12.《ネタバレ》 売春宿のお話、 白黒縦線やめてよ縁起でもない葬式ファッション、 希望ヶ丘のコスプレ、 視聴者を突然喜ばせてしまう入浴シーンと目の保養、(モザイクナシ)、 そこで当然、リモコン探して慌てて一時停止のボタンを押してしまう輩と それ見て薄ら笑ってるかのようなふくろうのオトボケ顔と 母の仕事を奪って ついに娘デビュー(笑) 【3737】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-08-25 13:43:46) (笑:2票) |
11.《ネタバレ》 夜になると獲物を漁る猛禽類、という意味のタイトルでしょうか。でも猛禽類どころか、まるで怪物のような大竹しのぶ。伊藤歩と母子設定で、その人生キャリアさながらに演技にも差がありましたが、あの新鮮なヌードは大竹しのぶには無理な相談。役者の見せ場のバランスを取り方が粋ですねぇ。伊藤歩が脱ぐと思っていなかったのであのおっぱいは儲けものでした、じゃなくって驚きました。国策として海外へ出て、引き揚げてきて開墾村へ入植。そして仕事が立ち行かず餓死寸前。そんな人たちには、生き残るために人を殺すことなんてたいしたハードルでもない。とても強引な描き方でしたが、その苦難と窮状を涙で語る大竹しのぶには説得力があって頷いてしまう。自分には歴史的事実を追認するより、役者の演技に見入る作品でした。死に行く男どもの断末魔が動物の擬声になっていて面白いんだけど、ふくろうは豚や牛を襲ったりしないよね。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-02-21 22:28:10) (良:1票) |
10.見た目は、一幕一場ものの非常にシンプルな舞台劇。中盤までの繰り返しが少しクドいのと、どうしても映画的ダイナミズムに欠けてしまうのがマイナスですけど、それでも充分面白い。タイトル・バックのゾンビ演出がとにかくキャッチー(いきなり何が始まるのかと思った)。大竹しのぶとの二人芝居を強いられた伊藤歩には酷な感じもしましたが、超ベテラン監督はそんな彼女にも抜かり無く見せ場を用意していた。それが、物語上は全く必要ない彼女のオール・ヌード。もちろん観客へのサービスですけど、これは同時に伊藤歩本人へのサービスでもある。23歳の裸体の輝きが、大女優の名演技に匹敵する程の存在感を彼女に与え、映画にもバランスを与えた。これぞ名演出! この方、まだ終わってなかったんですね、7点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-12-07 00:03:50) (良:1票) |
9.大竹しのぶさんの台詞廻しが超強烈で、観てから何日も経っている のに頭から離れません。モスクワ映画祭主演女優賞もうなずけます。一口で言えば「セックスと殺人に関するブラックコメディ」。現役最高齢監督新藤兼人、この年で新分野に挑むとはまだまだ健在っす!人間の本能を追求するっていう意欲は衰えてない。でも・・・これ、舞台でやってもよかったんじゃないの?って観終わってから思ってしまったんで・・・この点数で。 |
8.満洲引揚者が福島の浪江の地を与えられたのは有名な話。本作では原発をダムに置き換えているのは明らかでしょう。さすがにその後の爆発事故までは想定していなかったのだろうが、現代的にわかりやすく言えば、避難せずに残った母娘が原発作業員を相手にしていたと考えればよりイメージしやすいのかも。という意味では、かなり政治色の強い作品ではあるが、単なる棄民というだけではなく性を武器に復讐を図るという形に仕上げたのは、少々やりすぎというか2重の差別構造が内在しているようにも思え、どちらを主張したいのかメッセージとしてわかりにくくなってしまったような。ただし、舞台風のオーバーな演技もあって作品そのものとしては訴えるものがあり印象には残る。 |
7.《ネタバレ》 シチュエーションの発想は悪くないし、舞台劇っぽいとはいえ映画としての緊張感も維持されている。ただ、いきなり同じような展開で5人が立て続けに処理されるのは、さすがにどうかと思った。警官のところで援護係職員がバッティングして初めて世界が揺らぎ始めるが、本来それをあと2~3人くらい早い場面で起こすところでしょう。また、コメディっぽくしたいんだったら、もっと各訪問人物に個性を出すなり、やりとりを変えていくなりしてほしいところでした。警官と職員が別室に放り込まれてクライマックスを迎えますが、あんな美味しい設定が最後のところだけなんて、実にもったいない。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2022-06-07 01:59:44) |
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6.《ネタバレ》 山奥にある開拓村にただ一つ残っている家が舞台のブラックコメディ風のサスペンス。 やってくる男を毒殺して金を奪うパターンが何度も繰り返される。 少ししつこくて中弛みになっているので、2時間のものを30分ほど短く濃縮しても良さそう。 貧乏を極めた母子が生きるために何の罪の意識もなく淡々と人を殺していく。 そのあっけらかんとした逞しさは、どこか潔く清々しささえ感じるほど。 終盤、急展開でのシリアスな修羅場には引きつけられる。 大竹しのぶはこういう悪女を演じさせたらすごい。 伊藤歩もスレンダーな全裸を晒して好演。 ワンシチュエーションなので、映画より舞台のほうが向いてそう。 【飛鳥】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-02-04 21:51:26) |
5.こんな映画があるんだね。驚いた。ワンシチュエーションもので舞台劇のような作品。デフォルメされた演出がしつこいくらいに重ねられる。そんなにいい映画だとは思えないけど、大竹しのぶ の演技にはあらためて感心させられた。あと、伊藤歩の潔さにもね。 【フラミンゴ】さん [DVD(邦画)] 4点(2011-06-20 05:50:56) |
4.コント? 大竹しのぶ、怖いよ。 あんまり面白くなかったけど、伊藤歩のおっぱいに3点あげます。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 3点(2007-02-19 06:18:39) |
3.《ネタバレ》 痩せた土地で生きるか死ぬかの貧乏親子が生きる為に殺ったことを、コミカルに描いている。これだから女の武器っていわれるのかなぁ~(・ω・A;) 女優2人の演技は良かったかもしれませんが、自分にはいまいち・・・舞台好きな人に合ってるかも!背景がほとんどかわらないのが印象的です。 【うさぎ大福】さん [DVD(邦画)] 4点(2007-01-21 23:21:52) |
2.伊藤歩がイイですね!色々と批判を織り交ぜながら進んでいきます。90歳をすぎても監督業を続けているのもすごい。 【バチケン】さん 7点(2005-03-18 23:05:01) |
1.喜八監督は逝ってしまわれたが、こちらはお元気そう。伊藤歩嬢の若い肉体はさぞ眩しかった事でしょう。お気楽コメディかと思いきやコレがなかなかシニカルコメディでした。お役所仕事を徹底批判、公共工事にムダな電気に水道、警察腐敗に官僚批判、新藤監督まだまだお若いです。大竹しのぶに向こうを張った伊藤歩も負けてません、将来性バツグンですね。 【亜流派 十五郎】さん 7点(2005-03-02 22:20:01) |