31.短編はさすがに笑いが凝縮されている。次々と起こる愉快なシーン、中でもレンガを積み上げるシーンは最高、ここの誰もが認めているようだ。給料日の一日(翌朝まで)が描かれるが、一抹の寂しさを感じるのは私だけだろうか。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-09-05 07:10:01) (良:1票) |
30.《ネタバレ》 久しぶりにチャップリンの短編映画観たけどやっぱりオモシロイなぁ。動きで笑わせるって本当に才能ですね。28分しか無いけど笑えるお気に入りシーンをダイジェストにしてもあんまり圧縮出来ない感じがする、それだけ中身が非常に濃い作品ですね。 特に働く現場の「レンガ投げ逆回転(2人して高速で上へレンガを投げてる姿まで面白い。上見て投げてないし 笑)」「エレベーター(タイミングが全て完璧!)」は爆笑です。くるぞくるぞと思っててもそのお約束を観る側が期待しちゃって、その通りやってくれるから安心してしまいます。傘を閉じた瞬間の大雨、傘とステッキをすりかえるシーン、何台ものバスに乗りそびれる所、給料計算で「2+2+2+2=9」と計算して監督に減らされちゃったりとかもかなり面白い(笑)家まで徹夜で歩いて帰ってきてコッソリ湯船に浸かったらお湯張ってあったとか、お約束の笑い満載で幸せな気分になれました。 つか何で奥さんいるのに「独身の会」に入って一緒に酔ってたんだろう(笑)フランスパンくり抜いて極太ソーセージをトンカチで差し込むなんてアイデア、90年近くも前にやってたなんてチャップリン偉大すぎ!!大好きです(^^) 【まさかずきゅーぶりっく】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-02-12 18:40:47) (良:1票) |
29.鬼ママにはさすがのチャップリンもかないませんか(笑)短編ながらも中身の濃~い話になってるし、レンガのシーンはあれは当時どうやって撮ったんだろうってちょっと気になるところもあります。個人的に好きなのはやっぱ工事現場のシーンだな~。 |
28.うーん、ママ怖い。なんだか現代日本にも通じるところがある。さすが捕らえどころが違うなぁ。「給料日」「怖いママ」をテーマに一本作ってしまうあたりが、さすが、いつまでも色あせない映画人なわけだ。 【揺香】さん 7点(2004-07-08 15:43:14) (良:1票) |
27.チャップリンの映画はただ面白いだけでなく、演技・音楽・背景が脚本にとてもマッチして、しかもそこにはチャップリンの強烈なキャラクターが存在しているからこそ完成度が高いと思うんですが、本作品には夜のシーンが多い為かちょっと背景が暗すぎるように思えました。ただ、やはりチャップリンにハズレなしという僕の感想は変りません。チャップリンこそ映画界の巨人ですね。 【たにっち】さん 7点(2004-05-14 20:33:12) (良:1票) |
26.チャップリンのマイム芸が最も堪能できる作品。レンガ積みシーンは、『黄金狂時代』のパンのダンスシーン、『モダンタイムス』のナット締めシーンと並んでチャップリン映画史に残る珠玉のマイムでしょう。バスから落ちてしまうシーンはベタだけど笑える。 【藤村】さん 7点(2004-02-13 12:03:17) (良:1票) |
25.チャップリンのギャグやパントマイムが素晴らしい。エレベーターを使ったシーンや下水溝の溝とステッキのシーン(全く後ろを見ていないここを1カットで撮っている!何度も繰り返したんでしょう)などは彼がよく使う「知らずに危うい」「棚からぼたもち」的コント。何気なく見えるけどすごく計算された演技だと思う。レンガ投げ・受けの素晴らしさはもう感心して見とれるしかない。短編だけど見所が多く繰り返し見ても飽きない面白さがある。 【キリコ】さん 8点(2003-11-15 23:30:33) (良:1票) |
24.レンガのシーンは軽やかな気分になるし、終電のシーンも笑えるけど、全体的にそれほど良いってわけじゃないかな。ラストシーンは脅威(笑)。 【たけぞう】さん 5点(2003-10-31 14:27:05) (笑:1票) |
23.《ネタバレ》 名作を知らずに死ぬのはもったいないと思い、一生懸命チャップリンとヒッチコックを鑑賞しています。本作「チャップリンの給料日」は中期の、いわゆるスランプ時代(ファースト・ナショナル時代)の作品ですが、なかなか面白いシーンのみで構成されています。悪くいえば粗削り、良くいえば説明臭いシーンが一切なくスッキリした作品です。この時期の、いわゆる声が無い短編時期の時代がチャップリンの絶頂期じゃないかと思っています。本作も30分程度しかありませんがとにかく面白いです。 皆さん同様、レンガ、電車、恐妻、目覚ましが非常に面白い。昔は映像トリックといえばフィルムを裏表反対にするか逆再生くらいしかなく、本作では逆再生技法を極めたテクニックが堪能できます。技術に頼らず「いかにして逆再生した時に違和感なく見えるか?」を究極まで煮詰め、役者の演技で映像技術のほうをフォローしています。皆さんがおっしゃるように逆再生に見えない完成度はお見事。 恐妻に一部始終を見られていて帽子のへそくりも没収されますが、一瞬のすきにメインの財布からもう一度抜き取るのは最高です。。電車のシーン、せっかく一番に乗り込んだのに前から押し出されるのも最高。目覚ましシーンでも、散々あくびの前振り直後からの”今起きたから出かけますよ”の演技は素晴らしいです。その後のお風呂のシーンも笑えるし・・ この頃のチャップリンは本当に冴えわたっていました。 ちなみに、、お昼のシーンで従業員らのお弁当が結局チャップリンの元に集まってしまうのは笑えますww でもどう考えても普通はエレベーターにお弁当やバナナは絶対置きませんので、、冷静に分析してはいけません。チャップリンは勢いのみで楽しむ映画なのですww 【アラジン2014】さん [インターネット(字幕)] 8点(2024-11-09 11:03:29) |
