7つの贈り物のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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7つの贈り物

[ナナツノオクリモノ]
Seven Pounds
2008年上映時間:123分
平均点:4.80 / 10(Review 35人) (点数分布表示)
公開開始日(2009-02-21)
ドラマファンタジー
新規登録(2009-02-02)【尻軽娘♪】さん
タイトル情報更新(2018-01-21)【TOSHI】さん
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監督ガブリエレ・ムッチーノ
助監督コンラッド・E・パルミサーノ(第2班監督)
キャストウィル・スミス(男優)ベン・トーマス(税務署員)
ロザリオ・ドーソン(女優)エミリー・ポーサ(心臓病の女性)
ウディ・ハレルソン(男優)エズラ・ターナー(盲目のピアニスト)
マイケル・イーリー(男優)ベンの弟
バリー・ペッパー(男優)ダン・モリス(ベンの親友、弁護士)
エルピディア・キャリッロ(女優)コニー
ビル・スミトロビッチ(男優)ジョージ
ティム・ケルハー(男優)スチュワート・グッドマン
オクタヴィア・スペンサー(女優)在宅看護の看護士 ケイト
ケヴィン・クーニー〔男優・1945年生〕(男優)
ジョー・ヌネズ(男優)
山野井仁ベン・トーマス(税務署員)(日本語吹き替え版)
本田貴子エミリー・ポーサ(心臓病の女性)(日本語吹き替え版)
井上倫宏エズラ・ターナー(盲目のピアニスト)(日本語吹き替え版)
伊藤健太郎【声優】ベンの弟(日本語吹き替え版)
後藤敦ダン・モリス(ベンの親友、弁護士)(日本語吹き替え版)
東條加那子(日本語吹き替え版)
桜井敏治(日本語吹き替え版)
挿入曲キャスリーン・ヨーク"Have No Fear"
製作ウィル・スミス
ジェームズ・ラシター
スティーヴ・ティッシュ
コロムビア・ピクチャーズ
トッド・ブラック
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
特殊メイクグレゴリー・ニコテロ
K.N.B. EFX Group Inc.
特撮カフェFX社(視覚効果)
美術J・マイケル・リヴァ(プロダクション・デザイン)
レスリー・A・ポープ(セット装飾)
編集ヒューズ・ウィンボーン
スタントパット・ロマノ
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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12
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35.《ネタバレ》 ウィル兄貴は盤石の良い演技をしているが、何とも言い難い違和感を感じる作品。
もし自分自身が同じ立場になったら? どう思うだろうか。
臓器提供と言う行為を贖罪と信じ、自らの命を絶つ様な行動まで出来るだろうか?
自らの不注意で愛する人だけでなく無関係の7人もの方々の命を奪ってしまった事実は抗いがたく、
本作主人公の様な考えに至る事も考えられなくは無い。
最後に主人公が取る行動を否定してしまうと、そもそも本作の主旨自体が意味を成さなくなるので仕方の無い事では有るが。
安易にエンタメのテーマとして取り上げてはいけない領域に踏み込んでしまった様に思える。
評価が難しい作品。
たくわんさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2023-01-10 18:11:31)
34.《ネタバレ》 自身の過失により生きる望みを失った主人公ではあるが、「善人」に臓器提供したいという欲求を持っているというのは興味深い。世の役に立って死にたいという事なのだろうし、それが贖罪になると考えているのかもしれないが、「善人」の判定はあくまでも自己の価値観に基づくものであり、ここに違和感がある。どうせやるなら臓器提供相手は神の意思に委ねるべきではないだろうか。しかし、世の役に立つ方法はいくらでもあるハズで、交通事故防止キャンペーンに積極的に参加するとか、カネを稼いで交通事故被害者支援に寄付するとか、優秀なエンジニアなら事故が起き難い車を開発するとか・・・。その他、困難に立ち向かいながらも強く生きようとする人々との新たな出会いによって生きる望みを取り戻すとかいくらでも前向きな展開は考えられるハズだが、これではあまりにも救いがなく、臓器提供を理由に自殺を美化するような展開にも疑問がある。
東京50km圏道路地図さん [地上波(吹替)] 3点(2020-10-06 23:41:13)
33.《ネタバレ》  所謂「いい話」であり、感動的に仕上げられた品だと思います。

