THE BATMAN-ザ・バットマン-のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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THE BATMAN-ザ・バットマン-

[ザバットマン]
The Batman
2022年上映時間:175分
平均点:6.71 / 10(Review 34人) (点数分布表示)
公開開始日(2022-03-11)
アクションドラマサスペンスSFシリーズもの漫画の映画化
新規登録(2022-01-05)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2024-12-03)【イニシャルK】さん
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監督マット・リーヴス
キャストロバート・パティンソン(男優)ブルース・ウェイン/バットマン
ゾーイ・クラヴィッツ(女優)セリーナ・カイル/キャットウーマン
ジェフリー・ライト〔男優〕(男優)ジェームズ・ゴードン
コリン・ファレル(男優)オズワルド・コブルポット/ザ・ペンギン
ポール・ダノ(男優)エドワード・ナッシュトン/ザ・リドラー
ジョン・タトゥーロ(男優)カーマイン・ファルコン
アンディ・サーキス(男優)アルフレッド・ペニーワース
ピーター・サースガード(男優)ギル・コルソン
バリー・コーガン(男優)アーカムの囚人
ルパート・ペンリー=ジョーンズ(男優)ミッチェル市長
櫻井孝宏ブルース・ウェイン/バットマン(日本語吹き替え版)
ファイルーズあいセリーナ・カイル/キャットウーマン(日本語吹き替え版)
金田明夫オズワルド・コブルポット/ザ・ペンギン(日本語吹き替え版)
石田彰エドワード・ナッシュトン/ザ・リドラー(日本語吹き替え版)
辻親八ジェームズ・ゴードン(日本語吹き替え版)
千葉繁カーマイン・ファルコン(日本語吹き替え版)
相沢まさきアルフレッド・ペニーワース(日本語吹き替え版)
森久保祥太郎トーマス・ウェイン(日本語吹き替え版)
佐藤隆太ドン・ミッチェル市長(日本語吹き替え版)
内山昂輝アーカム囚人(日本語吹き替え版)
ボルケーノ太田(日本語吹き替え版)
原作ボブ・ケイン(キャラクター創造)
脚本マット・リーヴス
ピーター・クレイグ
音楽マイケル・ジアッキノ
撮影グレッグ・フレイザー
製作マット・リーヴス
製作総指揮ウォルター・ハマダ
マイケル・E・ウスラン
配給ワーナー・ブラザース
編集ウィリアム・ホイ
あらすじ
市長選を間近に控えるゴッサムシティで、ハロウィンの夜に現職市長が殺害され、リドラーと名乗る男が犯行声明を発する。市警のゴードン警部補は、ゴッサムシティの悪と対峙する謎の男、バットマンに協力を求め事件の解決を図るが、その後も警察や検察の幹部を標的にリドラーの犯行は続く。そして、事件を追い続けるうちにゴッサムシティの闇に巣食う巨悪の存在が、バットマンの正体であるブルース・ウェインの殺された両親の過去とも絡み合い、事件の真相は思わぬ方向へと進展していく。果たしてリドラーの真の狙いとは?言わずと知れたDCコミックスのスーパーヒーロー・バットマンの活躍を、マット・リーブス監督がロバート・パティンソンをバットマン役に迎え、新たな切り口で描く。
ネタバレは禁止していませんので
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【クチコミ・感想】

