21.《ネタバレ》 ジェラール・ドパルデュー、ユマ・サーマン、ティム・ロス、と顔を揃えてこの面白くなさにはちょっとびっくりしました。なんですかねー、とにかく散漫なんですよ全篇にわたって。 ふつうこの手の題材を扱った映画なら、豪華な料理をもっと前面に出さなきゃだめでしょ。ヴァテールやルイ14世を取り巻く人間関係やエピソードもつながりがなくバラバラだし、悪役であるティム・ロスも何をしたいのか良く判りません。やっぱり、映画は悪役に魅力がないとね… 【S&S】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2012-08-05 23:31:47) |
20.フランス映画って感じでした。王をおもてなしするいろんな仕掛けがすごい凝ってて、もちろんCGに逃げないでやってて、映画ならではの贅沢を感じました。 国政の話しながら家臣の前でトイレする王様に(お尻はもちろんお付きの者が拭く)何かおおおと思ったです。 肝心の料理は....まだ手掴みで食べてた時代ですからね。ワイルドだった。 【towa】さん [地上波(字幕)] 7点(2009-07-19 18:18:48) |
19.ルイ14世時代のフランスを舞台としているのに英語劇なのは別に珍しいことでもないのだが、ならば何故にジェラール・ドパルデューなのだろう。なんかもったいない。実在の人ヴァテールが実際にあったとされるルイ14世をもてなす3日間の大宴会を取り仕切る様を描く。その催しはラスベガスのショーも霞むほどの豪華さ。創造力豊かなヴァテールがひたすら走り回ってこの催しに全力をかける。その中で王妃の女官との恋愛と、この時代特有の男女間の節操の無さが描かれてゆくのだが、おそらく創作であろうこの恋愛劇が中途半端。しかもこの美しき女官がヴァテールのために超絶パワーで嵐を止めてしまうところはいったい何だったんだ?全く違うお話へと流れてゆくのかとちょっと期待したりもしたんだが、ただたんにそこだけが浮いている。エンディングも唐突で盛り上がらず。時代考証に振り回された感あり。 【R&A】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2008-07-08 14:54:47) |
18.《ネタバレ》 宮廷料理人は、ディナー時のショーもプロデュースするんですね。料理を食べる空間設定、食材から味付け献立、食器、それらの手配と人材、費用管理に至るまで、ヴァテールの才能は素晴らしいですね。もっと高く評価されてもいい料理人&プロデューサーなのに、貴族達に振り回される立場でしかなかったなんて不憫です。宮廷料理人ヴァテールとは、というのがコンセプトなんだろうけど、宮廷料理の云々をもっと堪能したかったので、肩透かしをくらった感じが残りました。 【むーみん】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-02-20 11:53:06) |
17.いつもの長髪で不精な感じがしてたジェラール・ドパルデューがショートカットになってて図太い体があらわになってる姿を見てちょっとビックリ。「マリー・アントワネット」みたいな感じで衣装とか背景とか結構きれいなんだけど、妙に頭を使うような映画だったので見てるのがちょっとしんどかった。ヴァテールが特にあがきもせずにいなくなっちゃってもその後食材が届いて普通に振舞えたっていうのもなんか皮肉。意味ないじゃーん。 |
16.これほど見事に私の嗜好と合わなかった映画も珍しい。これはストーリーや出演者、テーマ性等の前に、純粋に私とこの映画が合わなかったんだと思う。エピソードと言えば、厨房の喧騒とアクシデント、そして馬鹿貴族共の理不尽な振る舞いばかり。それに、何の説明も無く3日間(前日と1・2日目)のドタバタを描くだけなので、歴史に不案内な私は時代やヴァテールという人物の背景等が掴み辛く、だから、とにかく退屈で退屈で仕方なかった。英語劇だったのも白けた一因。この饗宴は史実に基づいてるそうですが、細かなエピソードはどこまでが事実なんでしょうか…、2点献上。 【sayzin】さん [DVD(字幕)] 2点(2005-05-01 00:06:27) |
15.《ネタバレ》 ヴァルテールの素晴らしい料理を山ほど見られると思って楽しみに見たのですが さほど料理を見ることができず やや失望。でも まあ宮廷の人間達というものがいかなる生活をしているのか知ることが出来たので良かったかなって思えましたね 【アキト】さん 6点(2004-06-11 06:00:28) |
