56.《ネタバレ》 いつだって甘いロマンスに目がない今どき女性、ケイト。ハリウッドセレブが多数参加するパーティーへの招待状を貰うため、彼女はなんとしても今日中に友人の家へと行かなければならなかった。急いで近くの地下鉄の駅へとやってきた彼女は、終電間際のホームへと何とか滑り込む。時計を見たら、終電到着まであと8分。安心した彼女はそのままベンチに座り込むと、酒を片手にウトウトしてしまうのだった――。気付いた時にはホームに人の姿はなく、何処をどう捜しても職員すら居なくなっていた。そればかりか入り口は全て施錠され、外に出ることすらままならない。不安にさいなまれるケイト。そんな時、ホームへとやって来た一台の無人の地下鉄。藁にも縋る思いでケイトはその電車へと乗り込んでしまう。だが、彼女は知らなかった。その電車の行き先が、不条理な恐怖が待ち受ける悪夢のような世界だということを……。何処にでもいる平凡な女性が迷い込む、そんな恐怖の一夜を描いたサスペンス・スリラー。明らかに低予算作品、なおかつお話自体もよくあるシュチュエーション・スリラーながら、演出のキレがけっこう良くて僕はぼちぼち楽しめましたね、これ。何がいいって、やぱこの終電以降の地下鉄ホームという舞台設定。酔っ払って終電を逃してしまい何度もホームで途方に暮れた経験のある自分としては、この「始発までどうやって過ごそう……」という絶望感はすんごくよく分かります(笑)。その後も、どでかいドブネズミが大量発生したりとか、無機質な明かりに煌々と照らされた通路にいつの間にか血の跡がついていたりとか、死亡フラグ立ちまくりのジャンキーカップルのお約束の展開とか、ベタながらなかなか面白かったですよ。全体に漂うこの不条理感もけっこう好みだし、映像的にもいいセンスしてたんじゃないですかね。まあ、あのよく分からないモンスター出現以降は急速に失速しちゃいましたけど。それに最後のオチもちょっと投げっ放し過ぎますね。と、中身はほぼないですけど、全体的にはまあまあってとこでした。結論。お酒の飲み過ぎにはくれぐれも注意しましょう(笑)。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2020-03-30 16:28:59) |
55.《ネタバレ》 クソだなぁ。 すがすがしいほど半製品。日常とか生活の裏側にある怖さをねらってんのかな。もうちょっと現実に即さないとそういう怖さが出てこないと思う。 で、作ってる人たち自身が途中でそれに気づいてしまったのか、怖さの対象を変な怪人にしちゃったような別の主題になっちゃってる。 結局いらない謎とか、現実世界に戻ったラストの、普通の人たちが主人公に一瞥も投げかけないとか、よその話がやりすぎな手法とかもうなんかこうやったら怖いリストをみんなで持ち寄りました的な作りが無念きわまりない。 スプラッターに頼るとかそういうところも良くない。 迷い無くつまらなかったといえる普通のC級映画だった。そういう意味では外してはいない。 【黒猫クック】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 4点(2011-12-30 03:07:25) |
54.《ネタバレ》 いやぁ、これはクソ映画ですね。なんかこういう映画観るたびに、一回撮影が始まると誰も止められないんだろうなって思います。試写会とかそういう時にみんな「やっちまった」って思うんだろうな・・・。TSUTA○Aで100円だったから借りたけど、100円返してくれというよりも、この映画観賞に費やした1時間半の時間を返してください。とは言いつつも、一応最後まで普通に観れてしまったので3点という事でお願いします。 【珈琲時間】さん [DVD(字幕)] 3点(2011-07-24 22:52:32) |
