私は死にたくないのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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私は死にたくない

[ワタシハシニタクナイ]
I Want to Live!
1958年上映時間:120分
平均点:6.78 / 10(Review 9人) (点数分布表示)
公開開始日(1959-03-20)
ドラマ法廷もの刑務所ものモノクロ映画実話もの伝記もの
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タイトル情報更新(2022-02-13)【イニシャルK】さん
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監督ロバート・ワイズ
キャストスーザン・ヘイワード(女優)バーバラ・グラハム
サイモン・オークランド(男優)エド・モントゴメリー
セオドア・バイケル(男優)カール・パームバーグ
マイク・ラリー〔男優・1900年生〕(男優)(ノンクレジット)
ジャック・ウェストン(男優)(ノンクレジット)
三條美紀バーバラ・グラハム(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
勝田久エド・モントゴメリー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小原乃梨子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
千葉耕市(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
石井敏郎(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
矢田耕司(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
脚本ドン・マンキウィッツ
ネルソン・ギディング
音楽ジョニー・マンデル
撮影ライオネル・リンドン
製作ウォルター・ウェンジャー
配給松竹
ユナイテッド・アーチスツ
美術テッド・ハワース(セット装飾)
ヴィクター・A・ガンジェリン(セット装飾)
編集ウィリアム・ホーンベック
その他リン・スタルマスター(キャスティング)
ジョニー・マンデル(指揮)
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【クチコミ・感想】

