53.《ネタバレ》 ばったり倒れ屋さんってなんだよ。終始つながっているようで、脈絡がない物語の運び。ワタシにはもの悲しいミュージックとあいまって、悪い夢を見ているような感じでした。このキャラクターについては、物語中にもありましたが「できそこないのおもちゃみたい」。2017年を生きるワタシとしては、サンリオのバッタモンにしか見えません。あいや、こっちが初期モデルなんでしょうけど。【追記①】吹き替えでの視聴をおすすめします。【追記②】ニッチェの江上そっくり。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 4点(2017-10-16 20:04:43) |
52.可愛らしい外見とは裏腹にキャラクターが皆孤独を抱えていて凄く切ない。動物園を作るという一つの目標を皆で成し遂げた時、友達になりたい人は紙に記入しようってなるが、「そんなものは必要ない。すでに我々は友達だ」ってなる所が感動的で好き。そして、チェブラーシカのあのスピーチ!可愛さにやられました。 【ヴレア】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-01-08 20:41:48) |
51.チェブラーシカは確かに可愛いと思いますが、基本的に退屈な内容で、他に良かった点は認められませんでした。子供の時に見ていても、こういう感想になったでしょう。私が昔見ていた、日本の子供向け教育番組の方が良くできていると思ってしまいました。 【川本知佳】さん [DVD(吹替)] 4点(2014-09-20 09:07:34) |
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【K】さん [DVD(吹替)] 6点(2013-12-25 21:18:46) |
48.《ネタバレ》 私も暗くて色あせた色彩が印象的な本家カチャーノフ版(あわせて初回上映時のDVDの方→ジブリが提供している現行版ではない)を取る。キャラクターの可愛さが先に目につくが、大人になればなるほど寂しげな音楽・各キャラクターの哀愁感溢れる姿態(=特に第一話におけるチェブラーシカ、電話ボックス内の仮住まい。)にやられっぱなし。日本人スタッフ中心に作成された最近のリメイクもその点理解し、頑張っているが「寂しさ」は感じられても「哀愁」の域まで届いてないような気がするのはロシアの風土・文化との相違によるものか。そんな中で文化的なずれを物ともせず、チェブラーシカを完璧に演じきった大谷”ピカチュウ/チョッパー”育江さんの神がかり的、と形容しても良い吹き替えは絶品。日本の声優の技量はホント凄いや。 【Nbu2】さん [DVD(吹替)] 8点(2013-09-10 10:36:07) |
47.優しくて少し寂しい雰囲気がありました。チェブラーシカが健気でたまらなく可愛い! 【*まみこ*】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-08-17 16:22:05) |
46.《ネタバレ》 子供向けでかわいいチェブラーシカをやっと観ることが出来た。 単純に観ると味わいがあって、どことなく寂しくて、小さな世界がすべてのこの世界には優しさが溢れていた。ワニのゲーナは誰にでも優しくて、だまされたりもするけどそのことを決して怒したり憂いたりしない。込められた寓意が心地よい。 細かく観ていくと、ソビエトの国力の衰退が始まっている時期であることが伝わってくる。体制批判と取れるような、何もない事への嘆きや国土の汚染、欧米からの略奪者を思わせるハンター、働かない大人などをそこここに散りばめている。 かなりきわどい描写であろう事が窺われるが、これが現存して資本主義圏の国で楽しまれている事から想像するにソビエト型の社会主義というのはすでに不可能であることが見通されていたのかもしれない。 でも、そんなことは置いておいて良い。チェブラーシカの可愛さにそんなことはどうでも良くなってしまう。ゲーナに可愛がられ、子供らしい甘えを楽しむ彼を見ていると暖かい気持ちになる。そこに流れるロシア民謡のようなあの曲が、疑いを持たずにあるがままを受け入れた生涯を送った、たくさんのソビエトの人たちのことを想って切なくなった。 【黒猫クック】さん [地上波(吹替)] 9点(2012-05-01 02:52:31) |
