105.「死刑囚には同情しない」という向きがあるようだが、主人公は真っ当に生きようと就職活動をしたが全て断られ、結局悪の道に進むしかなかったのだし、そもそも彼の犯した罪からして殺人未遂でしかなく、重罪とはいえ連座制とかいうわけのわからんシロモノがなければ到底死刑になるような罪ではあるまい。また、死に際に「次に生まれてくる時は金持ちになって生まれてこよう」という訓練兵がいることを考えれば、他の訓練兵にしても事情は主人公と大同小異と推測できる。そういう彼らに対して「死刑囚だから死んで当然」と言い放てる人がいるのは、結局ここ日本という国では、社会的・経済的弱者のことなどもはや想像の域を超えた他人事になってしまったからと言えるのかも知れない。「同情しない派」にとっては、死刑囚になるような人間は全て猟奇連続殺人犯のサイコ野郎で、当時まだ貧しかった韓国のように貧困や無知ゆえに犯罪を犯す者がいたなど思いもしないのだろう。しかし、少しでもそのような視点を持ち合わせていれば、彼らが生まれながらの極悪人というよりも、むしろ上手く生きることが出来なかった人間・不器用な人間と感じられ、急速に我々に親しい存在となるはずだ。そして反対に、そんな彼らの弱みにつけこんで殺人マシーンに仕立て上げた権力者達のほうが死刑囚としてふさわしいのではないか、とも考えるはずだ。しかし、現実には兵達は抹殺され、権力者達は生き延びる。この悲惨な事件(というか映画)の肝はまさにそこにあると私は思う。我々が憎むべきなのは個々の人間よりもそういう社会の矛盾ではあるまいか。そしてそこに普遍性があるからこそ、三十余年経った今でもこの事件の顛末が我々の心を打つのではあるまいか。 |
104.《ネタバレ》 先入観無しで見るより、ある程度の予備知識を持って見た方がより深い理解につながると思います。そして事実は、作品内では死刑囚の設定だった人々も、普通の貧しい農村から連れて来られた人たちも大勢いたということをふまえて・・・。まず二つの面を感じたのですが、一つは最初から最後まで一気に見せる構成は見事でした。普通、ストーリーの中に引き込まれるまで多少時間がかかることもあるのですが、あっという間に引き込まれ、後半のクライマックスにかけて涙の量も増える一方でした。もう一つは韓国の俳優や監督の、この作品に対する情熱がひしひしと伝わってくること。空軍隊長をはじめとした主要キャストのキャラクター作りが完璧で、それぞれの言動に不自然な所が感じられず、つっこみたくなるような部分がこれほど無かった映画も珍しく感じました。あと特にクンジェ訓練兵第二班長が自分の息子ほどの担当指導兵をやむを得ず射殺したあと抱きしめるシーン、最後のバスの中での集団自決シーン、チョ軍曹がバスに向かって走る時に落ちた、訓練兵たちに渡す予定だったお菓子の袋・・・。脱走強姦事件の後、吊るされたチャンソクが早く殺してくれといわんばかりにわざと仲間を罵倒し、アカ(共産主義)の歌を絶叫するシーン、その他リアリティの中にちりばめられたこういったエピソードの数々、たとえこれらが単なるスパイスであっても僕は完璧にやられてしまいました。そして、この事実が単なる一事件として事務的に葬られたのを暗示したラストカット。キャストからして一見地味な先入観を持つ映画かもしれませんが、僕にとってはずっと心に残る映画になりました。JSAを上回る映画ってないと思っていたのですが・・・・ドキュメンタリー性とエンターテイメント性がこれほどまでに融合できる韓国映画にまたまた脱帽状態です。 【SHU】さん 10点(2004-06-06 13:23:53) (良:4票) |
103.皆さん忘れてやいませんか?元々は死刑が確定した囚人達だと言うことを。その囚人達がここまで尊厳を持って死ねるようになったんです。ここまで仲間達と団結しひとつのことを成し遂げようと努力できる機会はそうはない。決して、囚人だからゴミ同様にどんな風に扱ってもいいということを言っているのではありません。語ればキリがないテーマです。同じく囚人をテーマにした「デッソマンウォーキング」という映画がありますが、こういう深いテーマは良い悪いで判断するのではなく、観た人の心にどう影響するかに掛かっている。消化するだけでは意味がない。消化してこれからどう行動していくか。行動して始めてその人のものになる。難しいですけどね。 【ちーた】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-05 10:12:21) (良:1票) |