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12
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34.ベン・アフレックのバットマン最高だったじゃないですか…なんで無かったことにしちゃうんですか…、ほんと最近のDCの迷走っぷりは勘弁してほしいです。まあその辺はさておいても、正直つまんない映画でした。とにかくこの映画は今までのバットマンシリーズと比較すると圧倒的にリアリズムを追及しています。追及しすぎて逆にだんだんバットマンがバットマンのコスプレした変なおっさんに見えてきます。実際警察からは割とかわいそうな人を見る目で見られてます。ウィングスーツでの滑空シーンも全然カッコよく着地できません。頑張れおっさん、無茶すんな…いつの間にかそんな気持ちになってきます。ヒーローものなのでアクションを期待するのですが、どちらかと言うとミステリー寄りです。バットモービルのエンジン点火ぐらいしか派手な見せ場はありません、カタルシスなさすぎです。この地味さで3時間はきついです。そもそも既にジョーカーがヒットした世界で真面目にバットマンを観るのはある種のバカバカしさが付きまとうと思います。
Сакурай Тосиоさん [DVD(字幕)] 2点(2023-03-17 21:45:20)(良:1票)
33.「バットマン」の映画化において最も重要で、取り扱いが難しい要素は、“リアリティライン”の引き方だと思う。
架空の超犯罪都市の大富豪が、夜な夜な真っ黒なコウモリのコスチュームに身を包み、街の悪党たちを殲滅する。元来アメコミであることを鑑みても、圧倒的にマンガ的であり、どう言い繕っても“馬鹿っぽい”設定である。
それでも、ほとんど絶え間なく映画化されてきたのは、この“馬鹿っぽい”世界観が、多様な創造性を孕んでいるからだろうと思える。
マンガ的な物語世界を実写映像化するにあたって、リアリティラインをどのように引くか。
あくまでも寓話的なダークアクションに振り切るのか、現実社会の鬱積や病理性を盛り込んだ哲学的なストーリー展開を深堀りするのか、はたまた筋肉隆々の“冷凍男”が主人公を押しのけて登場するようなエンタメに突っ切るのか、その「線引き」によって映画作品の印象は大いに変わるし、その分幅広い層に熱狂し得る。

そういった観点からは、新たなリブート作品として製作された本作も、明確な意図によって他のシリーズとは異なるリアリティラインが引かれているとは思う。
ただ、個人的には本作のその線引きは、ややアンバランスだったと感じた。

現実路線で、どこか映画「セブン」を彷彿とさせる猟奇サスペンス要素との融合は面白い試みだった。過去シリーズにおいては異世界の象徴として存在感を出すヴィランたちの風貌やキャラクター性も、極めて現実的な造形に振り切って、リアリティラインをより現実に近い位置に寄せていると思う。
主人公バットマンに“探偵”の役割を与え、他のアメコミヒーロー映画とは一線を画した作風に仕上がっていることは間違いない。

が、しかし、その現実路線のテイストがバランス良く成立しているとはどうしても思えなかった。
その最たる理由は明らかで、舞台である犯罪都市“ゴッサム・シティ”のあり方自体がファンタジーすぎるからだと思う。
あれだけ常軌を逸したレベルで治安が悪く、景観や公共サービスが崩壊しているとしか思えない劣悪な環境下において、今更政治家や警官の汚職がどうとか、薬物が濫用されていたり、マフィアが裏で糸を引いているとか言われても、「そりゃそうだろうよ」と正直鼻白んでしまう。
故に、そんな中で、バットマンや、真っ当な警察や政治家たちが、「正義」や「人生」をかけて苦闘するしている事自体が“非現実的”に感じてしまい、どうにも乗り切れなかった。

主演のロバート・パティンソンのバットマンぶりは悪くはなかったと思うが、徐々に解明されていく事実に対して総じて思慮が浅く、バットマンである以前に人間的に未熟な主人公の姿はやはり魅力的ではなく、必然的に映画的な魅力の欠如に繋がっている。
用意されていたストーリーテリングについても、稚拙で、ただ鈍重であったことを否めない。
リブート作品として、特別なバッググラウンド描写や、新機軸の展開があるわけでもなく、この内容でほぼ3時間の上映時間はさすがに冗長すぎた。

