1.《ネタバレ》 舞台はアメリカのとある寂れた田舎町。保安官でも手を焼くほどの悪逆非道ぶりから地域の人々に恐れられている一人の男、ブラックウェイ。母親の死をきっかけにこの地に越してきたリリアンは、そんな彼に目を付けられ様々な嫌がらせを受けることに。ほとほと困り果てるリリアンだったが、保安官をはじめ住民の誰もが彼の復讐を恐れて彼女の声など聞いてくれない。だが、年老いたレスターという男だけがそんな孤立無援のリリアンに救いの手を差し伸べてくれるのだった。どうやらこのレスターも過去にブラックウェイと何らかの因縁があったらしい。神出鬼没のこの悪魔のような男と交渉するため、彼女たちは閉鎖的な町を捜しまわるのだったが…。アンソニー・ホプキンス&レイ・リオッタ共演ということで今回鑑賞してみたのですが、これがびっくりするくらいつまらない作品でした。内容としては、この二人の主人公(あと吃音の若い男も)が、ひたすらこのブラックウェイという男を捜しまわるだけのお話で最後まで地味で退屈極まりない。正直、眠気と戦いながらの鑑賞となってしまいました。肝心のこのブラックウェイという男の存在も、どうして彼がそんなに地域社会から恐れられているかという説明がほとんどないせいで説得力が微塵も感じられません。おかげでサスペンスがさっぱり盛り上がらない。最後は、無事に復讐?を果たせて呆気なく終わるという捻りも何もない展開。あと、被害者の女性がけっこう残念なルックスなのもどうかと…。どうしてこの人にブラックウェイがそこまで執着するのかちょっと理解出来ないですし。結論。アンソニー・ホプキンスが出てるとはいえ、正直観るだけ時間の無駄の凡作としか思えませんでした。残念!