53.《ネタバレ》 前半の一体なにが起きてるんだ!?というドキドキ感はとてもよかった。思いっきり霊的なものが襲ってきていると思ってました。しかしゾンビもどきの化物?が主人公女を捕まえて姿を現すようになってから徐々に残念な感じに・・・。詳細はあなたの想像に任せます!というか、丸投げしている感じがして気に食わないです。せめてもっと色んな考えができるヒントをもっとだせばいいのに。とても消化不良でした。 女主人公の性格やら行動のほうがよっぽどクリーチャーじみてます。特にラストなんかよく金具で止めている鎖がとれたよな~。 【とむ】さん [DVD(字幕)] 3点(2010-05-01 01:24:19) (笑:1票) |
52.《ネタバレ》 前半は良かったんだけど、あの変なバケモンが出てきてから失速したような・・・。嫌いなテイストじゃないんだけどねー。雰囲気も。個人的に、地下に隠された手術室っていうシチュエーションは最高だーと思ったんだけどなぁ。しかし誰もいない地下鉄ってほんと不気味だな。 【ピンフ】さん [DVD(字幕)] 4点(2010-03-18 04:10:05) |
51.《ネタバレ》 地下鉄の自縛霊が悪さをする作品と考え鑑賞しましたが、全く違い怪物モノの作品でホラー映画ではなくて残念な作品でした。ひどい脚本・演出に最後までグダグダのまま鑑賞終了。どぶねずみが出てくるのが気持ち悪いです。 【SAT】さん [DVD(吹替)] 3点(2009-10-28 22:11:08) |
50.《ネタバレ》 身近なところを題材にして攻めたところは褒めるべき。突っ込みどころはあるけれど面白い。洒落たラストも好き。続編あれば僕は観たいです。 【オニール大佐】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-09-07 10:19:23) |
49.《ネタバレ》 モンスター物。ある意味ホラーの王道。怖い。深夜の地下鉄という閉鎖空間を利用したのもなかなか良い。なのに…惜しい。とても惜しい。なぜそこでそんな事をする?&しない?と、登場人物の行動に駄目出しばかりしたくなる。捕まった人がまだ生きてるかも知れないのに見捨てるし、とどめを刺そうとしたのに刺さずに逃げるし…ラストもあまりにもあっけない。結構短い映画なのに、不可解な行動で先延ばししてやっとこの時間持たせたという感じ。さらに敵が何なのかさっぱり分からずに終わるのも納得いかない。どうやって誕生したのか、なぜ人を襲うのか、なぜあそこにいるのか、なぜ強いのか、なぜ医者の真似事をするのか、あの部屋は何なのか、あの胎児は何なのか、あの写真は…謎だらけ。何だかすごく消化不良。とりあえずホラーの記号を綺麗に揃えたはいいが、ストーリーとして活かし切らないまま羅列して終わり。しかし怖い事は確かなので、一応オススメして良い一本ではあります。 【にしきの】さん [DVD(吹替)] 5点(2008-09-07 05:22:33) |
48.《ネタバレ》 ホラーとしての怖さはあまりない。どちらかというと気持ち悪くて痛い場面が目立って いるので、格闘ものという認識です。 【飴おじさん】さん [DVD(字幕)] 3点(2008-08-24 12:18:06) |
47.《ネタバレ》 レンタル屋のジャケット見て借りてしまいましたが、地下鉄に住む変人(奇人)と主人公の追いかけっこ。よくあるB級ホラーって感じで全然怖くない。 最後の最後、相手を倒してズタボロになりながら助かった主人公が、ホームレスと間違われるシーンだけがよかったです。 ちなみにタイトルの0:34は物語と全く関係ない。なんだこのタイトルは?! 【かすお】さん [DVD(字幕)] 3点(2008-06-08 16:31:18) |
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46.ロンドンっていう舞台設定が意外に効いてたかも。いかにもありそうって感じで良かった。あの地底人?の正体も変に説明せず仄めかし程度に抑えたところも丁度いい。でもフランカ・ポテンテ演じる主役のお姉ちゃんがトロくてフラストレーション溜まりそう。見てる間中「何やってんだ!とっととトドメをさせよ!」という言葉をどれほど口にしたことか…。まあそれを狙ってるんだろうけど。 【鳥居甲斐守】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-03-25 21:38:28) |