一方で、ビジュアル的なクオリティは過去最高レベルで素晴らしかったと思う。
“重さ”までを表現するバットマンのコスチュームや、臨場感の高い迫力あるカーチェイスシーンなど、印象強いカットやシーンは全編通して散りばめられている。
もっと作り込まれたストーリーさえ備えていれば、もっと素晴らしい「バットマン」に仕上がるであろうことは明白なので、次作に期待したい。
鉄腕麗人さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-12-12 00:51:40)(良:1票)
32.《ネタバレ》 近年の明るく楽しいマーベルヒーロー映画になれていたので、久々にこのようなダークな映画はとても新鮮に感じた。
終始画面が暗く、陰鬱な雰囲気の中で展開される地味な操作は、バットマンが別にバットマンである必要性を感じさせないくらいの地味な展開だが、今作のリドラーの得体のしれない嫌な空気感がとても良かった。
特によかったのは首に爆弾を仕込まれた男の場面。市長の葬儀の場面で外では悲鳴、しばらく何も絵的には起こらず、何が起こったのかわからない一定の間が合った後での車の突進、そしてバットマン登場。
この後のなぞなぞのやり取りはもうちょっとなぞなぞの答えを考える時間をくれても良かったのでは?と思うぐらいテンポが良かったが、何せなぞなぞすぐ答えるマンのバットマン、爆速で回答をしていく。あまりの回答の速さに、クイズ王か何かなのかな?とちょっと一人でウケていた。

そのあとも両親殺害の件で二転三転する話や、あっさり捕まった後で仕込んだ爆弾や信奉者らの展開など、中々先が予測できない展開が続く。
まあ一旦捕まるのは予告にもあったからなんとなく想像はついたけど、思ったより早くてそこは以外だったかな。

とまあ全般的に雰囲気や展開がとても好みで終始楽しく見られました。
3時間を感じさせないのはとても良かった。
また終始引きこもりなブルースウエインという新しいイメージも、これはこれで良かった気がする。
ただ、終盤のアクションシーンでバットマンを助けたキャットウーマン(クレジットにはキャットウーマンの文字はないけどね。ここは正直要らん配慮だなぁとは思うけど)とキスをしてたら残ってた信奉者に襲われるというベタベタな展開はちょっとイラっとしたなぁw

最後のキャットウーマンとのバイクでの並走は良かった。
とても良いシーン。
最後のT路地で無言で分かれる場面も良かったですね。

ダークナイトと比較されがちな本作ですが、あちらに比べると映画としてのバランスは確かに悪く、ダークナイトは超えられなかったのではと思う反面、作品の方向性が違うからしょうがないのかなと。僕はこういうバットマンも好きだよと。
好き嫌いだけの評価であれば、どちらも10点付けたいぐらいですね。
映画としてどうだった?と評価を求められれば、ダークナイトには及ばなかったけど、という回答。

色々書いたけど、久々にどす黒いヒーロー物を見れてとても良かったです。
冒頭にも書いたけど、最近の明るく楽しいヒーロー物ばかりだったので、ちょっと飽きてたところにこういう映画はとてもおいしく感じられました。
ラーメンで例えると、マーベルはとてもよくできたあっさり塩ラーメン、こちらは濃い味の家系ラーメンという感じ。決して具だくさんの二郎系ではない。
家系ラーメンといえば、TOHOシネマズ上野の近くにあるジェネリック家系ラーメンの店で昼飯を食べたら腹を壊した。
みなさんもTOHOシネマズ上野で映画を見た後で飯を食べる場合は注意してください。
みーちゃんさん [映画館(字幕)] 9点(2022-03-25 17:33:13)(良:1票)
31.《ネタバレ》 率直に長かった。3時間かけないと出来ない話とは思えない。上映前にトイレで絞り出し切って見ても、3時間はちょっと持たない年齢になってきてるんですよ、私は。作品としてはまぁ退屈はしなかったが、バットマンもキャットウーマンもクリスチャン・ベールやアン・ハサウェイに比べてスケールダウンしている印象は否めない。お話も救いがないばかり。もうちょっとカタルシスが欲しいなぁ。娯楽映画でしょ?これ。これだと家で動画配信で見てもいいかな?なんて不届きな考えも頭をよぎってしまった。家だとトイレ気にしなくていいしね。私見だが30分短かったら1点上がったと思います。
ぴのづかさん [映画館(字幕)] 6点(2022-03-21 17:31:43)(良:1票)
30.《ネタバレ》  『セブン』の世界のバットマン、みたいな映画ね。

