14.モテない高校時代に共感。イケてる時は反感。夢物語を体感。惨めな自分を実感。 【やすたろ】さん 6点(2004-07-29 01:07:11) (笑:5票) |
13.《ネタバレ》 所謂ラブコメ+サクセスストーリー。エンターテイメント性の高い作品だと思います。 ですが同じサクセスストーリーでも、自分の力でのしあがっていくのと、人の力でのしあがっていくのとでは、全然意味合いが違います。今作は残念ながら後者。一応ラストのハッピーエンドは、主人公のジョジーの記事によるものですが、それもフィクションだからこそ可能になった力技です。 そもそもの舞台が美男美女のそろう現代のハイスクール。オタク側のアルヴィスでさえ、ジョジーより美しい。そう考えると、アルヴィス役のリーリー・ソビエスキーはミスキャストかもしれません。どんなに地味にしようとしても、美しさがもれちゃっています。 他のメンバーにしても美男美女ぞろい。ジョジーはルックスでは勝ち目ゼロ。当然中身の勝負になるわけです。ところが中身もスッカスカ。この手のタイプの主役に必要なセールスポイントがジョジーにはないんです。いや、唯一“才女”という資質はありますが、それがなぜか劇中で活かされません。 結局は弟のロブの力でっていうところが、一番冷めます。でも弟のキャラは最高です。 ついでに言うと、潜入取材の設定も活かしきれていない気がします。 結局高校生の頃から、ジョジー本人が成長しきれていないところが微妙なんです。 『25歳にもなって、高校生相手にムキになって』とすら思ってしまいます。 そんなジョジーに何故先生が魅かれたのか謎です。弟ロブの力添えがあったとしても、ガイが何故ジョジーをそんなに気に入ったのか謎です。アルディスとの関係はなし崩し的に修復しちゃっているし。弟ロブにいたっては、アシスタントコーチという収まり方でよかったのですか?なんとも釈然としないハッピーエンドストーリーでした。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-11-29 22:11:25) (良:2票) |
12.あの股しごきダンスがとてもよかった。 【ヒムキョー】さん 10点(2000-11-05 13:13:54) (笑:2票) |
11.《ネタバレ》 この手の「年齢を偽り学校に潜入する」ネタ、好きですね。 もう一度学生時代に戻ってみたい、青春の日々を味わいたいって願いを叶えてくれる形になっており、観ていて心地良い気分に浸れました。
本作は「恋のからさわぎ」(1999年)「O」(2001年)「アメリカン・ピーチパイ」(2006年)など、2000年前後に流行った「シェイクスピアを現代の学園物に置き換えた品々」の一種であり、1999年公開という事を考えれば、先駆的な作品と評価する事も出来そうなんですが…… とかくラブコメの「王道」「お約束」を重視した作りでもある為、あんまり「斬新な内容」とは感じられないのが、ちょっと勿体無い。 最後も観客の期待通りのハッピーエンドを迎えるんだけど、それも「ラブコメの終わり方といえば、ハッピーエンドに決まってるから」という予定調和に頼った感じで、なんか完成度が低いんですよね。 起承転結の「転」までは丁寧に作ってあるんだけど、肝心の「結」が締まらない感じであり (……で、どうして国語教師のサムは彼女を許し、キスしてくれたの?) って思えちゃって、スッキリしないんです。 ここをもっと綺麗に仕上げてくれていたら、胸を張って傑作と呼べたかも。
そんな具合にラストで失速した感はありますが、全体的には楽しめたし、好きな映画でしたね。 この手の映画の場合「主人公は皆に馬鹿にされる負け犬」であり、ともすれば極端な「負け犬賛歌」に終始してしまいがちなのですが、そこから一歩踏み込んで「学園の人気者達」も肯定する内容になっているのは、文句無しで長所だと思います。 これは主人公が「最初は冴えない子達と仲良くなるけど、取材の為に人気者グループに接近するのを強要される」という展開だからこそ生み出せた流れだと思うし、ちゃんと「取材の為に潜入した」って設定を活かす形にもなってますからね。 「負け犬を差別してはいけない、彼らだって素晴らしい人間だ」というのであれば、この手の学園物で悪役にされがちな「人気者」にだって、当然その言葉は当てはまる訳で、ラブコメ映画において不遇極まる彼らに救いの手を差し伸べた事には、素直に拍手を送りたいです。
「ミセス・ロビンソン」って単語が「未成年に手を出す大人の女性」の代名詞になってるとか、主人公の弟のロブが「卒業白書」(1983年)のコスプレをしたりとか、映画好きなら嬉しくなっちゃう小ネタが散りばめられてる辺りも、良いですね。 本作は主演のドリュー・バリモアが製作総指揮を務めた作品であり「完成度は高くないけど、何だか愛嬌がある」って辺りは「美人じゃないけど可愛い」っていう彼女らしさが反映されているようにも思えました。
数ある主演作の中でも、非常にドリュー・バルモアらしい映画の一つとして…… そして何より、可愛い映画の一つとして、記憶に残る事になりそうです。 【ゆき】さん [DVD(吹替)] 6点(2022-03-23 22:31:59) (良:1票) |
10.《ネタバレ》 すこぶるイケてない学生時代を送った25歳の女が、潜入取材で高校生に扮してスクールカースト上位のグループに食らいついていく。 物語としては決して嫌いじゃないパターンだけど、いろいろ雑すぎて観てて居心地が悪くなるくらいつまらなく仕上がっている。 ヒロインが自分の心情をスピーチで説明するのもシラけるだけで、これで感動しろというのが無理。 【飛鳥】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2018-08-23 23:10:19) (良:1票) |