 ただ、映画として「面白かった」「楽しかった」とは言い難い内容でしたね。
 理由としては、冒頭で「主人公は自殺する」と分かってしまう事。
 そして、かなり早い段階(映画が始まって十五分ほど)で「いずれ死ぬ主人公は、自分が贈り物をする相手は誰にすべきかを審査している」という真相まで種明かししている事が挙げられそう。
 「贈り物」=「臓器移植」である事も、審査対象となる人物の顔触れで分かるようになっているし、根本的に「謎解き」要素が据えられていないのですよね。
 だから観客としては「この先どうなるんだ?」「彼は一体何が目的なんだ?」という興味を抱き続ける事が出来ない。

 である以上、この映画のメインは「主人公による審査」となる訳ですが、それがどうにも単調で、正直退屈なんです。
 なんせ悪人は序盤の医者くらいで、後は悉く「善人」「合格」なのだから、余りにも予定調和な展開。
 死期が迫っているヒロインと恋仲になり「余命僅かな難病物」のテンプレをなぞる形になる辺りも、更に既視感を強めていた気がします。

 唯一、それを崩すアクセントとして「臓器移植ではない、住居提供」のシークエンスがあるのですが、それも「家庭内暴力を受けている女性と、その子供達を救う」というお約束展開なせいか、まるで目新しさを感じないから困り物。
 勿論、王道だからこその魅力は盛り込まれていましたし、自分としても、この中盤の「家を譲る」件が一番感動したのですけどね。
 ただ、その結果「感動のピークは過ぎたのに、主人公とヒロインとのやり取りを一時間近くも見せられる」という事になってしまい、折角の感動も冷めてしまった形。

 盲目の青年とウェイトレスの微笑ましい会話や(このままでは、彼女に愛情を抱かれてしまう)と察した主人公が、あえてヒロインを冷たく突き放す件など、好きな場面も幾つかあるのですけどね。
 もう少し全体のバランスが違っていたら「いい話」ではなく「良い映画」と表現出来ていた気がします。
ゆきさん [DVD(吹替)] 5点(2019-01-03 23:31:15)(良:1票)
32.《ネタバレ》 あまりにも予想通りのラストに向けてまっすぐに物語が進んでいきます。
一応ラストでいろいろ種明かしされるわけですが、そもそも途中の伏線その他で「多分そんな事なんだろうな」というのは見ている人には誰でもわかるわけで、つまりお話にはなんのサプライズもないわけです。
そうなると極端に言えば「途中から先は見ても見なくても同じ」という状況になるわけで、この偽善的予定調和の映画に素直に感動することがやや難しくなってくるわけです。
そうですよね、自殺しますよね、としか。

ウディハレルソンとかロザリオドーソンとか個人的な好きな役者も多いですし、決して悪い映画ではないと思うんですが、感動系映画のくせにあまりにもそのまんますぎるストーリーが感動する事を難しくしてくれている残念な映画です。
あばれて万歳さん [地上波(吹替)] 5点(2017-09-29 23:04:49)
31.オチは衝撃的だし、オチに至る過程も丁寧に整理されており、全体的によく作り込まれた作品だと思います。ただし、ドラマとミステリーの両立には失敗しています。ラストまで目的が不明であることから主人公への感情移入が難しく、中盤のロマンスなどは計画として仕組まれたものなのか、自然発生的に湧き起った感情によるものなのかが初見では判別できないために、この展開をどう受け取ればいいのかに戸惑いました。
これならば主人公をエミリーにしてしまい、自分に親切にしてくれる胡散臭い男がいて、その正体や目的を観客とともに探るという切り口にした方が分かりやすかったのではないかと思います。
ザ・チャンバラさん [インターネット(字幕)] 4点(2017-01-07 04:11:33)(良:1票)
30.《ネタバレ》 ストーリーはいいと思うのだが・・構成がイマイチなせいか話がよくわからない。
前半は伏線はりまくって、後半回収していくんだけど
構成が残念なせいで、あまり頭に入ってこない。んー残念
あずれもさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-12-13 05:45:39)
29.《ネタバレ》 なんか考えさせられる映画。ではなく考えさせたかったのだけれども、そこまで行き着かなかった映画。

自己犠牲。を描いたようで全く自己犠牲とはいえず、現実逃避の自殺になんとなく良いような意味を引っ付けただけ。
これは文化の違いなのでしょうか。なぜ良いことのように描かれているのか不思議です。
キリスト教では自殺は絶対にダメ。なわけですから、
それに対する考え方がなにかしら潮流にあってこうした作品が一つの例として提示されたのか。