45.《ネタバレ》 久々に良質ホラーをみた感じ。女性が助かるという点は今までと同じだが、 こういった女性のキャラが助かるキャラクタの典型になってないのは監督の狙いというか遊び心でしょうね。彼女がしっかりした良識ある女性だったら、ガイはそもそも地下鉄に乗っていなかったし、マンディもジミーもジョージも助かってた。 最後の彼女の含み笑いがすべてを物語ってますね。 よくあるドッキリホラーに属するものだと思いますが、そのやり方がなかなか斬新だった。 地下鉄でのシチュエーションが◎ モンスターが現れるまではものすごい怖かったし、特に一番最初のシーンは心臓飛び出るかと思いました。 モンスターの設定もちょっといままでのホラーもの(ジェイソン系)と違っていてなかなかのものという印象です。 【アイーン】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-02-24 02:05:07) |
44.《ネタバレ》 設定的にはかなりツボな感じですけど、みなさんが仰るとおり、主人公が強すぎ&調子乗りすぎてていまいち緊張感がないですね。と、言うより怪物が貧弱すぎるというのでしょうか…(*^m^*)主人公がもうちょっとまともなら、彼女1人だけじゃなくあと2,3人生きて脱出できたと思う。怪物は正体を表さないほうが怖かったです、キツイシーン、ビックリシーンも多々ありましたがいまいち軌道に乗れてないホラー映画といった感じでした。設定がいいだけにもったいないな…という印象でこの点数。ただ、ラストのオチが序盤に出てきたホームレスとうまく掛けられていて良かったかなって思います。 【尤紀ё】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-12-17 17:38:02) |
43.《ネタバレ》 「バイオハザード」地下鉄版。迷路のような構内、殺人鬼の動きや雄たけびなんかまんまそれ。そう割り切って見るとなかなか楽しめます。あんな場所でどうやって長期間生き延びてこれたのかとかなぜ今まで誰にも気づかれなかったのか等突っ込みどころは多いけどそれはまあこの手の映画のお約束という事で。個人的に終電後の地下鉄や下水道のシーンなどが結構わくわくして好きなので甘めの評価です。 【MEL】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-10-17 04:53:06) |
42.《ネタバレ》 物語の状況把握に脚本を頼らないセンスと、ラストシーンの「ホッ」とさせる遣り口ナド、頷かせる所も多々あるんですけど、やっぱしイロイロと空腹感を感じさせる作品なのも事実。地下鉄というロケーションに大した魅力も感じられないし。てか、地下鉄利用客が激減するほどの超恐怖!でもないしなぁ。日本人である私が英国の地下鉄の歴史(確か百年超えてましたっけ?)を踏まえられなかっという点も、あったんでしょうが、ねぇ。英国英国した感じ(ホームレスが若い所とか、何でも硬質で古そうな感じだとか)は個人的にスキなんですけど。 病院(?)にあった鉄琴を演奏する玩具が、一番不気味で怖かったなぁ。 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-03-30 01:17:17) |
41.《ネタバレ》 この手のB級ホラーでもさすがに珍しいぐらいボロボロの脚本と、素手でガチンコバトルすればヒロインに瞬殺されそうに見える弱そうな殺人鬼は大きなマイナス。ただ意外とテンポが良かったので、見てて腹立つまでもなく終わってしまいました。主人公が爪を剥がすところなどの、痛そうな描写はまあまあうまくできていたかな。映画の内容とは関係ないですが、冒頭部で初対面の人相手に堂々と「電車賃の小銭貸して」と言い放つ主人公を見て、地下鉄の切符売場とかでたまにいる「100円おくれ」おばちゃんを思い出しました。 【KYPA】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-02-27 22:45:36) |
