6.さすが、偉大でしたね。この世代の方々をうらやましく思うことがあります。また、いまの時代ではアウトな体罰をありがたいと言える時代だったんだなあ。悪い人が出てこないけど、曲がよかったので聞き入ってしまいました。 【HRM36】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2023-05-07 00:16:34) |
5.《ネタバレ》 本作は「結婚」と「音楽 (吉田拓郎) 」という、二つの大きなテーマに絞ってコメントを。 まず、三宅パパが会社帰りに突然連れ帰ってきた、どちらかと言うと冴えない感じの青年に、美人長女が (なぜか) 一目惚れして、早々に結婚まで決めてしまう? ・・わからんでもないが、結婚するまでの過程は重要だし、もう少し説得力のある展開にしてほしいところ。それに、就職が決まっていながら、それを辞めてまで蕎麦屋に嫁入りする、という人生最大の決断をするにあたり、彼女の心境の変化とか、苦悩とか、絶対にあるはずなのに、どうしてそこを描かないのだろう。 三宅パパが頑なに家族全員でご飯を食べようとする理由、松方夫妻が不便でも田舎暮らしにこだわる理由、そのあたりも私には理解できませんし、色々と人物たちの掘り下げが足りなかったように思えます。全体的に、役者が熱演してはいますが、ストーリーとしては感動的なエピソードを羅列しているだけで、その脚本は杜撰である、と言わざるを得ません。 吉田拓郎さんの歌については、代表曲をたくさん聴くことができたし、これは満足でした。語り草となっている「つま恋2006」コンサートもよかったと思う。でも、本作最大のトピック (感動) が既存のライブ映像を流用したものでは、映画の作りとしてはちょっと残念な気がしますけど。 【タケノコ】さん [DVD(邦画)] 4点(2022-12-22 21:26:23) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 ベタベタなハッピーファミリーものであるのは別によいのだけど、脚本の台詞の一つ一つがあまりにも稚拙すぎ。よって、芝居ではない段取りを見せられているだけです。そもそもこの父親が偏執し続ける「家族揃っての食事」って、この描写だったら、父の威厳でも何でもなくて、単に妻子に依存しているだけなのではないの?また、サイドストーリーの、次女のバンドがどうとか松方夫妻がどうとかいう部分も、見事に本筋と絡んでいません。●そんなわけで見るべきところはほとんどないのですが、真野響子さんの映画出演作は貴重なので(しかも出番も割と多め)、点数はそこに対して。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2022-12-22 01:05:44) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 予定調和的ハッピーエンドの映画だけど、吉田拓郎の曲がガンガンかかるので退屈しません。妹役の女優が歌うシーン、とても上手だったので、あ、こりゃプロだなって思ったら、やっぱり本物のアーティストでした。 【クレイバード】さん [DVD(邦画)] 7点(2020-07-12 22:39:50) |
2.吉田拓郎の曲がたくさん使われているということで観てみました。話はベタベタだし、拓郎の曲と雰囲気とが全然リンクしていないし、映画の完成度としてはかなり低いです。この映画を楽しめるのは、拓郎ファンや、昔フォーク少年だったお父さん限定という感じがします。「今日までそして明日から」も、「クレヨンしんちゃん・オトナ帝国の逆襲」のラストシーンのような使われ方ならすごく効果的ですが、これはただ拓郎の曲をたれ流しといった感じでした。でも自分はそれなりに楽しめたのでオマケの5点です。 【ramo】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-01-10 11:55:45) |
1.フォーク世代、吉田拓郎ファンといういわゆる団塊世代に向けた映画でしょうが、拓郎を知らない団塊Jrである自分も楽しめました。悪い人が一切出てこないという作りは裏目に出る場合もありますが、この映画はいい方に出たと思います。音楽ものというジャンルに分類してもいいぐらいふんだんに使われていますがそれだけにならず、家族のドラマもコテコテながらしっかり作っています。そしてキャスト。これが素晴らしい。みな適材適所でそれぞれ自分の持ち味を発揮しています。一番印象に残ったのは長女役の藤澤恵麻。もうこれは惚れます。こんな子いたら即プロポーズです。他にも松方弘樹や岩城滉一、田山涼成など憎いキャスティングでした。たまにはこういうストレートな映画もいいものです。どんな世代でも楽しめるでしょうが、出来れば年配の方に是非見ていただきたい。 【オニール大佐】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-04-20 22:24:52) |