102.最初から一気にストーリーに引き込まれてしまっただけに、中間(作戦中止後)の中だるみが残念で仕方ない。歴史的な事実をもとにしているためか映画としてはラストに物足りなさを感じる。特殊部隊を中心に作品が構成されているため、国家の情勢、軍の上層部などが全く描かれていなかったことも物足りなさを感じる一因になっているものと思う。特殊部隊の隊員たちに感情移入できるよう多少は脚色してあるのだろうが、どうせなら隊員たち数名にスポットライトをあてて入隊までの経緯を細かく描写して徹底的に特殊部隊を中心とした感動ストーリーに仕立てるか、客観的な事実だけを前面に押し出して国家情勢の変動と交えてドキュメンタリー風にした方が良かったと思う。真に迫る演技を見せてくれただけに脚本の方向性が定まっていない印象を受けのがものすごく残念。 【北狐】さん 7点(2005-01-12 23:50:13) (良:1票) |
101.《ネタバレ》 確かに684部隊を作った大元の上層部の身勝手さは、見ていて気持ちのいいものじゃありませんでした。が、オレは彼らの行動は正しかったとも言えると思います。彼らにしてみれば684部隊のことは国民のためにも隠しておくべき事だったのでしょう。考えてもみてください。もしいきなり今この日本に「何年も前からブッシュ大統領を暗殺するために訓練してきた部隊があります」と言われたらどうなると思いますか?当然世間はうろたえるでしょう。さらに「その部隊が脱走し○○県に入ったと思われます」なんて報道が流れたらどうですか?もう混乱するどころでは済まないかもしれません。その存在を隠そうとした事についてはそれが最善の選択だったと思います。存在を抹殺という形で隠そうとした事はいけませんが、ある程度は国民のためを思っての行動だったのだと思います。もし684部隊の望むように金日成を殺しに行かせたら国家情勢が悪くなるのは当然だし、最悪再び南北戦争になる可能性もあります。そう言った点では、上層部の決断も仕方ないものだったのではないでしょうか。力のやり場が無いのならボクサーとしての道を紹介してあげるとかもよかったかもしれませんね。この映画は軍上層部に対しての批判的映画として描かれているように思いますが、少しは彼らの葛藤も考えたものにして欲しかった気もします。彼らの中には、国民のためを思って行動した人間もいたはずなのですから。どんな場合にしても、一方の側の考え方だけだと何でもかたよってしまいますから。 【TANTO】さん 7点(2004-11-18 22:51:21) (良:1票) |
100.《ネタバレ》 もともと見る予定はなかったのですが 「ブラザーフッド」の出来がなかなかだったので見てみたのですが…見なきゃよかった。 結論から言いましょう、 この映画は「失敗作」です。 脚本以前の、設定の問題です。 主人公やその仲間達が死刑囚という時点で 彼らに感情移入することが僕には不可能です。 死刑囚=よほどの犯罪をしない限り、そのような身分にはなりません。 僕はこのような人間が死ぬのを悲しめるような、偉大な人間ではありません。 劇中でも彼らどうしようもない行動ばかりが目に付きます。 冒頭から下らない事でいきなり切れてケンカ。 思い通りに事が進まないとすぐに他人を非難。 自分の立場が悪くなるとすぐに卑屈になる。 しまいにゃ欲望に狩られ近隣住民をレイプ… 細かい事を言えばきりがありません。 こんな連中なもんだから彼らが死んでも全く泣けもしないし悲しむこともできない。 むしろ教育隊の方々に同情してしまいました、彼らはただ命令に従っただけ。 このような命令を出す上層部には虫唾が走りますが、 自分らの主義主張のためなら何をしてもいいわけではあるまい。 さらに理由もなく殺されていく韓国人兵士達…哀れの一言に尽きます。 このような事件が過去にあった事を知れたのは収穫でしたが 映画として面白かったか?と問われたら 「失敗作」としか言いようが無い。 主人公達が「死刑囚」ではなく「普通の一般人」だったならそれなりの映画になったと思うのですが…残念です。 【ふくちゃん】さん 2点(2004-07-02 00:08:39) (良:1票) |
99.熱い!熱すぎる男の血と汗と魂!三人の班長、ベンガル、パンチ佐藤、松中(ダイエーホークス)にマンセー! 【5454】さん 7点(2004-06-22 22:05:41) (笑:1票) |
98.冒頭の掴みからあれよあれよという間にタイトル通りの島「実尾島(シルミド)」に連れて行かれ、地獄の特訓あたりまでは物凄いハイテンションだったのだが・・・。さすが兵役のある国だけあって、外見的にはほとんど日本人と違いはないんだけど軍隊シーンの迫力が違う。過去に邦画がなんでつまんないんだとさんざん問題にされた頃があって、製作者側の言い分としては主に「顔が違う(ハリウッドスターみたいなわけにはいかない)」「予算が違う」「ロケーションが違う」などいろんなことが言われて来たんだけど、最近の韓国映画と「ラスト・サムライ」で全てが単なる言い訳に過ぎないことが証明されましたね。まあ邦画も最近けっこう盛り返してますけど。で、「シルミド」ですが、例によってまったく事前に勉強して行かなかったために、金日成暗殺計画が打ち切りになったら、あとは皆殺しになるだけだから15分ぐらいだろう、なんて思っていたらそこから先が長かった。後でパンフを見たら実は後半のバスジャックの方がメインな話だったみたいなので、そりゃそうだろうけどまさか1時間以上あるとは(@@)というわけで自業自得なんですけど想像したよりちょっと長くなってしまいました。登場人物たちは魅力的だし、映像的にもキレがあって非常に良いです。しかし泣かせどころのツボが絞り切れずにエンエンと引っ張っていたのはやっぱり国民性かなあという感じがしました。よって微妙に減点。娯楽作品としても優れていますし、価値ある映画だと思います。総合点の高い作品でした。 【anemone】さん 7点(2004-06-20 02:53:46) (良:1票) |
