4.ここで描かれている。中国のチベット侵略は今尚続いている事に怒りを覚えます。この映画では、ハインリヒという登山家の目で見た内容が主となって描かれている為か、中国のチベットに対する侵略がそれ程激しく描かれていませんが、実際はもっと残酷なことをしているらしく、虐殺、森林伐採、核兵器の廃棄、等やりたい放題だとのことです。ダライラマが世界に呼びかけているチベットの返還が一日でも早く叶う事を願わずにはいられません。この問題を少しでも知る事が出来たのは、この映画のおかげだし、とても印象に残る映画でした。 【みんてん】さん 9点(2005-01-19 00:23:47) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 中国のチベットに対する侵略という歴史を知らしめる為に、こういった形で映画が作られたという事は意義があると思う。正直、チベット問題は、その事は知っていたが、詳しくは無かった。ある時友人と話していたときにチベットの話をしたら、本当に?と驚いていた。次の日に会社の人に話すと、その人も知らなかった。それが現在でも続いているという事も。今の日本では、いろんな問題からマスコミも政治も中国・近隣アジアの事には口を閉ざしてしまっているため、知らない人も多いと思う。そういった意味で、有名俳優を使って話題を作り、問題提議をした、このような作品は大切だと思う。あまり突っ込めなかったのも、間口を広げて、より多くの人に観てもらうためには仕方の無いところなのかも。 【しゃもん】さん [DVD(字幕)] 8点(2004-02-14 01:22:06) (良:1票) |
2.頑張って撮影をしただろうことに敬意を表してこの点数です。それに、世界中の人(特に多くのアメリカ人)に中国共産党のチベット侵略を伝えてくれたんだから、その点での評価です。しかし、なんだか人も自然もショボくれたチベットになってしまってます。チベット自治区での撮影はご法度だったんだろうから、仕方がないとは思いますが・・・ちょっとショボくないですか?特にジョカンとか。この映画を観てチベットに行った人は、本当に感動するそうです。チベットに行ってからこの映画を観た人は、「なにこれ?」と思うそうです。納得。この映画を観た人は、是非是非本物のラサに行ってみてください!たまげますよ!けど、先入観はなるべくないほうがいいかな。チベット人について、その基本であるチベット仏教をもとにもう少し詳しく描いていたらと思います。ダライラマの存在についても、もう少し僧侶としての前面を強調して欲しいと思いました。この映画を観てラストエンペラーの少年時代を思い起こした人もいると思いますが、本当は皇帝とダライラマではちょっとじゃなく違います。これじゃ、ただの王さまになってしまう! ここまで書いて、この映画の本筋であるブラッドピットについて何も言及していなかったことに気付きました。うーん、いいと思う。別に無し。 【fero】さん 6点(2003-12-10 19:11:56) (良:1票) |
1.観た直後は、すげーいいものを観たなーと感じたが、今思うとやや内容が薄い。中国のチベット侵攻は許せない。それはそうだがあまりにも一方的に描きすぎている。政治的な背景に触れずにそのことを強調するのは肩手落ちではないか。もう少し突き放した平静な視線がほしかった。それから、ブラピ演じる主人公が何をするでもなく日々を過ごしているのが、ちょっとマイナス。彼はチベットから貰った以上のものをチベットに残さなかった。これじゃただの長期滞在、悪くすりゃ物見遊山に近い。 【山岳蘭人】さん 6点(2003-11-13 22:45:59) (良:1票) |