21.《ネタバレ》 見ているうちに先がわかるどころか、途中のゴタゴタまで予測ついちゃうくらいなんのヒネリもない単純ストーリーに、観た事を失敗したかなと思うもケイティ・ホームズの愛らしさに負けて見続けてゆくといつのまにか作品に入り込んでしまって最後にはこの上なくほっこりさせてもらった。最初は、ケイティの不良から更生はしたけど乱雑でケバケバで、でもホントはいい子っていう描写が作り物っぽすぎてイヤで、なんでイヤかってあれだけ露骨に娘を忌み嫌うイヤミな母親からあんな「ホントはいい子」が育つわけないじゃんと思ってたからなんだけど、でも父親がそんな妻をものすごく大切にしているのを見て、あぁ、いちいち説明してないだけでちゃんと「ホントはいい母」が描かれているなと気づいた時点からこの映画が楽しくなってきた。妹もちょいとイヤな感じなんだけど、彼女もまた不良の姉と正反対のいい子ちゃんゆえに親にかまってもらえない寂しさを「ちょっとイヤな感じ」でもって伝えてる。母が娘に会いに行くきっかけが感動的に描かれないのも気に入った。というかこの映画で一番いいところ。トイレで母親に怒られている女の子を見る。たったこれだけ。でも凄いわかる。感動的な和解も描かれない。ずっとほっこり感が持続する。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-11-28 15:20:22) (良:3票) |
20.《ネタバレ》 80分という時間がちょっと映画観たいなーという時に丁度良いのでそれだけで得点アップしました。 何で母親がエイプリルを嫌がっているのかとか、なんだか気だるそうなのは何故なのかというのが徐々に分かるにつれて、あ~そうだったんだぁ、と納得できました。 嫌な奴(アパートの5階の男とか元彼とか…)もいるけど、でも黒人の夫婦やチャイニーズの家族、そしてボビーがいることでホッとするというか、あぁ、人との交流っていいものだなぁ、と素直に思う作品でした。 最後のシーンの映し方も結構好きです。家族との交流って見ていてもなんかくさいなぁって思う時がありますが、写真でつなげてくれたことが逆に良かったかと思います。そしてこれまで少しずつ盛り上がってきた気持ちを壊すことなく自然にエンドロールにつながったと思います。 どうでもいいですがエイプリルの母親がYOUさんに似ています。ケイティはブリトニー、妹はソーラバーチ似。お父さん役の俳優もどこかで見たことある顔です。 【おっちょ】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-07-09 16:20:50) (良:2票) |
19.《ネタバレ》 出演者すべてが前向きで善良な役どころだからハッピーエンドはお約束なのだけれど、 最後の観せ方が良かった。単に再会して楽しい所を流すのではなく、写真のスナップで皆なの状況と表情を固めて進めていく、そのセンスは素晴らしいと思います。主人公も昔はグレていたけど、新しい生活と恋人を紹介したくて感謝祭に家族を呼んだわけだし、恋人も主人公の家族に認められたくて背広を手に入れるために努力してたわけだし、お父さんは、主人公を含め家族の絆を繋ぎ止めようと必死で、お母さんも行きたくないといいつつも一番早く車に乗り込んでいたわけだし、兄弟も、ちゃんと一緒に主人公に会いに付き合うわけだし、出演者すべてが今の状況を何とかしたいという思いがあって、でもそれがうまくいかなくてばたばたしている。その姿は決して不器用で恰好はよくないけど、素敵で感動します。最後に、お母さんが、化粧室での他の親子のやりとりを見て、実は心から娘を許したい気持ちを持っていたことに気が付き、衝動的に主人公に会いにいくのは、やはり母、お腹を痛めて子供を出産した母親だからでしょうか。母親だから、夫達と一緒ではなくて、いろいろあって出来が悪いけれど、愛しいと気が付いた娘を抱きしめたくて、写真を撮る役の息子だけを連れて、娘のところに戻ったのでしょうか。短い上映時間の中で、爽やかな雰囲気を漂わせて、これからのエイプリルの幸せを願わずにはいられない気持ちにさせられました。 【たくみ】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-08-11 14:14:36) (良:1票) |
18.《ネタバレ》 ありきたりなストーリーではあるけれども、ほっとする作品でした 家族の絆って、色々あっても深いんだなっていうか。。。けなげに頑張る娘とかその娘を認められない母親とかそれでも大切にしたいと思っている父親とか。。。一人ひとり違う人間だけど、家族だとなかなか認められないんだなと実感しました 最後の車でのシーンに少し違和感を感じてしまったので、この点数です でも、彼女の葛藤や健気さがうまく描かれていたと思います 【キャラメルりんご】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-09-18 03:32:27) (良:1票) |