45.映像が鮮明な近年日本制作のほぼリメイク版より、断然オリジナル版です。少し不気味で小汚くて味がある。音楽もロシアだから物悲しくて良い。ワニのゲーナ最高。 【movie海馬】さん [地上波(吹替)] 8点(2012-04-10 22:24:50) |
44.小さいときにNHKで観たことのあるような懐かしい匂いのする映画でした。おそらく子供向けに作られていると思うので内容はあってないようなものですが、それにしてもハートフルです。健気です。とにもかくにも雰囲気作りに満点をあげたい作品でした。 【アフロ】さん [地上波(吹替)] 6点(2012-01-09 22:59:21) |
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43.可愛い。とにかく可愛い。もう可愛い以外の誉め言葉が浮かんでこないぐらい本当に可愛い映画だ!チェブラーシカのあの瞳、観ているだけで癒される。毎日の仕事の疲れも、嫌なこともこの映画を観れば全て洗い流してくれる。そのぐらいとにかく観ているだけで嫌なことを忘れさせてくれる。あのワニのゲーナの後ろをくっ付いて歩く姿、ゲーナの奏でるアコーディオンの響きの楽しさ、楽しくて楽しくて仕方ない。しかも楽しいだけでなく、哀愁を感じさせる。どうも今の世の中、ちょっとしたことですぐに怒って人を殴ったり、つまらない理由で殺人を犯したりとそんな嫌なニュースがやたら多過ぎる。この映画を観れば絶対にそんなおかしな犯罪に手を染めるようなことなどないのに!この映画は単なるアニメの面白さを超えて、心の温かさを感じるし、一人でも多くこの作品に触れることで犯罪のない素晴らしい世の中になることを祈る。皆さんの素晴らしいコメントとこの高得点を信じて借りてきて本当に良かった。 【青観】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-11-29 21:26:06) (良:1票) |
42.実に不思議な魅力のある人形アニメです。楽しいし見ていて癒される愛らしさがある作品ですが、何でしょうかね?このあまり味わったことのない独特の雰囲気は・・・。淋しさが漂いつつもその中に明るさや無垢さがあり、どの話もチェブラーシカとゲーナの行動は人の良心に基づいている。小さな子どもにも大人にもそれぞれの感じ方、楽しみ方が出来る今に見ても良質のアニメだと思います。チェブラーシカとゲーナの表情の豊かなこと!勿論チェブラーシカの愛らしさも魅力ですが僕はワニのゲーナに惹かれました。子ども達が見たらきっとチェブラーシカの愛らしさのとりこになることでしょう。この手作り感、あたたかみがいい。 【とらや】さん [DVD(吹替)] 8点(2010-05-18 00:34:28) (良:1票) |
41.おおきな耳のチェブはギズモなみにカワイイけれど、ワニのゲーナおじさんが好き。みどりの体にあかい上着もおしゃれだし、だんだん人間みたいにみえてくる。ピオネール少年団のエリート意識もちらつかせ、布や紙、木や金物をつかった自然なテクスチャーがあたたかい。 【レイン】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2009-12-12 09:30:56) |
40.《ネタバレ》 1969年~1983年に作られたロシアの人形アニメ。非常に珍しいものを見せてもらいました。子供向けアニメはどこの世界でも変わらないですね。子供を思う心は政界共通と思いました。主要登場人物は、チェブラーシカ、ワニのゲーナ、意地悪おばさんのシャパクリャク。チェブラは観る子供が自分を投影できる「無垢な子供」、自分が何ものかを知る旅が人生です。ゲーナは親役、いつもチェブラのことを気にかけています。シャパクリャクは世間や大人の象徴でしょうか。物事を引っ掻き回す役で、意地悪もしますが、知恵があり、寂しがり屋です。敵に回すと怖いけど、味方にすると頼もしいです。物語はゲーナの行動によって動きます。本当の主役ですね。善意から行動するのですが、どこか間が抜けていて、笑えます。失敗したり、騙されたりしますが、最後には収まるところに収まります。ドタバタ劇の一種ですが、どこかもの寂しい雰囲気が漂っています。チェブラはたいてい不安そうな顔をしていて、音楽は短調。挿入歌が素敵です。