27.《ネタバレ》 こーゆー狂気じみたプロット好き。 籠城してれば済む話で、実際そーする主人公ファミリー。 でも子供の行動までは読めません。子供は感情で行動しますからね~。特に男の子なんて正義感で先走っちゃうお年頃。それに娘も息子も親に反抗したくなるお年頃ですから~。年齢設定は絶妙に良かったと思いますよ。 『バリケードをこじ開ける道具が到着するまでが期限だ。』 てっきりそれはただの脅し文句かと思っていたのですが。本当に到着しちゃうなんて。そこは心理戦とか駆け引きとかで、『開けゴマ』をやってほしかったものです。力技は芸がないですよー。 襲ってくる集団が仮面をつけているのは不気味で良し。素性を知られないという点においても、意外と合理的かも。 集団の頭、そしておんぶカップルのイカれ具合が最高です。 第3勢力として、隣人たちの乱入など、最後まで楽しませてくれるのもgood。 ただ他の方も言及していますが、これで犯罪がなくなるとは到底思えませんね~。 隣人や娘の彼氏のように、やっぱ邪魔な人間や私怨のある相手がまず的にされると思うんですよね。 例えば、隣人の本性がわかったあとで、『じゃあパージも終わったことだし、明日からまた仲良くしよーねー。』とはできないと思うんです。 つまり、そういうことです。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2024-02-23 03:15:00) (良:1票) |
26.《ネタバレ》 パージ(浄化)法、それは一年に一度、12時間だけ殺人を含む全ての犯罪が合法となる法律――。2022年、社会に蔓延する犯罪を抑止するためにそんな法律が施行されたアメリカ社会。富裕層向けに高度なセキュリティシステムを販売する営業マン、ジェームズ・サンディンはその日、街中を忙しく走り回っていた。何故なら今年もパージの夜が近づいているから。「それじゃ安全な夜を」。職場や隣近所にいつものようにそう挨拶し、愛する家族が待つ家へと帰ってきた彼は、今年もいつものようにセキュリティシステムの電源をオンにするのだった。外の世界では、放火・強盗・殺人が横行し、道路が真っ赤な血で染まるなか、サンディン家は完璧なバリケードで守られた家の中で平穏な夜を過ごすはずだった。そう、一人のホームレスが家の中に逃げ込んでくるまでは……。年に一度、全ての犯罪が許される夜、安全なはずの家の中で繰り広げられる家族の戦慄のサバイバルをノンストップで描いたバイオレンス・スリラー。そーゆー設定を聞いただけでB級感満載な本作、でもイーサン・ホークが出ているということで今回鑑賞してみました。いやー、予想に違わず、完全にB級映画でしたね、これ。イーサン・ホーク、最近けっこう色んな映画に出てるけどちょっとは選べよ(笑)。でも、最初からB級だと割り切って観ればそこそこアリなんじゃないでしょうか。僕はぼちぼち楽しめました。まあストーリーの突っ込みどころなんて無限に湧いてきそうですけど、最初からあり得ない設定の話なんで細かいところがあんまり気にならなくなるのは監督の狙いなんでしょう。自分たち家族が救われるために家に入り込んだホームレスを捕まえ、外に居るサイコパス集団に引き渡そうとする主人公なんて、なかなかイカれてて面白いじゃないですか。このまま、観客の道徳心や倫理観を逆撫でするようなぐちゃぐちゃソーゼツ展開を期待してワクワクしながら観ていたのですが、途中から主人公家族が変に道徳心に目覚めてしまい、後半からいたって普通のサバイバルものになっちゃったのが残念。自分たちだけが助かればいい家族とただ人を殺したいだけのサイコ野郎たちと何の罪もないホームレスが最後、一大血みどろバトルを繰り広げてくれたらもしかしたらカルト作として一部で伝説になれたかも知れないのにね。残念! 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2023-05-01 13:43:28) (良:1票) |
25.《ネタバレ》 過去何度経験していようが、これだけ大事な日にこの緊張感のなさはちょっとありえないよね。パージが始まる前に誰かが忍び込むなんってアホでも思いつくことで最も警戒しないといけないことなのに何も対策出来ておらず他人(彼氏)を入れてしまう。安全の要となるシステムの解除システムが主が目の届かないとこに存在していて子供が勝手にイジれるなど愚の骨頂。1年のうちのたかが12時間我慢すればいいだけなら家族で固まって大人しくしてろよ。襲撃側も12時間しかないのにホームレス1人にあれだけ人数さくとか全てがガバガバ過ぎて頭痛いたい 【映画大好きっ子】さん [インターネット(吹替)] 3点(2022-01-30 22:07:24) |
