男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花<特別篇>のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花<特別篇>

[オトコハツライヨトラジロウハイビスカスノハナトクベツヘン]
1997年上映時間:106分
平均点:4.93 / 10(Review 14人) (点数分布表示)
公開開始日(1997-11-22)
ドラマコメディシリーズものTVの映画化
新規登録(2004-08-15)【mhiro】さん
タイトル情報更新(2024-08-14)【イニシャルK】さん
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監督山田洋次
助監督五十嵐敬司
阿部勉【監督】
キャスト渥美清(男優)車寅次郎
浅丘ルリ子(女優)リリー松岡
倍賞千恵子(女優)諏訪さくら
前田吟(男優)諏訪博
下條正巳(男優)車竜造
三崎千恵子(女優)車つね
太宰久雄(男優)桂梅太郎
佐藤蛾次郎(男優)源公
笠智衆(男優)御前様
中村はやと(男優)諏訪満男(少年時代)
谷よしの(女優)ヨモギ売り/主婦
津嘉山正種(男優)
笠井一彦(男優)中村
光石研(男優)アベックの男
江藤潤(男優)国頭高志
吉岡秀隆(男優)諏訪満男(現在)
出演船越英二兵頭謙次郎(回想)
原作山田洋次
脚本山田洋次
朝間義隆
音楽山本直純
山本純ノ介
作詞星野哲郎「男はつらいよ」
作曲山本直純「男はつらいよ」
主題歌八代亜紀「男はつらいよ」
撮影高羽哲夫
長沼六男
製作中川滋弘
島津清
企画小林俊一
高島幸夫
プロデューサー深澤宏
配給松竹
美術出川三男
編集石井巌
録音松本隆司(調音)
鈴木功
照明青木好文
その他山田洋次(4Kデジタル修復版総合監修)
近森眞史(4Kデジタル修復版)
岸田和美(4Kデジタル修復版)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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1
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14.《ネタバレ》 シリーズ49作目…と呼ぶのは、どうかなぁと思ってしまう内容でした。
25作目が丸々入って、前と後ろに追加映像が入ってます。観る前に“CGの寅さんが出る”と知っていたので、ポリゴンでカックカクの寅が出てくるのかな?…なんて、ちょっと過度な期待をしてしまいました。
作品内容は25作目そのまんまなので、内容のレビューは『~寅次郎ハイビスカスの花~』をご覧頂くとして、南国の楽園な雰囲気が、まだ記憶に新しい『紅の花』と結構カブってます。しかしまた、どうして48作品の中から『ハイビスカス』が選ばれたんでしょう?
その答えは、舞台が沖縄だったから。ってのは、どうでしょうか?

本作公開の2年前、沖縄で米兵による痛ましい事件が起きました。ここ最近の寅さんは、就職難だったり震災ボランティアだったりと、時代とリンクした話題にも触れるようになっていたので、この当時もし寅が元気だったら、沖縄を励ましに行っていたんじゃないか?なんて思ったりもします。
そして本作公開の3年後には沖縄サミットが控えていて、 守礼門が描かれた2000円札も発行されました。この作品の前後、日本中から沖縄が注目されていたんですね。…それと“寅は最後、沖縄でハブに噛まれて死んでしまう”ってTV版最終回ネタにも引っ掛けてるのかもしれません。ハイ単なる妄想です。

