7.尋常ならざるリアリティ。微妙な心理描写、セリフ廻しの自然さ、筋の面白さ、全てにおいて秀逸この上ない。介護問題などもテーマの押しつけなくサラッと描かれているのも良い。90年代以降の日本映画で一番好きな作品です。 【丹羽飄逸】さん [CS・衛星(邦画)] 10点(2006-12-26 08:12:27) |
6.これ、絶対にもっと面白い映画に出来た筈。たぶん企画の出発点では、実在したという破天荒な父親に主眼が置かれてたと思うんですけど、物語上はこの父親である必然性が全く感じられない仕上がり。そして、主役を演じる鈴木重子の低体温な雰囲気そのままに、映画自体も非常にテンションの低いまま進行していく(例によって淡々とした展開と発色の悪い映像)。これは素材とテーマをスポイルしてしまう低予算邦画の典型。また、姉が主人公に苛立ちを覚える様に、鈴木重子の棒読みと言うか、心ここにあらずみたいな喋り方が私の癇にも障る(こんなのは「個性」とは言わないぞ!)。「現実的」な人間を悪役にしてしまう安易な脚本も気に入らない。西川美和の非凡さが改めて良く解りました。そういうことで、4点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2006-07-22 00:02:31) |
5.マジ主演の人、ボーカリストなのにあんな蚊の泣くような張りのない声でいいんでしょうか?途中何度もやめようと思ったけど話がそこそこ良かったんで最後まで観ました。これだけひどい主演も久しぶりに見ました。ホントに誰が何の目的で彼女を主演にしたんでしょう。「アカシアの道」っていう作品も似たような題材で同時期の映画ですが、私はそちらをおすすめします。ひどい主演です。何回も言うけど。 【たかちゃん】さん [CS・衛星(吹替)] 2点(2005-09-27 14:59:53) |
4.《ネタバレ》 駄作というのもはばかれる駄作。全てできが悪い。主演の鈴木重子(ジャズボーカリスト)だけなら、なんとかしようもある。しかし、姉役のちわきまゆみ、父役の藤田敏夫と、堺雅人以外主要どころみんな素人。見させられる方以上に、日本の俳優がなめられているよなあ。ま、日本の本職俳優がそんな素人芸水準ってことなんだろうな。そんなこんなで、「週に2回しか医者の来ない区の保健施設」なんてないよ!とか、気にしなくても良いような設定の甘さが随所に気になる。◆しかし、まあ、身体がいうことをきかなくなった親と、その面倒をみる子ども精神的な葛藤を、なんとか表現はできていると思います。もちろん、なぞっただけとはいえ、あの世代の身勝手なオヤジのむかつき度はリアリティあるし(経験者)。◆それにしても、姉ちゃんとやっちゃった男でも良いのか?? 【みんな嫌い】さん 2点(2004-04-25 14:52:50) |
3.家族の問題を描いた作品としては、なかなか面白かったと思います。ちょっとジョン・アーヴィングっぽい感じもしたし、特に後半、元宇宙旅行協会(!)のお父さんに焦点が当てられてからが良かった。っていうか、あのお父さん、ウチの親父と結構似てるところがあって、観ながら失笑&苦笑って感じでした。ただ、やっぱり未知子役の鈴木重子の演技はちょっと「?」な感じで思わず観ながら「ヴォーカリストが本職ならもー少し声を張れえ!」とつぶやいてしまいました。もっとお父さんを物語の中心に置いたら、もっと面白くなった気がします。 【ぐるぐる】さん 7点(2003-12-01 22:12:56) |
2.主人公の女の人が声小さくてあんまり聞こえなかった。演技もヘタ。このキャスティングにはどういう意味があったんだろう。浮世離れして生きてる妹が周りにちやほやされて、現実を見つめて生きてる姉が厄介者扱いされるなんて。なんか間違ってるような気がした。 【drop】さん 3点(2003-07-25 12:25:01) |
1.介護問題がテーマと言う割には表面をなぞっただけなのが残念。 【松下怜之佑】さん 5点(2001-09-27 14:19:13) |