97.《ネタバレ》 酷い話ですよねぇ、いくら犯罪者だとはいえ国の都合で死ぬほど過酷な訓練をしておいて、方針が変わったからと殺して存在自体を闇に葬ろうなんて、、 たとえ彼らが犯罪者であろうとなかろうとこんな人権無視は許されない。 政治的にも微妙な話をこの時期映画化したというのもかなり大胆なことかもしれない。 映画はすさまじい訓練や反乱銃撃戦の殺戮と、最初から最後までハイテンションで息を詰めて見るような緊張感の連続。 アン・ソンギ、ソル・ギョングはじめ演じた俳優達はみな迫真の演技だったがさぞ過酷な撮影だったことだろう。 画面からは汚名を着せられたまま闇の中に埋もれていたこの人たちの真実を、多くの人に伝えたいという熱い思いが伝わってくる。 立場は違っても閉鎖された場所での3年の訓練でお互いに情を通じる間にもなっていたのに、殺さなければ殺されるという状況に追い込んだ国家の非情さが恐ろしい。 双方共に国策の犠牲者で悲劇というしかないが、国が人の命をかくも軽く扱うというのは昨今の日本とて人事ではない。 「立派な兵士」になる訓練というのは、人間性を全く否定し機械のような殺人マシーンにすることだというのがよく分かる。 これも含めてどれも恐ろしい話でとても重い。 消されていた歴史の暗部を掘り起こしたという意義は大きいし、犠牲者達への熱い思いもよくわかる。佳作以上の力作だとは思う。 しかし気になったのはバックミュージックが過多で必要以上にセンセーショナルに感じたこと。 悲劇的演出もやや過剰気味でこれもシュリに似て韓国らしいという感じがした。 悲劇は作る側は冷静に、むしろ控えめな演出にしたほうがもっと素直に感動できただろうと残念な気がする。 【キリコ】さん 7点(2004-06-15 18:09:35) (良:1票) |
96.《ネタバレ》 要するに壮大なハシゴ外しということで。かの国は〝素材〟が豊富ですね。 映画と事実との間にはいろいろ違いもあるようですが、映画として見た場合、ミッションの消滅は仕方がないとしても、だからといって全員を抹殺しようという発想がよくわからない。たった31人ぐらい、バラバラにしてどこかの部隊に編入させれば済むような気もします。このあたりの説明がやや足りなかったかなと。また終盤になって教官と〝心の交流〟が生まれるのも唐突感があって不自然。最終盤の〝バス旅〟に至っては、浪花節すぎて逆に冷めます。 さて、わずかながら明らかになった事実によれば、抹殺云々ではなく待遇改善を求めた反乱だったとのこと。それらの経緯をすべて闇に葬ろうとした政権の判断のほうが、抹殺よりも恐ろしい気がします。もう真相究明は難しいかもしれませんが、もし新たな事実がわかれば、また新たな映画にもなりそう。ぜひそちらにも期待したいところです。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-06-29 22:51:34) |
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95.《ネタバレ》 韓国にこんな隠された歴史が!と、ワクワクして鑑賞。 鑑賞後、ネットの情報によれば、 1、特殊部隊は存在したが、志願者も含まれ罪人ばかりではない。 2、不満分子が反乱をおこしてバスを乗っ取り、最後射殺された(生存者あり)。 3、裁判も秘密裏に行われ、永らく秘密にされていた。 このへんだけが史実であり、あとはフィクションてんこもりとの事。 金日成暗殺が本来の目的かどうかも後付けの理屈で結構曖昧だそうで・・・ この前提が無いと、ただの軍隊のシゴキ映画に過ぎない(笑) 映画自体の作りは古臭く、JSAを観たあとに同じ感動を期待して見たのでやや肩透かし。 教官達は訓練中の死亡事故(死んでたかな)は割合冷酷なのに、最後彼らの末路には 同情的だったりとメンタルの変化の面で納得いかない場面もあり、それは韓国独特のものなのかなあと。 出演者の熱演は好感が持てます。 【大治郎】さん [DVD(字幕)] 5点(2019-03-02 13:57:20) |
94.《ネタバレ》 実話に加えられた脚色の中で訓練兵は死刑囚だったというのは彼らの名誉を傷つけるもので納得出来ない。救いのなさに気が滅入りっぱなしで隊長の自決が憐れでならない。 |