まぁ何にせよ、コレを49作目と呼ぶのは抵抗を感じます。あと金儲けの匂いも感じてしまいます。当時各家庭にはビデオデッキが普及していたし、過去を振り返りたければレンタルとかで幾らでも観られたんです。あの程度の追加映像を前面に出してお金取ろうなんて、駄目だと思います。
あくまでシリーズ25作目の<特別篇>ですよ。という立ち位置を明言して、入場無料か、せいぜい特別料金1000円とかで公開してほしかったです。
K&Kさん [CS・衛星(邦画)] 3点(2024-04-26 00:52:09)(良:1票)
13.渥美清の死後に追悼作品として作られたシリーズ番外編。シューズメーカーに就職した満男が寅さんとリリーのことを回想するという構成。「虹をつかむ男」同様に寅さんのCG合成による「出演」もあるが、内容的には「寅次郎ハイビスカスの花」がほとんどそのままなので、感想はオリジナルと全く同じ。冒頭、満男の回想シーンで「寅次郎忘れな草」と「寅次郎相合傘」の一部分が使われている。
イニシャルKさん [地上波(邦画)] 5点(2022-01-10 16:30:46)
12.《ネタバレ》 どうも製作意図がよくわからない作品ではあるが、満男が回想するという点においては50作目は本作の構造を踏襲していると言えなくもない。繋ぎ的な作品というか。ならもうちょっとやりようがあったのではないかとも思うのだが、製作陣にその気概がなかったという事なのだろうか。尚、本作で満男少年は「将来パイロットになる」と発言している。それを靴の営業で疲弊している20年後の満男青年が回想するという結構シビアな対比。これが現実というものだろうが、そう考えると次作では作家になっているのでこの転身は現実的な設定ではないようにも思える。靴の営業でなくとも、普通のサラリーマンとして生活しつつ、回想する方がリアリティがあると本作を見て感じた。
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-03-14 03:02:37)
11.はじめのホームのシーンは悪くないが、終わりはオリジナルの終わりのほうが絶対いいよね?
まあ、特別編があるのは知ってたし、一回は観といていいのではないでしょうか?
Skycrawlerさん [ビデオ(邦画)] 7点(2015-12-20 00:24:44)
10.さすがに、寅さんの全作を観た後に観る映画ではないな、と。
満男がもっと現在の状況を語ったり、寅さんがいない日常の柴又が描かれたりした方が良かったと思う。いずれにしてもシリーズの完全なる完結となった。
simpleさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-12-19 20:29:55)
9.《ネタバレ》 渥美清さんがこの世を去った翌年の作品。勿論本作の存在は知っていたのですが、ずっとスルーしてきた作品です。
満男の回想で始まる本作。当然一緒のシーンはありませんけど、1つの作品の中で2人の満男が共演を果たす貴重な作品?でもあるのですが、
何点をつけて何と評価すればいいのか難しい作品です。
冒頭で満男が「おじさんは色んな女の人をとらやに連れてきたけど、思い出すのはリリーさんです」という。
それには多くの寅さんファンが異議なし!と手を上げると思います。
そして序盤にはリリーが初めて登場した「忘れな草」、2度目の登場作にしてシリーズ屈指の名作「相合傘」のワンシーンも挿入されます。
寅さんとリリーと言われれば絶対「相合傘」だと思うのですが、本作で扱われるのはリリー3度目の登場となった「ハイビスカスの花」です。
本作の満男君、寅さんがいなくなってしまったせいか少々寂しげ。
満男、なに寂しそうにしてるんだよ。泉ちゃんはどうしたんだよ!
泉ちゃんと幸せになってる姿見せて、「おじさん、僕はこの通り元気で幸せにやっています。」
なんて寅さんを安心させてあげたかったなあ・・・。という思いもあったりします。
例えば、ラストで満男はとらやに帰ってきますが、マイホームに帰ってきて、泉ちゃんが「おかえりなさい!」と出迎えるとかね。

さて、僕の寅さん歴も長くなりましたが↓の3737さんの「雑記」を見て、全く同じ謎をお持ちなんだなと思いましたよ。
そう、備後屋です。一体何の店をしてるんだろうって。僕もずっと謎に思っていました。
備後屋はよく白い作業着を来て配達の帰り?らしき自転車に乗って登場してましたので、とらやとご同業の和菓子屋さんかと推測しますが・・・。
まだ他にもいる。蓬莱屋に麒麟堂に、色々出てきました。
麒麟堂は44作「寅次郎の告白」で麒麟堂のせがれが結婚したというエピソードが登場しました。
その時点で今も柴又で商いをされていることが分かりましたが、結局皆さん何の商売をされているのか全く謎のままでした・・・。
とらやさん [DVD(字幕)] 5点(2015-10-17 17:55:13)(良:2票)
8.《ネタバレ》 自分としては、第48作:紅の花で寅さんシリーズ心地よく幕を閉じていたので別に観なくてもいいやって思っていた作品。でも、観れる機会があったのでついでに見てみたという程度の作品。そして予測通りに蛇足な作品。従ってこれは評価出来ない。だから以下は雑記で誤魔化す。結局篇。

●結局、向かいのお江戸屋さんて何を売ってる店なのか分からないまま終了してしまった。うむ残念。店先にとんがりコーンが並んでいるのを見掛けたことがあったが つまりナンダ? 結局何屋さんだったんだ? うむ残念。

●結局、早く嫁さん見つけやとか誰からも心配されることさえなく、もちろん紹介など一度もされることなかった源ちゃんに憐れさ一杯。うむ残念。

●結局、美保純(明美)が戻ってくることはなかった。うむ残念。その後、どこでどう暮らしてるのやら 近況伝えてほしかったとか思ってしまった。マンネリ化してきた中期時代を支えてきた面白くも大切な人物だったのに。うむ残念。

●結局、満男はどう育ったんだ? 少年時代の満男はジャイアンツ帽をはじめ、ヤクルト帽やら時に大洋帽など被ってた。 で、結局どこのファンに落ち着いたのか分からぬまま終えてしまった。うむ残念。まさか名古屋にお住まいの泉に感化されてドラゴンズファンになどなってはおるまいなあ。うむ心配。

●で、結局、備後屋って 何屋だった? あのひと一体何屋です? 