 陰鬱な、雨が降り続く鉛色の街で繰り広げられる犯罪とそれを追う人々の物語。っていうかジャンル的にはホントに刑事アクション、探偵アクションものな雰囲気が強くて(ゴードン警部とのバディものでもあるし)、ヒーローがバキバキ活躍します、って映画ではないのよね。
 その雰囲気作りのために多くがリアルでそして地味だわ。ペンギンは普通のおっちゃんだしキャットウーマンはなんか鼻マスク? リドラー(古いおたくはついナゾラーって言っちゃうわね)は安い仮装したヘンタイ、みたいな。バットマンだけはちゃんとしてるけど。
 ヒーローものとしての華は徹底的に排除されてるのね。

 謎を追ってあっち行きこっち行きあっちに戻って、みたいな展開が芯にあって、その上でブルース・ウェインの過去と現在があって、キャットウーマンの過去と現在があって、リドラーの・・・で、クライマックスのスペクタクルな展開があるので盛り沢山、その分長いわ。『ダークナイト』と一緒で「まだ~?」ってなっちゃった。
 『セブン』みたいとは書いたけど演出やカメラはそこまでは到達していないので目を見張るほど、というホドでもないし、バットマンとして説明しておかなくちゃいけない部分はさすがに知ってるワケだしねぇ。今回は自分の知識とどれだけ違いがあるのかしら?っていう興味はあったけれど。

 でもパティンソンは良いわ。従来のブルース・ウェインとバットマンの光と影みたいな描き分けは無くなってずーっと影。ずーっと暗いの。むしろブルース・ウェイン状態の方がコミュ障の人間嫌いだもの。バットマン状態では暴力ってカタチで他者とコミュニケーション取ってるもの。
 バットマンになる時には目の周りを黒く塗ってる、そのマスクをしてない状態が妙に似合ってて。アタシがアレ真似してもV8を讃えよ!みたいになるわね。
 パティンソン、16年半前に生で見た時には(ハリポタの時ね)軽そうなにいちゃんってカンジだったけど、憂いを含んだいいオトコになったわ。

 こういうイメージこそが『バットマン』だ!みたいなのがファンの本音なんでしょうけれど、アタシ的にはもう少しヒーローものとしての華が欲しかったかな。あともうちょい短く。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 6点(2022-03-17 16:17:38)(良:1票)
29.《ネタバレ》 バットマンをリアル世界の出来事として表現しようというのは、既にダークナイトでやっちゃっているのですが、今回それと全く同じ路線で、ただし、さらにシリアス感を出すために、映像はセブンの雰囲気を取り入れたもの、という感じです。力作ですが、残念ながらダークナイトは超えていません。
重厚さを強調するあまり、画面はとにかく単調で、映画が長いのもあって、正直眠気を誘われます。
クライマックスのアクションでごまかされがちですが、結局バットマンはリドラーに全く勝てていません。と、いうか、このストーリーって結局、リドラーによるブルース・ウェインのサイコセラピーだったにすぎませんね。
Northwoodさん [映画館(字幕)] 6点(2022-03-12 21:03:43)(良:1票)
28.《ネタバレ》  
長すぎるという意見も多いが、個人的には全く感じないまま終わった。
スーパーマンと戦ったり、スーパーヒーローのバットマンになりつつあったが、本来の陰鬱で重~い原点に回帰したような作品で個人的にはとても好きでした。最後のアサイラムで話しかけるジョーカーであろう存在以外にも、レッドフードやトーマスエリオットらしき映像がチラッと写っていて、それもおっ、と思わせる。もしかしたら、他にも片鱗を見せていたキャラがいたのかも。今度は探しながら見てみよう。キャットウーマンはブルードヘイブンに去って行ったし、いろいろとスピンオフも含め連作化していくんだろうな。