93.《ネタバレ》 犯罪者を集めて特殊部隊に鍛えあげ、金日成暗殺計画を企てる。ところが、犯罪者集団ゆえの跳ね返り者もいて、強姦事件を起こすあたりが生々しい。 684部隊の実話は知らなかったが、そこから結構フィクションの部分もある模様。北と南の戦いは韓国映画の素材としては臨場感、リアリティがあるのでよく使われる。韓国映画によくあるあざとい演出はあるが、なんだかんだで迫力に飲み込まれて最後まで見てしまう面白さがある。 【飛鳥】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-08-03 01:52:33) |
92.《ネタバレ》 意外とホンワカした部分もある映画でした。 訓練の無茶苦茶っぷりがスゴイ。 【とむ】さん [DVD(字幕)] 4点(2016-06-13 23:41:21) |
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90.《ネタバレ》 シルミド反乱事件、悲劇の真相。日本の自衛隊をはるかに上回る厳しい訓練で死刑囚を精鋭部隊に鍛え上げます。国に裏切られた彼らはバスを乗っ取りソウルへ突っ込みます、写実的で凄惨な市街地戦。えげつないです。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-01-02 23:37:45) |
【afoijw】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-01-09 21:20:49) |
88.《ネタバレ》 妻投稿■企業のセクハラや大学アメフト部暴行事件って、こういうノリの延長だったんだなーという再確認が最初の感想。根性論って行き過ぎると、弱者への暴力に対する抑制が利かなくなるんだよねえ。火山高の先生が軍服来て船の上でマシンガン乱射している時点で魁男塾的ノリを想像していたんだけど、後半は現在皆さんが利用している仁川国際空港‐ソウル間のAlex=広域空港地下鉄の車窓から見える島でこういうことがあったんだという事実に愕然とさせられました。■この映画の登場人物に同情すべき点は見当たらない。みんな犯罪者だし、劇中でやっていることも殺人、強姦、民間人の人質を取っての籠城。神の目視点でモルモットを見るように映画を見ることはできても、登場人物に感情移入して映画を見ることはできないし、そういう映画でもないと思う。■・・・・なんだけど、誰もやりたくないことを誰かに強要するときに「お前らは同情する価値もない人間だから、騙して酷いことをやらせても、殺してしまってもいいんだよ」と言ってしまう行為…この”悍ましさ”はしっかりと受け取ることができた。史実では登場人物は死刑囚でもなく、農村から騙されて連れてこられた(今の福島原発みたいだね)人であるという事実を敢えて捻じ曲げ、登場人物に過度に感情移入しないようにしたのも、上記の悍ましさを描き出すことにこの映画を特化させた結果なんじゃないかと思う。■今の世間でも弱者や無抵抗の人間に酷いことをしても、謝る前に「こいつはこれこれこうだから価値のない人間なんだ」と吹聴する奴とか、「こうやって逞しくしてやっているんだ」って言う奴いるよね。この映画はこういう社会を、前半の魁男塾から後半のバス自爆まで、一貫して皮肉っている。 【はち-ご=】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-09-29 12:18:50) |
87.古臭い、泥くさい映画でした。 人が簡単に死ぬシーンなんて、最近、日本の映画やアメリカの娯楽映画が多くて見れなくなっていたので、スカッとしました。戦争映画ってこういうシーンがないと、本質は追及できないと思う私にとっては、向いていました。 実話がある話なのか知りませんが、 どうしても、金日成を暗殺しに行ってほしかったと思ってしまって、 映画の終盤は金日成暗殺しないことがわかり、映画の序盤に自分が想像したラストシーン含め終盤の面白さを越えられず飽きてしまいました。 戦争映画としては、朝鮮戦争の内容の一つを知れて、日本が東西にに分かれていなくてよかったと思ったり、日本は、島国だからなのかとか、東西に分かれていたら北朝鮮側の人間でだったらどう過ごしていたのかといろいろ朝鮮人のことを考える機会にもなる映画でした。 【杉下右京】さん [地上波(吹替)] 5点(2011-05-24 09:27:11) |
86.《ネタバレ》 この映画に基づき、実際に政府が調査を実施したとの事なので、ほぼノンフィクションなのでしょう。とても惹きつけられる作品。最期の自決といい、教官?の買ってきた飴といい、南の深い同志愛を感じました。テレビ東京の昼間にやる映画のチョイスは秀逸だと、いつもながらに思ってしまう。 |