17.《ネタバレ》 なんか知らないけど、この映画に対して過度に期待してしまっていたようで、観たときはちょっと拍子抜けしてしまった。別につまらなかったという訳では決してなかったんだけど、ただ考えていたイメージとはちょっと違っていて・・・・・・・・まぁそんなのはともかく、この映画はなんかこじんまりしてていい映画だった。出てくる人たちも様々で。勝手に嫌いな奴リストを作らせていただきますと、5階(?)に住んでる最新のオーブンを持ってる男と主人公の妹が僕のリストに載るかな笑まぁ、出てくる人達みんな人間くさい人間なんだけどね。 【たいがー】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-09-11 13:23:53) (笑:1票) |
16.何気ない内容だけど、登場人物がみんな個性的でよかった。妙にタイマーが長いカメラとか黒人の恋人が乗ってる変な乗り物といった小物がなぜか印象に残った。佳作なのにレビューが少ないのが不思議。 【馬】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-12-28 09:28:43) (良:1票) |
15.《ネタバレ》 一生忘れることができない映画になりました・・。泣きました、ええ、泣きましたとも。 私は親不孝な人間です、どうしても両親とふつうの親子関係を築けないことに嫌になって逃げ出しました。だからエイプリルに強烈に感情移入できるのです。エイプリルは生意気だし、女の子なのに料理すら作れないし、ケバいし、家族から嫌われているけど、そんな彼女が、たまらなく好きです。本作は、NYで1人暮らしをしているエイプリルが家族を招待して、死期の迫った母親のために、好物の七面鳥を料理しようと決意する、たったそれだけのシンプルなストーリーである。手に汗を握る気持ちで、エイプリルが家族と和解できるようにと応援し、そして祈っていました。 まるでそうしないと自分が救われないような気がしたのですね。エイプリルはまさに私の分身です。娘のエイプリルを、ひどく嫌う末期がんの母親のほうにも共感できました。この母親の娘を想う気持ちはとても複雑で、その心理状態は激しく揺れ動くわけですが、とにかく母親の一挙一動から目が離せません。 それから、エイプリルの彼氏は、強面の黒人ですが、実はすごい良い奴なんです。もともと麻薬の売人と付き合っていたエイプリルが、こんないい恋人と出会えただけでも、自分のことのように嬉しくなるのでした。そしてあの運命の素晴らしいラストシーン。あのカメラのシャッター音を聞いたとき、もう涙がとまりません・・。言葉も見つかりません。と、言いながらいっぱい書きましたが・・。とにかく素晴らしい映画です。 【花守湖】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-11-20 19:58:47) (良:1票) |
14.とにかくジーンときた。3点くらいからスタートしたが後半にいくにつれ徐々に点数がUP!。8点くらいが妥当かと思ったが、黒人ボビーに+1 |
13.《ネタバレ》 この作品からは、優しさが感じられます。 それも、押し付けがましい優しさではありません。 演出された優しさではなく、自然体から滲み出るような優しさ。 鑑賞中、まるで小説を読んでいるときのような、人物の心の機微を感じられる良さがあります。 とは言え、映画として、これって面白いのでしょうか。 よくある話をドラマ仕立てにしただけで、映画として見応えのあるものになっているとは思えません。 七面鳥を持って行ったり来たり。もっとコメディタッチであれば笑えるのですけど、変にリアルな作風であるため、こんなに誰もオーブンを貸してくれないものかと、不自然さを先に感じてしまいます。 それに、そんなに家族との再会を大切にしているのであれば、『事前にもっと準備しておけよ。』とも思うのです。 家族が様々なトラブルに見舞われて、来るのが遅くなったのはただの偶然。 実際は、七面鳥を持ってうろうろしていた時に来た可能性だってあります。 段取りの悪さ、見通しの甘さに、若干イライラしたせいで、ストーリーに入り込めません。 『人生をきちんと生きている自分を、家族に、母に見てもらう。そして母ともう一度やり直す。』 素材はすごく良いのに、うまく調理しきれなかった感じです。 まさにこの映画に出てくる料理のようです。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 5点(2016-07-10 23:16:23) |
