6.《ネタバレ》 ○タイトルのフェンス(原題はfencesと複数形)が黒人と白人、家族とそうでない人、主人と息子と色々な意味にかかっており、その境で展開していくドラマは見応えあり。。○主演のデンゼル・ワシントンはもちろん、アカデミー賞助演女優賞受賞のヴィオラ・デイヴィス(主演でも良かった?)も表現が難しそうな場面で素晴らしかった。○様々な事情はあるのだろうが、これほどの良作で知名度ある俳優の監督とあらば、他国の日本とはいえ劇場未公開は悲しい。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-01-15 13:16:13) (良:1票) |
5.日本ではこの独特の言い回しは馴染めませんね。 人種差別を言い訳に昔ながらの古ーい考えを持ったクズの父にしか見えない。 心に響くものは何も無い。 |
4.《ネタバレ》 冒頭の20分以上にわたる会話の応酬に舞台劇の香りを感じていたら、やっぱりそうでした。しかし、全体としては映画表現にきちんとリニューアルされているとはいいがたく、脚本優先(というか台詞優先)のままでとどまっています。台詞を刈り込む勇気がなかったのか、結局2時間20分もかかってるしね。役者のテンションが高いのと、演技が完成されているのとは別です。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 5点(2018-10-25 00:05:55) |
3.これ、日本ではあまり一般受けはしないだろうな。確かに演技は素晴らしいし、テーマも重くて色々と考えさせられる部分はあるけど、あのセリフの言い回しがどうも馴染めなかった。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-06-06 23:13:56) |
2.《ネタバレ》 1950年代、ゴミ収集の仕事をしながら家族を養うアフリカ系アメリカ人、トロイ。彼とその家族の一見平凡に見える生活を描きながら、この時代に生きる黒人たちの、貧困、差別、閉塞感等々、様々な目に見えない〝フェンス〟を炙りだす社会派ヒューマン・ドラマ。主な舞台は、この主人公家族が住む一軒家とその裏庭、そしてストーリーもずっとこの家族が交わす会話でのみ進行していくという内容に、「これはもしかして舞台劇を映画化した作品なのかな」と思って観ていたら、案の定、デンゼル・ワシントンが過去に主演した舞台を基にしたものだったのですね。今回、D・ワシントンが監督も務めたということで彼の並々ならぬ熱意が伝わってきます。そう、この作品はとにかくそんな実力派の役者陣が織りなす圧倒的な演技力を堪能するためのものだと言っても過言ではないでしょう。それくらい役者の演技は素晴らしいものがあります。特にアカデミー賞を受賞した、主人公の妻役のヴィオラ・デイビスには圧倒されました。この時代、黒人で女性で主婦というもっとも弱者の象徴である彼女。その姿を通して、社会の中で虐げられた人たちの抑圧され続けてきた魂の叫びが聞こえてくるようでした。確かに内容的には地味ではあるけれど、なかなかの良作と言っていいんじゃないでしょうか。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-05-14 23:34:50) |
1.《ネタバレ》 黒人との間に未だにある「フェンス」。この作品では、いまだにある人種差別を描いていると思います。 【ゆっきー】さん [DVD(字幕)] 8点(2018-04-29 20:54:12) |