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日本の首領 完結篇

[ニホンノドンカンケツヘン]
1978年上映時間:131分
平均点:6.50 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
公開開始日(1978-09-09)
アクションドラマシリーズものヤクザ・マフィア小説の映画化
新規登録(2015-05-23)【東京50km圏道路地図】さん
タイトル情報更新(2024-11-12)【イニシャルK】さん
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監督中島貞夫
助監督清水彰
キャスト三船敏郎(男優)大石剛介
佐分利信(男優)佐倉一誠
片岡千恵蔵(男優)大山喜久夫
菅原文太(男優)川西明
桜町弘子(女優)大石きく江
渡辺文雄(男優)中神敬志
佐藤慶(男優)関野礼行
岩尾正隆(男優)荒浜義一
疋田泰盛(男優)岩野惣吉
待田京介(男優)新藤徳太郎
高田宏治(男優)山根惣吉
大木悟郎(男優)森田
高並功(男優)森田
遠藤太津朗(男優)吉野隆吉
野口貴史(男優)宮之浦一夫
志賀勝(男優)白川義雄
笹木俊志(男優)遠藤守和
川浪公次郎(男優)舟瀬一郎
市川好郎(男優)東条進吉
有川正治(男優)坂口富蔵
寺田農(男優)宮原宏
片桐竜次(男優)ブラウン
奈辺悟(男優)村上勝
金子信雄(男優)平山英格
西村晃(男優)刈田重徳
仲谷昇(男優)伊庭
織田あきら(男優)庄内春夫
大谷直子(女優)木村由紀子
高橋悦史(男優)一宮恭介
二宮さよ子(女優)登志子
中村錦司(男優)三島武明
河合絃司(男優)島田隆男
稲葉義男(男優)里見
安部徹(男優)横川英樹
相馬剛三(男優)松原太一郎
永井秀明(男優)石渡
田島義文(男優)石渡
小林稔侍(男優)志賀竹之幼
神田隆(男優)岩本
近藤洋介(男優)江本
大月正太郎(男優)川添
小池朝雄(男優)藤井
宮城幸生(男優)杉町
鈴木瑞穂(男優)鬼島
森源太郎(男優)
北村英三(男優)木村宇市
片岡五郎(男優)マイク清島
田中浩(男優)花山七郎
南道郎(男優)真田
穂高稔(男優)近松
秋山勝俊(男優)正木
蓑和田良太(男優)青野
唐沢民賢(男優)小山
成瀬正(男優)司会者
島田秀雄(男優)医師
田口久美(女優)ジゼル
東恵美子(女優)佐倉雪江
森山周一郎ナレーター
原作飯干晃一
脚本高田宏治
音楽黛敏郎
企画俊藤浩滋
日下部五朗
松平乗道
配給東映
特撮矢島信男(特撮監督)
美術井川徳道
編集堀池幸三
録音荒川輝彦
照明増田悦章
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2.前作では、関東進出を図るも関東同盟にその野望を阻まれた中島組。いやホント、前作は野望篇といいながら、ゴチャゴチャしているばかりでちっとも野望が伸びない印象だったのですが、この第3作はもうちょっと見通しよく盛り上がります。それは、いよいよ関西の佐分利信と関東の三船敏郎とが正面から激突するから・・・ではなくって、やっぱり佐分利信の出番は少なくあまり激突もしないのですが、その両者の対立を背景にして多彩な登場人物が、複数の印象的な物語を織りなしているからですね。映画の描き方としては、ひとつひとつのシーンが短く、次から次へとシーンが切り替わっていくため、どの登場人物が主となることもなく、観ている我々にも特定の人物に思い入れを持たせないようにしているかのようですが、それでもなお、あの一癖もふた癖もある寺田農は忘れ難いし、一作目でフンギリつけたと思ってたらまだ思い切りの足りない高橋悦史も見せ場を作ってくれます。しかし誰よりも印象的なのは、運命を狂わせられ他人に利用されつつもその道を突っ走り極めようとする大谷直子の存在、でしょう。それぞれが、自分なりの「上」を目指しつつ、しかしそのさらに上には、政財界を巻き込んだ佐倉と大石との対立があって、その争いの中ですべては犠牲となっていかざるを得ない。いや、佐倉と大石すらもすべてを犠牲にし、いったい後には何が残るのか。ってな訳で、中盤に変なカーチェイスと銃撃戦があった割には(笑)、最後はしんみりと感慨深い気持ちになる、3部作のラストなのでした。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-06-06 17:55:38)
1.《ネタバレ》 1部から気になっていた高橋悦史がキーマンに。医者としての名誉・野心が芽生え、それを義父も評価してると思っていたが、結局は佐分利信にとっては駒でしかなかった。結果、妻の事も疎ましくなるが、片岡千恵蔵の佐分利信への裏切りを知り、殺害を決行し苦悩する。ここは医者の倫理観というよりも、自分の技術の集大成・完成品を自らの手で壊す事の理不尽さでしょう。という点では非常に身勝手な苦悩ではある。が、結局は医者を続ける事も出来ずに、女に溺れ、精神が破綻して悲劇的な結末に。ちょっとこの壊れっぷり、転落ぶりにも疑問もあるが、やはりエリートの壊れやすさと解釈するしかないんだろうか?他方、三船敏郎も娘を政界に近寄るために駒に使ったわけで、結局ファミリーなんてのはどうでもよく、己の野望のためなら何でもするという事だろう。もうヤクザ映画というよりも、暴走老人モノとしか思えず、老いと闘いながら追求する老害的権力闘争は見ていて呆れるというか滑稽で無様ですらある。こうして実録モノは自ら幕を引いたとのかと思うと、それはそれで感慨深いものはある。男を渡り歩いて、目の前で人が死んでるのに「ウチの店や~!」と叫ぶ大谷直子に女の強かさをみたような気がした。
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-05-26 18:20:56)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 6.50点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6150.00%
7150.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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