24.《ネタバレ》 イーサン・ホークが主演なので観ただけの映画と前置きしておいて、ストーリーがイマイチすぎ。 実は成り上がりのセレブのため、腕っぷしが強くてタフだった父親が、匿った黒人男性と一緒に武器で 相手を皆殺しにしたという設定の方が面白かったと思うよ。 ツッコミどころや、キャスティングもどうかなとか 娘と息子も、そんな行動するか?って感じでいろいろ文句はつけたいところですが よくあるB級ホラー映画な感じなら、そんなものか・・・ やっぱり主人公は強くあって欲しし、悪い奴が反省するほどにぶちかまして欲しかったな。 あっけなく殺すってのも、そもそもの設定がいまいちだから、ストーリーも展開が乏しいのかもね。 【さくら】さん [DVD(字幕)] 4点(2021-09-07 20:33:51) (良:1票) |
23.メンタリストDAIGOの「浮浪者より猫が大事」発言で思いだしたのがこの映画。 そういう思想を皮肉った社会派映画のように見えなくもないですが、しかし製作者サイドが作りたかったのはシンプルシチュエーションの人間狩映画。 社会批判風のこの映画の設定は人間狩の理由付けの設定にすぎず、実際内容的にも極めて底の浅い映画です。 この程度の映画が、なぜシリーズ化して何作も作られてるのか…ちょっと不思議ではあります。 まさに5点の基準「可もなく不可もない」そんな映画です。 【あばれて万歳】さん [インターネット(字幕)] 5点(2021-09-05 22:23:56) |
22.《ネタバレ》 まさかこれにイーサン・ホークが出てるとは思わなかった、 今月はイーサン・ホーク祭りになりそうです。 あぁお父さん、息子は勝手にセキュリティ解除し、娘の彼氏に殺されかけ、奥さんも頼りにならないし。 家の中であんな高いヒールのパンプスはいてるのがなんか違和感な奥さん、お裾分けの手作りクッキーも食べずに捨てるタイプに見えた。 クッキー奥さんの表情も不穏でしたし、仮面集団じゃなくて近所中が最初から襲ってくるのかと予想したんですけどね。 最後にブチ切れてぶちのめしたけど、自分がこんなめにあわされたってことが許せない、しかもこんなやつに。みたいなものを感じてスカッとするどころかイラっとしたのでした。 そのわりに黒人を外に出すことはダメだという、でもその根拠となるものが描かれてないし、言っただけで全くの役立たず。 つまり進行上外に出したら話にならなくなるからってだけのことのように感じます。その他いろいろと理由付けが無さすぎてよくわからんというところがマズイなと。 奥さんと息子の訴えに心を動かされたのか、家族を守り戦うことにしたお父さん、黒人を入れた息子を怒りもせず、殺されかけたのに娘に謝罪するお父さんです。 そして自分だけ。。。見てくれだけの関係の希薄な家族のまま終わってしまいました。 ナニといったらお父さんの悲哀を感じた映画でした。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-08-10 00:41:04) |
21.《ネタバレ》 パージは、映画の中の架空の世界のように思われるが、日本の戦国時代だって、ある意味、似たようなもんだろう。当時、信長軍にいた俺は、楽しんで人を殺しちまったようだ。いやいや、しまったな~。 |
20.《ネタバレ》 へ~~~、よく考えたね~と感心する設定の映画だけど、いきなりのバカ彼氏の突飛な行動にハテナ?全く知らない他人をよりによってパージのタイミングで家に入れてしまうアホ息子。登場人物たちの訳の分からない行動で、どんどんB級ムードが高まるというね(苦笑)。まぁこんなことがないとお話しが進んでいかないだろうけど、バカ彼氏は登場時間短w、かつストーリー上不要な完全犬死だよ。まぁ時間も短めで暇なときにはいいかもね。なにかいろいろ惜しい気がするものでゴザイマシタ 【Kaname】さん [インターネット(吹替)] 3点(2019-04-14 17:36:39) |
19.《ネタバレ》 プロットは完全にケータイ小説レベル、イーサン・ホークやレナ・ヘディといったそこそこ名の知れた俳優を起用していますが、B級感は隠しようがない。まあこのプロットは詰めて考察すれば穴だらけなんで無視することにして、やはり『わらの犬』的な映画として観るしかないですね。でも緊迫感は『わらの犬』に遠く及ばず、というよりも比べること自体がペキンパーに失礼極まりないといったほうが正解。イーサン・ホークはいつものイーサンで、今回こそは今までのヘタレキャラを返上するかと思えば最後まで生き残れないし、奥さんのレナ・ヘディにしてもお前の中途半端な態度も事態を悪化させた要因の一つでしょ。パージの日だから交際の邪魔をする父親を始末しよう、いくらバカ娘の恋人だからといってこんなアホな奴いるわけねーじゃん。