12.《ネタバレ》 いい映画ですね。心が温かくなりました。エイプリルは不器用で、とても優しくガラス細工のように繊細な少女。疎遠になっていた母親と家族に、七面鳥の料理をもてなすことを計画します。しかし、まだ料理の経験もない彼女は何をしたらよいか分かりません。そこで、同じアパートの住民に助けを求めます。「他人にお願いをする」これは社会の荒波に揉まれていない彼女にとって、とても勇気のいることだったでしょう。意地悪な人や変わり者がいる一方で、親身になってくれる人々の温もりを知る。彼女は大人の階段を一歩登ったのだ。疎遠になっている家族も母親が癌に罹ってしまったことや、痴呆症になった祖母の影響などでギクシャクしていました。父親は家族がひとつになる最後のチャンスであることを悟り、母親を説得しエイプリルのもとへ向かうこととなります。車内では、無理に明るく振舞ったり、これまでの人生を悲観してみたり微妙な緊張感が漂います。数年ぶりにエイプリルに会うことがみんな怖いのです。ラスト、心の葛藤を乗り越えた家族がエイプリルと再開し、抱擁します。楽しげな食事会のスナップ写真を見て涙がこぼれました。絆ってそう簡単に壊れるものではないのですね。修復に少し時間がかかるだけで。 【スノーモンキー】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-12-08 22:34:14) |
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10.《ネタバレ》 ボビーでエイプリルが変わったように、きっかけがあれば家族が変わるものですね。相当な葛藤があったが、ラストはすばらしい。ところで、母親がトイレに行くシーンが何度も出ますが、その度に新しい事実がある気がする。■がんであること■カツラを使っていること■葉っぱを吸っている(しかも年季が入ってそう)■他のお母さんが少女をしかっているところではっとさせられる→そして少女に微笑みかける→会う決心がつく。感謝祭は家族が集う機会、贖罪の機会を与えてくれる。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-07-02 09:34:35) |
9.エイプリルの悪戦苦闘の物語かと思いきや、意外と淡々としたドラマの流れ、80分という短かさで終わる。(カメラのシャッターが切れるのは異常に長いが) 特にラストの場面は、えっどうなったの?という気もしたが、見終わった後の感動が実に良い。映画に長たらしい説明や解説は必要ないのだと気づかせてくれる良い映画だ。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-05-24 08:44:24) |
8.《ネタバレ》 序盤は、余りにも低予算な感じのする映像でとっつきにくかったが、段々面白くなって、笑えてきたと思ったら、ちょっとヘビーな内容になったりなんだりして、最終的にはとても感動した。リトル・ミス・サンシャインに近い手触りかも。家族・・・か。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-03-09 00:14:28) |
7.短くてあっさりしている印象ですが、いいですね。お母さんが娘の家に行く決心をするシーンにはハッとさせられました。アパートの住民も結構味のある雰囲気です。何気に5Dの嫌なやつが面白い。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-03-31 21:39:40) |
6.題名が素晴らしかったので、期待し過ぎてがっかり。内容は悪くはないんだけど、空気が合わなかったみたい。終わり方はうまかったと思う。女性向けなのかな? 【オニール大佐】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-08-04 17:43:10) |
5.《ネタバレ》 エイプリルのけなげさがかわいらしかった 【かさぶた】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-02-18 19:17:09) |
4.《ネタバレ》 それぞれの人物が皆人間っぽくて良かった。個人的にはボビーが好きだった。見終わった後、少し幸せな気分になれた。母親の心が動くきっかけの描写がもう少しあれば傑作になっていたかもしれない。良作。 |
3.初めは観づらくて受け入れられない部類かと思ったが結局終わってみれば味のある良い作品だった。最後まで観ないと分からない。歪な愛の物語。 【PINGU】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-12-21 02:26:07) |
2.なんて無い内容なんやけど、終わり良ければ全て良しって感じで、後味も悪くないかな? 【ピエロ】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-10-29 20:46:42) |