与えられる人々のエピソードがそれだけで泣けて、
できることなら違う解決方法があったのならもっと点数は高くできるのだけれど、
問題の提示としては稚拙すぎるやり方で評価できない。

作り方の安定。演技。エピソードは悪くないので5点。
病気の犬さん [DVD(字幕)] 5点(2015-12-28 11:13:54)
28.《ネタバレ》 画面が暗くて、展開が重苦しい。自己犠牲ですが、何かが違う気がします。何でしょうか。モヤモヤ感が残る作品。
山椒の実さん [地上波(吹替)] 4点(2014-02-11 12:21:18)
27.7つの贈り物が主人公に来るのかと思いつつ鑑賞していましたが、残念ながら期待どうりの作品とは違ってしまいました。事故で亡くなった人たちもこの内容には納得出来ない筈です。
SATさん [地上波(吹替)] 3点(2013-09-10 22:31:01)
26.《ネタバレ》 タイトルや出演者からほのぼの系の映画かと思いきや、大変な内容でした。全体的に薄暗い雰囲気のままラストまで進みます。大きなプレゼントをもらった彼らは一体何を思ったんでしょうか。
civiさん [地上波(吹替)] 4点(2013-09-07 17:06:05)
25.《ネタバレ》 何かものすごく暗い雰囲気が最後まで続いて…なぜそういうことをするのか、私には理解が難しいですね。というかウィル・スミスのキャライメージが(勝手に)あるからか、なんだかなぁ的雰囲気が最後まで拭えませんでした。ちょっとこういうのは苦手みたいですハイ
Kanameさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-05-04 08:26:32)
24.《ネタバレ》 映画としての完成度は高いと思うのですが、どうしても納得いかないことが・・・。奥さんも含めて、自分の不注意で亡くなった7人の方への贖罪の気持ちで、自分の命と財産をすべて使って7人の善人を助けていく。そして、亡くした奥さんへの愛情はとても深い。だとしたら、その自己犠牲を伴う善行の最中に、他の人を好きになり、恋愛に発展させていくということがあるのでしょうか。と、いうところだけがやや納得いきませんでした。
たきたてさん [DVD(字幕)] 5点(2011-07-05 16:15:38)(良:1票)
23.《ネタバレ》 正直、暗く 何が進んでいるのか分からない展開には睡魔が襲う。しかし、最終的にはこう思う もしかしたら完全にネタバレした上で観たほうが良い作品に思えたんじゃないのかと・・ ただし、二度目を観たいとは思えない。重い、重すぎですじゃぁ 全体の雰囲気が‥ 。償いをしたいという思いがあるんだったら亡くなった遺族の方及び周辺の方に思う存分使うべきですやろ 金銭的な奉仕なり、何かといろいろ その辺どうなっているのやら ちゃんと他に償いようがあったハズ。
3737さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-10-17 21:01:28)(良:1票)
22.《ネタバレ》 全般的に暗い話で退屈で眠くなる・・・。死なせてしまった7人の代わりに自分が自殺をして、別の7人に臓器提供などをして罪を償うという選択肢が正解か不正解なのか、見る人によって答えが違うと思う。私は不正解だと思った。でも、ただ現実逃避で自殺する人間よりかは、自殺するならせめて人の役に立って死のうという考えがあったのだからまだマシなのでは。
それにしても心臓移植の適合がうまい具合にいくなんて・・・。3~5%の可能性に賭けて自殺したのか主人公は??
ひまわりさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-09-07 21:36:35)(良:1票)
21.《ネタバレ》 ウィル・スミスだからというイメージが少し邪魔している所があるのかも知れませんが、
これはヒューマンドラマなのでその結末に関しては、この主人公の選択でありそれが人間の弱さであると言えるのではないですかね。
これをネガティブイメージの俳優がやると違ったものにみえたりするんではないだろうか。
生きる意味を見出せなくその贖罪の気持ちをどうするかについて賛否があると思いますが、
それはこの主人公の選択でそこが人間として弱い部分を表現しているので、決してお涙頂戴の感動作にはしていないと思いますよ。
しかし、これを同じ状況で罪の意識を持たれている方が観る事があるやも知れない事を考えるとそこには配慮が必要だと思いましたね。
あれだけの事ができるのであれば違った道が必ずあると私は思います。
この例を通して大事なのはそこだと思いました。
森のpoohさんさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-11 00:46:56)
20.《ネタバレ》 音楽で-2点です。ラスト近くの不協和音のようなピアノの音の繰り返し。不安感を出したいのだったら別だがどうしてあの音を繰り返し流すのか。「二人の思いの違いを表す」とか何とか,そんな意図があるのかもしれないけれども聞いていてイライラしたのは私だけなのだろうか。「七つの贈り物」という題と何かもの悲しげな主人公,いるはずの奥さんがいない。そして人々をいろいろチェックしている・・・。もう彼が何をしようとしているのかは分かっていまいすぎるほどです。30分で終わるような話を無理に感動させようとして「エピソードを増やしました」という感じが否めない。「MIT出身」「エンジニアになりたかったんだ」(実際エンジニアで社長のようだったけれども)・・・・・・「この印刷機壊れているの」→一晩かけて修理するのがみえみえです。(ちなみに私だったらラストまで印刷機が使えるエピソードを最後に持ってくるのになあと思いました)本当はそうでないのかもしれないけれども観客を泣かせようとしているのが,嫌らしく感じられて,音楽ともにとても心の中に嫌な感じを残す映画です。悲しい気持ちにちっともならない。。。。物語の着想の良さに4点です。(つまり,作り方次第ではとても素晴らしい映画になりえたと思う)
蝉丸さん [DVD(字幕)] 4点(2010-07-30 23:01:35)
19.《ネタバレ》 最初にストーリーが読めてしまうのが残念ですね。話の進み方も単調で波が無く少し眠くなりました。小説とかだったら個々の話掘り下げていそうなので面白くなっているかも。
とむさん [DVD(字幕)] 3点(2010-07-29 12:46:05)
18.《ネタバレ》 邦題と話の進みから、幸福の王子の話を思い出した。