以上、まだまだ追加するかも。雑記は続く。
3737さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2014-10-11 22:00:25)(笑:1票)
7.《ネタバレ》 ○多少の追加撮影をした特別編だが、この程度の追加で特別篇というのも違和感を感じる。後期作品の準主役は満男だが、せめてさくらの出演もあってよかったのではと。○他のレビュワーも指摘しているが、寅さんシリーズの象徴としてマドンナはリリーで良いが、ハイビスカスの花ではないんだな。自分は相合傘が一番だな。
TOSHIさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-10-10 19:53:30)
6.この映画は寅さんであって寅さんではない。
ホットチョコレートさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2014-09-28 08:24:34)
5. 浅丘ルリ子第3弾、と思ってレンタルしてみたら、ディスクに「特別編」と書かれていて、なんだろうって思ったが、「オリジナル」の前後に吉岡秀隆演じる満男の、寅さんへのモノローグが入っているだけの作品で、「特別編」を観るよりは、普通バージョンを鑑賞したほうがいいと思います。映画自体は、いい作品ですよ。
 でも、どうして本作が山田監督にとって最高傑作なのでしょうか? 私も他のレビュアーと同じく全く理解できません。
 「男はつらいよ」を知らない人が、本作を鑑賞したら、寅さんのキャラクター像は伝わらないだろうと思います。
 確かに笑えるシーンもあります。でも全編センチメンタルになりすぎていて、本作が夏休みに上映されたのか、正月に上映されたのか、私は知りませんが、決して観客が満足して劇場を後にしたとは思えません。
 それと渥美さんと浅丘さんは相変わらずですが、他の寅屋の家族たちの演技が、段取り芝居になりすぎて、不自然さを感じます。
 注意しておきますが、決して「寅さん」入門編ではありません!初めに本作を鑑賞してしまうと、浅丘ルリ子が出演した前2作の価値が半減してしまいます。
クロエさん [DVD(邦画)] 5点(2009-07-22 01:19:41)
4.既に放浪紳士チャーリーさんが書かれてるように、少なくともリリー登場の作品の中でこれがベストだとは思いません。何かの本で寅さんファンによる好きな一本アンケートでこれが1位に選ばれたというのを見たことがあるけど、えっ?何かの間違いだろ!この作品も合わせた49本中、一番最初の作品やリリー登場の中で最高の「寅次郎相合傘)や個人的最高傑作「寅次郎夕焼け小焼け」よりも上というのだけは絶対にあり得ないこと。納得出来ません。誰が何と言おうとリリー登場の最高傑作は「寅次郎相合傘」以外はない。
例え太陽が西から昇ることがあっても、リリー登場の最高傑作は「寅次郎相合傘」であることだけは覆りません。
青観さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-07-08 22:04:27)(良:2票)
3.かなりの手抜きの本作ではありますが、シリーズ全作を通しで観てくると、言葉には言い表せない感動があります。
特にオーケストラによるオープニングには見事にやられました。
にじばぶさん [ビデオ(邦画)] 5点(2007-10-06 17:05:47)
2.う~ん・・・、これが渥美さんの死後しばらく経って公開された時は、「一体いつまで松竹って会社は寅さんのスネかじりするつもりなんだっ!」と正直怒りに震えた記憶があります。ファン投票で数多い秀作の中から、これが第一位になったっていうの聞いても、もしや内部操作が?って疑惑の眼を向けちゃったし。だってこの時期の松竹って、もう「寅さん」におんぶに抱っこ状態でしたからねえ・・・。自分の偏った私見だけでなくこちらのレビューの評価通り、リリー三部作の出来は「相合い傘」→「忘れな草」→本作の順じゃないですか?(レクイエム「紅の花」は除く)ところどころ、三部作中の感涙の名場面が挿入されるだけで、作品自体の感想は変わりませんね。
放浪紳士チャーリーさん [DVD(邦画)] 6点(2006-12-10 17:31:21)(良:2票)
1.元ちとせが、こっそりデビューを飾っていたりする一本。んで、確かに沖縄と寅さんは、確かに何でかシックリこない。震災地には、合うんだけどなぁ。
aksweetさん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-07-10 04:38:44)
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【点数情報】

Review人数 14人
平均点数 4.93点
000.00%
100.00%
200.00%
3214.29%
417.14%
5857.14%
6214.29%
717.14%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 6.33点 Review3人
4 音楽評価 6.50点 Review2人
5 感泣評価 6.00点 Review2人
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