632.《ネタバレ》 少林拳とサッカー。この組み合わせなら見ないわけにはいきません。昔、『チャンピオン鷹』という映画で失敗しましたので、どうかな、と思いましたが、すごく面白かったです。主人公のシンひとりだけイケメンで、あとはダメおやじ、無職、証券マン、ハゲ頭、デブ、少林拳どころか人生の誇りを見失った面々が、サッカーを通じて誇りを取り戻していく少林チームの覚醒のシーンだけは、何度も何度もDVDで再生してみてしまいます。そのときのBGMも、ふつふつと胸に湧き上がるものがありますし。この映画自体は、おバカな映画なんだと思いますが、伝えたいテーマは、落ちこぼれでも、容姿に自信がなくても、誇りを取り戻せるのは自分自身しかいないということを言いたいんだと思います。笑えるバカ映画ですけど、何度観ても勇気づけられるサッカー映画です。 【どんぶり侍・剣道5級】さん [DVD(吹替)] 10点(2005-05-25 16:27:57) (良:3票) |
631.役者の顔が汚いし醜い。それに黄色人種がサッカー強いってのもねぇ。ユーモアのセンスもレベル低い。ストーリーなんて小学生でも作れそうなストーリーだし深みが無い。コメディでもないしただの駄作。 【ken】さん 3点(2004-06-11 23:54:33) (良:2票) |
630.“パニックルーム”か、これを観ようか迷っていたおれと友達3人…。映画通な友達がこれを絶賛するので、だんだんおれも観たくなり、その友達と劇場に足を運びました。…が、おれたちは大きな過ちを犯していたのです。映画が始まると同時に女子高生集団の甲高い笑い声…嫌な予感がしました…。そうです。この映画、面白いが故、ただでさえナチュラルハイな女子高生どもを、まるで高周波を発する夏のセミに変貌させてしまったのです。“キャハハハ”と鳥肌が立つような逆なで声で笑う度に、映画の雰囲気からひっぺがされてしまうおれたち…。全然、映画に集中できません。あ~うっさい…。そんな中、映画は集団暴行の場面へと進みます。が、またもや“キャハハハ”。…反射的に“そこ笑うとこちゃうやろ!”とおれたち(心の中で)突っ込む。映画に集中しようと頑張るおれたち→映画に夢中→キャハハハ→映画から離脱→はじめに戻るのジレンマの中、映画終了。すでに怒りのボルテージ限界点を飛び越え、むなしい気持ちが暴走していたおれたち…“パニックルーム”を観終わってホールに戻ってきた友達2人に泣きすがるしかありませんでした。 |
629.予想を上回る、お馬鹿っぷり。相当笑った。こんなに劇場全体に笑いが起こる映画は、久しぶり。観た人みんな大満足だったんではないだろうか。 主人公シン(筧利夫そっくりの熱血漢)は超貧乏な清掃員。けれど、幼い頃から習った少林寺拳法を世間に広めることが、その本当の夢。奥深い中国拳法さえ身につければ、あらゆることが解決するというのが彼の信条。 そんなシンが、落ちぶれたかつての有名サッカー選手と出会い、少林寺拳法普及の道はサッカーしかない!と、自分と同じように少林寺拳法一筋に生きてきた兄弟たち(みんな貧乏)をスカウトしながらサッカーチームを作っていく。 ただ単に、少林寺拳法とサッカーの融合というコンセプトだけでなくて、そのナンセンスぶりは映画全体に満ち満ちていて、シンの理想とする通り、中国拳法があらゆることを本当に解決してしまうところがすごい。 登場人物全員が大真面目にアホらしい発想と行動をするシュールなコメディの手法は、ダウンタウンの笑いに近い。この手の笑いは、一つ外すと、全く白けてしまうので、微妙なラインで抱腹絶倒なこの映画、かなりレベルが高いと思う。 Mr.ビーンの笑いは、良識的な世界で「変なおじさん」が騒動を巻き起こす、セリフでなくて動きで笑わせる、まさに「志村けん」的な笑い。 お下劣さと変な顔、エキセントリックさとドタバタで笑わせる、ジム・キャリーを代表とするハリウッド的な笑い。 「普通なんだけどちょっと変」な登場人物を箱庭的に配置して、主にセリフで笑わせる三谷幸喜的な笑い。 まあ、いくつかにカテゴライズできるとは思うが、笑いにもいろいろとある。 「少林サッカー」は、ジャッキー・チェンとは一味違う、香港映画の笑いの可能性を見せてくれる。たぶん、最近の日本人には、ちょっと親しみやすいタイプの笑いじゃないだろうか?オススメの一本。 【よしの】さん 8点(2003-11-22 16:13:46) (良:2票) |