アクションシーンも、圧倒的なガシェットとかに頼らず格闘寄り。ガシェットも古典的な基本装備。
格闘内容もそうですし、孤児院とかサイスバーグラウンジとかの場所の映像も、なんだかゲームに寄せてる気がしました。僕は大好きなので、おっ、と思いながら見ておりましたが。

連作の展開を期待して、今作は9点で。
次作はアサイラムが中心で展開するのか。とても楽しみです。
こっちゃんさん [インターネット(字幕)] 9点(2024-09-24 04:24:05)
27.《ネタバレ》 スター的な名前ではなく、映画ファンが「おっ」と思ってしまうキャスティングに唸る。ロバート・パティンソン、ポール・ダノ、アンディ・サーキスあたりはしっかりハマっているし、ほぼ声だけ出演のバリー・コーガンは次が楽しみ。一番有名どころかもしれないコリン・ファレルがすぐに誰かわからないメイクしてる役というのもナイス。バットマンというか、マスクにケープの異常者が醸し出す「哀しさ」を追求して展開していく物語も好みです。暗い映像は、ザック・スナイダー版よりも奥行きがあって「何やってるかわからない」暗さではなかった。音楽もよかったし、まさかのニルヴァーナ! 90年代グランジロックと当時流行ったサイコスリラー風味が重なって、見事に世界観を作り上げていたと思います。

ただ、その見事な世界観をもってしても苦しい部分も。一番はみなさん言ってますが、やっぱり長い。マット・リーブス監督は、『猿の惑星』リブートでも小気味よかったルパート・ワイアット監督版からどんどん重苦しく長い方向に変えてしまったのですが、正直3時間が必要な内容だったのかは疑問です。それからヴィラン。ヴィランを狂言回しに主役であるバットマンその人(THE BATMAN)を描くというコンセプトはわかりますが、せっかくのポール・ダノはもうちょっと見たかったし、彼の「復讐」の物語のほうが正直ブルース・ウェインの話よりも面白そうに感じてしまった、というのも設定的には失敗なのでは。そっちに時間を割いての3時間なら、まだよかったかな。また、今回のリドラーにせよ、たぶん次回出てきそうなジョーカーにせよペンギンにせよ、メンタル系のヴィランが続いてしまう感じがするのもマンネリ感が。ゾーイ・クラヴィッツは歴代キャット・ウーマンと比べると残念ながらインパクト不足か。シリーズ作の常なのですが続編はさらに長くなる傾向がありますが、そこまで長いバットマンって、うーん見たいのかなあと微妙なところ。
ころりさんさん [インターネット(字幕)] 6点(2024-04-22 07:48:13)
26.ここまで長くしなくても良かったのでは、と思う映画。
全体的に(光の少ない)暗いシーンなので個人的にはかなり観にくい。凝った大作とは言えるが、それが好きな人々以外には厳しい評価となるのは仕方ないだろう。別の気分で観たらもっと高い点だったかもしれない。
simpleさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2023-11-23 15:10:34)
25.《ネタバレ》 バットマン自体にはなんの思い入れも無いが、ノーラン版が面白かったので、こちらも視聴。でも、面白みに欠ける作品だったな、クソつまらん、という訳では無いが楽しめたシーンが観賞後に全く思い浮かばない…。ヴィランも全然存在感がない。アクションシーンなんて、何年まえの作品?ってぐらい迫力ないし、このレベルでの焼き直しは厳しいものがある。
はりねずみさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2023-08-05 11:18:59)
24.《ネタバレ》 鬱々としたブルースウェインと、ニルバーナの音楽が、一貫性を持った世界観を創り上げています。ダークナイトトリロジーのブルースと違ってまた新しいバットマン。アメリカ人てホントにバットマン好きだな。地元の大富豪が夜な夜な怪しい変装して、自警活動してるっていうお話を、何度も何度も作り直す。無くてはならないような存在なのでしょうね、スパイダーマンもそうだけど。それを私たちは楽しくまたは心を痛め、毎度毎度観てしまう。その感じ、嫌いじゃないです。今回のブルースウェインは、弱い心を持つ普通の青年。謎々で振り回され翻弄されっぱなしで、そのゴツい変装が痛々しくさえ感じられます。何だかんだで今回の事件を経て、病み期のバットマンは成長し、マスクして人命救助を手伝ってる姿は新しさを感じます。うん、面白かった。セリーナとのバイクの並走シーンは清々しく、プラトニックな二人が無性に可愛らしかった。
ちゃかさん [インターネット(字幕)] 8点(2023-05-14 13:01:21)
23.《ネタバレ》 ポール・ダノのリドラーが見たかったんです、でも期待通りとはいかなかったです。
バットマンの見所は悪役にかなりあると思うのね、なので今まで名だたる俳優たちが悪役を演じてきてる。
リターンズでミシェル・ファイファーが演じたキャットウーマンですが、やりたいという女優がけっこういたという話も何かで読んだ記憶があります。