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9.《ネタバレ》 冤罪による死刑執行、しかも実話。特に執行当日は、時を刻み続ける時計の針と電話と、エンターテイメント性を排したロバート・ワイズの演出とスーザン・ヘイワードの熱演がひたすら重かった。刑が確定するまでもそうだが、ラストのガスチェンバーに群がるマスコミが殊更に異様に感じられました。淡々とした描写の中に警察の取調べや裁判のあり方、報道するマスコミの姿勢に対する熱き問題提起が感じられる作品です。
とらやさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-02-23 21:09:47)
8.《ネタバレ》 女性死刑囚を演じてオスカーを獲ったのは『モンスター』のシャリーズ・セロンが記憶に新しいですが、元祖は本作のスーザン・ヘイワードで、もっとも映画自体は『デッドマン・ウォーキング』みたいなテイストです。ロバート・ワイズは『ウェスト・サイド物語』や『サウンド・オブ・ミュージック』の様な大作の監督というイメージが強い人ですが、本来はフィルム・ノワールを撮ってきた人で、この映画もノワール的な色合いが濃い作品です。前半三分の一はヘイワードが軽罪を重ねた末に殺人容疑で収監されるまでを、ノワールっぽいカメラワークを交えながらスピィーディに見せてくれます。この映画が『モンスター』などと違うところはヘイワードはあくまで冤罪で死刑執行されたとしているところでしょう。彼女を有罪にするためにロス市警が使う手口のあまりの汚さには嫌悪感を催します。とにかく彼女が死刑確定するまでに登場する人物は、マスコミを含めてゲス野郎ばかり(ヘイワードも含めて)なのが特徴です。この映画の凄いところは収監されて死刑執行されるまでのセミドキュメンタリータッチの演出でして、ガス室の準備をする手順を黙々と見せたり、執行日直前まで何度も執行が延期されるところなど、観ている方まで打ちのめされる様な重苦しさが伝わってきます。ヘイワードの演技は確かに熱演なのですが、ワイズの緊迫感あふれる演出があってこそのオスカー獲得だったと改めて確信しました。死刑執行の様子をガス室の外で群がって見物する新聞記者たちの姿には、これほどシュールで醜悪なシーンも珍しいと思いました。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-01-30 15:00:23)
7.裏切られてははめられる絶望的な女の誠に気の毒な死刑囚の物語をスーザン・ヘイワードが見事に演じきった冤罪を扱った作品としては極めつけとも言えるロバート・ワイズ監督の極上映画。
白い男さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2011-01-29 23:24:06)
6.《ネタバレ》 冤罪ものなだけに、捜査もなにもかもいい加減で、そんなこと許されるの?というな呆れた現実。よくまああんな状態で執行のGOサインが出せたもんだ。マスコミはワイドショー並みの低レベル。最後のガスによる死刑執行で、何故か記者が大量にいて執行の様子を覗き込んでいたところが、マスコミの鬼畜さを感じさせる。無茶苦茶で救いようの無い話だが、主人公のシニカルさが作品をただただ暗いだけのものにしていなかったのが救い。
MARK25さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-05-04 11:00:31)
5.冤罪が怖いと言うより、その冤罪をもたらす「心証」の恐ろしさを感じた。バーバラ・グレアムは終始一貫「悪女」を気取って、その姿勢を崩さない(少なくとも前半は)。たぶん性格と、一般社会への反感と、「自分はやっていない」という自信から来ているのだと思いますが、それが全て裏目へ出て、取り返しのつかない結末へと至る。彼女の直情的で軽率な言動自体にも非がありますが、「いかにもやってそう」と「やっている」では天と地ほどの差がある。これは現在でも変わらぬ問題です。それにしてもロバート・ワイズって人は、色んなジャンルの作品を残してたんですね、6点献上。
sayzinさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-11-11 00:01:28)
4.見る時期が遅かったのかもしれないですが、ショッキングには感じられなかった。社会的なものとして見ても、あまり好きな内容ではありません。映画を見る時期は大切ですね。
omutさん 5点(2003-06-19 20:00:28)
3.なんだかこの閉鎖感というか、やるせなさと言うか、そういうのが伝わってきますね。死刑執行の場ってある種独特な世界ですよね。一人の人間が死ぬことは確実に分かっていて、それを実行する人がいて、見物人は周知で見ている、、、そんな状況が許されるのは唯一死刑執行の場のみ、、、、。無実の彼女が死んだ時、見ているこっちも体の何かが死んだ気になる、、、、。そう、それがこの映画の言いたかったことなんだ、、、、。
あろえりーなさん 7点(2003-05-19 16:17:14)
2.ヘイワードの迫真の演技が光る作品です。女優としては犯罪者を演じてオスカーを得た、数少ない作品の1つ。アル中演技(「明日泣く」「スマッシュ・アップ」「愚かなリ我が心」)の得意なヘイワードだけど、この映画は観ていて怖くなった。裁判の難しさを感じましたね。無罪を主張しながらも、最後は電気椅子へ・・・。悲惨です
ノブさん 7点(2003-02-01 16:39:53)
1. 本作で見事オスカー主演女優賞を獲得したスーザン・ヘイワードの「アタシにオスカーを頂戴~!」的な熱演をお楽しみ下さい。ロバート・ワイズ監督作品ですが、「サウンド・オブ・ミュージック」でファンになったビギナーの方にはチョット…エグ過ぎるので覚悟して御覧を。わぁ、無実の罪ってコワイなぁ~。
へちょちょさん 7点(2003-01-31 03:18:34)
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 6.78点
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200.00%
300.00%
400.00%
5111.11%
6333.33%
7333.33%
8111.11%
9111.11%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 6.00点 Review1人
chart

【アカデミー賞 情報】

1958年 31回
主演女優賞スーザン・ヘイワード受賞 
監督賞ロバート・ワイズ候補(ノミネート) 
撮影賞ライオネル・リンドン候補(ノミネート)白黒
音響賞ゴードン・ソーヤー候補(ノミネート) 
脚色賞ネルソン・ギディング候補(ノミネート) 
脚色賞ドン・マンキウィッツ候補(ノミネート) 
編集賞ウィリアム・ホーンベック候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1958年 16回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ドラマ部門)スーザン・ヘイワード受賞 
監督賞ロバート・ワイズ候補(ノミネート) 

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