そして匿われた黒人ホームレスを執拗に狙うヤッピー軍団、あの黒人にそこまで執着する理由がさっぱり判らん、狩りの獲物なら他にいくらでもいるでしょ。そして本当に怖いのは成功を妬む隣人軍団で、もしパージ制度が実際に存在したら、パージの対象は見知らぬ他人じゃなくて人間関係がある者になるに決まってるじゃないですか。そこがこの映画のプロットのおかしい根本理由です。 「1年で12時間だけだれを殺してもイイですよ」こんな制度があるおかげでアメリカが平和な国になった、これは考えようによってはアメリカ人をずいぶん馬鹿にした設定だとも言えますが、トランプを選挙で大統領に選ぶ人たちだからあながち間違っていないのかもしれません。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2019-02-28 23:55:29) (良:1票) |
18.《ネタバレ》 この手の作品では必ず出てくる(お約束通りと言っても過言ではない)安定調和を壊す存在、それは決まって身内。 自己中のバカ息子(コンピュータもしくは機械いじりが得意)と、色事優先のバカ娘(彼氏はもっと強力なバカ)がしっかりと脇を固めることで、安全に一晩を過ごすためにこれまで色々と考え、準備した自慢のセキュリティがあっけなく水泡に帰することになり、父親は窮地に立たされる。 その状況下においてもまだ反旗を翻す嫁、娘、息子の心情はまったく理解できないが(お前たち自分らの立場がわかっているのか?もしかしてバカなのか?本当にバカなのか??)、最後は全てを受け入れて父親の死亡フラグがON!となる。 はっきり言ってこの父親はリスク管理ができていない。扉を閉める前に家の中に家族以外の者が潜んでいないか何故確認しないのか?パスワードを何故オープンにする? こいつに仕事は任せられない。これで営業成績1位とは。だから隣人に命を狙われるんだろうな。。。 【リニア】さん [インターネット(字幕)] 5点(2018-08-18 12:02:08) |
|
17.《ネタバレ》 年に一回、12時間のみ全ての行為が合法化されるぞって理屈つけてるけど、これって「わらの犬」ですやん。お前んちに逃げ込んだ奴を差し出せ、さもないと暴漢が家に押し寄せるぞ、と。こんな悪意、法律云々関係ないもん。悪意とはそもそも常識も正義も無い、無法状態ですからね。 「今日は犯罪になんねえから」暴れる奴らと違って、ペキンパー作の方は真性にイカれた連中だったのでよっぽど迫力がありました。なんでも「わら」と比べるのもナンですが、防衛側もまたその緊迫ぶりがD・ホフマンとE・ホークでは雲泥の差がある。ヒリつくようなホフマンの血走った目、あのキレ方を思うとイーサン父さんはもうちょっと家族のためにギアを一段上げられなかったかね、と思う。それとここんち、非常時に子供がどっか行くこと多いなー。それで何かやってくれるのかと思ったら(あの不気味なロボット含め)、足引っ張ってるだけだったよ・・。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-08-18 01:30:14) |
16.《ネタバレ》 娘はキチガイ彼氏。 息子は赤の他人の黒人。 わが要塞に紛れ混んでしまった招かざる人物約2名。この不測の事態に一家の主として てんやわんやの大騒ぎもそりゃ当たり前。 でも惜しい、ならばいっそのこと嫁に不倫相手なんかがいたりして どさくさに紛れて押し入れから出て来てたりなんてしたならオールスター気分になれて もっとわっしょいわっしょい楽しそうだったのに。 でも、解せん。 キチガイ彼氏の行動があまりに解せない。 恋すると盲目になるとは言ったもんですが、あんなにもアンポンタンでスカポンタンな彼氏が存在するとは恐るべしだなアメリカってやつはさ。 あんなやつこそさっさとパージしておくれ おい、娘、付き合うんだったら もっとまともな男の子にしておくれ。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-08-13 18:20:01) |
