21.まずは、ネタバレ致しませんのでご安心下さいませ。その上で まずは、黒髪ポニーテールで真っ赤な唇、カレン・セットマン(ノオミ・ラパス) そしてその彼女に成りきる7姉妹を覚える上での特徴申しておきます。知っておいて損はない。 ★サンデー(日曜) 黒髪で白黄緑色のワンピース (まず最初にカレン・セットマンに成りきっていた女性です。食卓では正面。) ★マンデー(月曜) 黒髪で鬱気な女性(食卓では右奥側で食後に吐き気を催していた女性です) ★チューズデー(火曜) 赤毛で二つ編み(ヒッピーっぽくてマリファナ吸っていた女性です。) ★ウェンズデー(水曜) 黒髪ショートで格闘系のスポーツブラ。 ★サーズデー(木曜) 黒髪短髪で白の半袖Tシャツ(ヤンチャ系で半分男。) ★フライデー(金曜) メガネにニット帽。 ★サタデー(土曜) ホワイトカラーのマリリン系。 これ、全てがノオミ・ラパスです。つまり、セブン・シスターズだから7役やったと言われていますが、実質的には8役やってますよね いやはや、お見事でした。 そして子役の7姉妹、こちらはさすがに複数の子役で成り立たせているのだろうと思いましたが、違いましたね 実は彼女たちも一人の子役によって成りきり演じられていました。エンドクレジットにて確認。いやはや、かわいらしい子たち(子たち?)子役だったです。 そしてその上で手に汗握る緊迫感のストーリー。どうぞご覧あれ セブン・シスターズ★★★★★★★ ただ、最後に脚本についてチクリと2点申しておきたい。 ①土曜と日曜は銀行お休みでしょ だったら彼女ら二人は普段何してる? ②水曜と木曜に銀行勤めは無理でしょ(キャラ的に) だったらそれ以上は言いませんが そこんところはどうする 目をつむる? あいや、最後にちょっと手厳しかったかな(^^; 【3737】さん [DVD(字幕)] 8点(2018-05-22 21:17:27) (良:3票) |
20.《ネタバレ》 異常気象・人口激増・食糧難、に対しての遺伝子組み換え作物、結果、多生児が発生、なので一人っ子政策へ。 政策実行と違反者への処罰。ディストピアものとして有り得ないとは言い切れなく薄ら寒い。 さらに7つ子のサバイバルへと進む展開に画面に釘付け。 嘗てのアレック・ギネス1人8役とはクォリティがまるきり違うノオミ・ラパスの8役熱演に喝采。 デフォーは物足りないところがあったものの流石の存在感。 グレン・グローズの腹黒さが強烈でコールドスリープのカラクリに寒気が。 見事な脚本での秀作を堪能できました。 |
19.《ネタバレ》 いや、これはびっくりしました。「七つ子姉妹が曜日ごとに1人ずつ行動」「しかもそれを主演女優が1人七役」という突飛すぎる設定にまず驚きますが、まずその前提世界が自然に、というかむしろ当然のように自信満々に描かれている。しかもその後の進行も、設定負けしていません。7人のキャラは無理なく自然に分かれていますし、それぞれに十分な見せ場も用意されています。さらには脚本上のミスリードなんかもちりばめられていて(建物管理人の「昨夜は・・・」とか、チューズデーの「銀行員だから・・・」に対するグレン・クロースの回答とか)、唸ってしまいます。もちろん細かいところは突っ込みどころ満載、というかリアリティは最初から放棄していますし、しかしそれでも物語に引き込むパワーがあるのです。●フライデーの壮絶な作戦で吹っ飛んだはずの敵のボス捜査官が、その後怪我もなく元通り登場してたのはちょっと残念かなー。あそこはフライデーと差し違えてほしいところでした。それとこれは作品の責任ではありませんが、字幕で名前(=固有名詞)を「月曜」「火曜」とか訳したらいかんだろ。 【Olias】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2021-01-15 01:09:58) (良:1票) |
18.《ネタバレ》 この設定、普通なら主人公は双子でしょう。それを7つ子でやろうとした”チャレンジ精神“にまずは拍手を贈りたいです。よくぞ『常識』や『リアリティ』の壁を乗り越えたものだと感心します。勿論、無茶した分ツッコミに対する耐性はゼロ。物語的には”あり得ない“のオンパレードです。人口分配法のオチにしたって初めから分かっていたこと。しかしです!エンターテイメントで一番大切なのはリアリティにあらず。そうワクワク感。魅力的な嘘の力でお話に引き込めれば何の問題ありません。7人の主人公がガチに、アッサリ、死にまくる展開に痺れました。“主人公は死なない”お約束が通用しない恐ろしい世界。でも本来はそれが当たり前なのに。普段は考えないようにしているだけの話です。エンタメで楽しんでいたはずなのに、不意にシビアな現実を突きつけられて震えると。なかなかやってくれますなあ。7人がそれぞれ個性豊かな人格を有しているのが素晴らしいです。パブリックな人格や人生を共有していても、命の重さが7分の1に目減りなどしません。主人公が死ぬ度に、私もまた命を奪われました(これは本作と同じく主人公が死にまくるトムクルーズ主演の某作や、クローン祭りのバイオ4とは全く別物の感覚であります)。リアリティを排除したエンタメだからこそ響くリアリティ。これぞ正しい娯楽作品の在り方に違いありません。 【目隠シスト】さん [インターネット(字幕)] 8点(2020-02-05 18:28:40) (良:1票) |
