4.《ネタバレ》 いや〜、頭の天辺から足の爪先まで、全てが汚らしい映画でしたね。
飲んだくれのおじいちゃんとおばちゃんだけらの世界。部屋も店もみんな汚い。
主役のお兄ちゃんは特殊メイクでこれまた汚らしい役柄を見事に演じております。
本作を見たことで何か得るものがあったかというと正直疑問でしたが、
ホンカの非常に屈折した劣等感、及び恐ろしいほどの衝動性はよくわかりました。
あんなところに小分けにして置いといて、そんでどうするのよって言いたくなりますが、
全然考えてないんですよね。
エンドロールでは実際の写真が次々出てきますが、
この汚さは実際もそうで忠実に再現してあったんだなぁと。あぁおぞましや。