15.『わらの犬』は夫婦ふたりだったけど、これを親子4人家族にしたら、どうなるか。 しかも息子がかなりヘンなヤツで、オマエはトイ・ストーリーに出てた隣のガキか、と言いたくなるのですが、ちゃんとストーリー進行上の「火種」になってくれます。これだったら、この息子絡みであといくつかギミックを仕込めたんじゃないか、という気もしてしまうのですが、なにせ85分とコンパクトにまとめた映画。そこまでの寄り道はしません。 むしろ、4人家族の気持ちがバラバラになってくると、行動もバラバラになって、4者4様の行動が物語をかき回す、といったあたりが見どころ。襲ってくる敵にどう立ち向かうか、という点では、妙にオヤジが強すぎて、え、こんなキャラだったのか、という違和感もあるのですが(この辺り、もう少し丁寧な描写があれば、とも思うけど何せ85分。スピード感が命です)、そういう中途半端さが、イーサン・ホークらしさ、という気もします。 マスクを被った不気味さと、それを超える、マスクを被らない不気味さ。あるいは、その一見平凡な生身の顔こそが内面のドロドロを隠したマスクなのである、といったところでしょうか。 ストレートな題材ではありますが、何が起こるかわからないサスペンスと、85分という短尺で違和感が深まる前に突っ走ってしまう手際の良さが、光っています。 【鱗歌】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2018-06-23 13:03:08) (良:2票) |
14.《ネタバレ》 なるほど。オープニングを見た感じでは、これは久々の面白密室系(「CUBE」など)では、と興奮したモノです。しかし、そうではなかったワケです。ワタシはこれは、ホントに理不尽にバッドエンドで終わるべきモノだったと思っています。殺人が合法になる設定ですので。もう、それこそ「ファニーゲーム」みたいな感じでうつむき切っての終わり方が良かったんじゃないか。ですので、近所の人が悪役として登場したさいには、よっしゃと思いましたが、なんか朝7時まで待つ時間の余計なこと。良い設定がもったいない。【追記】それにしても、まさかのヘンリー、あそこで撃たれてそのまんまとは! 【なたね】さん [インターネット(字幕)] 6点(2018-06-11 20:26:32) (笑:1票) |
13.《ネタバレ》 法律が残虐に変わる系の映画は現実逃避には良い。 映画は現実逃避できるツールなので。 いかにもアメリカっぽい結末とストーリー展開。 【バッジョ】さん [DVD(字幕)] 6点(2018-06-09 20:54:31) |
12.近所の人たちまで凶暴に・・法律だけであんなに悪霊が乗り移ったみたいになってしまうとは・・ 【東京ロッキー】さん [インターネット(字幕)] 6点(2017-05-10 22:39:18) |
11.《ネタバレ》 これはある種の『寓話』『風刺』として観るべきもので、設定に対するツッコミは野暮ってものなのでしょうね。でも中二病的世界観の作品ならば、やはり中二病的理論武装はして欲しいというのが正直なところ。あんなクズセキュリティで命と財産を守ろうなんてヘソで茶が沸きます。ただし、あの父親が“家族を守る”という絶対的な大義名分を捨てて、ホームレスを救おうと決意した件には心が動きました。男を差し出してしまったら、仮に家族と財産は守れたとしても、それと同等以上に大切なものを失うと判断したのでしょう。この決断を私は支持します。ただそれなら、家族の総力をもって全力で迎え撃つべきで、当然ホームレスともハナから共闘しなければなりません。せっかく自宅=“地の利”を活かさない展開も解せません。家族全員で生き残ってこそ、父親の決断の価値が生まれるのですから。結局のところ、どんなに素晴らしいメッセージや問題提起があっても、観客の目線が設定の緩さやストーリーの詰めの甘さといった“枝葉”へ向いてしまうようでは、失敗作と言わざるを得ません。そうは言いつつ、結構楽しめたんですけれども。 【目隠シスト】さん [DVD(吹替)] 6点(2017-04-05 21:24:28) (良:2票) |
10.《ネタバレ》 「12時間はどんな暴力行為も合法」というのは全くリアリティがないが設定としては惹かれました。けどこれはただの密室でのドタバタ劇になってしまってて「パージ」が全く活きてないです。主人公一家も他の登場人物もことごとくアホ揃いで全く共感できない(特に息子と娘)。サイレンひとつで急に殺人者になったり善良な市民に戻ったり、人間ってそんなに単純ですか?設定自体は非常に面白そうだっただけに残念。 【mickey】さん [DVD(字幕)] 3点(2017-02-27 21:26:41) |
9.年を取って自分の家族ができてしまったから、お父さんに共感をするのかな。 【センブリーヌ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2017-01-15 03:46:15) |
8.凶悪な設定に惹かれてグロ覚悟で視聴したものの、その設定があまり映画に生かされてない。正直中途半端に家族が絶対人殺したくない精神に目覚めてから終わった。 あと家の中だけでほとんど映画が終わるのが寂しい。さまざまな殺人バトルが見たかったが、それは好評らしい続編で・・・ 【ラスウェル】さん [ブルーレイ(字幕)] 3点(2016-11-16 11:57:06) |