14.饗宴に集う王侯貴族の織りなす豊かな色彩に目を奪われた後、前人未到の超豪華アトラクションを目にしては、あいた口がふさがらない。初日の「飛び出す絵本・オリエンタルガーデン風」で、CGに見飽きた目に新鮮な驚きを与え、2日目の「空飛ぶオペラ歌手・花火添え」では、花火が引火しやしないかと手に汗を握った。氷の彫刻の残骸をバックに、「祭典の奴隷だった」という彼の言葉は悲しいが、ベルサイユへの転職を果していても、愛欲と陰謀の渦巻く世界で、同じ運命が待ち受けていたに違いない。 【トバモリー】さん 6点(2004-04-22 21:30:44) |
13.ヴァテールが才能のある人で、マネジメントもしながらプロジェクトを成功させようとする様は中々面白い。ただし、ヴァテール自身コンデ公に仕えているわけで、コンデ公の上位にあたる国王及び関係者への頑なな態度はちょっと問題あり。彼らをないがしろにする事はコンデ公の立場を危うくするという考えはないのか?でもコンデ公もヴァテールを賭けの材料にしてしまうあたりも仕える人間への優しさに欠ける。2人の関係の理解に苦しむ。 |
12.料理を期待して見たせいか、少し不満。ユマ・サーマンは不思議と現代、中世どちらも似合う。ティム・ロスは似合わない。男性の髪型、雰囲気、80年代のヘビメタっぽい。 【チャールズ】さん 6点(2004-03-30 19:07:57) |
|
【ロビン】さん 4点(2003-12-29 03:31:55) (笑:1票) |
10.ヴァテールの演出の素晴らしさを全面に押し出しているため、「宮廷料理人」の奥深しさを知る事ができないのは、非常に残念。ヴァテールの忠実で、真剣な部分は理解できたが、「物語の本筋は何なのか?」といった所はイマイチ把握できなかった・・・。後半の恋愛話は、正直、蛇足にしか感じられなかった・・・。 【sirou92】さん 4点(2003-12-11 21:00:39) |
9.今と違って便利な調理器具のない時代にあれだけの規模の料理を提供するのは、さぞかし大変だったろうと思う。ヴァテールの大忙しぶりと、ため息の出るような料理の数々をもっと観ていたかったのに、途中で物語の展開が変わってしまった…。まあ、なるほどーって感じで終っちゃったけど、イマイチ物足りなさが残る。しかししかし、ここでもティム・ロスだけは裏切らない。『ロブ・ロイ』同様、似合ってるのか似合ってないのか分からないヅラとコスチューム姿が素敵! 【桃子】さん 7点(2003-10-22 14:47:37) |
8.料理人というより総合プロデューサーですねぇ。あきらめも良すぎです、もっと最後までジタバタあがいて、苦しむべきですよ。彼を魅力的にするためにも、ネタのない中でいかに創造力を活かして芸術品を作り上げるか、これが無いから中途半端な映画になってしまってる。 【亜流派 十五郎】さん 4点(2003-09-24 18:46:54) |
7.どんな権力にも屈せず、自分の芸術を求めていく生き様が素晴らしいのかもしれませんが、映画としての魅力はあまり感じられませんでした。もう一度観直してみよーかなー 【パピコ】さん 5点(2002-12-16 12:51:19) |
6.なんで17世紀フランスを舞台にしたコスチューム・プレイに、18世紀イギリス(生まれはドイツだけどね)のヘンデルの音楽を使うのか。これだけで、他のすべての時代考証も嘘っぽく見えてしまった。 【アチオ】さん 3点(2002-05-21 00:38:26) |
5.一体何が言いたかったので...?結構期待して見たんですが。でもいつの時代も生きるのは大変だと思わされました。一見きらびやかな貴族でも例外ではないのが説得力がありました。 【あっちゃん】さん 6点(2002-03-17 22:27:39) |
4.女性達のドレスがとてもステキ。お城も装飾品も何もかもが、美しくきらびやかだけれども、その陰で人間の嫉妬や駆け引きがあって・・・そんな中でヴァテールはしっかりと自分自身を持っていたのだと思う。 【okピーちゃん】さん 8点(2002-02-04 00:55:26) |
3.意外にも面白かった。みんな同じような髪型してて名前とかも最初は覚えられなかった。でも見てるうちにはぁ~っと溜め息。だってすごいんだもん。豪華絢爛なんだもん。でもあの時代の人たちはある意味、何をするにも命がけなんだね~。あんな時代に生まれてたらきっと俺はすぐさまお陀仏だったでしょう。 【シュープ】さん 8点(2001-09-06 23:27:26) |
2.ハッキリ言いますが、内容薄いです。職人気質のヴァテールもいいし、当たり前のようにユマは美しいですが。セッティングも見る価値ありますが、何かが足りない。料理みたいに、スパイスがあればこれは結構いいところいくのに。 【アサリ】さん 6点(2001-08-28 04:11:31) |