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双頭の鷲

[ソウトウノワシ]
L'Aigle A Deux Tetes
1947年上映時間:93分
平均点:6.00 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
公開開始日(1953-06-24)
ドラマモノクロ映画戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(2003-11-22)【おっさんさんさん】さん
タイトル情報更新(2013-06-04)【ESPERANZA】さん
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監督ジャン・コクトー
キャストエドウィジュ・フィエール(女優)女王
ジャン・マレー(男優)スタニスラス
ジャン・ドビュクール(男優)フェリックス・ヴィレンシュタイン
シルヴィア・モンフォール(女優)エディット
原作ジャン・コクトー
脚本ジャン・コクトー
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【クチコミ・感想】

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3.《ネタバレ》 三島由紀夫がこの映画を絶賛したのは、革命家の詩人と自分の立場が重なったからでしょう。三島は戦前の天皇制の回復を望んでいたけれど、天皇や皇室はそんなことをいっさい望んでおらず、むしろ民主化を進めようとしていた。この映画の革命家の男も、本来の王政を取り戻そうとしてるけど、当の女王はそんなことをいっさい望んでおらず、むしろ亡き夫の遺志を受け継いで民主化の先頭に立ち、そのせいで皇太后と激しく対立している(ある面では嫁姑問題)。しかし、男と女王は政治的に対立しながらも「片方が死んだら、もう一方も死ぬ」というほど愛し合ってしまうロミジュリ的な設定になってるわけです。
しかし、皇太后をいちども画面に登場させず、セリフ劇だけでそういう背景を表現することが、(戯曲ならともかく)映画的に成功しているかは微妙。正直、かなり分かりにくいと思います。しかも、女王が死んでしまったら、民主化の流れが止まって、皇太后の望む王政へ逆戻りするわけで、それは政治的にいえば王党派の勝利で女王の負けじゃないかと懸念してしまう。
ちなみに三島由紀夫の場合は片思いだったので本人が死んだだけで終わりましたが、本来ならば、市ヶ谷なんぞに乗り込むのではなく皇居に乗り込んで、天皇に向かって「俺と一緒に死んでくれ」と言うべきだったかもしれません。しかし、それこそが貴種幻想のナルシズムだと揶揄される所以だし、おそらく天皇は、三島みたいな人間がもっとも嫌いだったでしょうね。知らんけど。
まいかさん [インターネット(字幕)] 7点(2024-04-08 13:13:56)
2.《ネタバレ》 コクトーの戯曲が元だそうで、展開というか設定や台詞回しなどがどことなく舞台劇っぽい感じを受け、刺客が亡き国王に瓜二つでそこから発展する恋の行方、という普通ならありえない展開もなんとなく納得。女王が少ししゃべりすぎでそれほど威厳がないのでは?とか思ってしまいましたが、王室内のあれこれに恋の行方などが合わさって退屈しないで観ることができかした。
クリムゾン・キングさん [DVD(字幕)] 7点(2021-07-23 02:00:11)
1.いくら愛する国王とうり二つと言ってもねえ・・・。古臭さだけが残る好きになれない映画だった。
ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 4点(2013-05-19 21:54:17)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 6.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4133.33%
500.00%
600.00%
7266.67%
800.00%
900.00%
1000.00%

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