5.冷静にシナリオだけをみれば、このシナリオを予算10倍&そこそこの有名キャストで撮れば、ちゃんとしたゾンビ大作映画として公開して通用しそうな内容です。
つまりちゃんと真面目に書かれたシナリオになっているわけですが…いかんせんこのB級映画でそのシナリオでは面白みが決定的に欠けてしまいます。
もはや腐るほど製作されているゾンビ映画ですから、これからのゾンビ映画としては、ものすごくマジメに金をかけて作られたものか、馬鹿映画としてはっちゃけたものか、今までにない斬新なアイデアで魅せるか、の3択しかないと思うのですが、この映画はそのどれでもありません。
低予算のくせに中途半端に真面目で地味で面白みにかけます。
マジメなのは決して悪い事ではないはずなのですが、しかしゾンビ映画というジャンルの中では残念ながらそれは利点になってません。