2.《ネタバレ》 高校の文化祭レベルの演技にゲンナリ。
NMBやAKBに魅力がないとは思わないが、台本ありきのドラマをやらせたらその魅力は半減する。
山本彩&山田菜々と千鳥のラジオでのやりとり(特に山本と大吾のバトル)は実に面白かったし、小谷里歩のお化け屋敷でのリアクションは傑作だ。
彼女たちは生のリアクションでこそ魅力を発揮する。
台本のセリフを演じると、たちまち色褪せてしまう。
本格的な演技の練習をしたわけではないので、ごく一部の出演者を除いてほとんどに与えられたセリフを演じきる力がない。
こうしたドラマや映画を無条件に楽しめるのは、特定のオタか身内だけだろう。
もともとは深夜バラエティ『NMB48 げいにん!』発信の企画だが、そちらのバラエティの方がまだ面白い。
所詮はバラエティの企画ものドラマの域を出ていなかった。
どうせ作るなら吉本流ではなく、秋元流にメンバーを追い込んだドキュメンタリー作品にしたほうが、素の魅力を引き出せたのでは?
製作が吉本&日テレなので無理な話だろうけど。
吉本芸人も多数出演しているが、アジアン隅田は反則気味の飛び道具。そこに存在するだけで面白い。