6.グレタ・ガルボの映画として評価は高い(特に淀川長治さんがべたほめ)が、私にはどうもストーリーが馴染めない。夫のある身で一度ならず二度も裏切る魔性の女としか思えない。サイレントなので音楽が入るのは仕方ないのかもしれないが、だんだん耳障りなってくる。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-12-07 20:11:22) |
5.不都合が不都合を引き起こす、負の連鎖が繰り広げられます。聖書の言葉を引用した物語であり、登場人物は皆苦悩するのです。ちょっとシェイクスピアっぽいかな?このときのガルボは本当に美しく、心奪われます。 【shoukan】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-01-22 00:02:36) |
4.《ネタバレ》 映画がトーキーへの変換の中で今にも爆発寸前のエネルギーをブスブスと発しているとでも言うべきか、それ程もはやサイレントであって、そうでないかのような錯覚に陥る。ありきたりのコメントだけど、やはりあの序盤のガルボとジョン・ギルバートのラブシーン、芸術品とも言えるこのシーンに、僕はため息と興奮を覚えた。 【よし坊】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-11-18 22:04:47) |
3.台詞のない作品と言う事であまり期待はしていませんでしたが、素晴らしい作品でびっくりしています。心底ウルリッヒの事を大切に思いながらも、フェリシタスの美しい魅力に抗し切れず、もがき苦しむレオ。そんなレオの思いをとことん弄ぶフェリシタス。レオがフェリシタスを葬ろうとした際の感情の爆発の凄まじさ、フェリシタスがウルリッヒに助けを求めて(自分の想像ですが)あげる叫び声、画面から聞こえてくるようでした。彼女の本質を見抜いていた神父さんの台詞がこの作品のテーマなのでしょうね。最後まで観るのに力が入り通しの作品でした。 |
2.美しい人妻が、夫、幼馴染の親友たちと男たちを次々魅了し、男たちは命までもかけることになる。この魅力的で妖艶な女性を22歳のガルボが演じている。この男を惑わすような、美しすぎる女性が一種の魔物であるかのように描かれるのも納得。ラストで彼女が川にはまって溺れると、決闘寸前の男たちが夢から覚めたような表情になる。サイレントで延々とバックに流れる単調な音楽に眠気を誘われるが、若いガルボとサイレント時代のハンサム男優、ジョン・ギルバートの共演第1作というだけでも貴重品。 【キリコ】さん 6点(2004-02-26 15:26:03) |
1.DVDで拝める貴重なガルボ作品。グレタ・ガルボの妖しさ爆発。でも、何だろうこのエンディングの清々しさは…。字幕も妙に凝っていて、サイレント映画の熟成を感じさせる。 【エスねこ】さん 5点(2002-09-01 22:51:44) |