56.《ネタバレ》 これはバイクが好きな人は喜ぶでしょう。ドクロが好きな人は喜ぶでしょう。
バイク・スタントが好きな人は少し興奮するでしょう。
ダークなヒーローものが好きな人も少し喜びそうです。
ビジュアル的にはアメコミモノの中でも好きなほうです。
炎に包まれ、鎖を体に巻きつけるところなんか、男らしくワイルドでカッコいいです。
(男って、こういうゴッツいヴィジュアルが好きなんです)
だから革ジャンやバイクなどのワイルドさを楽しみました。
こんな厳ついヒーローに「お前はいい人間だ」なんて言われたら、嬉しくなっちゃいます。
不良に褒められた感じです(なんて書くとイジメられっこみたい)。
ただ、戦闘シーンやアクションなどは、ちょっとつまらないです。
彼がバイクで通った後、街が凄い勢いで破壊されていましたが、その後で掃除したり修理費用を払ったりする人たちの手間を考えると、それってヒーローなのに「悪い奴じゃん!」「な~にがヒーローだ!」なんて、つまらないことを思っちゃいました。
このヒーローは反エコイズム精神で決めちゃってます。
だってあの炎から二酸化炭素が出続けるんですから。
でっかいバイク乗りまわして爆音たてりゃ迷惑なヒーローですが、まあ、最近の偽りだらけの資本主義エコエコ詐欺に立ち向かってるって意味ではヒーローです(あ、このヒーロー自体が資本主義の上に成り立っているというのを忘れてました!)。
ヒーローもいろんな派閥があるのです。
悪魔どもが結構不気味だったですよね(それほどでもねーか)。
昔、大好きだったアメコミの格闘ゲームがあって、そこに「ブラックハート」って出てきて不気味な印象だったけれど、それがコイツなの?
、、、やっぱ最近のハリウッド映画ってヴィジュアル面だけを楽しませる、ってのがありますよね。