そもそもバットマンがあの手この手でシリアスにダークに作り変えられることがなんか不思議なんですよね。
そういうのやりたい、見たい、好きっていう人も多いんだろうなとは思いますが。

本作は映像はいいし(ただし暗すぎるのが難)、キャラクターもいいと思うし、久しぶりに渋い悪役のジョン・タトゥーロも見られたんですが
テンポが悪い上に長すぎる、どう編集しても3時間必要とは全く思えません。これが最も気になったとこ。
テンポが悪いから何が事の確信部分なのかもわかりづらい、というかなんか途中でどうでもよくなってくる。
そして今回のブルース・ウェインのキャラがあんまり好きじゃないです。
ゾーイ・クラヴィッツはキャットウーマンを演じるには小柄過ぎませんかね?最初、バットマンの子役の相棒が出てきたと思え、
キャットウーマンとはわからなかったです。
envyさん [インターネット(字幕)] 3点(2023-05-10 10:30:17)
22.《ネタバレ》 ロバート・パティンソン主演による新生バットマンは感情むき出しで暴力的。キャットウーマンは若い頃のハル・ベリーみたいやな。警官の殺人事件を元にサスペンス調で描かれるが3時間弱の長尺が冗長なだけで、ほとんど入り込めなかった。一般の高評価には遥かに及ばねえ。
獅子-平常心さん [DVD(字幕)] 6点(2023-05-05 07:28:25)
21.久々に「バットマン」が主役に見える作品でした。
が、画面がずっと暗いし長い、、、私には長く感じた。
という事は集中力も途切れ途切れだったのかな。
 
でも嫌いじゃないです。
よりリアルでノアールテイストなバットマン。
マントが切ないね。
movie海馬さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2023-05-03 23:55:13)
20.本作は暗いけれど、家のテレビでハッキリ見えた。(ここ大事)
メリハリが利いた素晴らしい映像。

ロバート・パティンソンさんのバットマンは若く甘酸っぱいイメージで良かった。
ヒーローの側面よりも苦悩がこちらに伝わってきた。

セリーナはキャット・ウーマンと言うよりは「女ねずみ小僧」に見えてしまった。
アクションのキレもよく、バットマンに負けない存在感に好感が持てた。

続編にも期待です。
たんぽぽさん [インターネット(字幕)] 8点(2023-02-22 14:21:12)
19.《ネタバレ》 シリーズもので、回を重ねても面白さを保ってる稀有なシリーズ、バットマン。

今回も陰惨都市ゴッサムやバットマンの雰囲気など、尺の長さは多少気になれど面白かったです。
まあ、とことんお人好しのブルースウェイン、なんでも人に聞いちゃって鵜呑みにするあたり、少々アホっぽいけど、だからこそあんな黒コウモリ革かむり活動に身を投じることができるわけで、金持ちの道楽としてはなかなか充実してるのでは?