9.《ネタバレ》 所謂学園の負け犬を主人公にしたコメディ。この手の映画では過去に『ナーズの復讐』や『アニマル・ハウス』等の傑作がありますが、本作はそれには到底及ばないと言わざるを得ません。先ず、ギークやナードを主役にしているもののドリュー・バリモアやリリー・ソビエスキーの見た目が普通に綺麗すぎるので、全然学園のヒエラルキーの最下層にいるという実感が湧かない。 本作が過去の同系統の作品と異なる点は、主人公がスクープをすっぱ抜くために派遣された25歳の女性ということですが、この設定も物語の進行に対して寄与していない。そもそもシェイクスピア知っているくらいでインテリぶられてもなぁ。 何よりダメダメなのが、プロムナイトにおいて、主人公が大声で演説してしまう点だと思います。「プロムがすべてじゃないの!」「アルディスは素晴らしいわ!」「みんな、いつまで他人を貶すつもりなの!」等々。そういう作品の核を登場人物が演説してしまうのは、最も残念な脚本の一つだと思っているので、非常に残念な気持ちになりました。 【民朗】さん [DVD(字幕)] 4点(2015-08-14 22:46:31) (良:1票) |
8.楽しくて、素敵な映画でした。こうした“女子のハイスクールに戻って青春時代やり直しモノ”、例えばコッポラの「ペギー・スーの結婚」なんかを思い出すのですが、女子高生に見えないというのは当然のこと。
25歳、あるいは「ペギー・スー」は30を過ぎてましたが、ハイスクール時代が既に過去になってしまった人が、自身の本当のハイスクール時代を思い出しながら、違和感や戸惑いがありつつも、もう一度ハイスクールをやり直し楽しんでいる姿がいいんだと思います。
本作を見ているとドリューは本当にいい女優さんだなあ・・・と改めて感じますね。上司、弟、先生といった脇を固める男優陣もそれぞれにいい味を出していました。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-12-11 21:10:16) (良:1票) |
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7.ヒロインの設定に妙味のある作品だけど、最後まで物語に入っていけなかった。 その一番の理由は、主役のドリュー・バリモア。彼女はどう見たってこの役柄は無理。 実際のイメージともかけ離れすぎているし、他にもっと適役の役者さんがいたと思う。 一応サクセス要素のあるロマコメなので、ある程度のご都合主義は仕方がないんだけど、 ストーリー展開のほうもかなりの無茶ぶりで、ラストの見せ場ではもうお腹一杯だった。 「50回目のファースト・キス」は、よく出来てたんだけどね。 似たようなタイトルでも、内容もセンスもこれだけ違うのかとびっくりした。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 2点(2011-08-08 04:37:42) (良:1票) |
6.ドリュー・バリモアの愛らしさは全開であり、現役時代に果たせなかったイケてるねえちゃんに上り詰めていくところも理解できます。しかし、記事を取ってくる仕事師としても、単に高校時代に戻って学園生活を楽しむだけとしても、もっと言えばコメディとしての笑いの部分にしても、なんか中途半端だと感じてしまいました。そう感じると、「おいおい、学生はおろか先生も気がつかねえのかよ」と言ってしまいたくなるのですよ。仕事師、高校生、笑い、いずれひとつでも突き抜けていれば、「そんなことは小さいことだ」と無視するんですけどね。4点と思いつつ、この手のドリューに敬意を表して5点。ちょっと残念でした。 【まつもとしんや】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-11-16 02:29:02) (良:1票) |
5.《ネタバレ》 いい映画。さえない高校時代を思い出させる作品。よく見ると仮設遊園地でのパイ投げはグリース、プロムのシーンはキャリーなど名作青春映画へのオマージュが随所にありますねえ。弟は高校時代、姉がいじめられるきっかけをつくったために若干の罪の意識を感じてだろうか、人気者に仕立てようと協力しているのがなんともほほえましかった。姉、弟ともに再生の物語なのであるが、ホームパーティーで未来への希望あふれる高校生の彼女と弟の会話で「ハワイ民芸品の店での仕事はバイトでしょ?あんな仕事一生続けてたら惨めよね」みたいな会話があったのですが、これは結構いいシーンだと思った。 【バチケン】さん 8点(2003-12-30 23:37:58) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 ドリューに甦る悪夢は、まるで超能力と惨劇のない「キャリー」みたいだったりして、あんまり素直に笑えない、っていうか、眉を「八」にして笑うよーなカンジ。ラブラブなハッピーエンドに収まっちゃうんじゃなくって、もっとちゃんとケリ付けて欲しかった部分が色々あったんですけれど(最初に友達になる子とかアイドル3人組とか)、でもドリューがヘチャっとした愛嬌ある顔して演じるコメディは、やっぱりイイですね。 【あにやん🌈】さん 6点(2003-12-14 22:55:06) (良:1票) |
3.邦題の方が断然いけている。僕自身ドリューがかわいいと思う映画のひとつ(ウェディングシンガーのほうがよりかわいかったけど)。アイデアは確かにいいんだが結局は弟の力という所が気に入らない。でもドリューのハイになるシーンなどは観ていて楽しかったしまーえっかというのがある。ラストは相変わらずのおざなりだが。 【K造】さん 6点(2002-05-14 22:51:08) (良:1票) |
2.悪くないんじゃないでしょうか。25歳の高校生って設定自体が,そもそもハチャメチャなんだから,多少の無理はいいって感じ。ドリュー・バルモアは魅力的だけど,確かに二の腕が・・・。豊満でいいって人もいるだろうな・・・。 【koshi】さん 7点(2002-03-23 17:48:17) (笑:1票) |
1.「シーズ・オール・ザット」よりおもしろかった。ドリューはもうちょい痩せたほうが・・・ 【wood】さん 7点(2001-06-04 09:22:38) (笑:1票) |