それでも、エミリーと恋に落ちたときは、
違う結末になるのかと期待したが。
あの方法では死ねずに、助かるとか、
あるいは、別のドナーがみつかるとか。

だけど、そういう期待って、なんなんだろう。
健全でなければいけない、前向きでなければいけない?

彼は、罪を犯した。
重すぎる罪に、贖罪を続け生き続ける強さがなかった。
だけど、自殺のための自殺もできなかった。

生きたかったけど、生きることができなかったから、
贈り物として捧げた。
それは他者への愛ではなくエゴでしかないけれど、こんなに悲しいエゴをどう否定すればいいのかわからない。

それに、提供せず、もう一度失うことになるのは、耐えられなかっただろう。
moguさん [DVD(字幕)] 7点(2010-06-20 01:01:06)
17.《ネタバレ》 映画としては最後の方まで展開、というか主人公がなんのためにいろいろな人助けをしているのかが読めなかったので最後までしっかりと見ることができた。しかし、オチの臓器移植に関してはなんだかな~って感じだし、移植問題を取り上げるとするならいい加減すぎるだろって感じだった。
ほかろんさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2010-06-12 19:49:09)
16.《ネタバレ》 原題が「Seven Pounds」(7ポンド=約3.18kg)。
シェイクスピアの「ベニスの商人」に出てくる金貸しが、貸した金の代わりに借りた人の体から1ポンドの肉(=命)を要求するシーンがあるんだけど、これになぞらえて7ポンドの肉=7人分の命としているんでしょう。
臓器提供のテーマ自身は興味深いんだけど、事故を起こしたんだとしたら、まず遺族への償いが先に来るんじゃないかなぁ。
そこをきちんと描いた上で、最後まで謎を引っ張るミステリーちっくな演出にせずに、きちんとしたヒューマンドラマにした方が感動できたし、臓器提供の問題をきちんと世に問えたんじゃないかと思いました。
かずろうさん [DVD(字幕)] 6点(2010-05-09 17:26:58)
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【点数情報】

Review人数 35人
平均点数 4.80点
012.86%
100.00%
212.86%
3720.00%
4514.29%
5925.71%
6514.29%
7617.14%
812.86%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.40点 Review5人
2 ストーリー評価 4.16点 Review6人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review5人
4 音楽評価 4.80点 Review5人
5 感泣評価 3.00点 Review5人
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