1.《ネタバレ》 昨日は周辺事情が多かったー……シンドぃ感じ。
んで、色々と整理しながらも一日を過ごすんだが…思いの外に早く片付いたんで、昼過ぎは暇に。
なので、川﨑に映画を懲りずに観に行く事に。
けど、気ぃ抜いて昼寝とかウダウダしてたら…あぁぁぁぁぁ~っという間に夕方になった。
いや、この観れる映画って何があるだろ?
まず、全っ然っ!前情報も無くチネチッタの映画紹介を観ていたんだが、そこで発見した本タイトル。
――ヴィレッジ(2023)
2004年に、かのM・ナイト・シャマラン監督が放った「ヴィレッジ」って同名の映画もあったけど、アレはアレで俺は結構好き。
んで、過去の好い予感を(脈絡もないのに)感じつつも、全くの別作品なんだが、全く情報を入れないままに観に行く事に。
すると、勝手な解釈を始める「俺自身への(妄想的な)頭脳」だ。
まず、土俗民族的を描く映画って、昔から大好きだったりする。
更には、日本特有の佇まいも堪らないな、なんて思ったり。
パッと頭に過るのは…横溝正史のシリーズだったり、過去の日本映画…中でも好きな「八つ墓村」だ。。
あと、最近まで連載していた漫画で、Disney+でもドラマを作られた「ガンニバル」って漫画だ。
Disney+のドラマは観てないけど、コミックは相当に怖かった覚えがあるので、またいつか挑戦したい。
あと…海外ではHPラブクラフトの「インスマウスの影」などが素晴らしいのも付け加えて置く。
…って感じで、アレだ。
まず、結論から言えば…観る前に(俺が勝手に)想像していた「山場」や「結論」とは違っていて、ストーリーは「TVドラマ的な話の展開」で、恐怖も、土俗民族的な戦慄は全く感じなかったのが残念だった……が!
――ロケーションの雰囲気は最高だった。
――役者も(考えうる限り)最高だった。
そんな中――横浜流星と、いう役者が光ってた。
過去、戦隊モノの「烈車戦隊トッキュウジャー」で「ヒカリ/トッキュウ4号」を演じた後は「あなたの番です」で好演していた美形さん。
甘いマスクだし、何よりも空手の演技で身体がメチャクチャに動くのが印象だったし、そんな彼が本作ではアイドル的な要素を売りにせず「実にいい演技をしていた」と、いう印象だ。
うん、これからが楽しみだね。
総論として…「ヴィレッジは悪い作品か?」と聞かれたなら俺的には、初心の捉え方のせいでアレだっただけで…実は意外と「面白かった」という感想。
何よりも、カメラ割りとカットワーク…ロケーションは素晴らしいな、と感じた。
まず、映画としてのスケール感は確りしてたし、予備知識を持ってから観に行くと、今回の俺とは違った結果になると思う。
* * *
【ここに有るものは何ですか?】
ゴミ処理の村がある…。
此処で棄てているのは一体なんなのか?
ゴミのように蠢く人間の中…
まるで自らがゴミになっている…そんな世界。
人の想いよ…悲しき想いよ。
外に出る事はなく…内に籠って消えゆく魂よ。
人を妬み、蔑みむ中で笑顔になる日々よ。
俺は知る。
この村に居るから知れた。
ゴミは、俺だ。
ゴミは、お前たちだ。
全て燃え尽きるがいい。
何もかも…地獄の業火で。
全て消え去れ。
そんな訳で…
世界がゴミ捨て場に感じられる映画でした。
ただ、きっと希望はあると信じたい。
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