17.《ネタバレ》 発想は奇想天外、ノオミ・ラパスの一人七役は彼女の演技力なくしては成立しなかったんじゃないでしょうか。これはボブ・ディランを六人の男・女優が演じ分けた『アイム・ノット・ゼア』の真逆の発想でもありますが、やっぱ本作の方が主演女優のチョイスが難しくて製作のハードルは高いとおもいます。7人のキャラ分けも「こうするしかない」というほどきっちりしていますが、オタク系でITに強い子が“フライデー”というのだけはどうなんでしょうか?あれでは銀行でキャリア・ウーマンを演じるのはキツいだろうし、どうせならお休みの“サタデー”か“サンデー”にした方が良かったんじゃないでしょうか。それともこの映画の世界では休日が金曜日に変わっているのかな、それじゃイスラム教です(笑)。 あまりネタバレするので詳しくは書けませんが、七人姉妹は過酷な試練にさらされます。そして重要なのは、このお話しは実はナチスのユダヤ人迫害の暗喩となっているのです。まず“セットマン”というファミリーネームからしてユダヤ風ですし、彼女らが暮らす貧民街(?)の描写もまるでワルシャワ・ゲットーを彷彿させるところがあります。見つかると連行されてしまう第二子以降の子供たちは当然ユダヤ人のオマージュですし、隔離局という政府機構はナチス親衛隊かゲシュタポをイメージさせられます。そこに気が付くと、冷凍保存されているはずの子供たちの運命もおのずと予想できるでしょう。そういうこともあり、観終わったらいちおうハッピーエンドではあるのですが、背筋に寒気が残ってしょうがなかったのは事実です。でもこれはとても秀逸な脚本だとおもいます。 ラストでコールドスリープの実態を知った民衆によってグレン・クローズは失脚して死刑になることを暗示して映画はおわります。そこでふと考えたのは、もしヒトラーのユダヤ人虐殺を当時のドイツの民衆が知ったら、果たしてナチス打倒の動きは起こっただろうか、ということです。私は決してそういうことは起こらなかったろうと確信します。なぜなら普通のドイツ人もユダヤ人虐殺にはうすうす感づいていたし、またドイツ国民はユダヤ人排斥で経済的利益を得ていたからです。この映画の閉じ方は、ある意味でドイツ人への強烈なあてこすりなのかもしれません。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-04-19 23:50:29) (良:1票) |
16.《ネタバレ》 1人7役をこなしたノオミ・ラパス、躍動感ある動きと声も役にピッタリだったように感じました。撮影時、1日が10日くらいに思えたこともあるとインタビューで答えていたので実際どれほど大変だったか想像を絶することでしょう。さて、物語は2040年ころから始まり、多胎児が生まれやすくなったり、人口増加、食料不足のために実施されることになったり、と世界的一人っ子政策、、、考えただけでぞっとします。痛いシーンはありましたがアクション、SF、サスペンス要素たっぷりで見ごたえ十分でした。おすすめしたい一品です。 【HRM36】さん [インターネット(字幕)] 9点(2018-07-20 21:49:29) (良:1票) |
15.未来では人口過剰による児童抑制が行われ・・・ この時点でなんか色々な結末を予想したりしてしまうが それをぶっ飛ばす勢いで7姉妹が疾走するので退屈しませんでした。 にしても、ウィレム・デフォーじいちゃんのスキルはぶっ飛んでいた (それほど登場シーンは多くないのだが凄い存在感) 最後はどんな形で7姉妹を残していったのだろうか?と勝手に想像したくなるキャラの濃さ 7姉妹それぞれのキャラ説明はダラダラやらず、見ているうちになんとなーく 理解できてくるのも良い、ノオミ・ラパスの演技と美しさにやられる。 終盤に月曜ラブ男が結構活躍するのだが、最後にこいつの笑顔と両手に花みたいな 構図で締めるのだけはやめて欲しかった。これだけはハリウッド的で、あーやってしもたなーと思った。 私はこのあーあー感を、アルマゲドン・ラストと呼んでいます。良作でした! 【masaov】さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-08-04 22:35:28) |
