさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-05-20 01:05:21)
2.《ネタバレ》 列車の中という、閉鎖空間で繰り広げられる話。
お金はたくさんかけていなさそうだけど、あんがい面白かった。

主人公親子の隣の席に座った女性はとても魅力的だ。
こんな人いたら、大抵の男はスグ恋に落ちてしまいそう。
でも、この女性はかなりの肉食っぽいから、すぐ違う人のとこに行っちゃいそう(笑
たかしろさん [DVD(字幕)] 6点(2015-04-07 13:40:48)
1.《ネタバレ》 イギリス製のサスペンス映画なんですが、意外と楽しめましたよ。乗ってる電車が止まれない、というシチュエーションは、日本だと新幹線大爆破を思い出しますけど、あれなんかよりは登場人物は少なく、しかもこじんまりしてます。外側の情報がほとんどなく、ひたすら内側から、さぁどうするかと話を進めていく、ある種の謎解きみたいな感じで楽しめます。こういうタイプの作品だと、乗っている乗客の中に黒幕がいたりとかするんで、そういう線でずっと見てたんですけど、それもいい意味で裏切られました。そんで、犯人の顔や意図も最後までわからず仕舞いなんですよね。でも、犯人のことなんて全くどうでもいい。どうやってこの暴走列車から脱出するか、それを見てるだけですごく面白い。中で一緒になった美人といい感じになって、おまけにキスまでしちゃって、なんて展開早いのかしら、自分もこういう美人さんと巡り合わないかしら、なんて思いながら見ていたのでより面白さが倍増(笑)。見て損はない出来です。
あろえりーなさん [DVD(字幕)] 7点(2015-02-18 22:42:56)
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【点数情報】

Review人数 14人
平均点数 5.93点
000.00%
100.00%
200.00%
317.14%
400.00%
5428.57%
6428.57%
7428.57%
817.14%
900.00%
1000.00%

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