アニメの実力は日本は凄いと思うけど、コミックの実写化という点では、まだまだかないませんねー。
ろにまささん [CS・衛星(吹替)] 7点(2022-12-23 03:15:00)
18.《ネタバレ》 これはいい映画。3時間の長尺も引き込まれるように見てしまった。バットマンはこれよ。この絶妙なリアリティよ。
この圧倒的な正義感と精神力の強さに、こっちまで勇気づけられるよね。また仕事がんばろうって思うもん。いい映画。熱かった。
Keytusさん [インターネット(吹替)] 8点(2022-12-18 02:08:11)
17.《ネタバレ》 誰もが知る孤高のヒーロー、バットマンの活躍をダーク&ノワールに描いたクライム・サスペンス。何処かコミカルだったティム・バートン版、完全にエンタメに振り切ったジョエル・シューマカー版、そして哲学的な深みさえ感じさせる演出で映画史にその名を刻んだクリストファー・ノーラン版。今回のバットマンはそのどれとも一線を画する、かなり濃厚で陰鬱な内容でございました。例えるなら、サイコサスペンスの名作『セブン』の世界にバットマンが紛れ込んだら?という感じですかね。もはやバットマンは『セブン』のブラッド・ピットみたいな立ち位置で、ゴードン警部とのバディっぷりなんてモーガン・フリーマンとのそれを髣髴させます。ただ、それが意外にもけっこう嵌まってました。正直、あんまり期待せずに観始めたんですけどこの重厚な雰囲気にすっかりやられ、中盤からはどっぷりとこの世界に浸っている自分が居ました。心に闇を抱えるブルース・ウェインを演じたロバート・パティンソンもかなり嵌まっていて、暗い隠れ家で秘書とごそごそ話しているシーンなんてもはやヒーロー側じゃなくて悪の一味なんじゃないかと思うほど(そのうち悪魔でも召喚するんちゃうかって感じでした!笑)。もはや『セブン』ばりに悪の手先をさまざまなグロい手法で制裁してゆくリドラーをはじめ、キャット・ウーマンやペンギン男というお馴染みのキャラクターもそれぞれキャラ立ちしていて大変グッド。ただ、3時間は長い!クライマックス辺りはさすがにダレちゃいました。もう少しコンパクトに纏めてくれたらより楽しめたと思うんですけどね。とはいえ、このダークな雰囲気は嫌いじゃなく、総じて自分は楽しめました。ジョーカーが登場するであろう次作、期待して待ってるよ!
かたゆきさん [DVD(字幕)] 7点(2022-08-19 06:46:02)
16.《ネタバレ》 バットマンは、ヒーローものの中で一番好きです(バットマンについて詳しくはないですが)。バットマンやゴッサムなどダークな雰囲気が好きです。他のヒーローはちょっと軽薄な気がして。今回の新生バットマン。とても面白かったです。ちょっとストーリーが複雑で適当に流して鑑賞しましたが、それでも十分楽しめました。物語当初は、自らを「復讐」と名乗り闇からの恐怖で犯罪者を支配しようとしていたバットマンが、ラスト付近では、泥まみれになって市民を救出したいる姿に感度しました。ラストにリドリーと話している隣の房の男はおそらく「ジョーカー」なので、続編がありそうです。
ぽじっこさん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2022-07-30 19:50:40)
15.《ネタバレ》 バットマンワールドの人間関係がわかりやすく描かれていた。

各キャラクター、それぞれの置かれている状況がわかる。
面白い!

それにしても、これにジョーカーが加わるのか・・
バットマンもしんどかろうぜ。
トントさん [DVD(字幕)] 8点(2022-07-23 13:30:31)
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【点数情報】

Review人数 34人
平均点数 6.71点
000.00%
100.00%
212.94%
338.82%
400.00%
512.94%
61029.41%
7411.76%
81235.29%
925.88%
1012.94%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 5.66点 Review3人
4 音楽評価 7.00点 Review2人
5 感泣評価 6.00点 Review1人
chart

【アカデミー賞 情報】

2022年 95回
視覚効果賞 候補(ノミネート) 
音響賞 候補(ノミネート) 
メイクアップ&ヘアスタイリング賞 候補(ノミネート) 

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