「過去はちょっと惜しいけれど、未来はもっとすてきだよ。誰だっていいことあると信じてる。走るよ、走る。水色の汽車」特徴は、物語が終わっても、ちょっと待って、あれはどうなったのと気に掛かるところが残されること。①ライオンは動物園にいるが、友達がいないとガーナを訪れる。②船の錨を間違って持っていったまま。③シャパクリャが汽車で先に行っているのに、チェブラ達にトロッコで追いつく。④ケーキとダイナマイトの箱が同じ。⑤チェブラはワニの手紙や鉄くず集め募集の文字が読めたのに電報が読めなくなっている。ツボはガーナが空港でポーターに荷物を3個渡すが、気のいいガーナはポーターも乗せて自分が押し、荷物4個分の料金を払うところ。ポーターに悪意があるわけではなく、ポーターも抜けているんですね。何事もなかったかのように物語は進みます。おおらかな国民性の表れでしょうか?こういう笑いは日本人には珍しいですね。日本の笑いは、たいがい「オチ」や「突っ込み」があります。「大らかで、洗練されたユーモア」と解釈しました。 【よしのぶ】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-10-10 13:00:46) (良:1票) |
39.子供向けかもと思いながら見始めたのだが、チェブラーシカのあまりの可愛さに思わず目を奪われてしまい、とても癒される気持ちになった。日本語版で見たのだが、吹き替えの大谷育江の声がなんとも絶妙で、より可愛さに拍車がかかっていて思わずはまってしまいそう。パペットアニメの手作り感も素晴らしく、ピクサーが作るようなCGアニメも嫌いではないが、こういうアナログ感ただようアニメはなにかCGにはない魅力があって好きだ。またこの映画は、オムニバス3話(特典映像として収録されているエピソードも含めると4話。)とも人間誰しもが持つであろう寂しさや悲しさといった孤独感や切なさというものを描き、登場するキャラクターたちに癒されながらも見終わって深く考えさせられる作品になっていて、ただのキャラクターものに終わらない奥深さがあり内容的にもじゅうぶん見ごたえのある映画だったと思う。それから、もう一度いうけど、やはりチェブラーシカがたまらなく可愛い。映画の評価は8点というところだけど、このたまらない可愛さにもう1点プラスの9点。 【イニシャルK】さん [DVD(吹替)] 9点(2009-08-10 18:51:27) |
38. 4話まとめて70分。それも1969年は第一話で、残りは数年おき、一話分の収録時間も全く不規則の反則作品です。 ですが、アニメに興味がない人も観賞価値は十分あります。 ロシアの笑いって関西(吉本)系のセンスがあるのでしょうか? 大人でも笑えるし、ほのぼのとしています。 マニアが存在するのは当然です。 けど、本作が映画として扱われているのが少々疑問です。 【クロエ】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2009-08-10 18:01:41) |
37.《ネタバレ》 NHK教育でやってそうなアニメ。ある目的を達成するためにしたことが、その過程で達成されていた、など教育的要素が存分に入っている。工具を盗むのはどうかと思ったが。にしても、チェブラーシカの魅力が一番。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-06-12 14:49:28) |
36.南の国からオレンジの箱に入って到着し、いきなりかわいいロシア語を話すチェブラーシカって、もしかして天才かな? チェブを肩に乗せ、すべてをよしとし、すべてを受け入れながら生きていくワニのゲーナ。寒々とした風景をバックに社会への風刺もそっと取り入れながら、二人の旅はいまようやく始まったばかりです。 【きのう来た人】さん [DVD(字幕)] 10点(2009-01-20 07:03:33) |
【からいもの】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-12-14 12:43:34) |
34.ぷかぷかと宙に浮かぶ、シャボン玉の質感までもが素晴らしい。 【凛】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-11-02 00:24:36) |