客途秋恨のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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客途秋恨

[キトキュウヒン]
Song Of The Exile
(客途秋恨)
ビデオタイトル : 郷愁/客途秋恨(ビデオ・新)
1990年台湾上映時間:100分
平均点:6.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
ドラマ
新規登録(2003-10-08)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2005-07-27)【カニ】さん
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監督アン・ホイ
キャストマギー・チャン(女優)暁恩
リー・チーホン(男優)
ティエン・ファン(男優)祖父
撮影デヴィッド・チャン〔撮影〕
製作総指揮キン・フー
ジミー・ウォング
配給日本ヘラルド
美術イー・チュンマン
衣装シャーリー・チェン
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【クチコミ・感想】

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2.《ネタバレ》 香港中国返還のころって、いい映画が多かった。故郷というものに敏感になってたんだろう。家族が離れ離れになったり、神経が研がれていた。まして監督は母が日本人で、さらに複雑になる。ふしだらでわがままで奔放な母と娘の物語、っていうジャンルがあるな。たとえば日本なら『香華』とか。やや黄色みを帯びたマカオ時代の回想が美しい。おじいちゃんのおなかでの昼寝。ゆっくりと後退していくカメラ。まるで子どもを起こしてしまわないように。そして南由布への旅。街全体が記憶の中に沈んでいるような美しさ。イギリスの大学院を卒業して、を会う人ごとに繰り返す母。鬱陶しい母であるが、母の別の面も次第に見えてくる。山口百恵のポスターのあるビリヤードでの和解。そしてハンコを作るのが泣ける。小さな楕円形の故郷、墓のようでもある。で香港に残り、テレビ局に勤めることになり、これで終わるかと思っていると、とっておきのラストシーンが待っていた。病気のおじいちゃんのとこへ行くの。青っぽい色調。詰めた息をゆっくり吐き出すようなフェイドアウトが繰り返される。もうおじいちゃんのおなかの上には乗れない。失われた良きものが凝縮している。しかしそれは失われねばならないものでもあるという認識があって、脚本が孝候賢チームの呉念真なんだ。ラストは橋、どこかとどこかをつないでいる一本の橋。マカオ、香港、台湾、日本と東アジア全体をつなぐように。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 8点(2013-05-05 09:38:42)
1.戦後の混乱期、中国人と結婚した日本人女性とその娘の物語、ということで、それなりに意義のある作品だとは思うのですが・・・。数十年ぶりに日本に帰国したお母さんの日本語が中国語の声とあまりに違いすぎてて(たぶん吹き替え)、しかもあまりにおどろおどろしい演技なもんだからちょっと引いてしまって・・・。日本語がわからなければちゃんと鑑賞できたと思うんですけどね。ちなみに70年代が舞台なのに日本の電車に「JR」の文字があるのはご愛嬌。
ぐるぐるさん 4点(2003-10-13 15:59:40)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 6.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4150.00%
500.00%
600.00%
700.00%
8150.00%
900.00%
1000.00%

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