1. なんか、俺がこの映画の初書き込み?
少し緊張するなぁー…って事で!つらつら書いてみようと思う。
まず、俺はウルトラマンが好きな50代のオッサンです、はい。
んで、最近のウルトラマンの映画もメビウス、ゼロ辺りまではちゃんと観てたんだけど、いわゆる、今回の作品に出てきた「新世代ウルトラマン達」の映画はまったく観ておらず。
結論から言うと……まったく面白くなかった。
マジかー!おいおい、こりゃ無いっしょ!
んー……まず「子供に理解しやすい」や「子供から見てかっこいい」のは大いに頷ける。
特撮も奇麗だったし、色分け具合でハッキリと個々のウルトラマンの差別も出来る。
ただ、大人の俺から見るとストーリーや世界観に「ウルトラ感」が少なかった…ブッチギリに。
あの内山まもるの映画のような感じっつーのかな?……うーん伝えにくいけど…。
メビウスとかゼロにはそれがあったんだけどなぁ…確かに。
今回の話のスケールは仮面ライダー並みだな、と。
いや、人間関係が密なストーリーである仮面ライダーを卑下する意味じゃなくね?
狭くても深いのがライダー……そして、果てしなく広いのがウルトラっしょ!
この映画は、今回出てきたウルトラマン達の強さ、そして技を見せるためのデモンストレーションのようだ。
人間同士のドラマも、宇宙という広大な世界を巻き込んだ「いわばウルトラマン世界」の特性もまったく出ておらず、少し悲しい気持ちになった。
ともあれ、ウルトラマンの造形や設定には文句がないし、十二分にカッコいいなーと思った。
ただ、主体となるコアのドラマがないと、まったく意味がないかな、と考えさせられた次第です。
タロウの声の石丸さん…一瞬、分からなくて「声優変えたんかな?」と思った。
んー…衰えたのかなぁ…だったら寂しいです。
映画館を出ると、頭の中で曲が流れてきた!
(デュデュデュデュデュデュ)タロ―――ウ!ウルトラマン ナンバー シックスッ!
うん、これでいい♪
タロウと…ウルトラは死んでない。