628.原作マンガそのままに(って、原作マンガを読んだことはありませんけど…)、過剰なまでに大仰な演出が施され、大いに笑わせ、大いに泣かせ、大いに楽しませてくれる前代未聞のスポ根映画(「娯楽映画」の作り方を熟知している香港映画人と、W杯に公開を合わせた配給会社のセンスに脱帽)。しかし、この演出や世界観はマンガ・アニメで日本人には古くからお馴染みの筈。なぜ日本ではこういう映画を作れないのか? 日本の映画人よ、悔しかったら「アストロ球団」を実写で映像化してみなさい! と、邦画界に喝を入れつつ8点献上。 【sayzin】さん 8点(2002-06-02 01:56:50) (良:1票)(笑:1票) |
627.《ネタバレ》 “少林足球”邦題まま。わかりやすくて面白い!この単純だけど難しいことがしっかり出来ている映画です。観る度に元気が出るというか。WCアジア初開催で盛り上がってたサッカー。CGたっぷり、ワイヤーアクション少々の味付け。隠し味はジャパニーズアニメ。当時下火になっていたカンフー映画を、国際的に売り出すのに申し分ない盛り込みようでした。私のなかの『第二次映画鑑賞ブーム』の中で、かなり衝撃を受けた作品。そうそう、香港映画を劇場できちんと観たのはコレが初めてだったと思う。 欠点が無い訳ではなくて、歌とダンスを思いついて、チンピラに絡まれるところまでが長く感じる。そして『下品だなぁ、香港ではこんなコテコテの昭和ギャグが、未だにウケてるのかな?フフン♪』って。でもそんなクドさすら無くなったら、国際的な娯楽映画として無敵じゃないか香港映画!って、驚異に感じてしまった。ファンの立ち小便から名刺入りの空き缶を見付けるまでなんて、まるでサイレントコメディのお手本のよう。 ただのコメディとしてじゃなく、素晴らしいカメラワークにも注目したい。シンがチンピラ相手に本気出したときの、ファンの驚きは、ぐわんぐわん回るカメラで表現。シンの壁リフティングがどんどん上達する様子や、最初の本試合でキックオフシュートを決めるトコなど、ボールが如何に非常識なスピードで動くかは、固定カメラで客観的に観せる。少林チームの連戦連勝は本当の試合のように遠景で。圧巻は決勝の魔鬼隊戦を前に、主要メンバーの顔アップ。みんな右側に目線を送り、カメラも右にゆっくりスクロール。その先には優勝トロフィー…こんなの観せられたら心震えてしまうではないか。 最後のボロボロのシューズ、ムイの予想外の活躍に涙が出てしまう(私だけか?)のは、この映画が真面目にしっかりと創られてるからだと思った。 今後どれだけ面白い映画を創ってくるんだ?恐るべし香港映画界!…って思ってたけど、あの年代辺りがピークだったようで、正直残念に思う。 またこんな楽しい映画を創ってくれないかな。 【K&K】さん [映画館(字幕)] 9点(2023-01-22 14:52:35) (良:1票) |
