どん底(1936)の投票された口コミです。

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どん底(1936)

[ドンゾコ]
The Lower Depths[米]/Underworld[英]
(Les Bas-Fonds)
1936年上映時間:95分
平均点:6.86 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
公開開始日(1937-11-23)
ドラマモノクロ映画犯罪ものロマンス戯曲(舞台劇)の映画化
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タイトル情報更新(2013-08-21)【ESPERANZA】さん
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監督ジャン・ルノワール
助監督ジャック・ベッケル
キャストジャン・ギャバン(男優)ペペル
ジュニー・アストル(女優)ナターシャ
シュジー・プリム(女優)ワシリッサ
ルイ・ジューヴェ(男優)男爵
ウラジミル・ソコロフ(男優)コスチレフ
ジャニー・オルト(女優)ナスティア
ポール・タン(男優)
アンドレ・ガブリエロ(男優)
カミーユ・ベール(男優)
原作マキシム・ゴーリキー戯曲「どん底」(岩波文庫 他)
脚本ジャン・ルノワール
シャルル・スパーク
ジャック・コンパネーズ
音楽ジャン・ウィエネル
ロジェ・デゾルミエール(音楽技術アドバイザー)
撮影F・ブルガーズ
ジャン・バシュレ(ノンクレジット)
ジャック・メルカントン(カメラ・オペレーター)
美術ユージン・ローリー(セット装飾)
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【口コミ・感想】

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1.《ネタバレ》 ジャン・ギャバンは愛嬌があり、それでいてかっこいい。「泥棒の子は泥棒としかみてくれない、だからこうなっちまったんだ」と悪びれもせずに言う彼は、おバカかもしれないけれど、どこかにつきぬけた明るさ、たくましさが感じられました。そんな彼は恋しいナターシャという娘と一緒になれば、泥棒から足を洗うことができると、これまた根拠のない思い込みをしています。意志さえ強ければいつだってやめられるのに、ナターシャが側にいてくれるなら……って条件があるところ、やけにリアルです。ジャン・ギャバンにとって彼女はとても神々しい存在であり、大切にしたいんだろうなぁということが、ヒシヒシと伝わってきます。そしてギャンブルで身を持ち崩した男爵との奇妙な友情。男爵も変わり者だけれど(金に執着しないからギャンブルで負けるんだろう)、ジャン・ギャバンのほうも相当な変わり者。この二人の間には不思議な空気が流れています。この飄々とした浮き世離れしたような雰囲気と、人間の弱いところをリアルに描いている……そんな二面性がすべて、ジャン・ギャバンの魅力へとつながっているのです。ナターシャのほうは、シンデレラもびっくり!ってくらい姉夫婦にこきつかわれているわけですが、彼女の動きがマンガちっく。細くてRの小さな大仏のような眉とあいまって、ちょっと違和感を覚えましたが、基本的に働き者のいい娘さんなので、好きな人といっしょになれて良かった、良かった……といったラストを迎えるわけです。しかし、順風満帆、愛さえあればいいのさ!って雰囲気を出しながらも、その実、お金をほとんともっていない。周りから「それだけでやっていけるのか」と言われるくらいなので、主人公たちの心境に反して、観ているこっちが心配になってしまいます。「めでたし、めでたし」だけで終わらないのがルノワールか。そこのところのリアルさが、ちょいと寂しいのです。
元みかんさん 6点(2004-07-29 23:44:54)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 6.86点
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6342.86%
7228.57%
8228.57%
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