22.《ネタバレ》 工事現場で働くチャップリン。下から放り投げられたレンガを上で見事にキャッチしまくる。 工事現場のリフトが絶妙なタイミングで上下する。それはチャップリンに食事を運ぶため。 カステラ?とフランクフルトのサンドって美味いのかしら。 笛の音でキッチリ作業を止める。後の「モダン・タイムス」にも繋がるような描写。 夫の給料が心配で見に来る恐妻。黙ってついてくる怖さ、ごまかしがバレる。嫁怖ー。フィリス・アレンのインパクト。 下水に杖を吸い込まれる、落ちるようで中々落ちない名人芸、たむろには水をぶっかけろ、たむろも傘で応戦。 死なないのはギャグ補正、酔って傘と杖を間違う、吊革とソーセージを間違える、バスが来た瞬間に待ち伏せでもしていたかのようにブワ~と登場する群衆に弾かれる。 靴も猫も飛ぶように去っていく、やっと寝られると思ったら朝になってしまい仕事場へ。トホホ・・・。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-06-07 15:38:39) |
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21.《ネタバレ》 レンガのシーンと電車に乗ろうとする一連のギャグが最高。よくあれだけ違和感なく逆再生演技ができるもんだ…。先日、MJのムーンウォークの逆再生映像を見たのですが、普通に歩いているようにしか見えない。MJがダンスの天才なら、チャップリンは演技の天才ですね。そして、哀愁のあるコメディ作りの天才でもある。1本見ると他の作品もどんどん見たくなるのがチャップリンの特徴です。罪深い映画人ですなぁ…。 【カニばさみ】さん [インターネット(字幕)] 8点(2015-03-16 18:01:28) |
20.《ネタバレ》 いやーー面白い! レンガのシーンはスゴイ エレベーターもタイミングばっちり 個人的に 目覚ましがなって「ハイ今起きましたよ」のとこがメチャ面白い 今この時代でみても面白いから、当時はきっと大いに受けたでしょうね 誰にも出来そうだけど意外に(というかきっと)誰にもできないこの雰囲気は、偉大なるチャップリンならではのものとオモイマス 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-12-28 23:09:40) |
19.《ネタバレ》 給料をごまかそうとするが、チャップリンの妻が恐妻で、すぐに見つかって怒られる。 これが繰り返されるのだが、ここが一番面白かった。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-04-08 09:57:00) |
18.やはり工場現場のシーンが一番面白い。逆回しを使ってレンガをキャッチするシーンはよく思いついたものだ。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-03-06 15:51:46) |
17.当時の限られた中でこれだけ映像で楽しめるのはさすがだと思った。時間も短いし気軽に観れてGOOD!チャップリンスタイルの格好からも分かるように、他の登場人物からはちょっと浮いてるチャップリン。社会になじめきれずにあくせくと働いている姿が微笑ましかった。 【たいがー】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-03 03:22:17) |
【Michael.K】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-01-20 18:24:16) |
15.登場人物のだめっぷりが何とも言えませんね。好きです。 【トナカイ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-10-27 23:09:24) |
14.《ネタバレ》 チャップリンの短編映画の中でもこの作品もやっぱり面白い。レンガのあのシーンも確かに面白いけど、他にもまだまだ面白いシーンが幾つかあります。終電の列車を待つチャップリンが雨の中、傘を差してると、突然、雨が止み、かと思うと、今度は傘を閉じるとまた降って、びしょびしょとなるチャップリン、電車に乗ろうとしても人だらけで乗れず、何とか乗ったかと思うと、今度は落とされてしまい、本当に可哀想なんだけど、チャップリンが演じるだけで、何故か笑えてしまう。チャップリンならではの笑いを見せつつ、それでいて、どこか哀愁めいたものを感じる。そんなチャップリン、私は大好きです。これもまたチャップリンの良さが見られる。僅か28分という短い時間の中で、沢山の笑いを見せるところはさすがチャップリン!本当に頭が下がります。 【青観】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-05-28 18:15:58) |
13.《ネタバレ》 これが1時間以上続くとよくないんでしょうけど、わずか数十分の短編だったからこそ楽しめたと思います。 【maemae】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-05-14 16:25:56) |
12.《ネタバレ》 子供の頃、NHKで三大喜劇王(サイレント)の短編集を夜に放映していた時期があったんです。これと「偽牧師」は鮮明に記憶しています。 奥さんがいる設定は多分他作品にほとんどないはずですし、レンガ積みのシーンは驚愕ものでした。しかし、いかに当時の喜劇王達の根性があったとしても(キートンは何度も事故を起こしてます)、レンガがあんな風に積めるわけはないんです。 サンタはいないよ、と言ってしまうようですが、あれはフィルムを逆回しにしてるんです。投げ落とすのを撮影しておいて、下から投げ上げるシーンをうまくつなぐとああなるんです。 でも、だからといって価値は変わりません。チャップリンはエンターテイナーそのものなんです。 |