626.《ネタバレ》 とても面白い。 まずエンターテイメントとして成功している。 映像効果の成功度はあのマトリックスと並ぶかも。 派手な映像効果、そして音響効果がともに迫力あってカッコいい。 特に「蹴り」の威力が見事に伝わる。風圧が感じられるほどに。変な金属音が交じってるのがまた効果的。 個性豊かな仲間が集まる面白さがまたいい。 それでみんな冴えないところがなんか見てて勇気づけられる。 練習試合でボロ負けしそうになったとき「感じるんだ みんなが戻った」ってところがマジで神降臨な場面だと思う。 それはまるで中国四千年の歴史だ。 あと変な相手選手がダブルラリアットみたいのしてたのがなんか面白かった。 宿命的な音楽もあってか凄く熱血な感じの映画だ。いやまさに漢だ。 痛々しい笑いもあるけど、失笑しながらも愛しいと感じるギャグも多い。 日本語吹き替えで見ると饅頭の歌とかかなり面白い。 女性が饅頭を作る場面は美しい。 もはやサッカーじゃないじゃんという型破りさが非常に良い。 「キャプテン翼」とか「ドラゴンボール」とかも入ってそう。 「サッカー」と「少林寺拳法」そして「笑い」これらの融合度は高い。 作品としてナンセンスだという人もいると思うけど エンターテイメントというジャンルにおいてはこの作品はかなりの成功だったと思う。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(吹替)] 8点(2013-03-26 01:17:14) (良:1票) |
625.弟と二人で見た。 ちっちゃなノートパソコンだったけど、 2人で腹がよじれるくらいゲラゲラ笑った。 いい思い出をありがとう!チャウ・シンチー! 【はらりょうや】さん [DVD(字幕)] 10点(2011-12-18 22:55:56) (良:1票) |
624.《ネタバレ》 てっきり少林少女の放送が今日だと思ってスタンバってしまい本日3度目の鑑賞。 これだけ馬鹿だと肩に力入れるだけ損。笑ったモン勝ちです。 敵のオーナー?やしきたかじんに似てるなーぐらいの気持ちで観ましょう。 【バニーボーイ】さん [地上波(邦画)] 7点(2009-04-24 22:56:10) (笑:1票) |
623.《ネタバレ》 ここまで徹底してバカをやられると清々しいです。ドリフ風ベタなコントの数々や、悪ノリギャグには結構笑いました。賞賛したい気持ちはあります。満点をつけておられるレビュワー様が多いのにも頷けます。ただ、手放しで受け入れられない気持ちもある。それは主役2人の恋物語について。ヒロインのニキビ顔は、一般的には美しいとは言い難いもの。でも主人公は彼女を美人だと言う。お世辞でも何でもなく、心からそう思っているのが分かります。さえない兄弟弟子達や、ボロボロのシューズからも“見た目は関係ない”というメッセージが受け取れます。でも、決勝戦に駆けつけたヒロインからは、キレイさっぱりニキビが消えている。これはどういうこと?画的にニキビ顔は辛かったのでしょうか。いずれにしろ、彼女からニキビを取るのは失礼だと思う。あのニキビも含めて彼女は彼女。主人公の言うとおり魅力的です。ここで彼女の容姿を気にするくらいなら、最初からニキビ顔の設定は必要なかったと思います。ボロボロシューズのヒーローに、ニキビ顔のヒロインで十分素敵。なんか理屈っぽくてすいません。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-03-21 18:40:14) (良:1票) |
|
622.内容はない。 それなりに評価している人もそんなことは重々承知なのでしょう。 なら、その評価は笑えるからなのか? 個人的には笑う場所なんてなかった。極端な表現が面白いの? 【カラバ侯爵】さん [DVD(吹替)] 0点(2007-08-13 02:15:46) (良:1票) |
621.わたしにとって、10年に一度、いや20年に一度の映画が出現してしまった。これは世界の映画界にとってもしかり。まちがいなく、この後世界中で撮られるであろう、多大な映像作品群は、その表現上において多かれ少なかれこの映画のマネをせざるを得ない。巨大な映像表現のエポックメイキングです。いいかえればコロンブスの卵。すきなところ。ぶざまな試合のあと皆が少林に目覚めるところ。超感動的な、シンのサッカーボールのロング壁打ちは”世界”の映画史に残る名シーンだ。なぜか一目で涙腺を刺激する、かわいい刺繍だらけのサッカーシューズ。