10.もう何十回観たことだろう、最高にお気楽で最高にご機嫌になれるお気に入り映画。お陰さまで、我が家の娘(9歳)は本映画の観賞回数においては間違いなく世界一である。唯一の弊害は、クリスマスの季節になると頭の中でドロシー・ラムーアの「聖しこの夜」がぐるぐる繰り返されることくらいか、、、(ニガ笑)。 ※なんと10年ぶりの投稿です。これまでサイトを守り続けてくれた管理人さん、ありがとうございます! そして、登録メールアドレスとパスワードをちゃんと覚えていた自分自身にもありがとう(笑)!! |
9.南国を舞台にしたゆる~いラブコメ。やはり常夏の国にいると、人間ああいう風に温厚になるのでしょうか。ジョン・フォードは喜劇もうまいと思いますが、これもなかなかおかしい。終始平和で呑気でアホらしくて楽しいけど、刺激がないのであまり印象には残らない。そういう映画でした。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-10-05 08:42:39) |
8.何ともバカバカしくって、何とも楽しい映画。南の島に響くジョン・ウェインのダミ声が、いいですね。 まだ見ぬ父に会いに、太平洋の南の島にやってきた女性、しかし医師である父は、現地の女性との間に3人の子供をもうけている。そこで、周りの連中がそれを隠そうと要らぬ気を起こして・・・という他愛のない話で、何かにつけドタバタが巻き起こる。ストーリーと無関係に、画面の中ではひっきりなしに意表をつくような何らかの「事件」が起こっていて、これが楽しいんですね。唐突に海へ飛び込む、あるいは落ちる。唐突にケンカが始まる。ドアを開いたらとてつもない突風が吹きこんでくる。教会の尋常ではない雨漏り、このエピソードは最後に、世にもバカバカしい奇跡で幕を閉じる。女性とジョン・ウェインとの関係も、遠くから靴を投げつけるのに始まって、最後の強引なラブシーンまで、一筋縄ではいかぬ波乱万丈、いつも何かの「事件」に裏打ちされてます。 という、楽しくもバカバカしい世界を包んでいる、南の島の風景。土着の文化に、東洋と西洋が入り混じり、宗教も何でもアリアリ、すべてを包み込む。そのおおらかさが、またいいんですね。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2016-09-30 12:12:58) |
7.どこがいいのかまったくわからない。一度も笑えない高慢コメディ、苦笑すらできなかった。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2016-09-19 22:15:56) |
6.せっかく意表を突く大胆な設定なのに、やっぱりこのキャスティングだとどうしても足取りが重たくなってしまうのだな・・・。登場人物間のギャップがスタートなのだから、そこを突っ込んで追いかけていくことによって笑いが生まれるはずなんだけど、その辺の押しが弱い。ただ、次女ちゃんには結構コメディエンヌとしての才能はあると思います。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-09-19 01:34:21) |
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5.《ネタバレ》 ジョン・ウェインといえば西部劇のイメージが強かったので、こういう作品にも出演していたのですね、、、。 率直に言って、見所が全くわからない、面白さが理解できない作品でした。 独特のユーモアセンスが全部空回りしているというか、ソリが合わない。 日本人と中国人の区別もついてないような感じで、総じて東洋人への蔑視を感じる。 まぁ時代的にしょうがないのか? 【あろえりーな】さん [地上波(字幕)] 4点(2016-09-15 21:18:38) |
4.これまた愉快、愉快、いや、愉快というよりは痛快というべきな如何にもジョン・フォード監督らしく喧嘩のシーンとその後のすっきり感が何とも楽しくて良い。この島の住民達の人柄の良さ、ジョン・フォード監督の映画に出てくる人達はいつもどこか温かみを感じさせてくれる。大笑いするとかいうようなドタバタコメディではないけど、そこは何を撮らせても外れがないジョン・フォード監督らしく人情味のあるコメディ映画として楽しむことが出来る。 【青観】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-03-21 22:26:56) |
3.リー・マーヴィンの漂着を歓迎する島民のウェーブのアクションからしてすでに幸福感全開。 ハワイアンメロディーが流れる南洋の長閑なリズムの中で、窓枠の外に映し出される降雪や青い稲光などの印象的な細部が厳かなアクセントをもたらしつつ、土砂降りのスコールやジョン・ウェインらの殴り合い、きびきびしたジープ操作や水上スキーのスピード感、エリザベス・アレンが幾度もみせるズッコケぶりといった豪快でコミカルなアクションの要素がさらに幸福感を呼び込む。(ビールの栓抜きや、「休戦」の握手の仕草も小粋で良い。) 三人の子役たちの存在も、大きく貢献している。長女役:ジャクリーン・マルーフのナイーブなイメージ。水上スキーに出かけることになった三人の子供たちが、神父がいなくなった途端にはしゃいで踊り出す場面の無邪気な愛らしさも特筆もの。 そして様々な国籍、職種、階級、民族の老若男女がスコールに濡れながら一堂に会する教会の場面も素晴らしい。 【ユーカラ】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-10-31 19:46:37) |
2.んむっ。今まで「ジョン・フォードにハズレなし」と思っていたけれど、これはチト微妙。話の流れがチグハグしてて、観ながら何度も「?」が頭をよぎってしまった(映画において「物語の整合性」が絶対不可欠だとは思わないのだけれど)。特に、あのフランス領事館の人は何がしたかったのか、よく分からん。最初に出て来た時「赴任先を変えてくれ」という手紙を本国に出してたけど、それにしちゃ島の暮らしに別段不満があるようにも思えなかったし。それに中国人や日本人の描き方にも、ちょっと差別的なものを感じてしまった(でもまあ、手塚治虫だってステレオタイプな黒人を描いてたりしてたんだから、時代柄しょうがないという面もあるのかな)。ただこの作品、大勢の人々がわらわら画面に登場する所が、妙におかしい。島民が、わらわら、兵隊さんも、わらわら。その「わらわら」な感じが、何だか気持ち良くて「うむ、これが“映画的快感”というものなのかもしれない」とか思ったりも、しました。 【ぐるぐる】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-19 19:23:12) |
1.誰か人がやってきたといっては、ほとんど全島民が総出で大歓迎。太鼓をデンデコ、デンデコ。歌を唄って、美女がレイをもって待ちかまえ、心の底から歓迎してくれるここの島の人たちは、ホントにいい人だ。おまけに、その音楽がのんびりとしたハワイアンなもんだから心が和むってもんです。オープニングから、リー・マーヴィンが雇われていた船主を殴って逃走し、そのまま飛び込み沖合いから泳いで入島。島民たちはキスの嵐で受け入れる。そんな彼はマブダチ?ジョン・ウェインと再会して、いつものオキマリの喧嘩をするという展開。私の大好き?な日本人のお手伝いさん(よくおじぎをしている)も出てくるし、なんといってもまるっきりの悪人がいない。ちょっと幸せな気分になれるハッピーな映画です。ほのぼのしたいときにどうぞ。 (2007年追記:なんだかんだで、3年連続年末に観る映画となってしまいました。どーも大好きな映画のよーです。なので、点数+1) 【元みかん】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-01-12 23:53:09) |