婉という女のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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婉という女

[エントイウオンナ]
1971年上映時間:123分
平均点:7.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
ドラマ時代劇小説の映画化
新規登録(2004-05-28)【おばちゃん】さん
タイトル情報更新(2021-10-24)【イニシャルK】さん
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監督今井正
キャスト岩下志麻(女優)野中婉
北林谷栄(女優)きさ
江原真二郎(男優)野中清七
河原崎長一郎(男優)野中欽六
緒形拳(男優)野中希四郎
中村賀津雄(男優)野中貞四郎
山本學(男優)谷泰山
北大路欣也(男優)岡本弾七
楠侑子(女優)野中寛
佐々木すみ江(女優)かち
織本順吉(男優)井口長左衛門
金井大(男優)老番士
加藤嘉(男優)井口九郎兵衛
岸田今日子(女優)みつ
鈴木瑞穂解説
脚本鈴木尚之
音楽間宮芳生
企画今井正
鈴木尚之
高島幸夫
配給松竹
美術川島泰三
平川透徹
編集丹治睦夫
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1.没落によって座敷牢に長年幽閉されてしまった武家の家族。
悪事をはたらいたというわけじゃないのに、「あの一族気にくわない」で座敷牢ですよ、信じられます? 
一族の娘、岩下志麻演ずる婉は、ものごころついたときにはその環境におかれ、身の自由と学問の自由を渇望しながら、やっと40代になって解放されるのです。
現代の私たちから見たら信じがたいほどの抑圧に耐え抜き、さらに待ち構えていた現実社会の生き難さにも毅然と立ち向かっていく強い人間像に、高校時代の私は強く憧れました。
が、この映画のことなんか長いことサッパリ忘れてたなぁ・・。そんな私の40代はむちゃくちゃ軟弱でした。今こそ改めて、婉という人の精神の強さを学びなおしたほうがよいかもしれません。
ちなみに、本作は大原富枝原作で、数々の賞にも輝いた同名小説です。
男の誇りを描いた硬派の作品は数々あれど、女の誇りの高さを格調高く描いた本作のような作品は希少で貴重だと思います。誰かリメイクしてくれる監督いないかなあ・・。
〈2004/07/03追記 本日、週刊誌で本作の名前を発見。時代考証のちゃんとした映画で、女優たちがきちんとお歯黒で演じている数少ない作品の例として書かれていました。〉
おばちゃんさん 7点(2004-05-30 21:12:21)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 7.00点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
71100.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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