14.《ネタバレ》 ノオミ・ラパスが7人を演じ分けてるのが見ごたえありました。 7人のキャラ付けが定型的なのがいまいちですが、これ、一人で演じてるんだなぁと思うと、やっぱり凄いなと思います。 あんな雑な情報共有で30年も同一人物として過ごせるわけがない、と白けて見てると面白くないので、姉妹の役割分担しての戦いぶり、次々にやられて減っていくところ、誰が裏切り者かなどに焦点を当てて見ると結構楽しめました。 【nanapino】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-07-24 14:17:53) |
13.《ネタバレ》 面白かった。 いろいろ突っ込みたい部分もあるが展開がスリリングで密度も濃い。 遺伝子改良の食糧により多生児が増えたという設定も面白い。 原題のセンスも好きだ。 個人的には女優さんのあの髪型はないな。 ババァさが際立って観てられないw もうちょっと七つ子生存近辺の設定の不自然ささえなければと残念に思う。 【Dry-man】さん [インターネット(吹替)] 6点(2020-07-05 23:58:26) |
12.設定が設定だけに、なかなか整合性というか多少疑問に感じるところはあるけど、緊迫感もあって楽しめた。雰囲気が「マトリックス」や「マイノリティ・リポート」に似てる。 【noji】さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-02-29 21:56:35) |
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11.1人8役をこなした女優さんと、それを撮影したスタッフさんに、素直に敬意を表したい。 【センブリーヌ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-02-08 10:36:00) |
10.《ネタバレ》 評判がいい映画だったのですが、残念ながらそこまでではありませんでした。 観る前はもっと謎が謎を呼ぶミステリサスペンスかと思ってたんですが、ありふれた設定の安直なアクション系デストピアSFにすぎませんでした。 双子以上が規制されるデストピア世界というのは人口増加が問題になっていた60年代70年代のSFでよくあったありふれたテーマで今更感がすごいですし。 ツッコミどころも多く 〇一卵性双生児(いや7つ子ですが)あんなに多彩な才能や性格をもつのはありえない。(いたらそいつは天才です) 〇mondayが他の姉妹を売ったのが最初からバレバレすぎる …等々、なかなか底の浅いシナリオでして、期待して観てた分だけ非常にがっかりしたというのが正直なところです。 一点だけ、月曜が姉妹を売った理由が「双子を妊娠していてそれを守りたかったから」という理由付けはなかなかよかったと思います。 確かにそれを言われたら「あぁそうするかも」と他の姉妹も思ったでしょう。実際そういうリアクションしてましたし。 まぁ、がっかりしたとはいえ理由付けはちゃんとしてましたし普通のアクション系デストピアSFとして及第点だと思うので、点数はそうしてあります。 逆に言えばそれを超えるものではないなぁと言うのが正直な感想です。 【あばれて万歳】さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-02-04 12:24:03) |
9.《ネタバレ》 ○そ松さんもビックリ7つ子。 それを30年隠すのは相当難しいし、ツッコみたいが設定が面白い。 各曜日娘達のキャラ掘り下げがあったらもっと面白かったかも。 なので映画ではなくて連続ドラマでも面白そう。 【とむ】さん [インターネット(吹替)] 8点(2020-01-03 02:32:25) |
8.《ネタバレ》 設定の斬新なこと、展開の速さと意外性、全てにハイスコアがつく見事な脚本です。人口増(あるいは減)に悩む近未来SFという発想は出尽くした感があるのですが、題材を巧く生かしています。降りかかる危機をさばくのは、一人のような七人のようなヒロイン。まるで分身の術を使っているかのようにも見えるこの設定が、観る者に月~日までの彼女らを等しく応援する気持ちにさせ、だからこそ月曜の行動の意外なことに驚かされるのでした。 ノオミ・ラバスの卓越した演技力が無くては成立しない話でもあります。七人分の人格をきっちり演じ分け、○曜と○曜がかぶるじゃん、と一切思わせなかったのはほんとにあっぱれです。厚化粧なメイクも現実離れした未来感がありました。 これといった伏線を張っていないのもポイント。思わせぶりが無いのですんなりと話に入れるし、瞬く間に疾走しだすストーリーに乗るのは快感です。伏線を回収せずとも(そもそも張ってないので)、深まる謎を明かしてゆく筋立ての妙味。脚本家はかなりのスキルとみました。脇を固める大ベテラン、W・デフォーとG・クローズのハンパない安定感も作品をきりっと締めています。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-09-24 00:04:17) |