歴史的にあほらしい、しかしあまりにも感動的なサッカーのシーン全て。 06年6月20日以下、追加!現在。TV,映画を観るたびに、あまたの映像表現にて、あまりにも目に余る”若き”映像作家達の腐った醜態は某日出る国の、超恥知らず”トレーシング得意芸術院画家”の出現を見るまでもない! 思っていたとおり、”原画”である名匠チャウシンチーの名作”少林サッカー”は早くも、急速に貶められてゆく。 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 10点(2006-05-03 18:55:52) (良:1票) |
620.あほらしいところが観てて気分がいい。主人公”鉄の足”に後輩がそっくりなんですよね。この後輩が何年一緒に仕事をしても全然ダメ男なのでとにかく主人公とダブってしまった。でもダメ男ほど憎めない。 【tetsu78】さん 6点(2004-06-05 18:48:54) (笑:1票) |
619.観ながらヒいていく自分と、引き込まれていく自分がいた。『マトリックス』シリーズのような硬い感じのするCG多用作は辟易するが、こういうアホ作品のCG多用に関しては全く気にならなかった。ここまで来るとむしろ爽快。また、中国では日本よりも濃厚でお下劣な笑いや、厳しい上下関係が重視されているのかと真面目に考えさせられ、自分の中ではメグ・ライアンに負けず劣らず新境地開拓した気分にさえなった。 【SAEKO】さん 7点(2004-04-18 15:38:17) (笑:1票) |
618.単純に面白い映画。この映画を知ったのはガストでご飯食ってた時にたまたま予告編見ると、「これは面白そうではないか!」ってことで鑑賞に。いやー個人的にツボです。思いっきりキャプ翼ですもん。ファミコンで、ひたすら強引なドリブルをしてた世代ですもん(あれ実際の試合でしたら激しくシカトされるけど)。絶対に日常で使えないはずのスカイラブハリケーンを実写で見せられた日にや腰抜けちゃいますよ。あと、出演者がおっさんばっかって所がまた良いっすね。私30近いおっさんですし。全体的に良いCGの使い方で、試合のシーンが抜群に面白かったんですけど、それまでがちょっと間延びしたんで、この点数。香港ではジャッキーより人気のあるチャウ・シンチー恐るべし |
【セクシー】さん 10点(2003-10-28 00:00:16) (笑:1票) |
616.ごめんなさい、俺ずっと小林サッカーだと思ってました。 【たけぞう】さん 5点(2003-05-25 18:03:16) (笑:1票) |
615.映画以前に、スポ根マンガすら知らない無教養なガキどもに、この映画のツボなんて分かるわけねっつーの。俺は映画館で号泣しましたよ。 【青人】さん 8点(2003-04-27 02:22:58) |
【幕末魂】さん 7点(2003-03-31 00:48:08) (笑:1票) |
613.ひとことで、おバカ映画ですね。基本線は好きですが、前半のビン割り多発やタコ殴り場面は、中国っぽいと言えばそうなんだけれど、私にはなじめませんでした。それから、最初の試合をするまで、「サッカーは6人じゃできねえぞ!」とずっと思い続けていたのでその辺はイライラしました(笑)。肝心の試合でも無意味シーンの連続で、半ば呆れながら観ていたのですが、評価できるのは次の2点ですね。 (1) まず、ブルース・リーで育った世代としては、キーパーの一挙手一投足にニヤついてしまいました(笑)。"あのユニフォーム"をキーパーに着せるために、小林拳という設定を持ち出したのではないかと思えるほどハマっていました。 (2) ヴィッキー・チャオの坊主頭! あれは可愛すぎです(笑)。夏目雅子の三蔵法師以来のヒットでした。あまりに可愛いので、インターネットで彼女のサイトを探しまくってしまいました(笑)。 【オオカミ】さん 7点(2003-03-02 01:18:43) (笑:1票) |