40.《ネタバレ》 皆さんが仰ってるように、突っ込みどころ満載で、とてもじゃないが怖がるどころの出来じゃない。 何より駄目なのは生意気でアホなだけのヒロイン。 この女優さん、アナトミーでは結構良かったのに。 ホラー映画のヒロインは健気じゃなきゃ駄目でしょう。 ちょっとわからないのは、 殺人鬼の最後のシーン、どうして鎖でつながれてたの? 殺人鬼は二人いたってこと??? クレイグとお父さん?はあ?意味がわからん。 自分で鎖はめた?俺が何か見逃してたのかな?? 【彬彬】さん [DVD(字幕)] 2点(2007-02-27 10:12:56) |
39.《ネタバレ》 この映画自体の評価も然る事ながら、TVCMが凄く印象的で「観に行こう」と誓わせてくれた。(行けなかったのでDVD購入になったケド…) タイトルにしても原題より意味深な感じがそそると思うし、本当に日本の配給会社のCMは上手だったなーと思う俺様ちゃん。 って言うか海外映画のプロモーションって本場ハリウッドを始めとする製作元からも絶賛な評価を得てるのが少し複雑。 映画本編を頑張れって感じ。 さて、ホラー好きな俺様ちゃんが見たところ面白かったと思う。 地下鉄って日本ではあまりピンと来ないかもしれないけど、海外じゃ確かに廃線となった駅とかが多いので知ってれば怖いと思う。 初めはもっと心理的ホラーとか、サスペンスオチとかかなーと思ってたけど、コレは「13日の金曜日」とか「悪魔のいけにえ」、「エルム街の悪夢」に代表される「モンスター・ショッカーモノ」だった。 しかし、ジェイソンやフレディーのように人知は超えてないし、まだ人間の範疇。 もともとこのジャンルは好きじゃないけど、そんな好みの俺様ちゃんをグイグイ引っ張って見せてくれたのは評価させて貰いたい。 ビジュアル的にもショック感がそそるし、カラーの配色も素晴らしかった。 ただ、個人的に…超個人的に言うと、主人公にまったく感情移入できなかった。 性別の問題じゃなく「ムカつくバカ」って感じなのだ。 そういう描写は無いけど「男が奢ってくれるのが当たり前」ってタイプの女。 なんだかんだ極限状態でも、「男がシンドイ事するの当たり前」ってのを最後まで通すのが本当に観ててムカつく。 「脱出のとき」や「生死の確認」など全部を人任せにした挙句、その判断が間違ってたら自分は被害者に回ろうとする感じが更にムカつく。 いや、そういう意味ではこういう女は確かに居るよなーと思うので成功なのかな。(汗) …まぁ、何にせよイイ映画だったと思う。 【映画の奴隷】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-30 14:12:29) |
38.実際に起こりそうなサスペンススリラーかと思ったら、よく分からない怪物から逃げまくるツッコミどころ満載のホラー映画だ…でも普通に楽しめる作品なんでご安心を。 ただ一番興味を持ったのは不気味なストーリーや突然弱体化した怪物の謎ではなく主人公のフランカ・ポテンテ。 この人、なんか映り方によって凄く綺麗になったり別人のようにヤバくなったりするので映画よりそっちの方に気を取られっぱなしで、見事にポテンテマジックにかかってしまったわけです。 ちなみにポテンテ自身が「この主人公のイライラするほどのワガママぶりに興味を持った」と言ってるほどに、主人公の自己中さには素晴らしいものがあります。 本来5点だったけど、フラポテ効果でプラス1点。 |
37.《ネタバレ》 不覚にも、モンスターが姿を現す前は怖いと思ってしまったのでよい点数をつけるけれども、姿を現したモンスターはヒロインの顔よりも怖くなかった。 【センブリーヌ】さん [DVD(吹替)] 6点(2007-01-21 18:44:37) |