7.ノオミ・ラパスの1人7役は見事。 7つ子の特徴を描くには映画だと尺的に少々窮屈だが、1家庭2人以上の子供を許さない政府とのガチの生き残り戦が始まる。 アイデアは面白いが世界観がやや強引か。とはいえSF好きには見て損なしの完成度はある。 |
6.《ネタバレ》 人口過多と食糧不足によって子供は一人しか認められず、二人目からは抹殺される未来世界。 そのために、7つ子が曜日ごとに一人の人間を演じて隠れて生きる。 7人のうちの1人が外で人差し指を切断する怪我をしたために、他の少女たちも父から指を切断されるシーンがとても印象的。 かなり無理のある設定だけれど、この辺りから次第に物語に引き込まれていく。 身内の裏切りというどんでん返しもあって、サスペンスとしては最後まで目が離せない。 1人7役でまったく違ったキャラを演じているのも見どころ。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 7点(2019-07-06 21:07:55) |
5.《ネタバレ》 環境破壊と極端な人口増加によって深刻な食糧不足へと陥ってしまった未来社会。政府は人口抑制策の一環として、強硬な児童分配法を施行。一家庭が持てる子供の数を一人とし、二人目以降が生まれるとその子は強制的にコールドスリープで眠りにつかされることになるのだった。そんななか、ある一人の女性が七つ子を産んで亡くなってしまう。このままいくと一人を除く六人の赤ん坊が強制的に当局に収容されることは明らか。「そんな勝手なことは誰にもさせない!」。残された女性の父親は、そう七人姉妹を秘密裡に育てることを決意する。それぞれに月曜から日曜までの名前を付け、それぞれの曜日にしか外出できないルールを設け、彼女たちを〝一人の女性〟として育ててゆく――。30年後、順調に成長した〝彼女〟は、大銀行の行員として順調に出世コースを歩んでいた。それぞれに悩みを抱えながらも自らの個性を殺し、日々、七人一役をこなしていた姉妹たち。だが、そんな平和な日々は突如として終わりを迎えるのだった。月曜が仕事が終わっても帰ってこず、連絡も取れないまま行方不明となってしまった!果たして月曜は何処に消えてしまったのか?残された六人の姉妹は、それぞれの長所を活かしながら消えた月曜を捜しはじめるのだが…。一人の女性として育てられた、そんな七人姉妹の闘いをノンストップで描いた近未来SF・アクション。という荒唐無稽な設定ながら、勢いとキレのあるアクションの数々で最後まで見せきったところは素直に素晴らしかったですね。いや、これ、ほとんど期待せずに観たんですけど、なかなかの掘り出しもんでしたよ。特に、一人七役を演じたノオミ・ラパスがまさに嵌まり役でした。ちゃんと誰もが別人に見えたですもん。イケイケのねーちゃんからオタク女子、普段は強がってるけど男には奥手の女性だとか、難しい演じ分けを見事にこなしておりました。そして、そんな七人姉妹が次第に追い詰められ次々と命を落としていくという演出もだいぶエッジが効いていて大変満足。ことの真相は途中で予想できたものの、コールドスリープの正体とかは普通に「おお!」となりました。いやー、なかなか面白かったです!8点! 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 8点(2018-11-24 23:48:27) |
4.同じ役者さんなのに姉妹全員キャラが立ってるのが良かった ちょっと無理やり感がある政策ではあるが、 映像技術やアクション・綺麗な締めのおかげで心地良く観られた 【Ren】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-11-18 23:33:17) |
3.この監督さんの他の作品も何かと話題になりましたが、この作品もなかなかパンチの効いた作品で最後まで見応え十分、SF好きなら見るべき作品かなと思います。最近見たブレードランナー2049なんかより全然面白かった。 【映画大好きっ子】さん [CS・衛星(吹替)] 9点(2018-10-28 18:24:11) |
2.一人7役!!でプラス一点。なかなかの演技力。話自体も複雑でなくて理解できた。 【ホットチョコレート】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-10-07 21:24:07) |